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2016に開催される新しいオリンピック”Cybathlon”
2014.04.04|shiozawa
今年2014年は“ソチオリンピック”で始まり、最近やっと落ち着きを取り戻したところ。
次は2年後の2016年。
夏の“リオデジャネイロオリンピック”になります。
そんな2年後の2016年はもう一つの新しいオリンピックがスタートするようです。
その名も“Cybathlon”。
■サイバー義体者のオリンピック「サイバスロン」開催へ
パワードスーツやロボットアームを装着した人や、ブレイン・コンピューター・インタフェースを操縦する人たちによるオリンピック「Cybathlon」が、2016年にスイスで開催されることになった。
「バイオニック・アスリート」たちのオリンピック「Cybathlon」(サイバスロン)が、2016年10月にスイスで開催されることになった。
Cybathlonは、ロボット技術などを用いた高度な補装具を装着する障害者スポーツ選手たちが競う選手権だと、大会のウェブサイトには書かれている。
主催するのは、スイス国立コンピテンスセンター・ロボティクス研究所(NCCR Robotics:Swiss National Competence Centre of Research in Robotics)だ。
さまざまな分野にわたって、数多くの競技が用意されている。動力付き人工膝、着脱可能な人工腕、強化外骨格、電動車椅子、筋肉電気刺激装置、および最新型の\\/なれる。
多くの人に夢を与えてくれる実にすばらしい大会です。
こちらがそのCybathlonを紹介する動画
上記でも一番注目されている
“ブレイン・コンピューター・インタフェース”の競技。
最近ではこれと似たような脳波で遊ぶゲームが発売されていますが、それをもっと競技用に改良したものになるのでしょうか。
とても面白そうです。
よく考えてみればオリンピックも常に新しい競技用製品の革新とともに成長してきました。
例えばスケートのシューズ。
競泳水着も。
今回紹介したCybathlon.
競技者の身体能力と同様に技術力も大きく影響すると思います。
オリンピックと同じように、その国の持つ技術力が大きく競技に影響すると思われます。
2年後、この第一回Cybathlonをとても楽しみにしています。
ありがとうございます。
また一歩未来へ前進!3次元スケッチができる最新ガジェット
2014.03.29|saito
こんちは!
今回はコレ↓
「GravitySketch(グラビティ・スケッチ)」
3次元でスケッチをする事ができる、SF感満載のガジェットです。
立体的なスケッチをその場すぐにできるという事で、
CADなどを使わなくてもすぐに表現できてしまうところは大分魅力的。
このガジェットを開発したのは、イギリスの名門美術学校「ロイヤル・カレッジ・オブ・アート」の学生だというから驚きです。
製品デザインもスタイリッシュ。
アイコンが空中に出てくる感じ、好きです☆
建築系やプロダクト系などの分野で絶大な力を発揮しそうなイメージです。
価格が気になりますねw
ありがとうございます。
人間vsロボット卓球対決?!動画
2014.03.28|shiozawa
IT製品に限らずほぼすべての電化製品が高機能な“産業ロボット”によって作られています。
そんな産業ロボットの宣伝動画が斬新で面白いのでご紹介☆
■“すご腕”卓球ロボットが世界的選手と大接戦
世界レベルの卓球選手が必死に球を打ち返す相手は、1本の“腕”──卓球ラケットを握ったロボットが現役のスター選手と大接戦を演じる動画を、産業ロボットメーカーの独KUKA Roboticsがこのほど公開した。
出演したのは世界ランク8位のティモ・ボル選手(独)。対する卓球ロボットは同社の産業ロボットを使ったもので、1本腕ながらサーブを器用にこなし、ボル選手の強力なドライブをフォアハンド・バックハンドを駆使して正確に打ち返していく。勝負の行方は──
独KUKA社のロボットアーム
ドイツのスター、ティモ・ボル選手
同社が中国市場に進出するに当たり、ボル選手を現地向けマーケティングに起用したことで実現したコラボレーションという
(動画はこちら)
https://www.youtube.com/watch?v=tIIJME8-au8
引用:IT Media
見ていてワクワクする動画です。
さすがに本当に対決している訳ではないとは思いますが、
メイキング動画はこちら
https://www.youtube.com/watch?v=c2NeW9o5G6s
そして一応、近年の産業ロボットの世界マーケットに関してもご紹介。
■世界の産ロボ市場、10年比48.9%増、経産省の市場動向調査 (2013.07.19)
経済産業省が18日発表した「ロボット産業の市場動向調査」によると、2011年の産業用ロボットの世界市場規模は、2010年比48.9%増の84億9,700万ドル(6,628億円)となった。
リーマン・ショックが起きた2008年に62億ドルだった水準を超えて急回復した。
リーマン・ショックの影響から産ロボへの投資が落ち込んだ2009年比では2.2倍に増加した。
日本や北米、ドイツといった主要市場の回復に加え、中国で生産の自動化が進展し、輸入台数が急増し市場規模を底上げした。
2011年の利用状況にもとづく世界市場別シェアは、2010年に首位を韓国に奪われた日本が16.8%(2万8,000台)となり、2009年以来2年ぶりにトップの座に返り咲いた。
自動車や電気・電子向けが伸びた。
ただ、中国のロボット市場拡大と競争激化により、日本市場における販売台数シェアは相対的に低下。2010年に20%を割り込み、2011年は16%台に落ちた。販売シェアは日中韓の“アジア3強”が2年連続で独占した。
なお、2011年における日本企業の出荷総額は42億6,700万ドル(3,328億円)と、世界市場において50.2%のシェアを有している。
引用:日刊工業新聞
日本はロボット大国と言われていますが、マーケットシェアはどんどん低下しているのですね。
産業用ロボットの出荷販売台数自体は約50%。
マーケットシェアほど低下していなくて安心しましたが、もっと攻めに入ってシャアを伸ばしていってほしいです。
上記でご紹介の通り、今もそして将来も産業ロボの市場はどんどんと広がっていくと思います。
きっと市場拡大とともに技術革新もしていくと思われます。
いつか本当に人間とロボットがスポーツで対決する時代が来たら面白いですね。
ありがとうございます。
宇宙太陽光発電構想☆
2014.03.21|shiozawa
日本の国土の約25倍もあるアメリカ。
土地も日本と比較したらたっぷりあるはずですが、夢のような研究をアメリカは国家レベルで行っているようです。
その方法はシンプルでエネルギーのことに興味がある人ならすぐにでも思いつきそうな手段☆
■宇宙で発電、地球に伝送:米海軍が進める宇宙太陽光発電構想 2014.3.19
米海軍調査研究所(NRL)では、軌道上で太陽発電を行い、地球にマイクロ波で送電する技術を開発中だ。
SolarEn社も、同様の発電を2016年に開始する計画だ。
米軍は、世界最大の石油消費者だ。石油価格が上昇しているなかで、米軍はより効率的な代替策を求めている。
米海軍調査研究所(NRL)では、軌道上で太陽光を捕捉して発電し、地球にマイクロ波で送電する技術を開発中だ。こうした宇宙太陽光発電によって、多額の防衛費を節約できる可能性があるだけでなく、軍隊の移動や展開も容易になると期待されている。
NRLではこれまでに、異なる2種類の試作品を作成して試験を行っている。ひとつ目の「サンドイッチ」モジュールは、すべての電気部品を2枚の正方形パネルの間に詰め込むという革新的な設計から名付けられたものだ。
上面は太陽光を吸収する光起電パネルになっている。
中央の電子システムでエネルギーが無線周波数に変換され、底面のアンテナから、地上の対象に向けて電力が伝送される。
最終的にはこのようなモジュールを、ロボットを使って宇宙で大量に組み立てて、1kmに及ぶ非常に強力な人工衛星を形成する構想だ(NRLの宇宙ロボット工学グループは、すでにそうした汎用ロボットに取り組んでいる)。
ふたつ目の「ステップ」モジュールは、サンドイッチ式の設計の一部を修正して開くようにしたもので、オーヴァーヒートせずにより多くの太陽光を受けることができるため、効率がさらに高まる。
<サンドウィッチモジュール と ステップモジュール>
引用:Wired.jp
確かに、宇宙で発電できれば作る場所も地球上ほど気にする必要がありませんし、より強い太陽光のエネルギーが得られそうです。
ここで一番のネックはどうやってその発電したエネルギーを地球に送るかのようです。
マイクロ波ならば送電できる?
確かに損失は多そうですが送れるみたいです。
が、SolarEn社は2016年に送電を開始とのことで2年後?!
元記事が正しければ、随分近い将来に開始するようです。
では、日本はそういった類の研究開発をしているのかな、、、と思ったら、しているようです。
■SCIENCE NONFICTION 実現は意外に目前! 2013.4.19up
「宇宙太陽光発電(Space Solar Power System=以下SSPS)」とは、地球の静止軌道上に浮かぶ太陽光発電設備だ。
その規模は直径2~3kmのミラー2枚と、直径1.25kmの太陽電池2枚、そして直径1.8kmの送電部からなる巨大な建造物。1基あたりなんと1GWの出力を持つ。これを地上の巨大なレクテナ(受電アンテナ)に送電するという。
このSFのような話が今、現実的な計画として進められているのをご存知だろうか。
JAXA研究開発本部の藤田辰人氏は解説する。「2030年頃には数MW級の大型実証プラントを建設し、実証でき次第、1基目の建設を開始します」。
なんと18年後に巨大太陽光プラントが宇宙に浮かぶ! 「太陽電池といえば、昼夜・天候に左右されるという認識がありますが、宇宙では皆無です。
24時間常に直射日光から最大のエネルギーを取り出せます。さらに燃料を必要としないので、輸入燃料の価格変動にも左右されません。
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そしてなにより、安全でクリーンです」。まさしくいいこと尽くしのSSPS。
「技術的には可能」とのことならば、すぐにでも実現していただきたいところだが、やはりネックはコスト面にある。
藤田氏によると、試算ではSSPS1基あたり2~3兆円かかるとのこと。とりわけ課題として大きくのしかかるのが、輸送コストだそうだ。
「建設には1基あたり1万5000トンの資材を宇宙に打ち上げなければなりません。
想定したロケットでは1回で50トンの打ち上げが可能。ということは300回の打ち上げが必要となります」。逆にこの1万5000トンを維持すべく、プラントの軽量化、太陽電池の効率化が最大の鍵となる。
例えば巨大なミラーは「㎡あたり300g」が当面の目標だ。SSPSの実現は、「重量・効率・コスト」との戦いと言い替えてもいいかもしれない。
意外にも日本も将来的な実現に向けてJAXAが開発しているということ。
しかも、送電効率がネックではなく、
宇宙へ運ぶ“コスト”がネックとの事だから、なお近い将来のようにも感じます。
17年後には完成目標。
日本みたいな平地が少なく、天災が多い国こそ、宇宙太陽光の必要性や重要性が感じられそうです。
はたしてアメリカより先に本格的な発電プラントが完成できるか。
将来が楽しみです。
ありがとうございます。
最新宇宙服がカッコイイ!
2014.03.20|saito
こんにちは!
「宇宙」って聞くだけでワクワクしてきませんか?
しかし、前々からちょっと思っていた事なのですが、宇宙服がなんとかならないかな?
という点。
これはこれで、かっこいいのですが、もっとこう「スタイリッシュさ」が欲しい!
と思ってしまいます。。
命守るためのスーツなので、「そんなの後回しだろ!」と言われても言い返せませんが。。
そんな事を考えておりましたら、「マサチューセッツ州立大学の研究者」が作ってくれましたよ!
スタイリッシュな宇宙服!
それが、こちら!
体にフィットする次世代宇宙服「BioSuit」
MITのデイヴァ・ニューマン教授らが研究しているこのBioSuit。
SFの映画に出てきそうなデザインが素敵です!
人間の体が、宇宙空間の真空を生き延びるには圧力が必要だ。
EMUは、ジェット機の機内のミニ版のような加圧容器を作ることでこれを解決している。
それに対してBioSuitは、全身を覆う半剛体のうねを採用することで、
十分な可動域を維持しながら、逆方向の圧力を機械的にかけている。
生命を維持する圧力のためには、膨大な長さのうねが必要だ。
うねはスーツの重要な歪みポイントを通りつつ、140,000針以上の縫い目で留められている。
金の繊維も織り込まれており、管制センターがクルーの状態を把握する
データ収集のためのバイオメトリクス・センサーと組み合わせる。
BioSuitはEMUより安全性が高い、とニューマンは述べる。
EMUの場合、微小隕石や宇宙ゴミが貫通したりすると、急速に圧力が下がり、なすすべがない。
しかしBioSuitなら、次世代のダクトテープで修繕できる可能性があるからだ。