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AKB48~「セーラー服を脱がさないで」の論理。
2010.02.18|iwamura
AKB48の人気がとどまるところを知りません。
新曲もARASHIに並ぶ売上だそうで、「桜の栞」初日23万枚だそうです。これは今の時代スゴいことで。
個人的に人気の秘密の①としては、やっぱり「握手会」だと思うんですよね。その「近さ」「応援してる実感の得やすさ」。
※これちっちゃくてみずらいなー(拡大画像リンクこちら)。
「握手」って、あまりに基本と言えば基本だが、「テレビに出てる綺麗なあのコ」じゃなくて「俺が応援してる大好きなあのコ」に、ボディタッチで一気に近づくと思うんだよなー。
そして、やっぱりハロプロ(モーニング娘。)さんとの大きな違いとしては、やっぱり人気の秘密その②「学生なカンジ」にあると小生は思うのだがどうだろう。
セーラー服とガクラン、あるいはブレザー同士でも良いのだが、俺たちの青春に、「大好きなあのコとの両想いの関係(握手したりのボディタッチのあった関係)」の事実と言うものが、あっただろうか!(いや!ない!)
クラスで人気のあのコは、当然クラスで1~2人なわけで。。。
「失われた青春」「今現在消化不良な青春」を、「握手して応援できるあのコ」にぶつけられる。。。
これは、古くは「おニャン子クラブ」の手法であったよ(もちろん秋元さんだしね)。だって、一番のヒット曲が「セーラー服を脱がさないで」ですよ?!「脱がしちゃうぞ~」。だもんなー。これは本当にスゴい「夢の論理」ですよ。だってセーラー服脱がしたことありますか(笑)?
だから、ヲタクさんたちだけではなく、一般学生たちがあんなに熱狂した。。。
俺は、制服のあのコをずっと応援してるんだ。あのコの手、温かかったんだ。
俺たちも、セーラー服を、純愛で脱がせるかもしれない!な青春。
AKB48、横浜アリーナチケットは、3月7日販売開始だそうですよ。
モーニング力士。もしくは「力士のラーメンレボリューション」
2010.02.16|shiozawa
かつて「モーニング娘。」というユニットがありました。
いや、今もあるんですけど、プロトタイpもといオリジナルメンバーが誰も残っていないので、僕の記憶では「あった」になってしまうわけです。
関係者およびファンの皆様、すまん。
先輩の車で国道7号を疾走中、FMから流れる「LOVEマシーン」!
思わずフリをつけてしまう車内の馬鹿学生2名!
日本の大学教育はどうなっておるのだ!
おお、対向車のメガネ君もサビの「Wow! Wow! Wow! Wow!」だ!
さては君も同じラジヲを聞いているな!
聴取率何%行ってるんだ!
・・・昔日の思ひ出はセピア色で、そしてこそばゆいですね。
さて、色んな意味でモーニング娘。さんの方向性が確立されたのが「LOVEマシーン」であるなら、その直系に当たる曲は「恋愛レボリューション21」ですな。(超個人的見解)
・・・
・・・日清は何を考えておるのだ(褒め言葉)。
日清といえばカップヌードル。もはやわたくしの語彙力では
・・・すげえ・・・
としかいえないこのシリーズ、さらに過去作ですが技術を結集し、
・・・マジで・・・
のこのシリーズなど、人を釘付けにすることでは抜きん出ていますよね。
プレスリーやゴルビーの合成なんぞは「・・・よく思いついたなこれ・・・」な要素もあり、演出や技術だけにとどまらないアトラクションになってます。
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しかし幼少期の刷り込みとはオソロシイもので、僕が一番好きなのは
コレ
だったりして。
ただし「カップヌードルは有名でウマイ」という大前提があることを忘れてはいけない。
「太麺堂々」のCMでは、インパクト満点ながら、逆に肝心の商品を覚えられないという欠点があったです、はい。
「ゆまち&愛奈」がメジャーデビュー!!
2010.02.10|iwamura
どうも~☆ロケットワークスのnoriです!
本日は、先日めざましテレビにも出演し、メジャーデビューを果たしたユニット「ゆまち&愛奈」の特集をしたいと思います!
2月21日(日)VenusFort 2F教会広場 14:00~
「ケインズVSハイエク」~ケインズの乗数理論がどうしようもなくしょぼいことの説明。
2010.02.09|iwamura
と、いうことで一枚の写真を見てほしい。
このおっさんは、下記動画にケインズとともに登場するおっさん。エラいひと。
謎のおっさんは、フリードリヒ・ハイエクそのひとでした。
「市場は自由なるもの」とする論理を展開した人。ケインズの有効需要の原理(公共投資大事~政府の市場介入の必要性大~の論理を展開した人)の対極にいる方ですね。
しかし、これ久々に良くできたラップだな(笑)。youtubeのブックマーク数すごかったです。
さて、でもこの動画だけや、上記二人のwikiだけではどっちがよくてどっちが悪くてってわからないですよね。ムツカシイ経済って。
それを簡単に噛んで含んで説明してくれてるサイトがあったので、一部抜粋しますね。超はしょりますけども。
国会で菅副総理兼財務大臣が「乗数」についての質問にぜんぜん応えられなくてしどろもどろになってしまい、方々からものすごくdisられているようです。
この話題はネットではすでに消化されてしまい旬が過ぎてしまったようですが、今日は経済学の勉強ということでこの乗数理論(Theory of Multiplier)をじっくり学びましょう。
僕はこのケインズの乗数理論が日本をこのような苦境に追いやったのではないかと思っており、大変に危険なものだと認識しています。さて、乗数(Multiplier)です。
政府が公共事業をしてG円使うとしましょう。
そうするとこの公共事業を受注した会社にはG円の売り上げが発生します。
この時点で当たり前ですがGDPはG円増えます。そしてこの乗数理論はどのマクロ経済学の教科書にも載っているし、公務員試験にも出るので、日本の法学部出身の政治家や官僚はこれが大好きです。
何といっても無限等比級数が出てくるあたりが何となく高級そうな理論にみえて、不景気になると得意げな顔してケインズの乗数理論を使って公共事業を連発します。
よーし、瀬戸内海にもう一本橋つくっちゃうぞー、とかいってるの。
もう見てらんない。
だいたい政府がお金を使えば芋づる式にどんどんGDPが増えるんだったら世界の貧困問題はとっくに解決しているんじゃないのかという疑問が、ふつうの知能を持っていればふつふつとわいてくると思うんですけど、なぜか法学部出身の政治家も官僚もそういうことがさっぱりわからないようなのです。
政府が金使えばGDPがどんどん上がるなんてまるで魔法じゃないですか。さて、これからこの乗数の話の何がインチキかというのを見ていきたいと思います。
まず、政府が無理やり投資したことによって、失われた何かが見えていないことです。
政府が投資をするために、国債を発行して市場からお金を調達します。
つまり、民間が何かに投資したり消費したかもしれないお金を、政府が勝手に使ったわけで、その分の民間の支出が減っていることがあり得ます。
つまり、民間が自発的に引き上げることができたGDPが政府支出に変わっただけかもしれないのです。しかし、乗数理論のもっともお馬鹿なところは、時間軸の考察と将来負担の概念がすっぽり抜け落ちていることです。
景気対策に政府が財政支出をするということは、国債を発行するということです。
国債は将来の税金の先食いなので、将来時点でいつかは増税してつじつまを合わせなければいけません。法学部出身の日本の為政者たちは、景気が悪くなったら赤字国債を発行して財政出動するということを過去20年間繰り返してきました。
その結果、日本はまったく経済成長せずに途方もない借金が積み上がったのです。
景気対策で財政出動し、その効果が切れたきにその痛みを打ち消すためにさらに財政出動をするという悪循環は、まるで麻薬中毒者が麻薬の禁断症状の苦しみに耐えられず次々と強い麻薬を打っていようです。そして、今とうとう麻薬がなくなってしまおうとしています。
※金融日記より抜粋
「麻薬は楽しく、ほどほどに。」
ということですね。
ヘンな意味ではなく、小生は個人的に「酒」も麻薬の一種だと思っているが、ほどほどが大事。キライな人もいるけれども、必要なトキだってあるさ。
それはヘロインは麻薬だけれども、末期がんの患者さんが痛み止めに使うモルヒネはもともとヘロインなわけで。
ケインズの論理や、市場介入も必要な時はある、と、小生は思う。上の動画やコメントのように、全てが害であるわけではない。だが、市場介入(麻薬投薬)に頼りすぎるのも、またいかがなものかと。
弱ったとき、絶対的に、必要な薬。
でも、薬漬けになるんじゃなくって、家族と笑ってTV観たり、家庭農園でつくった無農薬トマト食べたり(自然に任せて)という側面も、経済はまた大事なのだなと。
何事もバランスなのであるよ。今日もバランスよくお仕事しようでござるよ。にんにん。
国産航空機を愛したい。
2010.01.28|iwamura
時期国産航空輸送機CX-2の初飛行が、26日の大安、成功。
航空自衛隊のC-1輸送機の後継で日本が独自開発した飛行機としては最大となる次期輸送機(C-X)が岐阜基地で初飛行を行った(毎日新聞)。
C-Xは航続距離、搭載量が従来の機種より大幅に向上している。今月13日にハイチの大地震では空自C-130輸送機は4日かけて拠点の米国フロリダ州まで移動したが、C-Xではそれよりも早く到着することが可能である。大型化しているが先代のC-1と同じく短距離離着陸が可能で小さな飛行場でも問題ない。
※slashdotさんより抜粋(部分略)
エコですねえ。航空機の世界も。
効率的でエコっぽいところが、日本製の売りとして存在し、嬉しかった。
一世を風靡し、30代以上の人が「飛行機」といえばこちらだったりする。ボーイング747、通称「ジャンボジェット」。500人以上乗れるヒコーキ。
象徴的な写真だな(笑)。シャトルも運べてしまうと。
でも、このロングセラー商品も、もう生産機数としては少なくなってきている。
※wikipediaより抜粋
代わりに次世代機として期待されているのが、787をはじめとする300人を切る旅客設定の、より効率的な飛行機。
航続距離が長くなって、今まで大型機でないと行けなかったラインを、少人数小荷物でも動かすことができるんだな。エコだよな。
日経ビジネスでも、今回の次世代国内輸送機初飛行に関して、三菱重工、川崎重工、IHIの首脳によるインタビューが持たれていたが(登録必要)、とくにIHI斎藤常務のコメントが興味深かった。
乗客数が100人以下のリージョナルジェットと呼ばれる小型エンジン市場ここではうちが30%程度もシェアを持っています。後は自社で開発している乗客数30~50人向けの「エコエンジン」をどうビジネスとしてやっていくかでしょう。
航空機エンジンはもはや、1つの国で開発できるものではありません。国際共同開発プロジェクトになります。そうなっても、エコエンジンではうちが高圧系を担当し、生産シェアとしては50%ぐらいを受け持ちたい。それは可能だと思っています。
※日経ビジネスon line「航空機ビジネスの活路」より抜粋(部分略)
役割分担。国境を超えた製品開発と協力。
そうなっても。
でも、効率化やエコの部分は、日本企業の俺たちがやるんだ!と。
そうした意味で、冒頭の川崎重工さんのCX-2も、将来的な民間転用機開発の続行含め、同じことを目指されているように、小生には受け取れる。
さてそして最後に。
軽量化(運動性能効率化)と、その航続距離において、戦中、やはり一世を風靡した飛行機があった。
零式艦上戦闘機がそれである。
2次大戦戦争後期、装備や燃料、予算の低下から、それまで以上の「新規開発」を行うに及ばず、闘う手段を選べず、盲目的に突っ込まざるを得ない運命へと歩んでいった飛行機でもある。
国境を超えた共同開発、といえば聞こえはいい。
だが、やはり国内での技術や新規開発を諦めない努力や、国内外開発における切磋琢磨も、また同時に必要であると考えるのだ。
生きてゆくために。
これはビジネスでも同じことが言えるのではないかと思う。
「それでも、この国をたまらなく愛しているから。」
国産航空機開発を、応援したい。国産航空機を、愛したい。
我々の祖国のために命を賭した若者たちの命を空に仰ぎ、本日も闘う木曜日としたい。
今日はあいにくのお天気模様であるが、空を見ながら、「生きるために」を考える日があってもいい。