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ドローンが練習を偵察?!
2014.06.20|shiozawa
ワールドカップブラジル大会真っただ中。
世界中が大盛り上がりの今ですが、
起こるべくして”ドローン (drone)“を使った問題が起こったようです。
■W杯に臨むフランス代表のトレーニング風景がドローンで盗撮される
驚異的な安定性と直感的な操作性を実現したクアッドコプター「Phantom 2」など、個人でも手軽に入手できるドローンが増えてきましたが、これらの機能を存分に活かし、6月13日からスタートしたFIFAワールドカップに臨んでいるフランス代表のトレーニング風景を盗撮する、という事件が起きました。
フランス代表監督を務めるディディエ・デシャン氏は、ブラジルのサッカークラブであるボタフォゴFCのホームスタジアム、エスタヂオ・サンタ・クルスにてフランス代表がトレーニングを行っている最中に、トレーニング風景がドローンに搭載されたカメラにより無断で盗撮されていたことを、土曜日に行われた記者会見の場で明かしました。
この盗撮行為により、基礎トレーニングを行っていたフランス代表は一時トレーニングを中断せざるを得なくなっていまったそうです。
デシャン監督は、盗撮されたことでワールドカップの初戦相手であるホンジュラス代表にフランス代表の戦術が漏れてしまったのではないかと懸念していました。
しかし、ホンジュラス人記者は試合前の記者会見時に「ドローンが使われる機会は増えてきており、FIFAはこの問題を素早く調査する必要があります。
私たちはプライバシーを侵害したくありませんが、現代においてそれは非常に困難なことです」と発言し、さらに「ドローンを使ったのは我々ではありません!」と、ホンジュラス代表チームを擁護しています。
引用:Gigazine
そう。
ドローンらしきものが非公開の練習をのぞき見してたようです。
かねてからドローンは便利ですが、盗撮などに悪用される可能性が極めて高いと思ってましたが、やっぱりなといった印象です。
明らかに腕のようなものが4本☆
まぎれもなくクワトロ型のプロペラのラジコンのように見えますね。
上記の記事に書かれているラジコン「Phantom 2」はこちら。
■驚異的な安定性と直感的な操作性を実現したクアッドコプター「Phantom 2」初フライトレビュー
ナイアガラの滝を空撮したり、溶岩の流れる活火山を激撮したりと、アクションカメラを搭載することで人間が従来不可能だった撮影さえも簡単に実現できるのがDJIのクアッドコプター「Phantom 2」です。
安定性と操縦性に優れ、プロのカメラマンにも絶大な人気を誇るPhantom 2の性能がいかほどか確認するべく実際に飛行させてみました。
引用:Gigazine
このドローンらしき偵察機に見られた直後のホンジュラス戦は危なげなく3-0で勝利したようなので良かったですが。
今後はもっと小型のドローンも増えていくと思いますので、次回の2018年のロシア大会ではいっそうこのような事が発生しそうですね。
スポーツはルールがあって初めて楽しめる物ですから、
選手だけでなく観客も含めて試合外でもスポーツマンシップにのっとってほしいものです。
では、残りのワールドカップの試合を楽しみましょう。
ありがとうございました。
サード・ブリュー・コーヒーのブームが到来予測。
2014.06.16|☆KAYA☆
月曜は☆KAYA☆です。
今回は、ちょっとブームを予測!!!おそらく流行するであろうカフェ、コーヒーの最新情報をお伝えします。既に流行っていると思われているコーヒーですが、今年また、コーヒーを見直す機会が訪れそうです。
それは、コーヒー界のアップル社と言われている革命的なコーヒーショップが日本初上陸するからです。クラリネット奏者だったジェームス・フリーマン(James Freeman)氏がその道を諦めた時に、彼のもう一つの情熱であるコーヒー、本当に美味しいコーヒーを作ろうと決心し2002年8月に自宅のガレージで始めたのがブルーボトルコーヒーです。
米国のコーヒーメディアSprougeによると、Blue Bottle Coffeeが東京への進出を発表しました。同社はサンフランシスコ対岸のオークランドに初の焙煎所を持ってから、ニューヨーク、ロサンゼルスと焙煎所を増やしてきましたが、第4の都市に東京が選ばれました。Blue Bottle Coffeeのウェブサイトはこちら。 (tarosite)
ブルーボトル・コーヒーは、サンフランシスコ発祥でヒッピー文化をルーツとする感覚を持っているブランドです。
Blue Bottleは、2002年にJames Freeman氏が始めたコーヒー焙煎所です。はじめは自分の手で焙煎して、近隣のファーマーズマーケットで販売していましたが、港町の倉庫街に焙煎所を 立てて、サンフランシスコ市内にカフェを持つというスタイルでビジネスをゆっくりと拡げています。
Freeman氏は創業以来、「フレッシュネス」「ホスピタリティ」「サステナビリティ」を社是としています。また透明性にも重視しています。ど の地域で生産され、どのようにウォッシュされた豆なのか。誰が、どのように焙煎したのか。どんな淹れ方をしたのか。これに携わっている人と顧客が話せる場 所でありたいと語ります。
例えば、焙煎後48時間以内に豆を利用する事や、浅煎りのシングルオリジンで、明るい柑橘の香りが立つコーヒーを提供するなど、独自のポリシーを 保っています。むやみにカフェ出店の地域を拡大するのではなく、核となる焙煎所を中心に、自社のカフェと、焙煎した豆を扱うカフェやレストランのネット ワークを作って、地元に根ざす強いエコシステムを作ってきました。
スモール、ローカル、サステナブル、といったヒッピー文化をルーツとする感覚、そして近年サンフランシスコ周辺で勃興している新しい良質な食文化の流れが、Blue Bottleが発展を加速させました。(tarosite)
この、1杯ずつ丁寧に入れられて、香り高いコーヒーの事をサード・ブリュー・コーヒーといい、ブルーボトル・コーヒーはまさにそのさきがけです。
彼は2002年当初、苦味の強い深煎りが大全盛だった時代に、浅煎りの明るい酸味を持つコーヒー豆をガレージで焙煎し、オークランドというサンフランシス コの対岸の街のファーマーズ・マーケットで販売していた。暫く経った時、彼のお店に15人もの人々が並んでいることに気付き、サンフランシスコのヘイズバ レー(Hayes Valley)という場所に初めてのブルーボトルコーヒーショップをオープンする。このお店はキオスクタイプのとても小さなお店だったが、みるみるうちに 評判となり、現在ではサンフランシスコ周辺に7店舗、ニューヨークに5店舗、ブルックリンに1店舗を有するに至る。
また彼のお店はアメリカにおいて、日本製のサイフォンやウォータードリッパーを使用し始めた先駆けでもある。彼はそれがお気に入りで、ブルーボトルコー ヒーのカスタマー向けにも販売している。その結果、現在ではサンフランシスコのコーヒーショップでは日本製ハリオのドリッパーを中心としたハリオ製品がこ ぞって売られている。こういう話は日本人にとっても嬉しい。ドリッパーを使って一杯一杯丁寧に淹れられるドリップコーヒーは、3分〜5分の時間がかかる が、それでもその価値を認め、サンフランシスコの人は日々行列を作っている。(SF BiteBite)
豆とその焙煎の仕方にかなりのこだわりがあり国内だけで成長してきたブルーボトル・コーヒー。それが、なぜ東京進出を決めたのか?創設者Jamesは日本人の丁寧な性格を評価しているようです。
「日本の喫茶店はとても好きで、とてもたくさんのインスパイアがあり、よく訪れています。コーヒーに対する真剣さ、何に対しても均等に気が遣われて いて、抜け目がない。Blue Bottleもこうした姿勢でコーヒーを提供できるようにしたいと思って取り組んできました。そのことは、Blue Bottleの素早い成長を助けてくれました。米国以上に日本のコーヒー文化は洗練されています。また道具一つ一つ取っても、クラフトマンシップに尊敬しています。2013年の春に、銀座のカフェ・ ド・ランブルに行きました。きれいな春の日に、エイジド・デミタスを飲みました。そうした美しい体験ができる街にBlue Bottleとしてチャレンジできれば」(tarosite)
東京上陸にあたり資金が必要なのだが、そこに出資したのは世界でも有名なテクノロジー企業へ投資をしているそうそうたる顔ぶれだった。そう、ブルーボトル・コーヒーがコーヒー界のアップル社と呼ばれる由縁は、その資金調達力と拡大の仕方にあります。
このように近年著しく成長しているブルーボトルコーヒーは、ボトル入りコーヒーの販売を開始したり新店舗をオープンさせるなど事業領域を広げている。それに伴い、あたかもテック系のスタートアップのように資金調達を行ったのが、2012年10月のTech CrunchやTrue Venturesのこの記事なのだが、約20億円($1=100円計算)ものお金を調達し、かつ投資家はいわゆるテック業界のスターばかりだ。
また、2014年1月には、2度目の資金調達を行い、前回と同じようなテック業界のスター達とモルガンスタンレーから約26.75億円($1=100円計算)の調達を行った。街角のコーヒーショップにしてはかなりの金額だ。この金額の使い道は、まさに日本への進出である。ブルーボトルの公式ブログでも、東京の清澄白川に焙煎所兼カフェ用の建物をリースしたと発表した。また、2014年末までの開店に向けて準備を進めていること、六本木と渋谷への出店を検討していることをこちらの記事のインタビューで答えている。
彼はここ数年、日本に進出するためのジョイントベンチャーやライセンス契約のパートナー探し をしていて、複数の会社からオファーを貰っていた。2013年の夏頃に彼と直接話したときにはパートナーが決まったと言っていたが、頓挫したのだろう。最 終的には、米国100%子会社のブルーボトルコーヒー・ジャパンを設立することとなった。(SF BiteBite)
今回の東京上陸は、米国のBlue Bottleが100%子会社を日本に設立し、清澄白河に焙煎所・カフェ・オフィスを兼ねた拠点を立てることからスタートします。これに先立ち、2013 年、Blue Bottleはその資金を集めるため、およそ26億円の増資を行いました。
ここに投資した人たちの顔ぶれは、意外なものでした。目立つのは、テクノロジー企業へ投資しているベンチャーキャピタルや、既にIPOやバイアウ トなどを済ませた起業家たちが顔を揃えているのです。例えばGoogle VenturesのKevin Rose氏、True VenturesのTony Conrad氏、Flickr創業者のCatrina Fake氏、TwitterやMediumのEvan Williams氏、UberのGarret Camp氏など。(tarosite)
まだ明確な東京上陸時期は発表されていないが、この店が日本でのサード・ブリュー・コーヒーブームを起こしそうだ。ここで紹介した意外にもすでに多くのメディアにインタビューが露出しており話題になっているので是非上陸前にリサーチして欲しい!カフェと言えば、5/29に、渋谷に楽天カフェがオープンした。
インターネットサービス大手の楽天は5月29日、同社としては初めてとなる常設型のリアル店舗をオープンした。その名も「楽天カフェ」。オープニングセレモニーに登場した三木谷浩史社長は「ネットの魅力を満喫してもらいながら、おいしいものを食べてもらえる、すばらしい空間にしたい」と意気込みを語った。(東洋経済ONLINE)
どう口が曲がっても、オシャレという言葉は出ない外観内観。
3階建てのこの店舗は、外観から飲食メニュー、サービスに至るまで、楽天ワールドを徹底的に具現化している。たとえば、スイーツ。品切れになることも多いマダムシンコのバウムクーヘン「マダムブリュレ」や玉華堂の「極プリン」など、インターネット仮想商店街「楽天市場」の人気商品がネットと同じ価格で味わえる。(東洋経済ONLINE)
お取り寄せスイーツが食べられるのは嬉しいが、それぞれの客席との間が狭く混雑しているため落ちついてwifi環境の整ったこのカフェで仕事を、、、ということにはならなさそうだ。あとこのロゴがダサいので、恥ずかしい。
1階全席と2階カウンター席の計32席には、楽天の電子書籍端末「コボ」を設置。コーヒーを飲みながら、コボを使って、ファッション誌などを無料で読むことができる。4月にサービスを開始したばかりのスマホアプリ「楽天チェック」にも対応している。店内でアプリを立ち上げると、来店しただけで楽天スーパーポイントが手に入るという仕掛けだ。
支払いには、楽天カードや電子マネーの楽天Edyなどが使用可能。楽天カードで支払うと、コーヒーと紅茶が半額になる特典もある。席についたまま、スマホ決済サービス「楽天スマートペイ」によってカード支払いをすることもできる。また、店頭にはコンシェルジュが常駐。カード、銀行、証券、生保など楽天が展開する各種サービスについて、解説役を務める。(東洋経済ONLINE)
楽天カフェが出来たこの建物、かなり立地条件は良いのだが、なぜか次から次へと売り上げ不振で店が変わる。そのジレンマにハマらなければ良いけれど、個人的には全く期待していない。とにかくダサいから。外観にあるメタリックな?無機質なイメージにしたかったの?かと思えば中は木目が使われていたり、なによりこのロゴ、ポケモンに出てくるモンスターボールみたい。残念すぎる。私の個人的興味はここまで 笑 以上。
今年はやっぱり、アナと雪の女王! 上半期ヒットランキングとディズニーの次回作に注目!
2014.06.11|iwamura
こんにちは、nakanoです。
6月も中盤に入ってまいりました、
季節はすっかり梅雨ですが、
もう今年も半分終わってしまった…という、驚き!
当ブログでも、上半期のライトノベル売上ランキングをまとめておりますが、
日経エンターテイメント!様より、
上半期ヒットランキングがございます。
2014年の上半期、どんなエンタテインメントが多くの人々の心を動かしたのか。売り上げや視聴率、興行収入といったデータに、社会現象度や話題性、新規性などを加えて、「日経エンタテインメント!」が上半期ヒットランキングを作成。2013年はドラマの当たり年だったが、今年は『アナ雪』が大ヒット。楽曲人気により、その人気は広がり続けている。長い歴史に幕を下ろした『笑っていいとも!』やNHKの『連続テレビ小説』枠からは『ごちそうさん』『花子とアン』が話題となった。これらのヒットが意味するものとは……。
※日本経済新聞様より
トップ20の中には、やはりドラマ、映画、アーティストやタレントなど、
確かに…と納得できる顔ぶれかと思いますが、
実は、なんだか聞いたこともない物もあったりします…
時代に取り残された感じがしますが…
8位のツムツム
そのブームとは、ディズニーストアが展開する「TSUM TSUM<ツムツム>」シリーズ。
2013年10月にディズニーストアで販売を開始したぬいぐるみのシリーズで、発売当初、1日約1万個を販売。
2014年1月にこのシリーズをテーマにしたスマートフォンゲームアプリ「LINE:ディズニーツムツム」
が登場すると、わずか14日間で400万ダウンロードを突破しました。
ゲームのリリース後には、商品の販売個数が対前週比約40%アップを達成。
そして現在、ぬいぐるみシリーズの販売個数が発売開始から約半年(176日間)で100万個を突破、アプリのダウンロード数も1000万と、商品とゲームの相乗効果で瞬く間に浸透したのです。※Exicteニュース様より
1000万ダウンロードを超える人気のディズニーアプリゲーム『TSUMTSUM』、
ゲーム人気と見た目の可愛さの相乗効果で、
その後発売したぬいぐるみ『ツムツムシリーズ』も半年で100万個の売り上げを出しているようです!
私もディズニーストアで普通にぬいぐるみを見て、欲しいな~と思っていましたが、
こんな話題になっているとは全く知りませんでした…
そして、今年上半期1位は、やはり『アナと雪の女王』
※ディズニー公式サイト様より
作品自体、また曲の人気もあり、
何故こんなに売れるのか、売れる法則について、
詳しく突き詰める人達が出てくる程、
ビジネスにも、世論にも話題満載です。
また、ヒットランキング6位の『ものまねメイク』にて、
アナやエルザなど人気キャラクターに真似たメイクも流行っています。
※ディズニー公式サイト様より
そして、来月には、ブルーレイ、DVDなどが発売されます!
…は…早いッ!!
先日、映画館で観たばかりなのに!
これは、上半期のみならず、下半期も『アナと雪の女王』旋風が留まることが無さそうです!
そんなディズニーですが、
話題の『アナと雪の女王』の次回作の長編アニメ、
『Big Hero 6』のティーザー動画が公開されました!
動画:https://www.youtube.com/watch?v=OvgyXKDXdZY
「アナと雪の女王」が大ヒットしているディズニーが、今度は日本人の主人公が活躍する長編アニメ映画「Big Hero 6」を公開します。11月7日に米国で公開予定の同作は、主人公の男の子、ハマダ・ヒロと彼が作り出したロボットが活躍する作品です。
原作はマーベルの同名コミック。映画は作品の雰囲気がよりコメディータッチになっているようですね。また、原作の舞台は日本でしたが、今回の映画では「San francisco」と「Tokyo」をもじった架空の街「San Fransokyo」とされているようです。ネットに出回っている映像や画像などを見ると、日本語の看板が街にある姿も確認できます。
※ねとらぼ様より
なんと主人公は、ハマダ・ヒロくん、
日本人の男の子じゃないですか!
ロボットと日本、そしてアニメ…という、
日本でも勿論、海外でも人気を集めそうなコンセプトですね!
まだティーザーの為、詳しくはわかりませんが、
米国での公開は、11月。
『アナと雪の女王』のヒットを塗り替えれる話題作になる事を期待しています!
ありがとうございました。
ファーウェイさんがSIMロックフリースマホを日本で売り出すそうです。
2014.06.03|iwamura
ファーウェイさんの前に。
インターネットセキュリティ関連でのトッピクスとしては、こんどはHISさんがヤられてしまいました。
大手旅行会社の「H.I.S.」と、人気のブログサービス、「JUGEM」のホームページが、何者かによって、閲覧しただけでウイルスに感染するよう仕組まれていたことが分かりました。
一部のウイルスには、ネットバンキングの口座情報を送信する機能もあったということで、それぞれの会社が注意を呼びかけています。※NHKさんより
うーん、これはやられてしまいましたね。ネットバンキングの口座情報を第三者に自動送信て。。
「口笛が 悲鳴に変わる 旅サイト」
24~26日に上記2サイトを閲覧された方におかれましては、ウィルスの確認の必要があるかと思われます。
◆ファーウェイさんの件
いよいよスマホほか、メーカー直販で日本でも販売開始との由。
ファーウェイ・ジャパン(華為技術日本)は、6月下旬以降にSIMロックフリー端末の国内販売を開始すると発表した。第一弾は「Ascend G6」で、希望小売価格は2万9800円(税別)。IIJ(ビックカメラグループで取り扱い)、エディオン、ダイワボウ情報システム、ノジマ、U-NEXT経由で販売される。
※ケータイWatchさんより
ということなんですが、ファーウェイさんに関しては、「中国に盗聴される可能性があるからヤバいよね」というお話はアメリカさん等では以前からささやかれているお話ではございまして(下記リンク/中国ファーウェイの正体)。
ファーウェイという企業については、ちょうど1年前のものになりますが、ITproで「中国ファーウェイの正体」という特集がありました。全4回とかなりボリュームがありますが、その内容は大変参考になるものですのでご紹介しておきます。
[1]「急成長の背景には3つの転機」、輪番CEOが語るファーウェイのこれまでとこれから
[2]クラウドからUC、セキュリティまで、エンタープライズに進出したファーウェイの実力
[3]「イノベーションの影に日本の部品」、調達担当者が語る日本企業との知られざる関係
米国との関係が不穏なものとなった経緯については、第4回目の記事「盗聴疑惑、ダンピング指摘……、世界制覇を遮る課題」を読んだいただくとして、注目したいのは第3回目の記事です。日本におけるファーウェイは、ある意味で「知る人ぞ知る」という表現が相応しいのかもしれませんが、一般消費者があまり知らない部分で日本企業の数々と関わりを持ちつつあります。
えーと、通信機器大手となるファーウェイ製商品の部品は日本企業も多くかかわっており、日本としては得意先として無視できない、というのも大きいと思われます。
ただ、アメリカやオーストラリア等が輸入禁止メーカーとして位置付けているのは、特には上記リンク4番あたりが原因かもしれず、去年ファーウェイ製品開発に関係したエンジニアさんの謎の死亡事件(下記)なんかが英紙フィナンシャルタイムズにすっぱぬかれたりして、この辺が都市伝説的に、あるいは黒いウワサの根源として取りざたされてしまうことが要因かとも思われます。
中国の通信機器メーカー、華為(ファーウエイ)技術と、軍事技術に転用できる半導体を共同開発するプロジェクトにかかわっていたとみられる米国人技術者が昨年6月、シンガポールの中華街で変死した。この技術者は米国に帰国する直前だったため、家族が「何者かに殺された」と告発している。この疑惑を英紙フィナンシャル・タイムズのFTマガジンが報道したところ、華為技術が否定するなど、全面対決の様相になっている。
急速に世界でシェアを拡大している華為技術をめぐっては以前から、中国人民解放軍とのつながりが取り沙汰されている。
米下院情報特別委員会は昨年10月、華為技術などが中国共産党や人民解放軍と密接につながっており、対米スパイ工作に関与している恐れを指摘した。
オーストラリアは華為技術が同国内でブロードバンド・ネットワークを構築することに反対。カナダも企業名を特定しなかったが、華為技術を念頭に置いた上で、安全保障上に問題が生じる場合、外国企業を排除できる例外規定を設けた。インドも華為技術が同国内で企業活動を拡大させることに反対している。
こうした国々は、中国側がサイバー・スパイをしやすいように補助金や低利での融資、有利な輸出金融で華為技術の世界進出を後押しし、平時は華為技術の通信インフラを悪用してスパイ活動を展開、有事には通信インフラをシャットダウンさせる恐れがあると懸念している。
これに対して、華為技術は「中国企業の海外活動を妨害するためのでっち上げだ」と反発している。
華為技術は1988年、人民解放軍出身の任正非総裁が創設。現在では世界140カ国に展開し、従業員数は14万人。今や世界最大の通信機器メーカーになった華為技術は欧州の第4世代移動通信システム市場の50%以上を占めている。
うーん。。
元人民解放軍の任正非総裁が創設したとか、傍受の疑いがあるとか、確かにそれはそうなんでしょうけれども、ただ、通信機器なんて盗聴しようと思えばそもそも盗聴し放題だという商品特性だと言ってしまえばそれまでですし、アメリカのNASもそのファーウェイをさらに盗聴していたというハナシもスノーデンが暴露ってしまったといった事実もありまして、「お前らが非難していたことをお前らもやってたじゃねえか」という、「え、やっぱりファーウェイさんもですか」みたいなファーウェイ広報発言が飛び出したりと、なんだかチャップリンの映画みたいな感じになってきてしまっておるのですが、ただ、基本的にインターネットを使うという事は、そういったリスクと常に隣りあわせだ、といった認識を持つ必要はあるでしょう。
「大事な仕事の話は、パソコンやFAXや電話じゃなくて、きちんと訪問営業によって決めてくるものだ。」
就職した際に、営業部の先輩に叩きこまれたことばが、それでもやはり正しかったのかも知れないと、昨今は思う日々でございます。
新しい自動車規格になるか!?”ミラーレス”
2014.05.30|shiozawa
こちらはあるメーカーのコンセプトカーの画像ですが何かが足りません。
何かわかりますか?
答えはサイドミラーです。
ということで、
アメリカのテスラモーターがこんなことを提唱しているようです。
■テスラがサイドミラーの廃止を訴える! 2014 04.04
先日、米国NHTSA(高速道路交通安全局)は、2018年5月以降に米国で販売される新車を対象に後方視認用のカメラの搭載を義務付ける新規制を発表した。
そのさなか、テスラは米国自動車工業会というロビー団体(ゼネラルモーターズ、トヨタ、フォルクスワーゲンなど12の大手自動車メーカーが参加)と手を組み、サイドミラーをカメラに置き換える許可を求める嘆願書をNHTSAに提出した。
現在、米で製造される車にはサイドミラーの取り付けが義務付けられており、サイドミラーを付けず、カメラだけを搭載することはできない。
これに対しテスラ側は嘆願書の中で、「サイドミラーによってエアロダイナミクスが低下し、燃費も悪化している」と指摘。
米の自動車サイト『Automotive News』によると、テスラのイーロン・マスクCEOは2年ほど前から、法的にサイドビューカメラのみの使用許可を目指しロビー活動を行っていたが、1人の力だけで規則を変えることはできないと話しているという。
引用:auto blog
かなり理にかなっているようでもありますが同時に、
自動車の標準規格を自社提唱のものにして市場に有利に働かせようとしている感がプンプンします。
では、はたして日本の自動車メーカーはこれらのミラーレスの流れに対して対応する事が出来るのでしょうか。
例えばニッサンの場合かなり前からミラーレス化に対応しそうな技術を自動車に取り入れています。
■アラウンドビューモニター
空から見ているような視点でクルマの周囲が確認できるモニター
アラウンドビューモニターは、クルマの真上から見ているかのような映像によって、周囲の状況を知ることで、駐車を容易に行うための支援技術です。クルマの真横や斜め後ろなど、クルマのまわりには目の届きにくいところがあります。けれどもこの装置があれば、見えにくい障害物であっても気付くことができるのです。
引用:NISSAN
駐車する際のサポートとして自動車の前後左右にそれぞれカメラが設置されています。
ミラーではなかなか確認できない死角をサポートしてくれるといった点では似たような技術です。
さらに、HONDAの場合は
サイドミラーのサポートとして、すでに死角の映像を表示するカメラを備えた自動車をすでに北米で販売しているようです。
■Lane Watch (レーン・ウォッチ)
ドアミラーに設置したカメラにより、斜め後方の車両を表示。
レーンチェンジ時、ドアミラーの死角に存在する車両を見落とさないよう、視界を補助するシステムです。
※北米仕様
https://www.youtube.com/watch?v=E6w4zGzg2os
引用:HONDA
これはほとんどミラーレス化の対応に直接つなげられそうな技術のように感じられます。
このような米国のミラーレス化の流れ(まだ決定してはいませんが、、、)に対して各社は比較的すぐに対応できそうな印象です。
でははたして日本国内の自動車規格は今後どうなっていくでしょうか。
まだ情報が少なく将来はわかりませんが、
少なからず自動車産業はグローバル化の進んだ市場ですので、各国の規格に合わせた柔軟な対応と準備が必要そうです。
ありがとうございます。