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チキンタツタ、売れすぎで販売終了
2009.10.09|shiozawa
社長の「なんでもいいから書いてね」というご好意にどっぷり甘え、
あれが食いたい、これが食いたい
と、当ブログにてショージ君のように呻いているわたくしumiushiですが、マクドナルドをメインに取り上げたことがないんです。自分でも意外ながら。
期間限定復活の『チキンタツタ』、“売れすぎて”予定より早く販売終了
日本マクドナルドは8日、現在期間限定で発売している『チキンタツタ』を当初より5日間前倒し、10日に販売終了すると発表した。販売見込計画に対して約 1.5倍となった好評な売れ行きを見込んでのことで、パティやバンズなどの資材の在庫状況と今後の販売予測を考慮して決定した。これにともない、この次に 販売を予定していた『グラコロ』、『チーズグラコロ』は、5日間前倒して11 日から販売するほか、「お詫びと感謝の気持ちを込めて」(同社)12月中旬から再度、『チキンタツタ』の期間限定販売を実施する。
記事中にもありますが、えらい人気メニューなんですね。僕も先日「マック行くか」なノリのときに、懐かしいので食べてみました。
・・・なんだか昔と味が違うような・・・
どちらかというと「仕方ねえからマック行くか」な今と、「え、マクドナルドに行くの!?」と、名前も略したりせずにコーフンしていた幼少期を比べるのも無理ですが、やっぱり一種の追憶の味なんですかねえ。
いや、美味しかったんですけど、食べる僕の方が大きく変化してしまったんでしょうね。
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さて、マクドナルドといえば、誰でも知っているような世界的企業です。
オリンピックでも、公式レストランだったりしますし。
日本語CMが見当たらなかったので、ピタゴラスイッチのパクr北京のを
しかし、公式「レストラン」と言われると、ちょっと違和感があります。
あまり批判する意図があるわけではないのですが、どうしても、よくも悪くもファーストフードの代名詞であったり、「安かろう」なイメージがつきまといます。
そんなこんなでこのニュース。
ルーブル美術館にマクドナルド出店へ 反発や批判招く
フランス進出から30年を迎えた米系ファストフード店マクドナルドが、パリ市内のルーブル美術館の正面入口地下に位置するショッピングモール「Carrousel du Louvre」に出店する。
海外メディアが高い関心を示すなか、フランス国内のメディアは、「モナ・リザ」などの著名美術品を多数所蔵し、世界的権威を誇る同美術館とファストフード 店の組み合わせに反発。ウェブサイト「Louvre pour tous」(みんなのルーブル)は、マクドナルド出店を「悪趣味」だと批判し、同美術館の上層部が出店を差し止めなかった結果、「フライの匂いがモナ・リ ザの鼻先まで漂ってくるだろう」と述べた。
(後略)
日本で言えば、正倉院の目の前に吉野家を出店するようなもんですかな。
たとえばローマなんかでは、マックのロゴの赤が鮮明すぎるとかで、シックな色に変えてようやく出店できた、とか、ヨーロッパではあまり歓迎されないことがあるようですね。日本も京都なんかは看板の色が違ってたり。
僕も田舎の生まれなので「おらが街にマクドナルドができた!」というヨロコビもわかるのですが、今にして思うと、「ただの地方都市」になっちまった悲しみに今日も風さへ吹きすぎる。
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話は二転三転いたしますが、インドでもこのような計画が。
【インド】マクドナルド、3年間で120店舗を新設へ
3日付のビジネス・スタンダード紙(2面)とファイナンシャル・エクスプレス紙(5面)によると、マクドナルドは今後3年間で最大50億ルピーを投じ、 120店舗を新設するという。コンノート・プラザ・レストランとハードキャッスル・レストランとの合弁事業(JV)会社を通じて、毎年40店舗を新設す る。現在の店舗数は170店舗。
デリーに本社を置くコンノート・プラザ・レストランは、国内北部と東部で90店舗を運営。ムンバイを本拠とするハードキャッスル・レストランが西部と南部で78店舗を運営している。
マクドナルドはまた、午前7-11時の間、全店舗でモーニング・メニューを提供することも発表した。
多数を占めるヒンドゥー教徒にとってみれば、ウシを食うなんてとんでもない!
ので、ブタさんなどで代用しとるという話ですな。
これがまたイスラムでは逆に、ブタ肉アウト、というんだから面倒だ。
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ときに、最初にご紹介したチキンタツタや、月見バーガーなどは日本独自開発だそうですが、同じく日本発で、今や世界的スタンダードメニューのこちら、
てりやきマックバーガー
(最初に作ったのはモスバーガーですが)
ジパング発ということで、複数の国で「サムライバーガー」「ショウグンバーガー」というらしいですが、やっぱり日本ってチョンマゲにカタナのイメージなのか・・・
「ラーメン二郎」という食べ物
2009.10.07|shiozawa
ラーメン、という食べ物があります。
源流はもちろん中華料理ですが、日本で異形の進化を遂げてしまい、いい意味で全然別のものになってしまった食品ですね。
まあわしらジンルイも、5億年前は
こんなん
だったわけですし。閑話休題。
日本人の舌に合った味になっているだけあって、大抵の方は不意に「ラーメン食いたい!」という瞬間が訪れるかと思います。
「ラーメン激戦区」「家系」などなど、ラーメン業界独自の用語も生まれているわけですが、中にはさらに進化してしまったものもあります。
それが「二郎」。
僕も最初は友人に誘われて食べましたが、なんというかこう、妊婦のような腹になってしまいました。スープまで完食するからですけど。
しかしこの二郎、量だけでなく、味も独特で、熱烈なファンを獲得しており「ジロリアン」などと言われたりします。
かく言う私も、一度食べると「もう食わん!」と思うのですが、一月もすると不意に食べたくなったり。かの名言
『二郎はラーメンにあらず、二郎という食べ物なり』
が身に染みますな。
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さて、ではそういうラーメンは二郎だけか、というと、そうでもない。
僕としてはやはり
も推したい。クソど田舎の中学生時代、学区内にラーメン屋どころか中華屋が一軒もないようなところですが、国語の宮澤先生(誰だよ)が、
テンイチは美味いぞ。スープがどろっどろでな、こってりしててな・・・
と、尊い教えを授けてくださって幾星霜、初めて食べたときの衝撃と言ったら、
もうこの動画は持ちネタで行くのだ
実は先日も、高校の先輩と食べに行ったばかりでして、くじ引きでストラップ当たったりしちゃったりなんかして、それはともかく、
やっぱりおいしゅうございますね。メタボ?成人病?知らん!
これらは既に、ラーメン、というより、
- 二郎
- 天下一品
という名の、新しい食品でしょう。
というか、二郎も天下一品も、常習性ありすぎ。麻薬でも入ってるんじゃないのか?
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ちなみにもう1つ、最初のラーメンブームのころ、有名店の店主に聞いた「美味しいカップラーメンは?」というアンケートでブッチギリ一位だったのがこちら、
ごん!
みなさん異口同音に曰く「あれは『カップヌードル』という食べ物だ」だそうです。
・・・しまった、腹が減ってきた。
無農薬すぎるりんごと美人過ぎる市議の駅弁
2009.09.19|umiushi
青森が今、燃えておるようです。
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青森といえば、りんご。誰がなんつってもりんご。
オレ信州出身だけど、りんご。
国内のりんご生産量は、青森県が半数を占めております。乱暴に言えば、売ってるりんごの2コに1コは青森産ってことですな。
ちなみに長野はその半分、全国の1/4でございます。信州人以外にはまったくどうでもいい情報でございますが。
そのリンゴについて、えらいことが起こったようです。
【フォーカス】“奇跡”の無農薬リンゴ栽培に成功 青森の木村秋則さん
「農薬で作る」といわれるほど病害虫が多いリンゴ。無農薬、無肥料でのリンゴ栽培は「奇跡」と称される。だが、あくまで自然栽培にこだわり、国内で初め て成功させた生産者がいる。「リンゴ王国」青森県弘前市のリンゴ農家、木村秋則さん(59)。収入のない日々、奇人、変人扱いされながらも数々の苦難を乗 り越え、今では自然農法の第一人者として国内外で指導している。
地元弘前大学の先生も
農薬散布と肥料が常識とされるリンゴ栽培で、不可能を可能にした栽培方法を確立したことについて、弘前大農学生命科学部の杉山修一教授は「恐らく世界でも初めてではないか。すごいことだと思う」と驚きを隠さない。
「常識的にやったことがないので学問的にも遠いところにある」(杉山教授)ため、いまだに無農薬、無肥料栽培の科学的なメカニズムは解明されておらず、農水省や同大などが現在も調査を続けている。
だそうで、うーむ。
問題は「流通に乗りにくい」ということでしょうね。コストや生産量の面で。
ただ、1つ言っておきたいことがありまして。
この木村さんがそうだ、というわけではないですが、無農薬ってヘタにやると、害虫がわんさか発生して、周りの畑にも被害を及ぼすことがあるらしいです。
「無農薬だからいい」というのは、その通りだと思うんですが、あまり「無農薬有機栽培原理主義」に陥るのはどうかと思います。農薬や化学肥料ってのは、ある意味「仕方なく」使ってる面もあるわけですから。
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さて、もう1つ。青森といえば藤川市議。誰がなんつっても藤川市議。
いや、津軽を取り上げたら南部も取り上げないといかんでしょう。
メシに多大な興味を寄せるわたくし、八戸といえば、駅弁コンクールで金賞を獲得した
がまず浮かびます。旅のお供に日本酒の小瓶とともにお買い上げいただけば、その魅力がお分かりになるかと。
閑話休題。
本題の「いちご煮」ですが、
いちご煮(いちごに)とは三陸海岸周辺の伝統的な料理で、ウニ(キタムラサキウニ、エゾバフンウニなど)とアワビ(ツブ貝等で代用されることもある)の吸物である。赤みが強いウニの卵巣の塊が、野イチゴの果実のように見えることからこの名が付いた。
「いちご」という優しい名前に反して、えらくゴージャスな料理でございますな。僕も一度だけ食べたことありますが、なんと言うかご先祖様に申し訳なくなる美味しさでございました。
それが駅弁で食べられる!藤川さんのブログでも詳細なレポートがありますが、
藤川ゆり市議、ブロマイド入り駅弁を発売
美人すぎる市議として人気の青森県八戸市の藤川ゆり市議(29)が監修し、自身のブログ「いちご煮日記」の名前をつけた駅弁が発売されることが16日、 分かった。その名も「藤川優里のいちご煮日記 第一章」で、八戸の郷土料理「いちご煮」をベースにしたあんかけをかける弁当だという。藤川市議も「女性目 線でヘルシーさにもこだわりました」とPRしている。
むふー食べたい。
問題は「今のところ八戸に行く用事がない」ということでして・・・誰かレポートしてください。(投げっぱなしでフェードアウト)
バーガーキングが激辛具合でもキングな件。
2009.09.16|umiushi
大量生産のものって、いいとか悪いとかじゃなくて、どうしても最大公約数的なクオリティになりますよね。
たとえば一般兵でも扱えるザクは、少佐あたりには物足りない性能ですし。
いきなりアレな例えでなんですが、食べ物でも似たようなことがありますね。「激辛」と銘打っても、実はそこまで辛くない、とか。
そんな中では、モスバーガーの今は亡き
スパイシーシリーズ
が割と本気でスパイシーなことに賞賛を惜しまなかったわたくしですが、
(なんでハラペーニョソースに統合なんだよう・・・)
バーガーキングも本気出したようです。
バーガーキングってまだあんまり店舗が多くないので、ひさびさに行ったらえらいメニューが。ご存知の方も多いかもしれませんが、
Angry whopper
まず、その名前はなんだ。(なんとキャンペーンサイトまで)
2辛以上は追加料金とのことで、金欠病という不治の病に冒されているわたくしumiushiは、迷うことなく基本料金の1辛にいたしました。
辛さの元が2つありまして、1つはオリジナルのハバネロソースで、その名もアングリーソース。包み紙についたのを舐めたらスゴイことになりました。「辛味は痛覚である」というのがよく分かりました。
そしてもう1つが、ハラペーニョ。これがシャレになってない。
ソースとハラペーニョの二段構えってのは、モスの旧スパイシーシリーズと一緒ですが、ハラペーニョ厚切りはやめてくんないか。
・・・美味いんだけど、思い出しただけでも体がカッカしてくるですぞ。1辛でこれなんだから、マックスの5辛になったらどうなるんだろう・・・
我々は星屑で出来ている
2009.08.19|umiushi
お盆に帰省したら、胃腸を壊して悶絶していたumiushiです。
くそう、五平餅も満足に食えなかった・・・
などという私事は置いといてですね、
表題は故カール・セーガン博士の有名すぎる名言でございます。
どういうことかというと、我々の体は有機物で出来ている。そして有機物を構成するヘリウムより重い原子はすべて、数十億年前にどこかの星が超新星爆発して撒き散らされたものである、と。
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では有機物はどこでできたのか、というのも面白い問題でして、そのひとつの可能性が
宇宙からアミノ酸のかたちでもたらされた
というやつです。
「生命の源」発見=彗星のちりにアミノ酸-NASA
【ワシントン時事】米航空宇宙局(NASA)のジェット推進研究所は17日、彗星(すいせい)探査機スターダストが採取したちりから、生命誕生に欠かせないアミノ酸の一種グリシンを初めて発見したと発表した。
スターダストは2004年1月、ビルト第2彗星に接近し、ちりを採取。NASAの研究者が分析した結果、グリシンを発見、16日にワシントンで開かれた学会で研究成果を発表した。
生命の誕生には、タンパク質を構成するアミノ酸が不可欠。NASAの研究者は「彗星におけるグリシンの発見は、宇宙に生命の源を構成する物質が存在するという考えを裏付けるものだ」と述べている。
我々は星屑で出来ているだけでなく、星の落とし子でもあるのかも知れませんね。
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ま、話としては誠にキレイなのですが、彗星も地球に落下するとえらいことになります。
たとえばこちら、木がなぎ倒されてますが、
ツングースカの大爆発というこの事件、犯人は大気圏に突入したエンケ彗星のカケラではないかとも言われております。