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ハローキティは猫ではなかった!見た目で人に判断されない為に…
2014.09.01|☆KAYA☆
月曜日は☆KAYA☆です。
キャラ設定やブランディングって、めちゃくちゃ重要だと思います。
商品やブランドに対してだけじゃなくても、
芸能人じゃなくても、人と接する限り
キャラ設定やブランディングは
自分を世の中に位置づける重要な物だと考えています。
特にそれがキャラクターであればなおさら。
ミッキーマウスやハローキティの様に世界的なキャラクターたちは、
そのキャラ設定とブランディングが揺るぎないものである証拠。
しかし!!!!
私達は勝手に勘違いをしていました。
ハローキティは猫ではない!!!!!!!!
”キティ”というだけで、その容姿だけで私達は勝手に
子猫だと思い込んでいたようです。
確かに、サンリオのHPにはこのようなプロフィールが。
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ハローキティ 1974年
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身長はりんご5個分。体重はりんご3個分。明るくて、優しい女のコ。クッキーを作ったり、ピアノをひくのが大好きで、夢はピアニストか、詩人になること。音楽と英語が得意。好きな食べ物は、ママが作ったアップルパイ。双子の妹、ミミィとは大の仲良し。
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誕生日:11月1日(サンリオHP)
この衝撃的事実は先日キティちゃんが40周年を迎えた時でした。
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キティちゃんの愛称で知られる今年で生誕40周年の大人気キャラクター、ハローキティが猫じゃなかったという事実が世界中を騒がせている。これはクリスティン・R・ヤノ氏が、Los Angeles Timesに語ったことに端を発している。
ヤノ氏は、カリフォルニア州ロサンゼルス にある全米日系人博物館で、10月11日より開催される世界最大規模のキティちゃんの展覧会「ハロー!ハローキティのスーパーキュートな世界への体験」の 学芸員を務めている。ヤノ氏が同メディアに明かしたところによると、その展示会でキティちゃんを猫と表現しようとしていたヤノ氏は、サンリオから「ハロー キティは猫ではありません。彼女はカトゥーンキャラクターです。彼女は小さな女のコです。彼女はお友達です。でも猫ではありません。彼女は四つんばいには なりませんし、彼女は2本足の生活で歩いたり座ったりします。彼女にはペットもいます」との連絡を受け取ったという。
サンリオに問い合わせたところ、キティちゃんは猫をモチーフにしているものの、猫ではなく擬人化されたキャラクターであるとのこと。サンリオの公式サイトでも「明るくて、優しい女のコ」と表現されているキティちゃんは、洋服を着て人間と同じ生活を送っているという。
この事実に世界中の人々が衝撃を受けたようで、28日現在、ツイッターでは「Hello Kitty」が世界中のトレンドワードに入り、Washington PostやE! Onlineなど数々の海外メディアも同情報について取り扱っている。そして、キティちゃんと同じく世界中で人気のキャラクター・スヌーピーの公式ツイッ ターでも「僕らは確認する。間違いなくスヌーピーは犬であると」とつぶやかれており、この事実がどれだけ世界中をびっくりさせたかを物語っている。(シネマトゥデイ)
確かに、スヌーピーは紛れも無く犬である。
しかし調べたところスヌーピーが本来の犬のように
四つん這いで歩いている姿は見つける事が出来なかった。
むしろ何だか飛行機とか運転してたり、ギターも弾いちゃうスヌーピー。
キティちゃんだって同じように多才さをアピールしているのになぜ。。。
何故かたくなに猫でないと。。。涙
ネットでは世界中で一気に大騒動!
ネット上では「猫をかぶっていたのか」「中国の偽物のキティはどちらなのか」などの声が上がっていた。
本紙がサンリオの広報担当者に聞いたところ「もちろんモチーフは猫です」と答えた。ただ、「鳴き声やしぐさなど、猫の要素は入っていない」と答 え、あくまで女の子のキャラクターという設定だと強調した。世界中のファンが騒然としていることには「ここまで話題になるとは」と逆に驚き、「そういう設 定ということで、キャラクターの世界を楽しんでもらえれば」と話している。(東京新聞)
キティちゃん好きで知られるアメリカの人気アーティスト
Katy Perry(ケイティ・ペリー)はこのようにつぶやいた。
「大丈夫よ、ハローキティのファンのみんな、キティ・パリー(Kitty Purry)は猫よ」と大文字でツイートしたケイティ。「Purry」は喉を鳴らす猫のゴロゴロという音を表す単語で、ケイティ自身の名字Perryに発音が似ていることにかけたようだ。(Yahoo!ニュース)
(↑キティちゃんを衣装に付けたケイティ)
猫好きの私としては、出来ればキティちゃんは猫でいて欲しかった。
しかし実際のところ別にどっちでも良い。
キティちゃんが可愛くあり続けてくれるなら。
一番不思議に思ったのが、
「ドラえもんは猫型ロボットだという事実を国民が承知の上なのに、
なぜキティちゃんが猫でない事に気付かなかったのか!?」ということ。
確かにドラえもんは今までに何度か
「タヌキじゃないー!猫型ロボットだー!」と言っているが、
(こんな言い方だった気がするだけで確かではありません。汗)
今までキティちゃんは自分が何者かを自分の口で語った事が無いように感じる。
そして私達はそのルックスに騙された。
というか勝手に思い込んでいたのだ。
猫っぽいな、 猫なのかな?、猫なんだろうな、猫だよね?、猫だね!
つまりは何が言いたいかというと、
自らが何者であるか、そしてそのキャラ設定とブランディングは、
自らが口に出して伝えて行かなければ、
その見た目だけで勘違いされ本来とは異なる内容で人に記憶されるのだ!
特にあなたが猫じゃないのに”ハロー・キティ”なんていう
とんでもなく紛らわしい名前だったら尚更。
世界一おしゃれな街はNY?
2014.08.25|☆KAYA☆
月曜日は☆KAYA☆です。
私は先月、7月の終わりについにNYに行きました。初めての一人旅でした。世界中から熱い野望を持った人々が集まり、セレブや億万長者も多く住むニューヨーク。やはりNYは世界一だと感じさせられました。
古いビルはヨーロッパ各国のさまざまなテイストが混ざり合い移民の街なのだなと再確認。常に流行は最先端で忙しい街。しかし公園とカフェが多く一息つける場がたくさん。マンハッタンは想像よりも小さくて頑張れば全部歩いてまわれる程。そのため少し歩くとストリートの雰囲気が変わり、それに合わせてその場にいる人も種類も変わる。例えば有色人種が多いとか、ファッションのテイストとか。
NYは今年入ってすぐに米国データ調査会社Global Language Monitorが発表したように世界で一番おしゃれな都市。でも、ホント?NYが一番?
米国データ調査会社Global Language Monitorが、第10回目となる「世界のファッションの都市」ランキングを発表した。昨年2位だったニューヨークが1位に浮上。上海がアジアトップの 10位にランクインし、東京は前回から9つ順位を上げ11位となった。
今回発表されたの調査レポートは、世界の新聞や電子メディア、インターネット上で使用された単語やフレーズの頻度などを分析してランキングを作成。前回 トップだったロンドンに代わり1位になったのはニューヨークで、以下パリ、ロンドン、ロサンゼルス、バルセロナがランクインしている。
■世界のファッションの都ランキング
1位 ニューヨーク(+1)
2位 パリ(+2)
3位 ロンドン(−2)
4位 ロサンゼルス(+5)
5位 バルセロナ(−2)
6位 ローマ(0)
7位 ベルリン(+3)
8位 シドニー(+7)
9位 アントワープ(+2)
10位 上海(+12)11位 東京(+9)
12位 ミラノ(−4)
13位 フィレンツェ(+3)
14位 マドリード(−9)
15位 サンパウロ(−8)
16位 サンクトペテルブルク(+35)
17位 モスクワ(+18)
18位 シンガポール(+1)
19位 マイアミ(+20)
20位 香港(−8)
東京が思いのほかランクが低いのは日本人がweb、特にSNSにうといから、活用出来ていないからという仮説も立てられなくも無い。ということはおいておいて、NYって本当に世界一オシャレだろうか?
先日体感した私の応えはNO。とゆーのも、確かにNYはファッションの発信地。それでいうとロンドンやパリ、ミラノも同じく。NYはファッション人種以外の人も多いから、それ以外の人は本当に普通。ただ言えるのは、やはり日本人に比べるとTシャツにデニムだけで十分オシャレに見える。そして起きたままのクシャクシャの髪でも充分素敵だし、みんなほとんど化粧もしていないように見える。頑張らなくても、自然体でオシャレなのだ。
対して東京は、女の子は若い頃から皆高いヒールを履き、競うように体型を気にしミニスカートを履く。毎日つけまつげでばっちりメイク、髪も巻くし様々な色にする。日本人女性の方がよっぽどオシャレを頑張っているのだ!頑張っているが、それがオシャレかどうかの議論はここでは避ける!笑
かと思えば、アメリカのメディアCNNは「東京が世界一魅力的な都市である50の理由」というタイトルで東京の魅力を発表した。
1.世界最先端の鉄道
日本は世界最高水準の鉄道システムを有する国。東京には広大な地下鉄網があり、人々の生活を支えている。都内で、電車と徒歩で行かれない場所は皆無に等しい。
2.天皇陛下
皇居では、1月2日に新年一般参賀、12月23日に天皇誕生日一般参賀が行われ、天皇ご一家のお姿を拝見できる。
3.見るだけでも楽しいデパ地下
老舗百貨店、伊勢丹の地下には「デパ地下」と呼ばれる極めてしゃれた巨大地下フードコートがある。そこで売られている手の込んだ洋菓子や、まるで絵のように美しい巻き寿司を見ていると思わずよだれが出てくる。
4.映画「ブレイブハート」の戦闘シーンのようなスクランブル交差点
渋谷駅前のスクランブル交差点は、世界で最も人通りの多い交差点だ。歩行者用信号が青になると、千人もの人々が通りの中心になだれ込み、まるで巨大な編み物のように交差する。
5.数百軒もの若者向けファッションブティック
原宿エリアには、若者向けファッション専門の独立系ブティックが数多く立ち並ぶ。隣の渋谷、表参道、青山まで含めると、世界の主要なデザイナーブランドを網羅する世界最大のファッション街だ。
6.世界一高い電波塔、スカイツリー
東京都の職員たちは、中国広州塔の高さが当時建設中だった東京スカイツリーの当初予定していた高さと同じ610メートルになると知り、スカイツリーの高さをさらに24メートル高くし、「世界一高い塔」の地位を守った。
7.「土」が味わえるレストラン
五反田の老舗レストラン「ヌキテパ」では、各料理にたっぷりと「土」が使われている。土と言っても裏庭にあるような普通の土ではなく、栄養価の高い 特別な土を使用する。この土を使った独特な味わいの料理は、すべてオーナーシェフである田辺年男さんの創作料理だ。田辺さんは体操選手やボクサーを経てこ の道に入った変わり種。田辺さんの土料理を味わえば、オーガニックに対する考え方が変わるだろう。
8.ミシュランガイドにも掲載の有名レストランの数々
フランスのミシュラン社は、「ミシュランガイド東京・横浜・湘南2013」の中で、都内のレストランに計375個の星を与えた。それも当然。都内の有名レストランの数は16万軒で、パリの10倍以上に上る。
9.まるでテーマパークのような電器店
秋葉原のどの電器店に入っても、点滅光と巨大スクリーンのワンダーランドに足を踏み入れた気分になるが、秋葉原駅前にある複合商業施設ヨドバシ Akibaは、さらに一歩進んでいる。施設の1階から6階には大手家電量販店ヨドバシカメラのマルチメディアAkibaがあり、さらに他の3フロアにはレ ストラン、ジュースバー、書店、CDショップなど、多数のテナントが入っている。
10.登山も楽しめる
コンクリートに囲まれた東京の街にうんざりしたら、東京西部にある自然豊かな高尾山に行こう。高尾山は新宿駅から電車1本で行かれ、特に山頂までのハイキング、秋の紅葉、名物の「とろろそば」が有名だ。(CNN)
7番の土が味わえるレストランは初耳だし、別におすすめはしなくないw20番目以降はコチラ。
パリやロンドンと肩を並べる程オシャレな町田とは言わないが、もう少し認められるといいな。
電気で動く飛行機をNASAが開発中☆
2014.08.22|shiozawa
“電化”。
省エネ時代と言われるこのご時世、“エネルギー効率がいい”ということでやたらと電化が進んできています。
調理にはガスコンロを使わずにIHクッキングヒーターの家が増えていたり
<ヘルシオIHヒーター>
特によく“オール電化”という言葉でテレビから耳にしますが、
家庭の色々な種類の方法でエネルギーを作るけど、それを電気に統一しちゃおうよというやつですね。
車でも時々、電気自動車を見かけるようになってきました。
<電気自動車iQ (TOYOTA)>
そこで今回、新しく“電化”されそうな面白いものがこちら☆
■飛行機にも電化の波? NASA試験機 2,014.8.21
NASA最古の研究施設であるラングレー研究所(バージニア州)で行われた電気推進実験機、GL-10の試験飛行(8月19日撮影)。
翼幅3メートルの機体は、ワイヤー付きながら10基の電気モーターによるホバリングに成功した。
まだ愛称の“Greased Lightning(電光石火)”とは行かないようだが、今年秋には、ワイヤーなしの“フリーフライト”テストが予定されている。
意外にも飛行機は電気だけで動くものはないようです。
オスプレイのようにホバー飛行からプロペラ機のような飛行に切り替わるとの事。
確かによく見るとまだワイアーがついており、試験飛行のようです。
しかし、逆に電化したものなのにもかかわらず、時代とともに衰退していったものもあるようです。
“トロリーバス”。
電車のように電線から電気をもらって動くバス。
私は見たことも乗ったこともありません。
しかし、今でもトロリーバスに乗れる場所が国内で一つあるようです。
実は日本国内でもトロリーバスが走っているところが1箇所だけあります。
それは長野県と富山県を結ぶ山岳地帯の「立山黒部アルペンルート」で、そのうちの扇沢~黒部ダムと大観峰~室堂の2区間でトロリーバスが現在も運行されているんです。
これら2つの区間は全区間がトンネルであったり、長大なトンネルがあったりするため、通常のディーゼルエンジンバスでは排気ガスの換気の問題が生じてしまうのです。また、周辺が国立公園ですから自然環境への配慮もあって、クリーンエネルギーの電気を動力とするトロリーバスが採用されています。
引用:バス停マップ
世はお盆休み明けですが、かつての“電化”されたレトロな乗り物にのってみるのはどうですか☆
ありがとうございます。
人工的に作られた葉っぱ。
2014.08.15|shiozawa
“温暖化“が進む地球。
その温暖化を食い止めるには温室効果ガスを減らす事が必要となります。
その温室効果ガスの一つである二酸化炭素を減らす一番シンプルな方法は植物の“光合成”。
二酸化炭素と水を取り込んで、でんぷんと酸素を作るというもの。
しかし、これを人工的に作りだしたいという事で世界中で“人工光合成”関連の研究がおこなわれているようなのでその最新情報をご紹介☆
■人工の葉っぱが光合成する日がきた 2014.8.1
ロイヤル・カレッジ・オブ・アートの学生であるJulian Melchiorriさんが考案したのが人工的なバイオリーフ。
この人口の葉っぱ、地球上の普通の植物と同じように、光と水を与えると酸素を放出するんです。
素人的には本物の植物をスペースシップに積み込むのではだめなの?と思ってしまいますが、実は植物は無重力だと十分に育たない可能性があるのだそう。
そうはいっても無数の酸素タンクを積み込むよりは、植物のように酸素を生み出してくれるものを持っていくほうが効率が良いわけで…。
何か良い代替案はないものかとMelchiorriさんは考えたわけです。
<開発したのはロイヤル・カレッジ・オブ・アート大学の卒業生であるジュリアン・メルキオッリ氏>
最終的に彼が創り出したのは人工的なバイオリーフでした。
シルクリーフと名付けられたこの人工葉は絹タンパク質から作られた素材で作られており、その中に実際の植物細胞から抽出した葉緑体が閉じ込められています。
絹タンパク質からできている素材は植物と同様に呼吸するので、光と水を与えると中の葉緑体が酸素を作ってくれるのです。
もちろんこのシルクリーフは宇宙探索だけでなく、地球上でも活躍が期待されます。
例えば大きなビルの換気装置にナチュラルエアフィルターとして採用すれば、外から取り込んだ空気を酸素添加した空気に変えてビル内に送り出すことができます。
引用:ギズモードジャパン
まるで本物の木の葉の様なデザイン。
今回の開発は植物細胞から抽出した葉緑体とシルクからくつっているとの事なので“結局、動植物が必要なのでは?”といった疑問もありますが、
まずは人の手が加わったものでの実現という事で実用化されれば大きな一歩になるかと思います。
他は完全に植物なしの素材から生み出す新しい光合成の研究成果を二つ。
■可視光でアンモニア人工光合成に成功 2014.8.1
空気中の窒素を固定して、アンモニアを可視光で合成する新しい人工光合成に、北海道大学電子科学研究所の三澤弘明教授と上野貢生(こうせい)准教授、押切友也助教らの研究グループが成功した。
可視光を含む幅広い波長域の光エネルギーを電気エネルギーに変換できる酸化物半導体基板に金ナノ微粒子を配置した光電極で、この新しい人工光合成を実現した。
アンモニアは水素よりエネルギー密度が高く、将来のエネルギーキャリアとして注目されており、アンモニアの人工光合成には大きな可能性がある。
7月 17 日付のドイツ化学会誌Angewandte Chemie International Edition のオンライン版に発表した。
同じ研究グループは金微粒子などで水の光分解、水素と酸素の発生にも成功し、7月2日付の同誌に発表した。
いずれも、可視光による人工光合成に道を開く重要な成果として注目されている。
半導体の光触媒として現在広く使われている酸化チタンは、太陽光の中に5%程度含まれる紫外線しか利用できない弱点がある。
北大の三澤弘明教授らは、光と金属表面の自由電子の集団運動が共鳴するプラズモン共鳴現象が起きる金微粒子に着目して、化学反応の触媒としての活用を研究してきた。
< 光照射に基づいて金ナノ微粒子構造から基板のチタン酸ストロンチウム、ルテニウムへの電子移動と窒素の還元に基づいてアンモニアが発生する様子を記した模式図>
引用:ハフィントンポスト
■北大、650~850nmの可視・近赤外光も利用可能な人工光合成システムを開発
北海道大学(北大)は7月9日、これまで利用することができなかった650~850nmの可視・近赤外光も利用可能な人工光合成システムを開発したと発表した。
同成果は、同大 電子科学研究所の三澤弘明教授、上野貢生准教授らによるもの。首都大学東京の井上晴夫特任教授、同大大学院 理学研究院の村越敬教授と共同で行われた。
詳細は、ドイツ化学会誌「Angewandte Chemie International Edition」に掲載された。
今回、光アンテナ機能を有する金属を担持したチタン酸ストロンチウム基板を用い、従来の人工光合成では利用することができなかった650~850nmの可視・近赤外光も利用可能な人工光合成システム開発した。
さらに、基板の表面と裏面に異なる金属を配置する極めて単純な反応チャンバにより水を光分解し、それぞれの面から水素と酸素を分離して取り出すことに成功し、従来とは異なる方法論で水素の分離が可能であることを示した。
今回のシステムでは、水分解に230mV程度のバイアスが必要だったが、今後はこれを0バイアスでも実現できるシステム構築を進めるとともに、水素だけではなく、アンモニアなどの水素エネルギー密度の高い化学物質への変換も推進し、車などの移動体への搭載も可能にする技術へと発展させたいとコメントしている。
引用:マイナビニュース
上の二つはどちらも、光合成が行える光の周波数帯域がより広くなる、つまりエネルギー効率が良くなるような研究成果のようです。
そのようなことからも、まだまだ人工光合成自体には効率という課題があるようです。
今後一層深刻化するであろう温暖化問題。
諸説ありますが、事実として空気中の二酸化炭素濃度は産業革命後から急速に伸びていることは事実です。
このままいけば、どんどん二酸化炭素の濃度が増えていくのは間違いありません。
そのことからも早く安価で効率のいい人工光合成の技術が確立されることを期待しています。
ありがとうございます。
携帯電話の“最新充電技術”☆
2014.08.08|shiozawa
“携帯電話”
当たり前すぎることですがとっても便利で、
初めて買った携帯電話からは想像つかないほど速いスピードで進化してきました。
そして昔の携帯電話はいったいなんだったと思ってしまうほど多くの事ができるようになってしまいました。
しかし、、、初めての携帯電話から全く変わっていないのが
“毎日の充電作業”。
相変わらず、寝る前に充電器へ接続。
私ごとですが今の携帯電話は今までで最も充電器との接触が悪く、朝起きても充電がされていない事さえあります。
そんなわずらわしい“充電”ももう少し進化しろよということで
近い将来に実現されるかもしれない充電技術をご紹介☆
■超音波を用いたワイヤレス給電技術「uBeam」がほぼ実用化の段階に到達 2014.08.07
ワイヤレス給電規格の「Qi(チー)」やノートPCまでをも充電できる「Rezence(レゼンス)」などの技術が続々と身近になりつつありますが、新たな技術として超音波を送受信することでスマートフォンなどの電力をワイヤレス給電できる「uBeam」が実用化間近の段階に入っています。
この技術を開発するベンチャー企業「uBeam」を立ち上げたメレディス・ペリー氏は現在25歳。
以前はペンシルベニア大学で宇宙生物学の研究に携わっていたペリー氏ですが、ふとしたことをきっかけに電力を超音波に変換して送受信する技術に可能性を感じたことからさらなる技術開発の道へ歩みを進めました。
ペリー氏が立ち上げたuBeam社は2014年8月、初期プロトタイプとなるデバイスの開発に成功したことを発表。
既存のワイヤレス給電のような電波ではなく超音波を用いている点が最大の特徴となっており、発表にあたりペリー氏は「uBeamは電話中でも、部屋中を動き回りながらでも充電が可能な唯一の技術です」とより広範囲にわたって電力を送り届けることができるというメリットを語っています。
公表された充電ステーションは厚さ5ミリ以下というもので、壁掛けタイプとしても利用が可能。受信側のデバイスにもシート状のアンテナが取り付けられて電力を受け取るようになっています。
引用:Gigazine
通話しながらでも、何に接続することなく充電できる。
もし実現できれば今までのわずらわしさはいったいなんだったのかのと思うでしょう。
そして、こちらがこの技術を開発する会社を立ち上げたメレディス・ペリー氏。
<Meredith Perry氏>
若くてとても美しい女性の社長さんのようです。
上のワイヤレス充電のデモをしている女性本人がペリー氏のようでしたね。
次も同様に、何に接続することなく携帯電話を充電できる技術です。
■周囲の騒音でスマホのバッテリーを充電する技術をNokiaが開発 2014.07.14
Nokiaはクイーンメリー大学のJoe Briscoe博士とSteve Dunn博士と協力して、日常の騒音を利用してスマートフォンを充電することに成功しました。
騒音を利用してスマートフォンのバッテリーを充電する技術のプロトタイプは、人間の毛髪の何千分の一というナノサイズの物質の特性を活かして電力を起こすというもの。
物質をナノレベルまで分解すると特性が変化することがあり、例えば色が変化したり、耐久性が高くなったり、化学的反応性が高くなることがあります。
そして、ナノレベルまで分解した物質は、動きや振動からエネルギーを集めやすくなるとのことで、この特性を利用した発電方法を確立したかった、とNokiaの研究者は明かしています。
Nokiaが実験で使用したナノサイズの物質というのは「酸化亜鉛」で、これは力学的エネルギーだったり振動だったりを、電気的エネルギーに変換する特性を持っています。
ナノサイズの酸化亜鉛はほとんどあらゆるものにコーティング可能なので、これをLumia 925と同サイズのプラスチックフィルムにコーティングし、実際に周囲の雑音を与えて発電させてみたところ、5Vの電圧を生じさせることに成功しました。
Nokiaはすでにプラスチック製のフィルムにナノサイズの酸化亜鉛をコーティングする技術や、高価な金の代わりに安価なアルミホイルを電極の接点部分に用いるための方法も考案済み。なお、このコーティングに圧力を加えると高電圧が発生するわけですが、圧力というのは音以外に動作により生じる振動などでもOKとのことです。
引用:Gigazine
今度は“音”。
わずらわしい騒音も立派な振動エネルギー。
これを充電に使えるとは驚きです。
しかも騒音だけで5Vも発電。
最大出力電流も気になりますが、とにかく
実現できれば”充電が切れそうならうるさいところへ行け!”です。
将来有望な充電技術。
いよいよ、携帯電話の機能の進化のスピードに追い付き追い越す時代がやってくるかもしれません。
乞うご期待ですね。
ありがとうございます。