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天皇陛下、和船を操る
2009.09.15|umiushi
和船で海へ出られた両陛下=神奈川
葉山御用邸(葉山町)で静養中の天皇、皇后両陛下は14日朝、同御用邸の和船に乗り、海へ出られた。12日から合流した秋篠宮妃紀子さま、長男悠仁さまも同乗。穏やかな海を渡る風を楽しんだ。
これ、知らない人が見たら、ただの「孫と船で遊ぶおじいちゃん」な写真だよなあ。
(もし写真のリンク切られたら、ご面倒ですがリンク先に飛んでください)
和船を櫓で漕ぐのって、結構難しいんですよね。
僕もちょこっとだけやらせてもらって、あまりに進まないのでオウチ帰りたくなったことがあります。
特に陛下は魚類学の研究、なかでもハゼ類の大家でもいらっしゃいますし、さすがとしか申し上げようがありません。やっぱり「陛下」となると、色々出来ちゃうのね。
ご公務と比較するのもなんだけど、先帝にも
「(名代として)東宮ちゃんがいるから大丈夫」
と信頼されてらしたのも、なんか頷けるな。
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ときに、天皇家は伝統的に(奈良時代から!)、薬学や医学や作物学など、いわゆる生物学一般に通じた御家系でらっしゃいますな。たとえば、ちょっと時代は下るけど
後醍醐天皇
の「醍醐」って、チーズみたいなもんですよ。当時では最高級の栄養食品で、
「これでも食って精つけろ」
って臣下に賜る、みたいな。
・・・しかし、皇族や王族って、イメージ的には文系っぽいですよね。
皇太子殿下は文系でいらっしゃるのですが、文系が逆に目立つ皇族というのも歴史上稀有なのではないですかな。いや、皇族じたいが稀有どころか世界唯一なんだけど。
インドネシアの島の数がよく分からない件
2009.09.01|umiushi
インドネシア。いいところだ。
しかし南国らしいというか、おおらかというか、「国土を構成する島の数がよくわからない」という、なんともポレポレなニュースがこちら。
2000の島が消える?=正確な数把握へ調査-インドネシア
【ジャカルタ時事】27日付のインドネシア紙ジャカルタ・グローブによると、世界最大の島嶼(とうしょ)国家インドネシアで、政府が正確な島の数の把握に 乗り出す。海洋・水産省当局者によれば、現在の1万7480という島数は衛星画像と推定によるもので、調査の結果次第では島数が2000近く減少する可能 性があるという。
調査は各島を直接目視して確認する方法などが取られ、正確な数の把握と各島ごとに名称を付けることを目指す。国連の地名専門家グループとも連携し、2012年までに結果を国連に報告したい考えだ
名前も決まっとらんのかい。
こういうの、ドイツ人とか日本人とか、とにかく几帳面な国だったら絶対ない話でしょうね・・・
と、一度は思ったんですが、あることを思い出してしまいました。
実はわたくしumiushiや、何よりロケットワークス社長を生んだ長野県、
面積がきちんと決まってない!
のです。
長野県は唯一、北・中央・南と、日本アルプスのすべてが存在する県でして、
自画自賛ながら、風光明媚ですな(しかし住んでみるのは上級者向け)
一方、必然的に県境がアルプスの稜線だったり、そうでなくても山奥ばかりなので、きちんと測量しないで、
「まあこんなもんずら」
とか何とか言いながら、結構なあなあで済ませている箇所があるそうなんですよ。
とはいえ面積で年貢もとい税金が決まるでもなし、こういう我が身を省みると、
「島の数?そういやよく分からんな」
というインドネシアの事情にも納得です。
ハエのメスは短時間の交尾を好む
2009.08.29|umiushi
ヒト以外の動物なら、ギリギリ交尾ネタもOKかと思いましてアップいたします。
ハエのメスは短時間の交尾を好む
ハエにも“男女間のバトル”があるとの研究結果が発表された。ショウジョウバエ科に属するハエのメスの多くは、オスが交尾に時間をかけようとするのに対し、短時間の簡潔な交尾を好むという。これは必然的にオス・メス間の争いへとつながる。
今回の研究に携わったスイス連邦水圏科学技術研究所のキルスティン・クラッパート氏は、「交尾開始から1分半ほどが経過すると、メスはオスを蹴りつけ、も がき始める」と話す。メスにとっては、1回の交尾が短い方が繁殖のチャンスが広がる。長引けば長引くほど別のオスと交尾する機会は失われることになるから だ。
(リンク先、けっこうキワドいことも言ってますので、好きな方はぜひ全文をどうぞ)
なんとまあ、オスにとっては哀しい話ではないですか。ご同慶の至りです、ハエさん。
とはいえ我々のように性別および寿命のある生物は、交配して次代を残さねばなりません。だから動物の場合は、ある意味「仕方なく」交尾している面もあるようです。
何が仕方ないかって、卵や精子作るのだってエネルギーが必要ですし、交尾中なんて無防備極まりないですし。
というわけで(どういうわけだ)、極私的「ハンパじゃない交尾ランキング」。
第5位はこちら。
社会性のアリやハチでは、オスの用途は唯一「キ○タマ」だけですので、結婚飛行まではチヤホヤされるのですが、その後は文字通りポイ捨てされます。何でも女王は一回の結婚飛行で一生分の精子を蓄えられるとか。
うーむ、ハチに生まれなくてよかった。
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第4位。
これは有名ですが、カマキリのメスは交尾相手を食べてしまう、というお話。モノによっては、頭を食われると余計に交尾が活発になる、なんてとんでもないヤツもいるそうで。究極のドMというか、阿部定というか・・・
うーむ、カマキリに生まれ以下略。
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第3位。
ガクモン的にはマイマイ、日本語的にはでんでんむしですが、巻貝の仲間は基本的に雌雄同体なわけで、お互いがお互いの○○に△△を・・・という、冷静に考えるとかなり猟奇的な交尾(交接)をするわけです。
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第2位。
いわゆる「子殺し」を行うサル。群れのボスが代わると、新任は前のボスの子供を皆殺しにしちゃいます。
同じことはライオンなんかでも見られます。が、ハヌマンラングールの場合、群れを制圧した後も、しばらくの間は生まれてくる子供(妊娠期間から言って前のボスの子供)を殺します。
・・・母親たちは特に虐殺を止めることもなく、けっこうあっさり新ボスと交尾したりするのが自然のオキテの厳しさですね。
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ヒト以外で、唯一「コミュニケーション」で交尾する動物。引用したり解説するとこの記事が発禁処分になりかねないので、リンクだけ。
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さて、第1位なんですが、
初めに言っておきますが、ヘビです。
そういうのダメな方は、この辺でスクロールをやめたほうがいいです。
相変わらずの駄文にお付き合いいただき、ありがとうございました。
たとえばマムシなんか、「何時間も交尾する」「一昼夜つながったまんま」などといわれますし、実際彼らの交尾は長時間つづきます。
しかし今回、栄えある1位に輝いたのは、海外の「ガーターヘビ」。
・・・あの、本当にそろそろ止めたほうがいいですよ?
お食事中の方とか、特に麺類を召し上がる方は。
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・・・警告はしましたので、続けちゃいます。
ガーターヘビは一箇所にかたまって冬眠する習性があるのですが、
春に一斉に目覚めて、その場でくんずほぐれつ始めちゃいます。
その名も「ヘビ玉」。花火じゃないです。
というわけで、こちらの動画。
これ、本格的なのに比べると、相当個体数少ないんですが、それでもアレですね。
人間に生まれてよかった・・・のかどうか、それはまた別の話ですけど。
「生きてる」「幸せ」を感じる時間~「お盆」
2009.08.13|iwamura
ということで、御盆迎え火の本日、「時間」や「命」について思いをはせてみたい。
と、大上段に構えてしまったが、なんだか微笑ましい動画を発見してしまったし、お休みで見てる人いつもより少ないから、自分の趣味で書いてしまうのだ。
これちょっといいですよね。なんかウェブでアクセスがすごく高かったのだ。
両親の愛を感じます。だんだん赤ちゃん笑ったりするようになるのがまたかわいい。
丁度5日ほど前、取引先の赤ちゃんが生まれて病院まで行ってきたのだが、なんだか微笑ましすぎて仕事の話がぶっとんでしまった。「うちの子が一番可愛い☆」早く発言してみたいものです(笑)。
時間って見えなくても、こうすることで見えてきたり。
過去記事なんですけど、このへんも「写真」で「時間」を表現したよい動画なのだ。
御盆みたいな季節の節目節目って、時間を意識する上で、大事なのかも知れませんね。
そして下記は、御盆ではないけれども、クリスマスの映画としては小生は一番お勧めの「SMOKE」。ハーベイ・カイテルがかっこいいんだ~。
煙の重さの測り方ってわかりますか?この映画を見ると、煙に重さがあることが物理的にわかります。
煙や時間みたいな、見えないものにも、きちんと重さがあるよ、という。。。
これ、万引き黒人追いかけてったら、財布落とすわけですね。
拾ったら住所とお母さんの写真が入ってる。
店の主人(カイテル)は届けに行くんです。泥棒の家の盲目のお母さんに。息子のふりをして。。。(以上オープニング)
「アメリ」の男版というか、渋い版というか、そんな感じの映画。
(※もちろん、「写真を毎日撮る」シーンが「SMOKE」にもあるんだな~☆)
そしてまさか「アメリ」を観たことない方はいらっしゃらないと思いますが、ぼくのヤンキー後輩(いいやつだけど基本的にアホ)が
「アメリわかんない奴は人間じゃないですよ!」と酒場でジョッキをテーブルに叩きつけた、そんな優しい映画です。この映画も「よい」です。
お時間のある御休みに、映画もいいかもしれませんね。
「生きてる」とか「幸せ」とかを感じる「時間」~御盆~ですね。
アポロ11号のミッションが追体験できる『We Choose the Moon』~アームストロング船長になろう~
2009.07.14|iwamura
ということで、小さな一歩ですが、偉大な飛躍となるステップを、毎日踏み出していたいですよね!
という、アポロ11号アームストロング船長を追体験できるウェブサイトが秀逸であるという報告の件。
ミッションはリアルタイムで進むらしいので、人類初の月面旅行がどういう感じだったのか追体験するのにいいですね。
なお、あとでまとめて見たいという人は7月20日の月面着陸以後にまたサイトに来るといいですよ。
宇宙にはなんといっても夢がありますよね。よろしければどうぞ。
なお、アポロ11号についてはこちらをどうぞ。
※IDEA×IDEA~百式さんより抜粋~
これはいいですよ。
これは「良い」。
リアルタイムで進むとすると、発射は現地時間の7月16日午前9時32分。月着が7月21日の、日本時間で言うと午前11時56分の予定なので、ちょうど一週間後、来週火曜日のお昼休みに見れるかもですね。
※ミスインフォメーション怖いので、サイトでカウントダウンを常にチェックだ!
これは当時しかし、一大イベントだったんだろうなあ(1969年~40年前)。マイケルジャクソンもそうだったけれども、イケイケドンドンな時代って、それはそれで良さがあると思う。ちょっとうらやましい。
それでは「お昼休みが取れないかもしれないじゃないか!」という諸兄の為に、有名なあのシーンを、先に見てしまいましょう。
I’m going to step off the LM now.
これより着陸船から足を踏み降ろす。
That’s one small step for (a) man, one giant leap for mankind.
これは一人の人間にとっては小さな一歩だが、人類にとっては偉大な飛躍である。
※アポロ11号 – Wikipediaより抜粋
宇宙大好き、rocketworks WEB SITEよりお贈りいたしました。