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2011年輝いた女性!武井咲!
2011.12.11|iwamura
みなさんも一度は見たことがあるでしょう!
CM・ドラマに引っ張りだこのこの女性!
武井咲さん!
ちなみによく間違えるのですが、この名前の読み方は独特なんです!
「タケイ サキ」⇒×
「タケイ エミ」⇒○
そうなんです、武井咲(タケイエミ)さんです!
※ちなみに咲(エミ)という名は本名だそうです!
武井さんは今年1月に“月9”ドラマ『大切なことはすべて君が教えてくれた』(フジテレビ系)にレギュラー出演!
後に、『アスコーマーチ~明日香工業高校物語~』(テレビ朝日系)では主演に抜てき!
ドジだけど一生懸命に努力する主人公を熱演!
多くの反響が生まれました!
来年には大河ドラマ『平清盛』や映画『るろうに剣心-明治剣客浪漫譚-』など注目作への出演も決まっていて、来年も武井さんの注目度は上がっていくでしょう!
※るろうに剣心-明治剣客浪漫譚-の神谷薫役を熱演!
来年の最も注目の映画の1つです!
そしてそして、注目の武井さんアーティストとしても活動を始めました!
デビュー曲!「恋スルキモチ」!!
この曲はGLAYのTAKUROが書き下ろした冬ラブバラード!
武井さんはGLAYの大ファンとの事!(小生もですが。。。)
また、12月14日発売のCDの特典として、武井咲の誕生日に本人に会えるイベント開催も発表されている!
そして、「恋スルキモチ」のうち100枚が、直筆サイン入りとして混入されているとの事!
関係者によれば、このCDを入手できる確率は1000分の1!!
今回の件について武井さんは「デビューシングルCDが完成しました。いっぱいの気持ちを込めて作った作品ですので、出来上がったCD盤を実際に見て本当に感動しています。今回は100枚だけですが、1枚1枚に皆様への感謝の気持ちを込めてサインを書かせていただきました。このCDを手にされた方へ、その気持ちが一緒に届くことを願っています」と話している。
※引用元:Searchina
今後も注目される事間違いなしの武井咲さん!
弊社ブログでも注目していきたいと思います!!
セブンスポット開始!
2011.12.10|saito
こんにちわ!
齋藤です。
弊社でも専門店(ロケットワークスストア、ロケットスポーツ)を出している
セブンネットショッピングのIDで、無線LANを利用する事ができる
セブン&アイのサービス「セブンスポット」がついに始まりまりました。
使える系列店は、下記。
だいたいどこの地域にもある店舗でばかりですね。
無線LANが使えるだけではなく、期間限定のコンテンツも展開をしています。
たとえば・・今、大人気のAKB48!
毎日変わる壁紙がプレゼントされるという、このサービスに力を入れまくってる
のが伝わってきます。
ただ利用できるだけではなく、アクセスした方にクーポンが当たったり、
アフィリエイトのように広告を展開するなど、セブン&アイの価値が、
さらに上がりそうな予感です!
このマークのある店舗で利用できる
ノートPCやスマートフォンなど、無線LAN対応機器で利用できる無料のアクセスポイント。利用には会員登録(無料)が必要で、同社グループのネット通販「セブンネットショッピング」の会員IDでも利用可能だ。
1回につき最大60分間の利用が可能で、1日に3回までアクセスできる。ニンテンドーDSシリーズの通信機能を使った「ニンテンドーゾーン」にも対応。限定コンテンツも随時配信する。
まず東京23区内のセブン-イレブン約700店舗、イトーヨーカドー22店舗、西武池袋本店、デニーズ約50店で利用可能。来年2月末までに東京23区内で1300店舗、2013年2月末までに全国1万4000店舗へ拡大する計画。利用可能店舗には同サービスのロゴマークが掲示されている。
サービスは、NTT東日本の「フレッツ光」を店舗に導入することで提供している。
サービス開始を記念し、23区内のセブンイレブンで「NEWラブプラス」(ニンテンドー3DS)のキャンペーンを実施。同ソフトの体験版を8~21日に先行配信するほか、特製ステッカーがもらえるスタンプラリーの実施や、オリジナルプリペイドカード販売を行う。
itmediaさんでもとりあげられてました。
今後も飛躍し続けるセブン&アイに注目です!
(ロケットワークスストア、ロケットスポーツも要注目ですよ~)
最後に海外の方が、自主制作をしたクオリティが高すぎる「実写版ナルト」の
動画をご覧ください。
このクオリティだったらちょっと見たいかも・・・・
ありがとうございます。
アメリカンフットボールが楽しい
2011.12.06|umiushi
どうも、umiushiです。
僕の好きな野球はメジャーも日本も終わってしまい、これから冬の間何を楽しみにすればいいのかと飲んだくれて途方に暮れていたところ、NFLの中継やってました。
うむ、小学校低学年の時、担任の前沢先生(誰だよ)におススメいただいて以来20ウン年、ようやくその面白さが分かってきました。
テネシータイタンズ、の、チア
アメフトファンや、学生時代アメフト部だった方には何を今更でしょうが、ぼくも前沢先生(誰d)の意志を継いでご紹介しちゃいたい所存です。
「フィールドにいる人間で、ルール全部理解してるのはレフェリーと両QBだけ」
なんてギャグを聞いたことあります。確かに一見フクザツなルールではありますが、
ボールを起点にした陣取り合戦
と思えばすごく納得。ていうか武器無いだけでマジ合戦だろこれ。
■はじめに
4回の攻撃権で10ヤード進む=DOWN(ダウン)制。これがアメフトの最も基本的なルールとなる。オフェンスにはまず4回の攻撃権が与えられ、その4回 のうちに10ヤード以上進むと、新たに4回の攻撃権が与えられる。オフェンスはそれを繰り返しながら相手エンドゾーンを目指し、TD(タッチダウン:6 点)やFG(フィールドゴール:3点)を狙う。逆に、4回のうちにボールを10ヤード以上進めなければ、その時点で相手チームに攻撃権が移ってしまう。言 いかえれば、野球でいう3アウトが、アメフトでは4アウトになっているといえる。※ 10ヤード=9.14m
とか、すごく分かりやすい。
(野球で例えられると分かっちゃうわたくしも、いいかげん『にっぽんのおじさん』でありますね)
後ろにしかパスしちゃいけないラグビーのマゾ的ルールよりも自由度高いし(全世界のラガーマン、すまん)、アメフトの観戦自体が
NFLの試合はゲーム以外にも様々なエンターテイメントに溢れています。ファンたちは老若男女を問わず自分の応援するチームのグッズを身にまといスタジア ムにやって来ます。駐車場は試合開始の何時間も前からバーベキューなどを楽しむファンたちでごった返します。この「テイルゲイトパーティー」と呼ばれる習 慣はNFLのゲームが行われるスタジアムならばどこでも見ることができます。試合前の国歌斉唱やハーフタイムショーには有名スターたちも出演することもあ り、見ている人たちを飽きさせることはありません。また、色とりどりのユニフォームや、試合を盛り上げるチアリーダーも試合に一層の華を添えます。
盆と正月が一緒に来て親族総出で焼き肉始めちゃったレベルで楽しそう。
で、アメフトといえばチアリーディング・・・
何と、日本人チアリーダーがおったのか。
これは試合云々以外にも、お子様はその迫力に、お母様はオスのフェロモンに、お父さんはチアで以下略もとい、上記引用や過去の記事にもありますが、エンターテインメントとしても上出来でございますね。
———–
どうしても写真では迫力というかパワー優先になっちゃいますので、こちらの動画でシメるべきでしょうな。
合成って話もありますが、だとしても動画と割と変わらないレベルなんでしょう・・・なんていうかこう、
を地で行っております。趣味に走ってすいません。
ところで一方、日本人としては、Xリーグにも注目しつつ、本日は退散いたします。
"タブレットPCでの教育"について考えてみた。
2011.12.02|shiozawa
日本の学校の現場にも “タブレットPC”が積極的に取り入れられてきているようです。
■学校の情報化、1300台のタブレットPCで――MSと和歌山市が連携事業
マイクロソフトと和歌山市は10月5日、和歌山市における学校の情報化を目的に、連携で事業を行うと発表した。
タブレットPCを活用した児童の学力向上に関する共同研究と、ICT活用による教員の指導力向上に取り組む。
和歌山市は、PCを生かした教育環境とその効果について実証研究を行う「NEXTプロジェクト」に賛同。
その一環として、ペン入力式携帯コンピュータを活用し、基礎学力向上を図る研究を進める。
マイクロソフトは、研究アドバイザーなどを派遣し、共同研究を支援する。
引用:ITmedia
さすがに日本全国の学校にタブレットPCを配布するとまでは行かないまでも、地域によってはすでに授業で使用させているようです。
ところで和歌山市の学校の場合、
“マイクロソフトがタブレットPCを提供して教育への影響を研究する”
ということで、
マイクロソフト製の商品はまだ発売されていないので、どこ製のものを採用するのか少し気になるところです。
でも一応マイクロソフトからもが発売計画自体はあるようです。
こちらが開発中というMicrosoft製の第2世代のタブレットPC「Courier」。
引用:YouTube
本のような二つ折りのタブレットPC。
意外と違和感なさそうですし、画面がその分大きそうなのでいいかもしれません。
特に学校教育の場で、お互いにディスカッションする時などは小さいより大きいほうが便利そうです。
そして、次はアップル社製のiPadが導入された学校です。
■県立高校がiPad導入で模索する「10年先の未来型学習」
発表した生徒の画像データは、クラウドサービスの「DropBox」に保存。
生徒全員がこの画像を共有した。
情報コミュニケーションの授業では、生徒がiPad2を使って自身でまとめた資料を発表する.
続く「情報コミュニケーション」の授業では、生徒一人ひとりがiPad2を使い、自分の地元には何があり、どんなことが有名かといった内容をプレゼンテーションした。
生徒はiPad2で撮影し、ウェブを調べ、プレゼンテーションソフトでまとめた結果を発表した。ほとんどの生徒は、説明がうまく簡潔にプレゼンをこなしていく。
高校生とは思えない生き生きとした発表ぶりに驚かされた。モバイル機器を学校に導入するにあたって気になるのが「使い方のルール」だ。
iPad2は、いつでもどこでもインターネットにつなげられアプリで遊べる。
授業中にゲームに没頭する生徒はいないのだろうか。
「コンテンツには、アクセスポイントでフィルタリングを施して(校内で見てはいけないものを除外して)いる。導入にあたっては、教員がルールを決めて生徒に押しつける、ということはしなかった。生徒同士に話し合わせ、自分たちでルールを決めさせた。結果、授業中にゲームをやる生徒は全くいない」(永野教諭)。
台風上陸時に生徒に授業の有無を知らせると言った緊急連絡にもiPad2を使う。ミニブログの「Twitter(ツイッター)」の非公開ツイート機能を使って知らせている。「そういったときはこれまで学校に電話が殺到していた。ツイッターで流すことで、生徒全員にスムーズに伝えられた」(永野教諭)という。引用:日経新聞
などなど、タブレットPCによるいい効果の話がずっと述べれている記事です。
日本の教育は特に受動的になりやすいので、生徒にプレゼンさせたり、グループでディスカッションさせたりと積極的かつ自分の意見を考えさせる教育には非常にいい効果が期待できそうです。
しかし、タブレットPCによるいい効果は重要ですが私が本当に気になるのは“悪い効果”のほうです。
学習に意欲的な生徒はより新しい情報をより効率よくまとめて理解するにはいいですが、
学習に意欲的ではない生徒やそういった生徒の多い学校では簡単にインターネットの見られる環境ですと、悪い効果だけを想像してしまいます。
また、考えずにすぐインターネットで調べて表面的な情報を貼り付けたようになってしまったり、インターネットにはウソが多く混じっているので間違った理解につながってしまうリスクも考えられます。
さらにさらに、個人情報を含めた学校上のセキュリティーだったり、大学だけでなく中学校や高校でも過去問が横行したり等々。
そういった点でアメリカのこちらのタブレットPCは教育に非常に特化していると言った点で多少安心のように私は感じました。
普通にiPadを授業につかってしまうよりは。
■学校教育用認定タブレットKineoが出荷開始
学校教育用ITソリューションを提供するBrainchildは、米国の10州の学校に対し、最初のタブレット製品となるKineoの出荷を開始した。
7型Android機だが、物理的、ソフト的なセキュリティに十分な配慮されている。
教育委員会の独自判断で廉価な汎用タブレットを導入し、無償教材を提供することを優先するアプローチもあるが、Kineoは単品ではなく、全米各州の指導要領に対応したシステムとして提供されている。
Kineoは、学校での使用を意識してかなりよく考えられている。
中等教育までの生徒にタブレットを持たせるというのは、それによって発生する問題への対処法を確立しておく必要がある。
コストとパフォーマンスよりは、リスクマネジメントが問題となる。
携帯も同じだが、学校支給品で問題が起これば、直接学校の責任になるからだ。Kineoは、一般用のタブレットを使う際に問題となる、
(1)メッセージングや撮影などの機能の濫用
(2)アプリの追加や削除
(3)有害サイトへのアクセス
(4)破損・紛失
などをかなり考慮して開発され、教育関係者からの評価・推薦を得て普及、拡大しようとしている。
引用:E Book2.0
とにかく私は
“タブレットPC教育による失敗”と言うようなことが“ゆとり教育の失敗”のようにならない事を強く願っています。
ありがとうございます。
中国市場から撤退する弊社から、中国でアプリを売りたい皆さんへ。
2011.11.29|iwamura
ここ1カ月で2度ほど中国へお邪魔し、将来のビジネス設計に関して考えました。
また、今月は何度か中国人のかた、ならびに欧米各社のかたにご来社頂きまして、中国におけるコンテンツビジネス、及びアプリ制作・販売・著作権管理に関して、交渉の場を持ちました。
遅いと言われれば遅い弊社の動きではございますが、ギョーカイでは大先輩であるやまもといちろう先生のブログにて、中国市場におけるその辺のビジネスに関して、大変有難い金言を発見いたしましたので全文掲載(失礼致します)し、拡散しようと思います。
弊社・イレギュラーズアンドパートナーズ株式会社は、投資先と合弁で行っていた大連の開発拠点事務所を閉鎖し、社員および他拠点ごと合弁先に全株譲渡し、中国での開発から撤退しました。残るラインは、国内で吸収するか、ベトナム・ダナンかハノイかに事業協力先とご一緒し新設する会社に移行させようか悩んでおります。
いま、ソーシャルゲームを含むデジタルコンテンツの開発などで中国に進出する会社が増えていて、成功例も徐々に出てきているのですが、提携や合弁会社を設置した当初は凄く良好だった関係も、なぜかビジネスがうまくいったり、特定の中国人の才能やセンスに依存したモノづくりになった瞬間に、どうしても関係がギクシャクしてしまうことが多いように感じます。
中国でのアプリ販売は確かに伸びておりまして、信頼できる良い提携先が見つけられるのであれば、中国独資か合弁会社を設立するかに関わらず、全面的に投げ捨てる感じでお付き合いしていく他ありません。また、中国人コーダーやデザイナーをラインに組み込んで、安価にデジタルコンテンツを制作したいということであれば、当初であれば中国人だけのチームでも充分な品質で制作が可能になってきました。
オンラインゲームの世界では、日本で国産のオンゲを作る必要がほぼなくなりつつあります。工期の短い、クオリティ重視で日本人にまずしっかり売りたいコンテンツの設計、制作をする場合は、日本国内でラインを組むのが合理的だと思いますが、MMOライクなブラウザゲームを制作するようなケースでは、もはや中国の会社を抜きにコストダウンを図ることは無理な状況になってます。
また、携帯電話向けデジタルコンテンツにおいても、制作も販売も、そこそこの規模で充分な利益を挙げようと思ったら中国のラインにどうしても頼らなければならなくなりました。一言で言うなら、長打を狙わないで手堅くアプリを売っていくのであれば、中国市場の中だけで回ってしまうぐらい、充分な販売ボリュームと制作能力を持つようになりました。
一方で、2つの弊害があります。技術やノウハウの流出と、制作費の高騰です。前者は、ぶっちゃけうまくいけばいくほど、日本人が外されるようになります。理由は、日本人高いから。ある程度、中国人のラインで回るようになっちゃうと、中国人のプロマネが日本人を外す工程を出してくるんですよね。例外なく。もちろん、理由は明確で、「私の管理しているプロジェクトで利益を出そうとすると日本人の人件費は賄えません」ということで、そういわれると「そうか」となってしまう。
で、そのプロマネはゲーム開発の2サイクル、3サイクルも経験して、独り立ちできるかなといったところで辞めてしまう。これはもう見事に辞めていきます。もう、人材の流出と、それに伴う技術やノウハウの流出は宿命と思っていいと思いますが、この点は後述。
辞めてしまうのを指くわえて見ているだけ、というわけにもいきませんので、防衛策としてもっとも手っ取り早いのは日本に連れて来てしまうか、給料を上げ昇進させるかといったところですが、どうであれ、制作コストの上昇に繋がります。3年前は4万円の月給でニコニコ働いて徹夜も厭わなかった中国人が、いまでは3倍の12万、それでも15万だ20万だと引抜がかかるので、もうこれは致し方ありません。
結果として、日本の地方都市で頑張っている制作会社と連携したほうが、クオリティは安定するわノウハウは保てるわ量産効果はきっちり出るわで、国内向け海外向け問わず制作は日本に集約したほうが安いし品質が高いんじゃないのという議論になりつつあります。もちろん、弊社でも対応をどうしようか悩むところではありますが。
したがって、中国市場で重要な部分のR&Dやコンポーネントの制作は行わず、汎用的でコモディティ化されている部分、例えばUnity振り回すとか量産が必要なモデリングの部分だけ作らせるとか、そういう限定された量産工程だけ中国企業にお任せするという形にならざるを得ないのかなと。もしくは、某社の下請けのように、某社が社内で作ってるクソのようなフレームワークを使えと強制された場合に、ある種の死に兵的に中国企業へ委託するという形ぐらいまででしょうか。
また、独り立ちしてしまう中国人幹部対策として、移籍されるぐらいなら独立させて、その会社に出資させてもらって仕事を回す、という荒技が役に立ちます。もう、ノウハウ流出は、してしまったものは仕方がないので。結果として、中で抱えて人件費が高騰するのを抑えられ、むしろ安くなったりとか、ただ、自社で頑張って企画してた内容が丸ごと流用されてガワだけ変わって別の会社からリリースされるとか日常茶飯事になりまして、もうどうしようもないよなあと思うところで。
日本人側の反省としては、やっぱりダイナミズムが乏しいというか、決断が遅いので、どうしても商談がまとまらず、大口の話はどんどんアメリカやドイツの会社に取られてしまうという現実があります。というか、ホテルのロビーでカバンに現金持ち込んで版権交渉してくる中国人とかマジヤバイ。比較的判断の速い私でさえ慎重に見え、日本人の中ではドライに思われる私が中国人から見ると人情味のある日本人に見えてしまうというこの現実。
とはいえども、ゲーム業界に限らず中国はひとつの産業に関わる人が多すぎて、商売のグロスが大きくてもシェア先が幾つもぶら下がる形になりますので、何のコネもなく参入しても食い物にされて終わります。日本の出版社とかだと、appleに30%取られてけしからんとか、Amazonが55%取るとは何事だと言ってますが、中国だとコンテンツ提供側がローカライズ含めて取れるレートが20%台とかザラです。モノを売るのに、80%取られる。でも回収を面倒見てくれて、次々とモノを捌いてもらうには我慢しつつ、信頼関係を築いてもっと良いレートの版権開発をしていく、という立て付けに。
目下の悩みは、もう下請けで潜水艦のようにやっているだけでは、仕事がスケールしないし、個別対応の嵐になって、疲弊してしまうのが眼に見えている、というところです。人件費12分の1の人たちと真正面からの競争などできない。今抱えている業務のどこに利益の源泉があり、どこに一番カネのかかる、信用の置ける日本人を配置し、どこを失ってもいいと考え、ダメージコントロールを図っていくか、というところでしょうか。このバブルが続いている間に、何らかの着地をして、一定の地位を確保しておきたいと考える日々です。
※やまもといちろうブログより抜粋
これは「今まさに走ってるかた」の良識ある意見展開でありますね。
(そしてやまもと先生の会社は、それでも中国事業勇退という事実。)
中国のかたや欧米のかたと話しても、「ひと」としては同じというか、やっぱりラー油は辛く、美しい女性は好きで、故郷を愛する気持ちに、我々日本人となんら変わりはありません。
ただ、「商習慣」という意味では、非常に大きなかい離があるのだろうなあ、ということは、食事中の会話の端々にも感じることができます。
シカシもうこれは致し方ないことで。むしろEnjoyしないといかんレベルのハナシであり。
お互いの歴史や文化や考え方、商習慣を理解し「許し合った」上で、お互いに末永く「利用し合える関係」とでもいうべきものを、それこそ「交渉の場に現金を持ち込んででも」早い段階で構築すべきであるということ、そして、それを維持拡大するための努力をし続けるべきであるということ、それらを、これから弊社も学んでゆく所存でございます。
結果が出るのは1年先か、5年先か、10年先か。
一過性の「フーゾク2万円也。ハイありがとう気持ち良かった!」でもありつつ、しかしそれだけではない関係を、構築してゆくことの、その道の遠きことを、理解し取り組んでゆく必要がありそうです。
いつになくマジメなエントリーになってしまった。
今日はまだ火曜日!今週もがんばらないとだ!