Mykoちゃん、Cたん


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尖閣と竹島の問題がうるさいので、公式オリンピックチャンネルを一服の清涼剤にしてみる件。

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2012.08.21|iwamura

竹島、尖閣周り(対中国)がまたうるさい感じです。

てゆーか、なんで上陸しちゃったんでしょうね、このヒトたちは。。。

そもそも論としての「日本固有の領土」に上陸して、今更ながら領有権を主張する(石原都知事理論)という、どう考えてもマイナスな中国刺激策はやめましょう。

翻って竹島(対韓国)のほう。

こちらも外務省HPで書かれているように、日本固有の領土であるものの、実効支配は韓国が行っているので(北方領土理論)、まあそれはそれで韓国側もアレしておけばよいのに、大統領は政権末期のタイミングでやはり国民の感情論を煽ることで支持率アップに繋げようという、どう考えてもこっちもこっちで、長い目で国益を考えたらドマイナスな施策に走ってしまうのはどうしたものか。

これ、仮に日本政府が一歩も譲らずに、マジでスワップ協定破棄したらファイナンス滞る韓国はどうするつもりなんでしょうか。

日本の目、私が覚まさせようと…韓国大統領
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20120815-OYT1T01091.htm

韓国系のアホなメディアがさかんに煽っているのを見ますと「あっ、これは普通に話しても通じないな」と思うのは当然のことだと思うのです。もちろん、アジア問題を話し合う英語圏のフォーラムなどでは在外韓国人自体が「いまの李政権は末期で必死だし、国民も政府に強い姿勢を求めることしかできない状況だから、申し訳ないけど次の政権ができるまでは日本には我慢して欲しい」みたいなことを言うわけなんですけれども。

韓国 「天皇が韓国人に土下座して真の謝罪をしなければならない秘密文書を発見した」
http://www.idaegu.co.kr/gisa.html?uid=253501

「日本は独島侵奪野心を中断して、私たちの固有の領土である対馬を返還しろ」
http://www.kbmaeil.com/news/articleView.html?idxno=262159

この歴史的な風情にあって、財務大臣の「小物」こと安住せんせが燃えております。

安住大臣「看過ならぬ」と韓国への融資枠縮小へ
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20120817-OYT1T00632.htm

もちろん、日韓間のスワップ協定の締結については、締結された当初から効果のほどには疑問がありましたし、日本にとって得策かどうか、いろんな議論があった代物です。これが一応10月にきれるというので、その目前のタイミングで更新しない白紙撤回も検討となると、確かに韓国政府筋からすると驚天動地です。

竹島が明確な領土問題になってくれれば実効支配している韓国からすれば痛手ですんで、とっとこ勝ち手に乗じて外交圧力を韓国にかけるだけかけておけば良いという話になりますし、当然そういう流れになります。

「竹島」提訴で玄葉外相、韓国に共同付託を提案
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20120817-OYT1T00597.htm

現段階では日本外交としてはかつてないほどの満額回答に近い内容だろうと思います。

やまもといちろうブログより

上記やまもとせんせもおっしゃられるように、外交的には、韓国側の全面敗北、という現状かと思われます。

なんでそんな動きしちゃうんだろうなあ。超朝三暮四ではないか。。。

ということで、先だっての記事にも書いた日韓サッカー戦含め、ロンドン五輪のyoutube動画が丸々見られる保管庫(オフィシャルチャンネル)を今更ながら発見したので今日はご紹介。

ロンドンオリンピックのあのシーンがもう一度見たい、惜しくも見逃してしまったあの試合をぜひ見たいという方は、この公式オリンピックチャンネルを活用してみるといいだろう。

もちろん閉会式も余すことなくすべて見ることができる。

一夜限りの復活をはたしたガールズグループSpice Girlsも、ロックバンドBeady Eyeの歌う名曲も、世界的に有名なコメディアンのエリック・アイドルによる人間大砲も、デビッド・ボウイの映像もQueenの演奏も全部視聴可能!

閉会式の一番最後に、ロックバンドのTheWhoが往年の名曲『My Generation』を演奏しているのだが、そこで共演したアーティストたちがステージに登場するようすは圧巻だ。このシーンは日本では放映されていなかった。音楽ファンは絶対見た方が良いだろう。

こんな素晴らしい動画を大量に、それも無料で見られるなんて……やっぱりこれは、何かの間違いではないのだろうか?

参照元:公式オリンピックチャンネル
(文=田代大一朗

ロケットニュース24さんより

日付、協議、国別に全て検索⇒再生可能となっております!!!

そしてすべての映像はHDで見られる!!!マジか!!!

銀座パレードもいいけれども、やっぱり競技そのものがオリンピックでしょう。

個人ブログのほうでも触れましたが、ようやくテレビとか見れる生活が少しできそうなので、これを機に、1か月遅れのオリンピックを楽しんで見ちゃおうかなと思っております。

オリンピックは平和の祭典です。

1964年の東京オリンピックの際には、初めて聖火がアジアを通り、戦後間もない、沖縄、長崎、広島を通過して、国立競技場へ入りました。

あのオリンピックは、強者にしいたげられたアジア、有色人種による、巻き返しのスタートのタイミングだったのかな、と自分なんかは個人的に認識しています。

日韓ワールドカップもそうだったはず。我々は互いに抱き合ったはずだ。

お隣同士という地理的関係は未来永劫絶対に変わらないんだから、互いに刺激し合って仲悪いほうへ悪いほうへ驀進するのではなく、世界的不景気の今こそ、政権末期(失礼!)の今こそ、アジア各国が力を合わせる方法論について、両国首脳はもっと寝ずに考えてみろよ、と、言いたい気持ちでいっぱいです。

8月も下旬ですね。

残暑厳しいですが、皆様もお身体大切にお過ごしくださいませ。

ロンドンオリンピックと韓国との領土問題について。

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2012.08.14|iwamura

ということで、今夏はオリンピックについてのエントリをほとんど書いてこなかったことに愕然。

見れなかったんです。。。

ただ、やっぱり開会式が「やっぱりイギリスだな!」というウィットに富んだものだった点と、今回はそして、男女ともサッカーが強くて楽しかったです。

ただその、男子サッカー3位決定戦における韓国人選手の例のアレが、なんとも後味の悪い展開です。

ロンドン五輪のサッカー男子の3位決定戦、日本―韓国の試合後に韓国の朴鍾佑選手が竹島(韓国名・独島)領有を主張するメッセージを掲げた問題で、日本サッカー協会の大仁邦弥会長は13日、韓国サッカー協会から謝罪のメールを受け取ったことを明らかにした。

この問題についてIOCのロゲ会長は、FIFAが関係者に事情聴取して9月中旬に対応を決めることを明らかにしている。IOCはFIFAの決定後にメダルの扱いを決めるという。〔共同〕

日経新聞さんより

勝ってもも負けても、その互いの歴史への思いや悔しさも含めて、近親憎悪的隣国対決はガチンコで熱くてよろしい、というところで止めておいて頂きたかったのであるが、やっぱりオリンピック公式スポンサーのサムソン先生はお強いことでも知られておりメダルの獲得数は各国家の豊かさや民度を図るある一定の基準にはなりつつも、その背後にある経済力というか、組織力について、日本も学ばなくてはならないなとは思います。

特には昨今、政権交代のタイミングの影響か、韓国における対日批判の熱の高さは常軌を逸しており、竹島まで遠泳のニュースには、灯油をかけて抗議自殺をするかの国の熱さというか、ある意味の尊敬も含め、椅子から転げ落ちてしまいました。

【8月13日 AFP】(写真追加)韓国の市民グループ数十人が13日、日韓両国が領有権を主張する竹島(Takeshima、韓国名・独島、Dokdo)までの230キロメートル遠泳リレーを開始した。

韓国・蔚珍(Uljin)を出発した歌手のキム・ジャンフン(Kim Jang-Hoon)氏率いる遠泳隊は、韓国で第2次世界大戦終戦まで35年続いた日本の植民地支配からの解放記念日にあたる8月15日の光復節(Liberation Day)に、竹島に上陸を予定している。

現在韓国が実効支配する竹島をめぐっては、李明博(イ・ミョンバク、Lee Myung-Bak)大統領が10日、韓国大統領として史上初めて上陸したことをきっかけに両国間の緊張が高まっている。

afpbbニュースさんより

しかし、ネトウヨ的なただただ自尊心の拠り所を日本人としてのアイデンティティに求めざるを得ない、そうした脊髄反射的な感情論として我々は今この問題に蓋をしてしまうだけではなしに、国際司法裁判所への提訴もそれはそれでいいんだけれども、そもそも先方シカトで話は進まないことは火を見るよりも明らかなのであるから、やはりここは、毅然とした理論と行動をもって、かの国と相対してゆく(ケンカするという意味ではなく、しっかりじっくりと話し合いを続けてゆく)必要が、今まさにあるのではないか、と思うわけです。

国際司法裁判所や他国に頼るのもいいだろうけれども、自分は今回のオリンピックで静かに感動したのは、室伏広治選手の銅メダルでした。

アテネでの金、しかし腰を痛めての北京。そして、37歳でメダリストに返り咲いた彼の銅メダルを獲得するに至る、トレーニングの秘密とは一体なんだったのか。

かつての室伏選手は周囲を寄せつけないほどの厳しいトレーニングで自分を追い込み、29歳のとき、アテネオリンピックで金メダルを獲得しました。
しかし30歳を超えると、世界の頂点が遠くなります。
室伏選手本人もこの頃の体の状態について「金属疲労が起きている」と例えました。
長年鍛え続けてきた筋肉が悲鳴をあげていたのです。
年齢の壁をどう越えるかがロンドンに向けての大きなテーマとなりました。

大きく見直したのはウオーミングアップに時間を割くことでした。
ハンマー投げにつながる1つ1つの動きを、ストレッチなどで繰り返し体に覚えさせます。
かける時間は1時間。
若いときの3倍に増やしました。

反対に、投てきの練習は半分以下に減らしました。
長年のトレーニングで技術はすでに十分、身についていると考え、常に正確な動きをすることで80メートルを安定して投げられることを目指してきました。

nhkウェブサイトより

基礎を大切に、自分の身体、力と向き合い、バランスの中で強くしてゆくトレーニング。

浅はかでなはない、大人の男の闘い方をそこに見ることができます。

誰かに頼る、何かの問題を後ろに持っていく、あるいは逃げる、そうしたことをせず、まっすぐに問題や自分自身と向き合い、世界のトップで闘い続ける室伏浩二先輩。

それが結果となり、また、国を超えた尊敬であったり、彼自身のアイデンティティ形成の上でのオリンピックになったりするわけです。

翻って、我々の仮想敵国がかの国であるとかそうではなくて、我々の国の根本的問題は、国旗・国歌に関する法律の件含め国内に存在するわけで、我が国の未来は、そうした我々自身の問題を解決してゆくことや、我々自身の考え方、行動の仕方次第で右にも左にも進んでゆくことであると思うのです。

隣の国が悪い、腹が立つ、だけではなしに、常に敵はわが弱き心であることを忘れず、真摯に問題や未来を見つめ続け、鍛え闘い続ける視線や言動こそが、結果となり、周りの国の尊敬や賛同にもつながってゆくのだ、と考えてやってゆく必要があるかと存じます。

ということで、室伏先輩の銅メダルに励まされてオリンピックネタ閉幕ということで、本日もお仕事に励みたいと存じます。

暑さ寒さも彼岸まで。

皆様もよいお盆休みをお過ごしくださいませ。

なでしこジャパン決勝進出おめでとうございます!

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2012.08.07|iwamura

ということで、なでしこジャパン決勝進出おめでとうございます!

試合開始直前のグラウンド入場前、カメラにVサインして笑顔だったのはフランスではなく日本でした。

ワールドカップ決勝のPK戦を前に、やはり全員が笑顔だったなでしこを思い出しました。

確かに金と銀では違うのだろうけれども、あのときと同じように、おひとりおひとりが、「楽しんで」試合をして頂きたい、と心より願うものです。

で、個人的に今日は日経で1週間前に乗せられたコラムについて書いてしまうのだ。

☆引き分け狙い…なでしこ、フェアプレー精神はどこへ
サッカージャーナリスト 大住良之

■「後半の途中に引き分けを選んだ」

1968年のメキシコ・オリンピックで、日本を率いていた長沼健監督が準々決勝で地元メキシコと当たらないようにするため、グループリーグ第3戦のスペイン戦で引き分けを指示したことはよく知られている。

 しかし、ロンドン五輪での女子日本代表(なでしこジャパン)はまったく立場が違う。前年の女子ワールドカップを制した世界チャンピオンであり、カーディフには何千人もの日本人ファンがつめかけていた。

 日本でも眠い目をこすりながら数多くの少年少女が期待に胸をときめかせて見守っていたに違いない。

そして、佐々木則夫監督の会見はすべて英語に訳され、世界に伝えられる。

 「準々決勝の相手はどこでもいい。ただ、1位ならグラスゴーへの移動、2位ならここカーディフに残って試合ができる。コンディションを考え、後半の途中に引き分けを選んだ」

日経新聞より

このあと引き分けを選んだ(とする)佐々木采配に触れ、まあ、

スポーツマンシップ的にだめだ卑怯だ、と執筆者の大住さんはおっしゃる。

。。。

「だからどうしたというのですか。」

としか言いようがないんですけれども。

大住さんです。

う~ん、大住さんは著名なサッカーライターで指導者でもあるので、ここらへんの機微というか、阿吽というか、別に、いま声を大にして佐々木監督の上げ足とってどうするの。という感想しか持てないですよやはり。

正論なんですけどね。大住さんおっしゃられることは。

ただ、じゃあ実際に3チーム勝ち点が並んだ「オリンピックの予選」でそうそう狙った通りに引き分けで終われるのかと言われれば、それは相当実力差がないとだめだし、ボクシングやサッカーのような競技は「一発逆転」もいくらでもあり得るので、まあ、佐々木監督の上記「引き分けを狙った」発言も、彼の得意のリップサービスが間違っちゃったとする見方もできるわけで、そんなアオスジ立てて、「子供たちが眠い目をこすって応援してたのに卑怯だ」ってじゃあそんなこと言うなよお前がやってみれボケと。

昨年の7月、仕事で福島へ行きました。

仕事終了後、津波で爆心地のような街を通り抜け、20キロ圏内の立ち入り禁止ゲートまで足を伸ばしました。

その日はホテルがいっぱいだったので、いわきの健康ランドに泊まったんですね。

そして、その日が丁度なでしこジャパンのワールドカップ決勝戦だったわけです。

夜中過ぎに健康ランドの視聴覚ルームに集まりだす地元のじいじいや孫たち。オバはんおばあちゃんたち。

優勝が決定したときは、知らない者同士が、抱き合って泣いて喜んで。

自分は佐々木監督にお会いした際、その時の話を、お礼とともに、事細かに伝えました。

佐々木監督には、

「なげーよ!(笑)」

って言われちゃいましたけど、気持ちは伝わったと思います。

あと、このとき佐々木監督にもうひとつ質問をしました。

「なでしこは世界一流のアスリート集団だから、みんながんばるだろうし、統率もできるのだろうが、例えば自分たちのように、「日本のどこにでもいる一般人たち」が、小さな組織や、小さな組織のリーダーが、集団のモチベーションを維持しながら勝利するためにはどうすればいいのでしょうか。」

やっぱり

「なげーよ!(笑)」と言われつつも、

なでしこだって、北京(五輪)のときはほとんどTV中継なかったし、ワールドカップはたまたまTVに映って、たまたま勝ったから有名になったけど、でも競技人口は3万人しかいないものすごくマイナーなスポーツだからね。実際まだ。優勝した彼女たちだって普通のどこにだっている女の子です。だから、マイナーだとか、組織が小さいからとか、TVに映らないからすぐれてないとか、そういうことではなく、やっぱり、この試合に勝ちたいとか、世界一になりたいとか、そういう目標に向かってみんなががんばること、それが一番大事な事なんじゃないかな。

※ということで、「なでしこ力~さあ、一緒に世界一になろう~」は、そのときから自分の中ではバイブルですので、みなさんも是非夏休みにご一読ください。魔法みたいに組織論を語るノリオの本です。

さあ決勝戦は日本時間10日金曜日の3:45からになります!

あの時のように、澤さんにまた、「蒼き衣をまといて金色の野に降り立って」頂きたいと存じます!

コミケも大事ですが、これは応援するしかありませんな!

今日も暑いですが、「目標や夢を」我々も追いかけましょう!

糸川英夫先生の名言につきまして

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2012.07.24|iwamura

H2Bロケット3号機における、「こうのとり」打ち上げ成功おめでとうございます!

国際宇宙ステーション(ISS)への物資補給機「こうのとり」3号機を載せた国産大型ロケット「H2B」3号機が21日午前11時6分、鹿児島県の種子島宇宙センターから­打ち上げられた。こうのとりは約15分後、予定軌道に投入され打ち上げは成功した。こうのとりは約15分後、予定軌道に投入され打ち上げは成功した。順調に行けば27日、­星出彰彦さん(43)らが滞在するISSに到着する。こうのとりは大型バスに匹敵する大きさで約4.6トンの物資を搭載。ISS日本実験棟「きぼう」でメダカなどを飼育す­る水槽や、きぼうから放出する日米の超小型衛星5基のほか、星出さんら滞在飛行士の食料や日用品などを運ぶ。ISS到着時は星出さんらがロボットアームでつかみ、28日に­取り付けを完了する見込み。不用品を積んで9月上旬に離脱、大気圏に再突入して燃え尽きる。

youtubeより

「大気圏に再突入して燃え尽きる」

日本ぽい幕の引き方でございます。今回ミッションで放出される小型衛星たちも、大気圏突入の際燃え尽きる設計だそうな。。。

さて、ロケット打ち上げは、初めて見るとものすごく感動するみたいですね。

小生の友人でロケットの「ロ」の字も知らない友人も

「ロケットは地球から宇宙に飛んでゆくものだということが、見ていてわかった」

「ロケットって、人間ってすげーなと思って涙が出た」

等と申しておりまして、やはりこれは百聞は一見にしかずの世界なのだと想像します。

さて、そして日本で初めてのロケット発射に成功したのは、そう、惑星イトカワの「糸川英夫」博士その人です!

1964年(昭和39年) 東京大学宇宙航空研究所発足
7月 L(ラムダ)-3-1打上げ、高度1,000kmに到達。
1965年(昭和40年) Mロケット1段目モータ燃焼試験(能代ロケット実験場)。
6月 科学衛星計画発表(日本学術会議宇宙空間研究特別委員会)
1966年(昭和41年) 9月 L-4S-1打上げ失敗
12月 L-4S-2打上げ失敗
1967年(昭和42年) 3月 東京大学を退官。組織工学研究所を設立し、これを機に宇宙開発から引退する。
4月 L-4S-3打上げ失敗
漁業者との交渉のため、翌年9月までロケットの打上げを中断
1969年(昭和44年) 9月 L-4S-4打上げ失敗
1970年(昭和45年) 2月11日 L-4S-5号機で、日本初の人工衛星「おおすみ」の打上げに成功。

※ 日本の宇宙開発の父 糸川英夫 生誕100年記念サイト 宇宙科学研究所より

注目すべきは、特には「日本海側の打ち上げに限界を感じ」て、発射場を日本海から種子島へ移してから、1966年~1969年までの失敗の連続と、それでもあきらめなかった彼の熱意でしょうか。

今でさえ、小惑星の名前にもなり、はやぶさ産みの親、としてご高名な糸川先生でいらっしゃいますが、実績をつくろうともがき奔走する苦しい時代が、大先生にもあったのだな、と思うと、少し勇気ももらえる、そんな夏の日でございます。

さて、糸川先生生誕100周年の今年、以下、糸川先生の名言で締め、本日も業務に励みたいと存じます。

「人生で大切なのは、

失敗の歴史である。」

これは、「失敗から学べ」とおっしゃられているのでしょうね。

それでは糸川先生のベストセラーからも、学んでしまいましょうか。

「逆転の発送」

40年前当時で100万部売ったというのだからホンモノです。

そして今読んでもまったく色褪せない「ロケットを飛ばす人の考え方の本」です。

というか、国力維持拡大のためには移民受け入れではなく、逆に若者は世界へ打って出ろ!日本人口の半分は海外で働くべきだ!等と当時から言い切ってしまう、弱小国家日本における人口政策への提言と、この本全体を通して流れる、その極めてスマートかつマッソーな理論が、まさに「逆転の発想」であり、男だって濡れてしまうのでございます。

そうなんですよね、糸川先生。

「目標に向かって、

一段ずつ階段を上っていく上で、

いちばん肝心なことは、

必ず、最初の一段を上るということである。

そしてまた次に一段上るということである。」

最初の一歩を勇気をもって踏み出しつつも、

やっぱり一歩一歩、大事に進んでいきたいと存じます。

「自分にできること」よりも、

「世の中が求めていること」に

挑戦しつづけたほうが、人生も楽しい。

暑くて毎日大変ですが、今日もヤるしかなさそうですね。

励みます。

世紀の大発見「ヒッグス粒子」! ヒッグス粒子って

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2012.07.06|shiozawa

今日はちょっと難しめですが、すごく大きな発見があったのでご紹介。

つい先日の7月4日にジュネーブで

“世紀の大発見”と言っても過言ではない“神の粒子の発見の発表がありました。

その粒子とは“ヒッグス粒子”

http://www.youtube.com/watch?v=e6RiiHa_RRk

 

■ヒッグス粒子発見、その意味と今後

「見つけたと思うが、どうだろうか?」。

現地時間7月4日午前、スイス、ジュネーブの会場を埋めた聴衆を前に、欧州原子核研究機構(CERN)の所長ロルフ・ホイヤー(Rolf Heuer)氏はこう問いかけた。

CERNが運営する大型ハドロン衝突型加速器(LHC)で実験を行っている2つの研究チームが、

神の粒子”とも呼ばれるヒッグス粒子を、あるいは、ヒッグス粒子であることが有力な未知の粒子を、それぞれ99%以上の確実さで発見したという発表の場だ。

引用:National Geographic

とのこと。

神の粒子ということで、実に神々しい言われ方をする粒子なのですが、

その粒子の何がどうすごいのか

ということで、その説明については以下の通り。

長らく見つかっていなかったヒッグス粒子は、

この宇宙の物質が質量を持つ理由を、ひいては銀河が、惑星が、そして人間が存在し得る理由を説明し、それによって物理学の「標準理論」の最後のピースを埋めることになるかもしれない。 

「われわれは発見した。ヒッグス粒子とみられる新たな粒子を観測した」と、ホイヤー氏はセミナーの席上で述べた。

このセミナーには、1960年代にヒッグス粒子の理論を発展させた4人の人物が出席していた。

その中に、理論の提唱者であるピーター・ヒッグス(Peter Higgs)氏が発表を聞きながら涙をぬぐう姿が見られた。

すべての物質が誕生したのはこのヒッグス粒子があったからだ

そうです(理論ですが)。

その理論を簡単に説明したのが以下の通り。

具体的には、

宇宙が誕生したビッグバンの直後はすべての粒子は光のスピードで動いていましたが、数億分の1秒後には動きが遅いヒッグス粒子が他の粒子を動きづらくして、その動きづらさが質量となり、物質を誕生させたという理論。

なんとこの理論、

48年前も昔に英国の理論物理学者ピーター・ヒッグス氏(83)が提唱したとのこと。

こちらが、ヒッグス氏。

提唱したヒッグス氏自身も今回の発見に驚いているあたりがちょっと面白いです。

 

そんな、宇宙誕生直後に生まれたとされるヒッグス粒子は

いかにしてをつくりだすことができたのでしょう?

ビックバンのような環境を作り出せるのは案の定、とんでもなく巨大な施設で作り出されていました。

 

CERNが運営する大型ハドロン衝突型加速器(LHC)という巨大施設

想像を超えた巨大施設で円周は27km。

今回の発表では「新しい粒子の発見した」とまでで、本粒子の細かい“現象”等の調査はほんの始まりのようです。

この研究が進めば、

どのようにして今の宇宙が誕生したのかといった壮大な疑問の手がかりが見つかるかもしれません。

宇宙の謎の解明、期待しております。

ありがとうございます。

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