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ハイエナの糞石に最古の人類の毛髪?
2009.02.11|umiushi
最新の研究によると、南アフリカの洞窟で発見されたハイエナの糞の化石から、最古の人類の毛髪と思われる繊維が見つかったという。
なにやらのっけから不穏な記事ですが、どうもそういうことらしいです。
現代のカッショクハイエナは、育児中にヒヒなど大型の哺乳類を襲うこともあることが知られている。しかし、通常は死骸を食べる腐食動物である。そのため、研究チームでは、今回の毛髪はハイエナが偶然出会った人類の死体のものであると考えている。
とのことで、ハイエナにとってはヒトだろうがカバだろうが、肉が落ちてれば食べるのは当然でしょうか。
とぼけた顔して実はおっかないハイエナ
古いヒト化石に、どうも肉食獣にかじられたらしい跡が残ってたりすることもあるらしいですし、
実は太平洋戦争直後の東京都でも、野犬に襲われて気絶した女性がそのまま食べられてしまった、というおそろしい事件がありました。
ふつうのヒトがガチンコでケンカしても、よくて中型犬が互角らしいですし。
丸腰のヒトというのも弱いんだなあ・・・というのが感想です。そのぶん、脳みそでカバーしてるんですね。
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究極のヒト=エサ話といえば、やはり食人ですね。縄文・弥生期の人骨にも食人の跡があるらしいですが、ニューギニアで食人族を調査した例によると、
「何故食べてはいけないのかわからない」
と言われたそうです。
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・・・確かに食べるのは
捕まえた他部族の捕虜、とか
一族の偉い人が死んだとき、同化するためにその一部を
だったりするから、別に身内の和を乱すわけでもなく、説得は不可能でしょう。
うーむしかし、価値観の多様性、で済ましていいんだろうか。
女王陛下のキス
2009.02.05|umiushi
またしても戦争ネタかつ模型ネタですが、
先日の記事で「マンガ肉」をご紹介した際に、ふと心に浮かんだものがありました。
どんな過酷な状況であっても、腹は減ります。
で、過酷な状況といえばやっぱり戦争です。
ナチス党の極悪非道ぶりはちょっと脇においといて、当時の軍隊としてのドイツ軍というのが結構兵隊思いというか、身内には優しいというのか、
「どれだけ激しい戦場であっても、三食あたたかいシチューを(※)」
という精神のもと、パン焼トラックとかソーセージ作成専用車まで備えて、かなり充実した戦闘食を供給してたらしいんです。
そこでこちら、世界のタミヤがお送りする
第二次大戦中のドイツ軍によって広く使われた野戦炊事車と兵士を再現したプラスチックモデル組み立てキットです。調理材料や各種容器、非常食などが積み込まれたリンバーと後部に接続される大型シチュー鍋やコーヒー沸かしを備えたトレーラーによって構成される野戦炊事車のクラシカルなスタイルをリアルに再現。 リンバーとトレーラーは着脱できます。食事の配給を受ける兵士2名と調理兵2名の合計4体の人形も表情豊かな仕上がり。牛乳缶や炊飯容器、パン、チーズ、 りんごなど豊富なアクセサリーもセットしました。
うーむ、誰が買うんだこんなの・・・
と思うんですが、僕も買ってしまって積んであるので人のことは言えません。
やっぱりこういう、戦闘中のひと時、みたいなのも魅力的なんですよね。
(※)翻って旧日本軍は・・・というと、あまりにシャレにならないので省略
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ところで、世に言うフィギュアのカテゴリに入るんでしょうか、食うもん食ったら出るもん出る、というわけで、同じくドイツのSSを立体化した海外メーカーのこちら
Things to Do
直訳するなら「するべきこと」、超絶意訳では「もう我慢できない!」
・・・特に一次大戦あたりだと、まだかなり平和というか牧歌的なエピソードも多いですね。現代の感覚だとあんまり本気で「戦争」してない感じで。こちらのサイトによくまとまっています。
信じられないが、本当だ
(読みふけり注意!)
いやあ、昭和天皇の記憶力といったら・・・
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上のサイト以外では、個人的に(戦争ではないけど)このエピソードが最高ですね。
女王陛下のキス
これは文藝春秋2000年11月号に掲載された阿川弘之氏の文を要約したものです。
2000年7月4日、20世紀最後のアメリカ独立記念日を祝う洋上式典に参加するため、世界各国の帆船170隻、海軍の艦艇70隻がニューヨーク港に集結した。
翌日の5日に英国の豪華客船「クイーンエリザベス号」が入港してきたのだが、折悪しくも2ノット半の急流となっていたハドソン河の流れに押された巨大な客船は、あれよあれよと言う間もなく、係留中の我が海上自衛隊の自衛艦「かしま」の船首部分に接触してしまったのである。
着岸した「QE」からすぐさま、船長のメッセージを携えた機関長と一等航海士が謝罪にやってきた。
相手の詫び言に対応した「かしま」艦長はこう答えた。「幸い損傷も軽かったし、別段気にしておりません。
それよりも女王陛下にキスされて光栄に思っております」これが何千人もの船乗りたちの間で大評判になり、ニューヨークだけでなく、ロンドンにも伝わって「タイムズ」や「イブニング・スタンダード」も記事にし日本のネイバル・オフィサーのユーモアのセンスを評価する声が高かったそうである。
「かしま」艦長、上田勝恵一等海佐の対応の見事さは勲章ものではないでしょうか。
「係留中の他国艦に接触」というのは、じつはそれだけで攻撃されたり、もっと言えば宣戦布告されてもおかしくないような無礼な行為らしいです。野暮なので補足はこの辺にしますけど。
カテゴリ:ご飯
“骨付き”「ギャートルズ肉」、2月9日「肉の日」に限定発売
2009.02.03|umiushi
<はじめ人間ゴン>“骨付き”「ギャートルズ肉」、2月9日「肉の日」に限定発売
故・園山俊二さんのマンガが原作のアニメ「はじめ人間ゴン」に登場した骨付き肉を商品化し、2週間足らずで1300本が完売した「ギャートルズ肉」が「肉 の日」の2月9日、「エスケー食品」(神戸市西区)の販売サイトで再販されることが分かった。「肉」をもじった2929本の予約限定販売。1本2079円 から。
何が遅報かというと、前回の発売のときにスルーしたことです。
しかし有無を言わせぬこのビジュアル、
大きくなれよ
とか
わんぱくでもいい、たくましく育ってほしい
の直撃世代としては、企画時点ですでに外せないオニキュー!であります。
(それにしても、こうしてみると丸大食品のCMは偉大だ)
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ちなみにこのマンガ肉、数は少ないですが、店頭で出していたお店もあるようですね。
たとえばこちら京都の
暖・包(ヤンパオ) さん
このマンガ盛ご飯といい、分かってるお店だ。
ファーストフードの雄、ドネルケバブ
2009.01.21|umiushi
イスラエルに対する抗議として、アメリカ資本のファーストフード(だけでもないけど)の不買運動が起こっているとか。
海外で盛り上がるイスラエル不買運動 マレーシアではコカ・コーラの提供を飲食店が中止
(ああ、昔にもどりたい さんより)
ファーストフードというとハンバーガーにフライドチキン、そのあたりが代表ですよね。あまり具体的な企業名を挙げるのはマズイ気もしますが、どうやらケンタッキーは対象ではない模様。
ときに、フライドチキンはアメリカの黒人にとってのソウルフードでもあります。
貧しい黒人たちは、安い揚げ物しか食べることができなかった。何故揚げ物が安いかというと、材料が少々いたんでいても高温で調理するので殺菌できるのと、スパイスでにおいをごまかせるから。ふだんは無邪気に食べているフライドチキンですが、なかなかに哀しい歴史も持った食品です。
ケンタッキーのチキンはむしろ贅沢品な気もしますが
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そういう湿っぽい話をマクラに申し上げるのも心苦しいのですが、日本ではまだ本格的に資本が入っていないファーストフードがございます。
それが表題のドネルケバブ。
パンにはさんだり、ご飯に載せたり
ケバブの定義はいろいろややこしいようなので、解説はWikipediaさんにお任せするとして、基本的には味付け肉をあぶってそぎ落とし、パンやライスにのっけていただくわけです。僕の友人など、一発でハマってしまいました。
たとえばわたくしがちょくちょく食べるケバブやさんがこちら、
お肉の味付けとソース、野菜のバランスが絶妙でございます。ちょっと小腹が空いたときに食べたりしますが、じっさいは結構ボリュームがあるため、けっこうおなかいっぱいになります。
なお念のため、僕がよく行くのは秋葉原店ですが、このねーちゃんに会ったことは無く、いつも同じ兄ちゃんがやってることを申し添えておきます。
メニューはリンク先をご覧いただくとして、個人的にはブルーチーズがオススメです。
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他にも
モーゼスさんのケバブ
とか(線路反対側のガード下にも店舗あり)、
スターケバブ
なんかも有名かつ美味しいですね。
大都市にしかないかもしれませんが、ケータリングのお店もありますから、見かけたら食べるべきファーストフードだと思ってます。食べなさい食べなさいぜひ食べなさい(小泉武夫ふう)。
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注意点は、たまに羊肉の店があるってことですね。こちらのほうが本場っぽいですが、羊が苦手な方はご用心ください。