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メールアドレスのドメイン
2009.05.13|umiushi
最近のこと、見るでもなくYahoo! スポーツのプロ野球トップを眺めていたところ、視界の隅にとんでもない文章が飛び込んできました。
ホークスってアレだよな、南海もといダイエーもとい
ソフトバンクだよな。
そしてここはYahoo!のサイト内だよな・・・
・・・すごい。
本当に“~@hawks-fan.jp”だ・・・
一瞬、ネタでプライベートアドレスとってみようかと思ったけど、
楽天ファンとしては~@eagles-fan.jpを探すのが使命。
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・・・あのですね、楽天本社じゃなく、イーグルスのサイトトップのバナー広告にですね、
ってあるんですけど。
もちろん、これをクリックして飛んだ先、ヤクルト本社のサイトには当然
へのリンクがあるのであります。
何?チーム名が鳥つながり?それとも監督つながり?
よげんのしょ/中国人は電気リンゴの夢を見るか?
2009.04.26|iwamura
表題からブレードランナーですみません。電気リンゴはAppleのことです。。。(どうでもいいけどトップページすげえな。これ、アプリ10億ダウンロードってことでしょ?~下記画像)
日本が草なぎくんネタに沸いている現在より5年前、「Appleがアメリカで開始したiTunesMusicStoreは、きっと日本でもスゴイことになるだろう。」と予言しているヒトがいて。
そのかたのブログを読み、現在の日本の音楽市場が「そのとおり」になっていて、トリハダものだったのだが。
最近、アメリカではまだほとんど無名に近い(Kill BillのBGMに取り上げられ注目され始めていましたが)布袋寅泰が、iTunesMusicStoreのトップページにピックアップされたあと、ロックアルバムチャートでいきなり6位になった事でもわかるように、iTunesMusicStoreではレーベルの大小、インディーズとメジャーの差どころか国境さえも関係ありません。
リスナーは30秒の試聴やプロモーションビデオなどで気に入った曲を見つけ、1曲99セントで購入します。アルバム内の曲でも1曲ずつ購入することができます。もちろん、お気に入りのアーティストがアルバムを通して聴くことを強く望めば、リスナーはアルバム単位で購入することを惜しみはしないでしょうけれども、これからアルバムという考え方は変わってしまう可能性があります。
またMTVがそうであったように、iTunesMusicStoreにはプロモーション用の音源や映像がたくさん集まってくるでしょう。しかもそれらは、さまざまなレーベルがただで提供するのです。そうなってくれば音楽業界におけるiTunesMusicStoreの地位は不動のものとなるでしょう。
これ、2004年の記事なんですが(すげー)。
全部その通りというか、予言を超える勢いだな、恐るべしアップル。iphone/ipod!
しかし!!!
日本が草なぎくんネタに沸いている間に、こんなニュースが!!!
中国政府がデジタル家電などの中核情報をメーカーに強制開示させる制度を5月に発足させることが23日、明らかになった。
制度は、中国で生産・販売する外国製の情報技術(IT)製品について、製品を制御するソフトウエアの設計図である「ソースコード」の開示をメーカーに強制するものだ。中国当局の職員が日本を訪れ製品をチェックする手続きも含まれる。拒否すれば、その製品の現地生産・販売や対中輸出ができなくなる。
これどうするんでしょうね。
Appleとしては、本体のソースコードを開示してでも、アプリや曲が売れた方が儲かるのだろうか。
交渉さえうまくいけば、ハードじゃなくて、ソフト(コンテンツ)売買が主流の時代には移行していくんだろうな。飲まざるを得ないし、飲んでも中身で勝負していく「時代」なんだろうな。
そもそも、ソースコード開示しなくても、中身バラせば近しいところまではワカっちゃうんだろうし(ってそれは素人の考えですか?)。
因みに去年の夏は、中国政府はやはり強制的にiTunesMusicStore接続遮断したりしていたようだが、彼ら(中国政府)へのロイヤリティも考えると、そんなことばっかりもしてらんないだろうから、大丈夫じゃないかな。
今回の件は、著作権問題と同じように、現代人がさからえない「時代」の流れを感じます。
と読む、iwamuraの予言はあたるだろうか(笑)。予言でも何でもなくて、「現在の話」ですよね。
みなさんはどう思いますか。
ぼくは中身のある日曜日にする為に、仕事に逆らって遊びに出ますー!!!
美のイデア~「Doveのキャンペーンがやっぱり好きやねん」な件。
2009.04.22|iwamura
エラソーなことを言っても、「広告」に乗っかった文章を書くのであるから、あくまで「広告」の域は出ないかもしれないが。
でも、やっぱDoveいいなーってちょっと感動したから一筆。
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古代プラトンは。
「イデア論」を展開した。
物事には永遠不変な、完全たる「本質」がある。
例えば薔薇の、その形や色、匂いや名前の響き、それら全ては「イデアの影」であるとする。目に見えてる薔薇の美は、ホントの薔薇じゃあない。ト、言う。
しかし、唯一本質である「薔薇の美のイデア」は、目に見えなくとも、目に見える薔薇の向こうに、必ず存在するのだ、という考え方ですね(だれか間違ってたら教えて)。
そおなんですよ。薔薇の美は、見てくれじゃあない。オラもそう思う。
そしてDoveが、2006年に米国PR大賞を受賞したキャンペーンがこちら。「本当の美しさ」キャンペーン。
ちょっと古い話なんだけれども、昨日ちょうど、
「日本の女性は、美しくない。」(ユニリーバ ダブ)VS「日本の女性は美しい。」(資生堂TSUBAKI)
というウェブサイトを見つけて、「あー、おもしろいな。」と。
ユニリーバのブランド「Dove(ダブ)」が、女性の美を再定義するという大胆なテーマに挑んだ「リアルビューティー(本当の美しさ)キャンペーン」を展開するにあたり、「本当の美しさ」について生活者と語り合うキャンペーンサイトをプラットフォームにして、YouTube で公開したバイラルムービーや、ワークショップ等の様々な生活者とのコミュニケーションを統合し、大きな効果を発揮した
これと真っ向から対立する手法で、大ヒットしたのが資生堂の「TSUBAKI」だ。2006年、この新しいメガブランドの立ち上げに、豪華女優陣を CM モデルとして競演させた。
※「日本の女性は、美しくない。」(ユニリーバ ダブ)VS「日本の女性は美しい。」(資生堂TSUBAKI)より抜粋(部分略)
本当の美しさって、女優さんの美しさではなくて。
ひとりひとりの女性の中の、輝ける「イデア」でしかないでしょう。みんな美しいんです!
ってキャンペーンですね。
そーなんだよなー。Doveは、「年齢にとらわれない美しさ」とか「体験者のBuzz(口コミ)レポート」とか、好感が持てるんだよな、手法が。個人的に。
おれの好きなひとも、やっぱり世界で一番美しいと、俺なんかは思うわけですよ(笑)。
みなさんそうでしょう。それこそがイデアであり、「美」ですよ。
Doveさんは2006年のキャンペーンだけれども、50億円(TSUBAKI広告費)の資生堂さんに負けない、バイラル広告だなあやっぱり。
もの言う人々、民衆ひとりひとりのエネルギーは、やっぱりルイ14世、及びマリー・アントワネットをひっくり返してしまったわけで。
そういう、バイラルや口コミを使った、一般の女性諸氏の、「真実の美しさ、ガンガンみんなで言ってっちゃうぞ!」な「やり方」、おれは好きだなあ。
※そして最後に、例のカンヌ広告祭で最優秀作品賞受賞したムービー。
この作品の最後には、“No wonder our perception of beauty is distorted.”(私たちの美しさの認識が歪められるのも、不思議なことではありません)というメッセージが表示される。このエンディング・メッセージは、2004年に Dove が始めた「リアルビューティー・キャンペーン」のメッセージである。
「見た目の美しさ」なんてさ、簡単に作れちゃうし、簡単に、歪められるんだぜ。
本当の美は、リアルビューティは、あなたの中にあるんだぜ!なDoveがやっぱり一歩進んでてカッコいい。
今日も世界は美しいな!な週中水曜日!
本日もがんばって行きまっしょい!!!!!
「海猿」の佐藤秀峰先生続報と、「Google=Evil Empire」???について。
2009.04.16|iwamura
と、いうことで「海猿」の佐藤秀峰先生続報。
もう雑誌での連載、行えないかもしれないんですよ。佐藤先生、ぶっちゃけちゃったしな~。
でも、それだけじゃあ、ないんですYO!
小学館にて『新ブラックジャックによろしく』を連載中であり、映画化された『海猿』の作者でもあるプロ漫画家・佐藤秀峰先生が、自身のサイトでショッキングなコメントをしている。なんと、「恐らく、僕が雑誌で連載をするのは「新ブラックジャックによろしく」と「特攻の島」が最後かもしれません。もう雑誌から声はかからないでしょうから…」と語っているのである。
従来のように漫画雑誌などの紙メディアでの連載ではなく、インターネットメディアで漫画を連載することに決めたことがいちばんの原因のようだ。
※未来検索ガジェット通信より抜粋(部分略)
これは、上記リンク末尾でチェ・ゲバラの引用を持ち出されるまでもなく(佐藤先生は革命家というわけではなく)、佐藤先生は完全に、世の流れの先を見越した「慧眼」の持ち主であるとしか言いようがないだろう。
例えば、2月にはこんな「青天の霹靂」なビックリニュースもあって、おれは思わず笑っちゃったのだが。
検索大手グーグルが進めている書籍全文のデータベース化を巡って、同社と米国の著作者らが争っていた集団訴訟が和解に達し、その効力が日本の著作者にも及ぶとする「法定通知」が24日の読売新聞などに広告として掲載された。
合意の対象は、今年1月5日以前に出版された書籍で、同社は、〈1〉著作権保護のために設立される非営利機関の費用3450万ドル(約32億円)〈2〉無断でデジタル化された書籍などの著作権者に対しての補償金総額4500万ドル(約42億円)以上をそれぞれ支払う。見返りとして同社は、絶版などで米国内で流通していないと判断した書籍のデジタル化を継続し、書籍データベースアクセス権の販売や、広告掲載などの権利を取得することが定められた。また、対象書籍に関連して同社が今後得る総収入の63%を著作者らに分配することも決まった。
まあ、これは簡単に言うと
「Googleでインターネット書籍勝手にやっちゃうけどいいよNE(笑)!
お金も払うし、法も守るけど、出版社や紙メディアには大打撃かもねゴメリンコ☆」
ということですねジッサイ。
裁判が2005年から起こされていて、ついに決着。和解。
インターネットで勝手に載せてもらっちゃイヤな著作権保持者は、この5月5日までに申請しないとだめなんだってさ(ごめんなさい、間違ってたらだれか指摘して)。
ただ、「聞いてねえよ!」的なアレルギー反応は確かにあるだろうが(切り込み隊長ブログにても「背広を着たデジタル版ブックオフ問題」とこれまた言い当て妙で(笑))、
でも、漫画家さんにとっても、作家さんにとっても、インターネットの顧客は
「世界ですから!」
ということを考えると、自然の流れであり、お客さんも増えて、とてもいいことなのかも知れない。実は。
そういった意味で、佐藤先生は、一歩も二歩も先を歩まれており、先生の著作が「雑誌では読めなくなる!」ということに関して、そんなに悲観的になる必要もないのではないか?とも思う。
そういうふうに、「いとおもしろく」小生には感じられるのであるが、どうであろうか(ニヤリ)。
それでもボクはやってない~逆転無罪/最高裁
2009.04.15|iwamura
「それでもボクはやってない」という映画。
ご覧になったことがある方はご理解いただけると思いますが、激コワです。。。
さて、しかし昨日、注目すべき判決が出ましたね。
朝の満員電車で女子高校生の体を触ったとして1審と2審で実刑判決を受けた男性に、最高裁判所は、男性の犯行とするには合理的な疑いが残るとして、逆転で無罪を言い渡しました。
法律の検討が中心の最高裁が、事件の事実関係を調べる2審の判決を取り消して無罪を言い渡すのは異例です。この判決は、証拠が少なく犯人の特定が難しい痴漢事件では、より慎重な判断が求められるという姿勢を最高裁が初めて示したもので、今後の捜査や裁判に大きく影響するとみられます。
※NHKニュースより抜粋(部分略)
これはね、「防衛大教授」というところも、判決に大きな影響は与えているとは思う。
ただ、彼もモロテを挙げて喜んでいるわけではない。
初動捜査や30日間の勾留(こうりゅう)、1、2審については「人の一生をどう考えているのか。怒りを感じる」と語気を強めた。「犯罪者の汚名を着せられた人や、その家族を思うと言葉もなく、有頂天になる気もない」との配慮をみせ、自らの痴漢冤罪(えんざい)が“氷山の一角”であると位置づけた。
※msn産経ニュースより抜粋
高知白バイ事件エントリーもしつこく書き続けた小生としては、無視できない感涙の判決であったため、umiushiエントリーにかぶせて申し訳ないと思ったが書き込みました。
真実や正義の定義は難しいが、自分に嘘をつかず、死ぬまで生き抜く。それがぼくの人生目標です。
片岡晴彦さんにもがんばってもらいたい。
今できること、ぼくが発信できることは、発信してゆきたいと思っています。