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米スーパーボール CM コンテスト結果発表~YouTube
2009.02.10|iwamura
「米スーパーボール CM コンテスト結果発表」(YouTubeで発見)。
と、銘打ってみたが、「う~ん」、といった感想。
確かにドリトスのCMはおもしろいのだが、文化の差かなー(本当は好みの差)。
先日のエントリーでも書いたが、これで1秒1000万はどうなんだろう?
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☆第5位
まず5位のドリトス。
食べる度に「ラッキーな出来事」が。確かに一番最初のはウラヤマシイ。
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☆第1位
「願いをかなえてくれる水晶玉」で同僚が「タダでドリトスをGET」!
「もっとデカいプロジェクトが欲しい主人公」は。。。
※以上、YouTubeBlogより引用(4位~2位トバしちゃった)。
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「アメリカ馬鹿です!」系は解り易くって好感が持てるのです。すき。
でも、むかしのCMなんだけど、始めてみたとき、以下が衝撃的だったのです。とっても馬鹿で(笑)。
この勢いは、時代のものなのか?!今こそ必要だ!!!
イキオイある広告、是非自社で絡んでやってみたいですね!!!
サブプライム危機の真犯人~「ライフネット生命」が発見
2009.01.29|iwamura
「サブプライム危機の真犯人」という、またこれはすいぶんと「切り込んだ」エントリーを発見してしまった。
さすがライフネット生命。ヤルな。
こちらの表は、サブプライムとプライムについて、それぞれの破たん比率を固定金利ローンと変動金利ローンで分けて見たものである。緑色が変動金利、 赤色が固定金利。これで分かるのは、上のサブプライムローンの表でも、固定金利ローンについては破綻が増加していないことである。むしろ、固定金利か変動 金利かで破たん率が大きく異なっている。
これがどういうことを示しているか?今回の住宅ローンのバブルを招いたのは貧困層に対する無理な貸付ではなく、市場全体の融資審査基準の行き過ぎた 緩和である、ということである。
それでは、審査基準を緩和したのは誰か?それは各行の自主的な判断ではなく、政治が強力に推進したことによる。
米国政府や政治家も、「強欲な金融機関」をスケープゴートにしようとしているが、本質はそれではない。メディアなどで流される、安易な通説を鵜呑み にするのではなく、実証的なデータを見ていくことではじめて物事の本質が見えてくる、ということが分かるいい例でしたのでご紹介させて頂きました。
※生命保険立ち上げ日誌より抜粋(部分略)
そーなんですか!?さすがライフネット生命。。。危うくまたメディアにダマされるところだったです。。。
そもそも、ライフネット生命がスゴイのだ。先月もこんなニュースが。
「なんで開示したのか!」――。
ある生命保険会社幹部はいらだちをあらわにした。その理由は、11月21日、インターネット専門の保険会社であるライフネット生命保険が、“保険料の原価”の全面開示に踏み切ったためである。
契約者が支払う保険料は、将来の保険金支払いの原資である純保険料と、保険会社の運営経費である付加保険料に分けられる。この付加保険料には、営 業職員や代理店への手数料や、保険会社の利益などが含まれ、開示はタブーとされてきた。
ではなぜ、開示に踏み切ったのか。
出口治明・ライフネット社長は「クルマや電化製品などと違い、保険は見たり触れたりできない。また一部の商品を除いて手数料も開示されておらず比 較しづらい。そこで保険会社間で差が大きい付加保険料を開示すれば競争が進むと考えた」とその理由を説明する。
いったい付加保険料にはどれほどの差があるのか。
たとえば、30歳男性の死亡保険金3000万円の定期保険(期間10年)に支払う年間の保険料は、ライフネットが約4万円(純保険料約3万円と付加保険料約1万円)で、ある大手生保は約8万円。その差は2倍だが、付加保険料で比べれば、差は5倍に広がる。
(『週刊ダイヤモンド』編集部 藤田章夫)
業界初!“保険の原価”を開示したライフネット生命に怨嗟の声より(部分略)
略すと「保険業界のマージンを開示しちゃった」ワケでありますね。
金融や保険は素人に見えずらい。素人ワカラナイ!保険ウソツキ!!と、「インデアンウソつかない論理」で保険業界を糾弾してみると、ライフネット生命の出口社長のやり方には、共感を覚えざるを得ないのだ。
昨年、たった2人ではじめたライフネット生命。商品は2つだけ。ネット販売のみ。
(「ライフネット生命」――たった2人で始まった、営業ウーマンいらずのネット保険~IT media News)
※(上記リンクはライフネット生命立ち上げものがたりです。激熱注意!)
変わらない良さ、大切さもある。しかし、地球50億年の歴史の中で、変化に対応できた種だけが現在地球上に生き残っているのだ(umiushiくん、この辺は君の説明がほしいところだが)。
未曽有の不景気は今年はさらに厳しそうだ。変化に対応し、新しいことに挑戦し続けサバイブする、しぶとい生命体でありたい。
YOUTUBEでストリートファイター
2009.01.26|iwamura
いや、完全な「ネタ」なんですが。これ「ストリートファイター」ですよね。しかも操作できるし。
これちょっとすごいな。よく作りましたね。個人?
アドマンさんのブログを見返していても思ったのだが、やっぱりというか、トーゼンというか、YOUTUBEはまだまだできることありそうですね。
今頃ですけど、昨年話題になったワリオのYOUTUBEは、ちょっとびっくりする(知らないかたはぜひぜひリンク踏んでみてください☆)。
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やっぱ、ゲーム会社にいたから言うわけではないが、ゲームって「IT第0世代」だったと思うんですよね。ある意味バブル期あったし(笑)。
でもやっぱり、現在のIT業界においても、エンタテインメントという分野では、「一日の長」があるのかもしれないな~。
読みにくい文章
2009.01.26|umiushi
僕の文章、友人に言わせると「すごくクセがある」らしいです。多少の自覚はあるのですが、さりとて直す意思も無く。ともあれ、いつもお読みいただきありがとうございます。
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ところで、早速ですがウィキペディアのパロディサイトであるこちら、
ギャグやパロディの解説ほど野暮なことはないので省略しますが、ぜひ一度はご覧いただきたいサイトです。
(サーバが重いので、一度で接続できなくても気長に再接続してください)
なかに「秀逸な記事」という項目があります。まずはこのあたりを読むと雰囲気がわかると思いますが、今回ご紹介するのはそのものズバリ
パロディなので「んな文章書くわけねーだろ!」な例もてんこ盛りですが、中には風刺の精神を発揮しまくったものか、かなりマトモな指摘もございます。指摘のしかたは相変わらずですが
やたらと句読点が多い文章
こういう、句読点、が、とても、多い、文章、は、文章、の、流れ、を、つかみ、にくく、読み、にくい、上、に、書く、人、も、労力、を、要する。しかも、特に、パソコン、や、ワープロ、など、で、書く、場合、は、紙、の、スペース、を、たくさん、使う、ため、現在、世界中、で、進め、られて、いる、省エネ、に、も、反する。従って、句、読、点、を、多用、しすぎる、の、は、や、め、ま、し、、ょ、、、、、、、う。。 なお、蓮實重彦、が、考案した、蓮實文体なる、やたらと、句読点、が、多い、文体が、あって、映画狂人シリーズなどで、は、本一冊が、一つの、文章と、なってい、、、る。。
など。また、「接続詞をよく理解していない文章」の
- 同じ接続詞に頼りすぎている場合
- 日本語には11種の品詞がある。そして接続詞もその中にある。そして、接続詞は文脈を把握する上で欠かせないものだ。そして、接続詞を 辿るだけで全体の文脈を把握することすら可能になる。しかし、多くの若者は前述の理由の通り接続詞を使おうとしない。しかし、接続詞を使わないとこのよう に読みにくい文章になる。しかし、この文は接続詞を使いすぎである。
あたりは非常に身につまされます。接続詞には気をつかうべきですね。
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今回はあえて写真や動画を使いませんでした。百科事典ならいざしらず、ブログでテキストのみというのは不親切かもしれません。ですが、有名な数学者・天文学者ラグランジュも
名著「解析力学」のなかで、図を1つも使わなかったことを誇りにしていた
とのことです。これでいいのだ。
・・・いいのかな。
真の永平寺の力を見よ!
2009.01.25|umiushi
こないだ「腹いせにシャッターに塩まいてサビさせた住職」のニュースを引っ張ってきましたが、話の流れでリンクした永平寺の公認サイト(公式ではなく)がなかなかすごい。
さすが鎌倉時代から続く曹洞宗大本山だけあって、質量ともに圧倒的な内容でした。わたくしごとき俗塵まみれまくりの人間が読んでいいのかと思うくらいに。
写真は転載禁止らしいので、他から引っ張ってきました。
すべての宗派が一緒ではないのでしょうが、ここで修行する雲水の日常がすごすぎる。俺絶対無理。
(トップ左上の「曹洞宗 大本山 永平寺」→「永平寺の機構と一日の生活」より)
入山のときからすでに激しいらしく、しょっぱなから
入門を請うてもすぐには相手してくれず、真冬に数時間放置プレイ
とかどうなのよ。
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まず起床が3時半(冬は4時半)。この時点でもうオウチ帰りたくなりますが、
洗面版(せんめんばん)が三打される間に、雲水たちは後架(ごか)の洗面所で如法(にょほう)に洗面を済ませる。白山水より引かれた清らかな水で、偈文(げもん)を念じながら歯を磨き、目、鼻、口、頭、 そして耳の裏まできれいに洗う。使う水の量はおけに一杯。ぜいたくは許されない。
だそうで。続けて座禅ですが、
僧堂内では堂行(どうあん)と直堂加番(じきどうかばん)が驚策(きょうさく)をもって、眠っている僧の右肩を打つ。その鋭い響きは堂内の空気を一変し、緊張がみなぎる。梵音(ぼんのん)の空間を清らかな谿声(けいせい)が流れる。
嗚呼、やっぱり・・・
修学旅行で京都に行ったとき、体験座禅の際に驚策で打たれてみましたが、あれをガチンコで毎日食らうと考えるとメマイがします。
それが終わると皆さん集まって朝課、行鉢(朝食)と続くわけですが、その朝食のメニューがこちら、
この時、浄人はお粥、香菜、胡麻塩をもって僧堂に入り、作法通り応量器に盛る。盛り終わると維那の戒尺(かいしゃく)の合図で五観の偈が始まる。
・・・おかわりもあるらしいのですが、それにしても精進料理。おかゆにゴマシオとおしんこですぜ?
その後、拭き掃除などの作務があり、それが終わった時点で朝の7時半から8時。
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で、色々あって、就寝は夜9時ころ。これは発狂するわ俺。
・・・母方の菩提寺が曹洞宗なのですが、あの住職もこういう修行したんだろうな、と思うと、次からはきちんとご挨拶するべきですな。
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永平寺は「修行の場」ということが強く打ち出されており(たとえば修行僧の撮影禁止)、そのため公式サイトを作らない方針なのかもしれません。曹洞宗の公式サイトはあったんですが。
もっともこんな生活じゃ公式サイトつくるヒマないわな、と思ったんですが、
ふと検索してみると、善光寺にはありました。
このお寺なにがすごいって、無宗派。なぜなら宗派ができるより前(七世紀)から存在するから。上には上がいる、という表現が適切かどうか、もう想像がつかん。
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*不真面目なご紹介に見えるかもしれませんが、僧門を揶揄するつもりは毛頭ありません。普段どおりの書き方でないと平静が保てない、というのが正直なところです。