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I am the master of my fate, I am the captain of my soul./ネルソン・マンデラ大統領危篤報道につきまして。
2013.06.25|iwamura
我が敬愛するネルソン・マンデラ元大統領が重篤との報道を受け、心の休まらないiwamuraです。
ご存命の「対差別」活動家として「神」なのは、もはやネルソン・マンデラ大統領だけではないでしょうか(ガンジー先生やキング牧師もわが神です)。
近いところで、元大統領の快気祝いを行えることを祈りながら、本日は「心ふるえる魂の映画」を3つ、ご紹介。
王道です。ド王道。ガンジーのトライアンフとその生涯。
ガンジー先生の非暴力不服従の闘い方を幼いころ知ったとき、なんと頭の良い方法論だろうか、という感想を持ちました。
やっぱり、正義は勝つというか、最も効率的かつ人々が幸せになれる選択肢(差別の無い平等な世界)が、最後は選ばれるのではないか、と思わせる、映画史に残る一本です。
「あたしとこうちゃんがずっと付き合って、もし結婚するなんてことになったら、朝鮮人になれる?」
もちろん往時のエリカ様は超カワイイんだけれども、このセリフは凄い。
どの国でも在る隣国差別。ただ、距離が近い分、友情とか、恋愛とか、結婚とかも多いはずなんです絶対に。自分は個人的に、ヘイトスピーチはあまり好きではありません。
キました!ネルソン・マンデラ大先生の登場です。
黒人市民権運動活動家としての国家反逆罪⇒終身刑、という獄中の日々に、彼は「白人に対する赦し」という悟りの境地に至ります。
白人中心なチームも、チーム名も、そのユニフォームも、全て白人たちが愛したままに、アパルトヘイト廃止の翌々年のワールドカップでの優勝です。
One Team, One Country.
これはやっぱり、地球船地球号は一つであり、博愛精神の勝利だと思うのです。
チベットの偉いお坊さんが書いた本を読んだことがあるのだけれども、やはり憎しみや怒りに使う時間やエネルギーがそもそも無駄であって、愛することの方が心地いいしコストも低いはずだ、という論理は正なのだと思います。
。。。
偉そうなことを申し上げても、結局朝からデカい声で社内で怒っている小生です。
I am the master of my fate, I am the captain of my soul.
まずは自分をコントロールするところから、始めないといけないな、と。
マンデラ先生の努力に比べれば、屁でもないなと。そう思う本日です。
本日も励みます。
乙武さんの入店拒否事件の最終結論につきまして。
2013.06.04|iwamura
ということで、乙武さんの入店拒否炎上物件はこの2週間余りネット上でさまざまの議論を見ましたが、その結論についてある種の結論が見出されておりましたのでご報告です。
取り急ぎ、本事案を時系列に沿っておさらいしてみましょう。
①乙武洋匡さん、銀座の「TRATTORIA GANZO」に「車椅子だから」と入店拒否される – Togetter
②イタリアン入店拒否について | 乙武洋匡オフィシャルサイト
彼のブログでのコメントや悔恨について、ウェブ上では「発言力のある方なのに」等、比較的乙武さんには厳しめのコメントが多く見られ、乙武さんが謝罪。
③乙武さん入店拒否“騒動”で厚労相が答弁 – 社会ニュース : nikkansports.com
ついに功労相がコメントする事態にまで本事案が発展!ただ、大臣がコメントせざるを得ないほどこの問題が大きく取り上げられたという点で、本事案は「結果」を残しました。
④乙武氏の入店拒否 ネットで“代理戦争”勃発 バリアフリーの本音と建前 (産経新聞) – Yahoo!ニュース
そしてヤフーヘッドラインへの掲載が6月2日日曜日。ここでレイトマジョリティ的認知を持って本事案は終了。よくまとめられているのでご参照されたし。
と、いった状況であったのですが、実は③と④の間に、画期的な解決方法について記載されたツイートがあり、そちらを我らがやまもといちろう先生がブログにてピックアップされておりました。
確かに上記は物理的にはその通りかもしれませんし、いろんな意味で興味深い。。
しかしながら、健常者である自分が客観的に思う事と、乙武さんの心の傷は同等に語れないのもまた事実ではないかと思うのです。
ただ、先般も申し上げたように、本事案によって世間に広くこうした問題が議論されたことこそが我が国にとっての最大の収穫であったと考えます。
下記本も、自分は好きな本です。
お時間のある方は是非に。
車椅子に乗るようになってから12年が過ぎた。
その間、道のでこぼこが良いと思ったことは一度もない。車椅子に乗ってみて、初めて気がついたのだが、舗装道路でも、いたる所に段差があり、
平らだと思っていた所でも、横切るのがおっかないくらい傾いていることがある。ところが、この間から、そういった道のでこぼこを通る時に、一つの楽しみが出てきた。
ある人から、小さな鈴をもらい、私はそれを車椅子にぶらさげたのである。道路を走っていたら、例の如く、小さなでこぼこがあり、
私は電動車椅子のレバーを慎重に動かしながら、そこを通り抜けようとした。
その時、車椅子についた鈴が「チリン」と鳴ったのである。
心にしみるような澄んだ音色だった。
その日から、道のでこぼこをを通るのが楽しみとなったのである。長い間、私は道のでこぼこや小石を、なるべく避けて通ってきた。
しかし、小さな鈴が、「チリーン」と鳴る、たったそれだけのことが、
私の気持ちを、とても和やかにしてくれるようになったのである。鈴の音を聞きながら、私は思った。
「人もみな、この鈴のようなものを、心の中に授かっているのではないだろうか。」
ちきりん女史の「結婚はオワコン!?」について。/愛・おぼえていますか
2013.05.21|iwamura
ということで、ちきりん女史の「結婚はオワコン!?」がスゴいです。
上記データには、2つの注目点があります。
ひとつは、「西欧の先進国では、生まれる子供の半分近くが、婚外子になりつつある」ということです。日本では「結婚が出産の前提」だと思ってる人がたくさんいますが、他の先進国では既にそうではありません。
日本ではたった 2%しかいない婚外子が、5割、4割、3割という国が大半なのです。これは、西欧と東洋の違い、みたいなぼんやりした要素で説明できる差ではありません。
もうひとつ注目すべきは、1980年段階では、オランダ、スペイン、イタリアのように、婚外子比率が一桁と、非常に少ない国もあったという事実です。
しかし、それらの国でも過去30年で婚外子は大幅に増えています。スペインやイタリアはカトリックの国で、婚外子は宗教的な観点からも認められにくい風土にあります。それらの国でさえ、ここまで劇的に状況が変わっているのです。
これって、何が起こっているか、わかりますか?
西欧先進国においては、すでに「結婚」という制度は、崩壊しつつある、んです。
※Chikirinの日記より
これはだいぶブッこんだ理論です。
トーゼンながら、我らがやまもといちろう先生がキレキレの論理でコメントされていたので、以下引用します。
そういうちきりん女史自身が結婚できているのかは知りませんが、文中でどういう理屈かフランスやドイツの事例が重ねて記述されてて面白かったのでピックアップ。
単純な話、私生児だろうが婚外子だろうが法的には基本的人権の枠内に入り、結婚そして出産という手順を踏んで生まれてきた子供と差別してよいのかという議論が本来のベースメントにあるべきであって、ちきりん女史が語っている「世界では婚外子がこれだけポピュラーなのだ、だから日本の出生率向上対策においては結婚という制度が崩壊しているので、オワコンなのだ」というのは順番が逆です。多様化した価値観のなかで、家族のあり方もまた多様化していて、それに対して制度側が結婚という定義を複数用意した結果、正規の婚姻の割合が減ったという当然のテーゼを外して論じてしまうのは本末転倒な感じがして超かっこいいです。
もちろん一般論ですけれども、所得はあっても結婚はできない女性が、一般論として結婚制度に対して攻撃的になったり、一般論ではありますけれども子供を作れる年齢を過ぎてしまった女性有権者が少子化対策に後ろ向きだという傾向は一般論の範疇で各国であるようですが、出生のなかでの婚外子が増えている事情は一般論的な立場では非嫡出子を社会がどう受け入れるかの問題だと考える必要はあるでしょう。
逆に言えば、嫡出子か非嫡出子かは法の下で平等であるためにどうするかという話が根幹であって、なかなかむつかしいですよね。一般論として、未婚者や子供を儲けない夫婦は語るなという暴言を吐く人たちが出てきかねないですから。そういう点も踏まえて、荻上チキ女史の結婚ネタはとても貴重な示唆を与えてくれているように思います。
※やまもといちろうブログより
事象やデータというものは、その摘出方法や考え方によって、良いようにも悪いようにも取ることができるという好例ですね。
ただ、個人の経験的なデータで言わせてもらうと、制度としての結婚や、もっと言えば結婚そのものも、実はどうでもいいというか、本質的に結婚で人生が変わるとかではなかったです。
ただ、結婚した男女が子をもうけたいと考えた場合に、女性が出産のリスクを負う上で、結婚という制度としての担保があったほうが、女性及び生まれてくる子供にとって、社会や国家として、優しい確固としたフォローアップができるんじゃないかな、とは思います。
現状制度への見直しは常に必要ではありますけれども、データや数字にはそこに反映されるまでの過程や議論や時間があったはずで、棒グラフだけで結婚がオワコンだというのは、ブログタイトルとしてはナイスですが、確かにブッこみ過ぎではあるのかも知れません。
さて、そしてまた一方で、増田(匿名日記)において秀逸な文書が大変な数でブクマされていたので、上記対応として引用しておきます。
これはこれで男子的観点から趣深い「結婚とその後の嫁との生活」という内容であったので、一読の価値はありかと。。。
大体な、奥さんは無料じゃねーんだ。
一番高い買い物なんだよ。
奴の生活全てオレが背負ってんだ。
メシ代もマンションと車のローンも電気ガス水道携帯電話代アイツの奨学金の返済まで俺が払ってんだよ。
子供にやらせたいという習い事も全部受け入れて、俺が稼いできた金で水泳・ピアノ・英語教室に通わせてんだよ。
奥さんの友だちとのメシ代洋服代化粧代使われていないダイエット器具の代金・・・全部出してんだよ。
最近は犬を飼いたいと言い出しやがった。
で、残った僕のお小遣いは月4万円です。
犬が来たら3万円になるかもしれません。
でも、それは僕が望んで選んだ人生です。
彼女が大好きで
ずっと一緒にいたくて
その奥さんに、ちょっとだけフワフワした時間求めちゃいけませんか?
月に三回くらい、夜、僕のお話聞いていただけませんか?
一緒に寝ちゃ、いけませんか?
僕は贅沢言ってますか?
※はてな匿名ダイアリーより
。。。
ということで、本日も幸せな結婚生活を噛みしめて、あるいは夢見て、頑張っていきまっしょい!
年に一回の総選挙が今年もやって参ります。
2013.05.19|iwamura
皆様、こんにちは。
inoueです。
「潰すつもりできてください。私はいつでも待ってます。」
あのセリフから1年。
AKB48の選抜総選挙が今年も始まります。
※画像は、AKB48公式サイトより引用
毎年の恒例イベントとなっておりますが、
今年の総選挙は、なんと立候補制。
立候補可能条件
①AKB48・SKE48・NMB48・HKT48在籍メンバー(2013年3月31日現在)
②海外移籍組の元AKB48メンバー4名(高城亜樹・仲川遥香・鈴木まりや・宮澤佐江)
③ 過去に、AKB48グループに4年以上在籍していたメンバー
上記条件を1つでも満たしているメンバーに権利が与えられます。
という事は、卒業致しました前田敦子さんも参加できるという事ですね。
※画像は、NAVERまとめ記事より引用
しかし、前田敦子さんは自身のtwitterにて「出場はしません。」
とつぶやいておりました。
まあ、卒業しましたし女優業に専念するという事なのでしょう。
その他、河西智美さん、仲川遥香さん、秋元才加さん達も出場しないみたいです。
※画像は、AKB公式サイトより引用
上記画像がなんと立候補券。これに立候補者は名前を記入し提出するらしいです。
なんというかかなり本格的な感じになっております。
しかも、開票も第3者機関が行うそうです。
そして、弁護士立会いの下、厳正な結果発表が行われるそうです。
そして、上位64名を決定致します。
そしてそのメンバーで次回、32枚目のシングル曲のポジションを決定するとの事。
曲も秋元康先生がセンターのメンバーに合った曲を作られるとの事ですが、
AKBグループの女の子たちからすればドキドキと不安でいっぱいである事でしょう。
その為、辞退する子もいるのでしょうが。
逆に言えば、チャンス埋もれてしまっている子達にもチャンスがあるわけですが、
はっきり言ってかなり確率は低いでしょう。
20位までに入らなければなかなかスポットライトは当ててもらえません。
AKBグループにどんな子達がいるのか。よろしければ下記リンクより出場者1欄が確認できます。
ご確認してみてください。
http://www.akb48.co.jp/sousenkyo/32ndsingle/member.php
投票権入手サイト
http://www.akb48.co.jp/sousenkyo/32ndsingle/vote.php
今回も無難に大島優子さんが頂点に立つのか。
はたまた、渡辺麻友さんが悲願のセンターに立つのか。
いずれにせよ毎年注目されているイベントだけに目が離せません。
そして、今後も変わったエンターテインメントを期待しています。
※画像は、公式HPより引用
~開催概要~
開票日:6月8日(土)
投票期間:5月21日(火)~6月7日(金)
結果発表場所:日産スタジアム
ありがとうございました。
富士山の世界遺産化について思うこと。
2013.05.07|iwamura
ということで、GW中もさまざまの事件が駆け抜けました。
☆フェイスブック 増収増益 NHKニュース
☆猪瀬都知事、記者会見でぶんむくれ 五輪発言「終わった話」と繰り返す (1/2) : J-CASTニュース
☆朝日新聞デジタル:「ハフィントン日本版、議論の場に」 松浦編集長に聞く – ニュース特集
猪瀬都知事の発言の効果が気になる5月でございますが、観光のシーズンと言えば、富士山でございますね。
ユネスコの世界文化遺産への登録を目指している富士山について、ユネスコの諮問機関は「登録がふさわしい」とする勧告をまとめ、富士山は6月にも正式に世界遺産に登録される見通しになりました。
山梨県富士吉田市の堀内市長は記者会見で、車で5合目まで行き頂上を目指す登山者を抑制する対策をとる必要があるとしました。登山者は歓迎する声
1日、富士山の5合目には多くの登山者が訪れ、世界遺産に登録される見通しになったことを歓迎する声が上がっていました。
個人的には、野口健さんの清掃登山が評価された意味もあり、いよいよの世界遺産なのかなー、昔は汚くてダメだとか言われてたもんなー、とか軽く思っていたら、野口健先生本人方面からはまさに富士の噴火もかくや、、、と思しきコメントが飛び出しておるという事態に。
しかし、この人の見解には、現場から富士山を愛した経験から語られており、一貫して愛に満ちている。
一読はしておくべき。
※以下引用
富士山の世界遺産登録について。
山梨、静岡両県が富士山の世界遺産登録に向けてユネスコに申請した。
僕のところには「富士山の世界遺産についてどう思いますか」との問いが沢山寄せられたが、その度に「富士山はまだそのような状況にはない。今回の世界遺産は見送られることを期待している」と繰り返すしかない。
世界遺産そのものに反対というよりも『何のために世界遺産を目指すのか』そこが見えてこない。
過去に世界自然遺産を目指していた時期もあったようだが、環境省含め「自然遺産は無理」との結論に、では「世界文化遺産を目指そう」となった経緯があったように記憶しているが、世界遺産に登録されることが本当に素晴らしくて全てにおいてバラ色一色なのだろうか。世界遺産登録されてから環境破壊に繋がったケースが過去の事例の中に本当になかったのだろうか。
「世界遺産」を「観光誘致」と捉える地元観光業者の気持ちも分かる。確かに世界遺産に登録されれば短期的には観光客は爆発的に増えるだろう。
しかし、受け入れ態勢も明確になっていないまま世界遺産登録されてしまったらどうなるのか。想像しただけでもゾッとする。
世界遺産へ申請した後に、今になって突如、静岡県から「入山制限の必要性があるのでは」と声が上がったが、いかにも取ってつけた感がある。
何故、僕がこれほどまでに静岡、山梨両県に対し疑問に感じるのかと言えば東京都の小笠原諸島への取り組みに関わりずっと見てきたからだろう。
石原都知事(当時)は都知事に就任し、まず取り組み始めたのは東京都の環境問題だ。あのディーゼル規制もそうだろう。また小笠原諸島や高尾山、奥多摩といった山岳部含め東京都が抱える自然を東京都自らが守るのだと明確な意思表示を行った。石原都知事の口癖は「国(環境省)がやれなかったことをやる」。僕ら民間人も呼ばれチームに加わったが、石原都知事から「小笠原諸島を世界遺産にする。何故ならば南島含め観光客による環境破壊が酷い。世界遺産にするということで今まで国がやれなかった徹底的なルールを東京都が作る。斬新なアイディアがほしい。いつでも提案してくれ」との指示があった。
当初、島民の中から「東京都の暴走だ」と批判の声が上がったが、それでも「いずれ理解してもらえる」と怯むことはなかった。石原都知事の強烈なリーダーシップによるところが強かったがそれだけではない。取り組みが一貫して小笠原諸島の環境保護としていただけに都の職員も一丸となって世界遺産に向けて邁進した。
約10年間、こうしてコツコツと試行錯誤を続けながら東京都は小笠原諸島の世界遺産登録へ向けて徹底に準備しその結果、小笠原諸島は世界遺産に登録されたわけで、つまりは小笠原諸島の環境保護のための「世界遺産」だったのだ。
僕の言動は世界遺産で盛り上がっている方々からすれば「水を差す行為」に映るのかもしれないが、しかし、こればっかりはどうしようもない。人を誤魔化せても自分自身は誤魔化せるはずもなく。
幸いなことに僕には富士山の現場に仲間がいる。そして今まで一緒に清掃してきた多くの参加者たちも。富士山クラブを去るのか、それとも留まるのか。色々と考えましたがクビにならない限り富士山クラブの一員とやっていくつもりです。何故ならば現場スタッフとは気持ちが同じだから。これからは現場の声が会の方針に反映されるべき頑張らなければと思う。
小笠原諸島は東京都だが、富士山は静岡、山梨と二つの県にまたがっているだけにさらに複雑になりだろうし、焦らずにコツコツと積み重ねていってほしい。その結果、富士山が世界遺産になればそれでいいじゃないかと思う今日この頃です。ハイ、これでお終い。
※富士山の世界遺産登録へマッタ!|ブログ|野口健公式ウェブサイト
「富士山は、まだそのような状態にない。」
「(富士山を守ろうとする努力の)積み重ねの結果、富士山が世界遺産になればそれでいいじゃないか。」
それが、美しくまとめられており感動いたしました。
野口さんが富士の清掃登山を始められたとき、よく講演会で
「日本の象徴、誇り、シンボルを美しくすれば、日本そのものが美しくなる!」
とシャウトしまくっておられました。カッコいいんですすごく。
25歳で7大陸最高峰制覇とかももちろんスゴいんだけれども、何がスゴいって、彼の「自身の目標や正しいと思うこと」に対する、行動力と実現力がスゴい。尊敬しています。
その野口さんの過去の「シンボルを美しくすれば日本が美しくなる」の言葉を借りると、やはり今回の世界遺産という大いなる問題提起が、日本のシンボル、誇りを見直すという意味で、富士山と日本人を、環境問題も含めて、新しい闘いのステージへ進ませた、という考え方もできるわけです。
五月晴れの本日、GW明けてしまいました。
山に行きたい気持ちを、7月の海への羨望へ切り替えまして、本日よりまた日々の業務に励みたいと存じます。
今月も皆様、よろしくお願い申し上げます。