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Пришельцы из параллельных миров~陰翳礼讃~
2010.08.28|iwamura
「パラレルワールドからニューカマーの登場」です(タイトルロシア語訳)。
コノヒト自身は、「魔術師の女王」と名乗っています。でも、魔術師かも。
彼女の写真、綺麗ですねー。ドサイケ(笑)。
ロシアの首都はモスクワ。モスクワには「赤の広場」っていうところが在るんだけれども、なんで「赤」かって、共産党の赤ではないんですね。
だってほら。赤色だけじゃないでしょう。なんだかカラフルでサイケデリックで可愛らしいでしょう。
1年中のほとんどが暗い空と雪で閉ざされる北国ロシア。
そんなロシアにおいて、「赤」は「美しい」という意味なんだそうです。暗い景色に、カラフルでビビッドな色遣いが、温かく、美しい。
魔術師の女王、他の写真も見てみましょうか。
※以上写真、 Пришельцы из параллельных миров. Комментарии : LiveInternet – Российский Сервис Онлайн-Дневников」 より抜粋(まだあと10倍ぐらいありますよ)
それにしても、陰翳礼讃というか、影のブラックと、生物のビビッドな七色の対比が美しすぎる。
人や世界は。
月も地球も。
夜があって、闇があって。
でも、朝があって光があって、成り立っているのだと思う。
そんな宇宙の本質を、会ったこともないロシアのヒトに「ふと」教えてもらえるインターネットのヨロコビ。
でも、これらは写真であり、パソコンモニターに過ぎませんから。
本当は、ちっちゃい頃、虫や動物と戯れて遊んだ時、同じような景色を、地球を、ぼくらもみんな見ているはず。
どこかで見たことを、覚えているはず。
そして今日も天気がいい。
蝉がギンギンに鳴いています。
夏が過ぎてゆきます。光の下に繰り出して、8月最後の週末を、身体いっぱい感じる時間としたいものです。
※参考図書(遊びの教科書)
大企業とベンチャーと。今敏(こんさとし)監督訃報と。
2010.08.26|iwamura
「Venture now」にて、おもしろい記事を見つけた。
大企業に就職した場合と、スタートアップベンチャーで働く場合の「人生の違いマトリックス」。
少しオーバーですがわかりやすい。どうでしょうかみなさん。
・大企業は、
”やるかやらないかではなく、できるできないか”
・スタートアップベンチャーは、”できるできないではなく、やるかやらないか”
※Venture nowより抜粋
「できる、できない」も、「やる、やらない」も、どっちも重要なんだよな、世の中。
そして、個人の特性や、向き不向きだって絶対ある。
それにしても、彼女、奥さんを支えられないベンチャーっていったい。。。(泪)
さてそして、彼は「やる、やらない」の方の人だったのかな。「千年女優」等で著名なアニメーション作家、今敏(こんさとし)監督が永眠されました。享年46歳。
「千年女優」「パプリカ」など芸術的な作風で知られ、海外の評価も高いアニメーション映画監督の今敏(こん・さとし)さんが、24日午前6時20分、すい臓がんのため死去した。
1985年、武蔵野美大在学中に「虜―とりこ―」でちばてつや賞を受け、マンガ家としてデビュー。アニメにも進出し、97年に「パーフェクトブルー」でアニメ映画を初監督した。
第2作の「千年女優」(02年)が、文化庁メディア芸術祭アニメーション部門の大賞を受賞して注目を集めた。同作は、米国の配給会社ドリームワークスによって世界配給された。「東京ゴッドファーザーズ」(03年)に次いで製作された06年の「パプリカ」は、筒井康隆の小説が原作。ベネチア国際映画祭のコンペ部門に出品された。
宮崎駿や押井守の次世代を担う日本アニメ界の気鋭として期待されていた。新作「夢みる機械」を準備中だった。
※asahi.comより抜粋
そんな今敏監督の日記よりの抜粋。
「大事な人」への記述。以下。
丸山さんに「夢みる機械」の懸念を伝えると、
「大丈夫。なんとでもするから心配ない」
とのこと。
泣けた。
もう号泣。
これまでの映画制作においても予算においても不義理ばかり重ねて来て、でも結局はいつだって丸山さんに何とかしてもらって来た。
今回も同じだ。私も進歩がない。
丸山さんとはたっぷり話をする時間が持てた。
才能が惜しい。何とかおいていってもらいたい。
何しろザ・マッドハウス丸山さんが仰るのだから多少の自信を土産に冥途に行けるというものだ。
それらを世間に出す機会を与えてくれた丸山さんには心から感謝している。本当ににありがとうございました。
今 敏はアニメーション監督としても幸せ者でした。
「大事な人」もうひとり。
今度は奥様への記述。以下。
最後に、誰よりも気がかりで、けれど最後まで頼りになってくれた妻へ。
あの余命宣告以来何度も二人で涙にくれた。
でも、そんなしんどくも切ない日々を何とか越えて来られたのは、あの宣告後すぐに言ってくれた力強い言葉のおかげだと私は思っている。
「私、最後までちゃんと伴走するからね」
その言葉の通り、私の心配など追い越すかのように、怒濤のごとく押し寄せるあちらこちらからの要求や請求を交通整理し、亭主の介護を見よう見まねですぐに覚え、テキパキとこなす姿に私は感動を覚えた。
「私の妻はすごいぞ」
私が死んだ後も、きっと上手いこと今 敏を送り出してくれると信じている。
思い起こせば、結婚以来「仕事仕事」の毎日で、自宅でゆっくり出来る時間が出来たと思えばガンだった、ではあんまりだ。
けれど、仕事に没頭する人であること、そこに才能があることを間近にいてよく理解してくれていたね。私は幸せだったよ、本当に。
生きることについても死を迎えるにあたっても、どれほど感謝してもしきれない。ありがとう。※2ch速報スレッドより抜粋(部分略)
ベンチャーとか、大企業とか、違うな。
どれだけ自分のすべき役割に思いっきり頑張ったかどうか。
そして、頑張って生きる人には、理解者、支えてくれる人が、やっぱり大事なのだなと、感じ入った次第。
今日も、友達の為、大事なあの人の為、1日がんばりましょう。
日本の美しい映像。
2010.08.24|iwamura
と、いうことで、Dear Japan~「親愛なる日本」という映像を深夜発見し、なんだかまた日本を外からの視点で見られて、感動してしまったのでご紹介。
いいですね~。いい。
もう一発、既出ですが、日本をカノジョとデート旅行したカナダ人エリックさんの動画も見てみましょう。
これも、いつ見ても小粋でカッコイイんだよなー。
共通するのは、「ネオン」「乗り物」「飲食店」「老人」とかかな。
そしてこうした上記「日本らしさ」は、やっぱりリドリー・スコットへのオマージュが、彼らの意識下に存在するのだろうか。
デビュー作『デュエリスト/決闘者』(1977)でカンヌ国際映画祭新人監督賞を受賞。1979年の監督作『エイリアン』の世界的大ヒット以降は、活動の拠点を米国に移す。
フィリップ・K・ディックのSF小説『アンドロイドは電気羊の夢を見るか?』を映画化した『ブレードランナー』(1982)では、映像化は困難とされていた原作を卓越した手腕で描き、数多くのファンを獲得する。
1億ドルを軽く超える制作費と破格の宣伝費を費やした大作『グラディエーター』(2000)で、第73回アカデミー賞作品賞並びに第58回ゴールデングローブ賞ドラマ部門作品賞を受賞。
リドリー・スコット監督はやっぱり「ブレードランナー」での日本(?)の描き方が秀逸であるが、なんつっても、松田優作大先生が「10年に1人の悪役」ぶりであり、おしっこビショビショレベルのカッコ良さであるので、ここではあえて下記映画をご紹介しておきましょう。
う~ん。「日本じゃないみたい」=「日本人には見えなかった日本のカッコよさ」なんだよなー。
外国の人が撮影した映像は違った国に見えるから不思議。
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自分の国や自分の良さって、特に自分に厳しい日本人には見えずらいものなのかもしれません。
今日は1日、日本や自分自身の美しさを探してみる日にしてみても、いいかもですね。
※関連記事
バイクのヨロコビ。
2010.08.22|iwamura
今日はお休みなので、軽めにシュミの世界を。
さて、ネットサーフィンしておったら、木村信也(Shinya Kimura)さんの活動報告動画を見つけ、これが男くさくてかっこよかったナリ。
☆shinya kimura@chabott engineering
木村信也(SHINYA KIMURA)
1962年東京生まれ
琉球大学を卒業後、約8年のバイク屋修行を経て、三河の山奥で『リペアショップ・チャボ』を開業。
92年に『ゼロエンジニアリング』を立ち上げ約13年間活動。日本におけるトップバイクビルダーのひとりとしての地位を確立すると同時に、アメリカのバイクショーへ出品。多数のアワードを受賞。
そして、06年1月『チャボエンジニアリング』の立ち上げと同時に活動の拠点をL.A.に移す。
パーソナルテーマは「カスタムバイクはアートになり得るか?」※tokyo hip stars club.comさんより抜粋
日本の江戸時代の文化だったり、様式美みたいなものは、(モーターカルチャーや遊び文化の発達した)L.A.にて受け入れられるのではないか。
そう考えアメリカに渡った木村氏。言われてみれば、日本刀の美しさは極限まで「切れる」ことを追求された結果であって。
「人が乗って」「速さを追求した」バイクの形そのものが、モノとして美しくなるのは至極当然な論理なのだと考えます。
さあ、スピードバイクの美しき形をもう一発。
※上記映画は実話なので、元気ない人は今すぐにでも見るべし。
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バイクはクルマに比べて、無駄なエクステリアがそぎ落とされて、エンジンがむき出しだったりするところが、動物的というか、機能美にあふれててスキ。
そしてまた「音」がいい。
田舎の田畑あふれる半人工的な自然を、井上ひさしさんは「二次的自然」と呼び「人間が見たとき、最も心休まる風景」と称しました。
それと同じように、エンジンの音も、まったくの人工音ではなくて、人間の前向きなエネルギッシュさでコントロールされているものであって、その「半動物感」がタマラナイ。
そうなんですよね。天気のいいお休みの日にこんなブログ読んでるばっかりじゃなくって(ボクのアニメ見てる暇があったら、公園に行って遊べばいいんだby宮崎駿センセイ)、エンジンかけて、今日はでかけちまいましょう!
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モスバーガー!ご当地バーガー発売!!
2010.08.20|iwamura
とどまるところを知らない“ご当地グルメ”ブーム。
そんな中、モスバーガーが8月24日(火)から「ご当地バーガー」を発売します!
それがこちら!全5種類!!
全国を5つのエリアに分け、それぞれの“地元の味”をモス流に再現したものになるという!!
■北海道・東北・新潟エリアの「ザンギバーガー」(340円)
■中国・四国・九州エリアの「明太とり天バーガー」(340円)
甘辛いオリジナルの明太ソースが、大分名物の「とり天」とよく合っている!!
■沖縄の「島野菜のピザドック ゴーヤー」(320円)
沖縄の「島野菜のピザドック ゴーヤー」はプリッとしたソーセージの上に、沖縄素材を使ったオリジナルのピザソースと、たっぷりのチーズ、そしてトッピングとして厚めにスライスされたゴーヤーがのったドッグとの事!!
■関東・甲信・静岡エリアの「ポークソテーバーガー生姜風味」(360円)
ショウガの風味がポークにもバンズにもしっかり染み込んでいて、シャキシャキのキャベツと食べると、その味はまるで“ネオしょうが焼き”!!
■中京・北陸・関西エリアの「イベリコ豚メンチカツバーガー」(350円)
イベリコ豚の中でも最高峰といわれる「ベジョータ」を使っているため、かじったとたん肉汁がじゅわ~と溢れてくる!!
通常は、各販売エリアでしか食べられないこれらの「ご当地バーガー」だが、8月19日(木)・20日(金)の2日間は、モスバーガーの「大崎カフェ店」(東京都大崎)と、「四条河原町店」(京都市河原町)の2店舗で、全種類購入することができる!!
自分の地域だけでなく、他の「ご当地バーガー」もこのチャンスに味わってみては?
ではまた来週~!!