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iPhone5発売で出てくるau vs ソフトバンク☆
2012.09.14|shiozawa
かなりベタなネタですが、
先日の12日(アメリカ時間)にアップルからiPhone5を発売する発表がありました。
そこで日本でiPhone5を発売予定のauとソフトバンクの2社の間にどんな差が出るかまとめてみました。
その前にiPhone5の進化した点について簡単に解説。
■アップルが「iPhone 5」発表、日本で9月21日発売
米Appleは、日本時間9月13日早朝に米国・サンフランシスコで発表会を開催し、iPhoneシリーズの最新モデル「iPhone 5」を発表した。
4インチのRetinaディスプレイを搭載したほか、高速通信のLTEにも対応。日本ではKDDI、ソフトバンクモバイルが提供予定のLTEサービスに対応する。
また、日本では米国など9カ国と同じ9月21日に発売される。予約は9月14日より受け付ける予定。
値段はこんな感じ。
意外と安いです。
この画像だけじゃよくわかりませんが、
iPhone 4Sは3.5インチディスプレイ(対角線上)で重さは約140gでした。
一方のiPhone 5は、アップル上級副社長のフィリップ・シラー氏によれば、4インチディスプレイ採用で、4Sより縦長ですが、18%薄型化し、20%軽量化(3.95オンス=約112g)しています。
CNETによると、iPhone 5は326ppi、解像度は1,136×640ピクセルです。
約20%の薄型化と軽量化。
スマートフォンでは最も薄いようで、さすがスマートフォンの先駆者といった感じがします。
1. やっぱりワイドディスプレイ
2. 新しいコネクタは表裏どっちでも挿せます
3. 高速通信LTEに対応。
4. CPUは「A6」チップになってパワー2倍
5. バッテリーはより長持ち
6. カメラもパワーアップ
7. おサイフケータイの仲間・NFCは搭載されず
8. カラーはブラック/ホワイトの2色
この中でauとソフトバンクの2社で差がでるのは“3. 高速通信LTE”。
※LTEとは第3世代(3G)携帯電話のデータ通信を高速化した規格
KDDI の田中孝司代表取締役社長によると
2012年になって2.1GHzのLTE基地局を設置しているという噂はあったものの、急ごしらえの2.1GHz LTE網は、エリアの面ではかなり狭いのではないかという気もする。
そこでこの点を田中社長に聞いてみたが、「時間の問題で良くなる」と胸を張った。
「我々の主力帯域は800MHz帯ですが、実は2.1GHz帯のCDMAのネットワークも、かなりのエリアで重ねて構築しています。
このCDMAの基地局に、すさまじい勢いでLTEの基地局を併設しています。
PHSの制御帯域の移動に伴い、2GHz帯CDMAの5MHz分が移動可能になりました。
LTEの開始当初は、この空いた5MHz分で2GHz帯のネットワークを作っていきますので、既存基地局を生かしたままLTEのネットワークを重ねていくことができます」(田中氏)
との事で現時点では万全とは言えないものの、LTEが使えそうなニュアンスの内容。
LTE対応サービスの詳細はソフトバンクも未定ですが、どちらもきっと使えるでしょうといった予測。
ただし、
KDDIは2012年12月よりLTEのサービス提供開始を予定している。
サービス開始時点で、人口カバー率60%を目指して準備を進めており、予定通りになれば、先行するNTTドコモよりカバー率で上回ることになる。
2015年3月末時点では同96.5%をカバーすることを目標としている。
引用:Appllio
とのこと。
この目標通りにいけばLTEサービスのカバー率ではソフトバンクより先行しそうです。
他にauとソフトバンクの2社で差がでてきそうな機能は“デザリング”。
※テザリングとは、携帯電話の中でも主にスマートフォンを、他の携帯電話回線に接続できない機械(たとえばモバイルPCなど)のモデムとして使い、インターネットへ常時接続させること、またはそのような機能のことをいいます。
私は現在auのスマートフォンを利用していますが、必ず週に2~3回はデザリングをつかうくらい必須の機能。
この機能があればどこでもパソコンでインターネットがつなげるので本当に便利です。
そんな、デザリング機能に関する情報は
■au版iPhone 5、日本国内でのテザリング機能に対応することが判明! (09/13(木))
米国に遅れること数時間、日本で行われたAppleの国内向け発表会で、週アスPLUSがiPhone5の実機を試遊。
au版iPhone5の「設定」の中に「インターネット共有」という項目を見つけたと報じている。
また、現状ソフトバンク版iPhone5には「インターネット共有」の項目が見当たらないらしい。
テザリングが可能になるかどうかは、キャリアの発表を待ってみないと分からないといったところか。
引用:Searchina
ということで現時点では噂のレベルであるがもし本当であればau利用者にはかなりありがたい情報です。
ソフトバンクは不明。
以上の2点で差を挙げるとauのほうがiPhone5では快適に使えるのかなといった予測です。
はたしてiPhone5はどれだけ売れるのでしょう。
そして、いつまでアップルの快進撃は続くのでしょうか。
楽しみです。
ありがとうございました。
心地よい起床“睡眠計”
2012.09.07|shiozawa
睡眠不足になりがちな現代社会。
時代を反映するかのように“より質の良い睡眠”を求める人が増えているそうです。
そんな質の高い睡眠を作り出せちゃう最新アイテムが“睡眠計”というもの。
最近では耳にしたことがある人も結構いるかと思います。
実際の製品はどんなものかというとこんな感じ。
<オムロン 睡眠計 HSL-101> 2012年発売
一見、斬新なデザインではありますが普通の目覚まし時計のよう。
しかし、機能はかなりのハイテクマシーンです。
睡眠計とは
■眠っている自分の状態を記録する「睡眠計」
オムロンの「睡眠計 HSL-101」は一種のレーダーだ。睡眠専用レーダーである。
飛行機や船ではなく、寝ている人の動きを、人体に安全な微弱電波を使って記録するハイテクだ。
寝つきのいい人は目をつぶって5分もかからずに、眠りに落ちる。しかし寝つけない人は最初の何十分もごそごそと体を動かすだろう。
その動きが睡眠計にはしっかり記録される。寝つきが悪いと自覚のある人でもどのくらいの時間眠れずにいるのか、分かっている人はあまりいないだろう。
睡眠計はその時間を測るのだ。
2012年5月10日にオムロン ヘルスケアから発売される「SleepDesign HSL-101」(予想実売価格は1万9800円)は電波センサーを採用。
ベッドサイドに置いておくだけで、1.5m以内の人の動きを非接触で捉えることができるという。
胸までの距離が50cm~1mの位置に置くことで、寝返りや呼吸による胸の動きを記録。眠りの状態を判定する。
引用:マイナビニュース
弱い電波を当てて検知するだけで、睡眠の状態がわかってしまうものなんでですね。
そして、その睡眠状態の結果がスマートフォンに転送して確認できるようです。
こちらがその例です。
これで、自分の眠りの深さの周期だったり、が簡単にわかってしまうようです。
この結果次第で自分にあった消灯時間と起床時間が確認できます。
それにしても2万円でここまで細かく体の情報が得られるのには驚きです。
また他にも安い価格でアラーム機能を特化した商品がオムロンから出ています。
■眠りが浅いタイミングを狙ってアラームを鳴らす
オムロン ヘルスケアからはもう一つ、4月10日に「ねむり時間計」という新たなジャンルの商品も発売される。
商品名は「SleepDesign Lite HSL-001」。「Lite」と名付けられた通り、睡眠計より簡易な入門機に位置づけられる。
予想実売価格も5980円と安く、機能も2つに絞りこまれている。
1つ目の機能は、睡眠時間の正確な記録。
ただし、睡眠計のように眠りの深さ・浅さまでは記録されない。
電波センサーではなく、加速度センサーを用い、枕元に置くと、寝返りなど寝具の動きを検知する仕組みだ。
体の動きが減ると入眠したと判断し、その時刻を記録。起床時はアラームを止めた時刻を記録する。
もう一つの機能が「スッキリアラーム」だ。
眠りが深いときに無理やり起こされると、目覚めが悪い。
そこで、起きたい時刻の30分前からセンサーを作動させ、身体の動きが大きくなり、眠りが浅くなったと判断した時点でアラームを鳴らす。
引用:日経トレンディネット
これはデザインもおしゃれで値段も安いです。
また、眠りの浅い時にあわせて起こしてくれて、もちろん睡眠計の機能である睡眠の癖をログに残せる。
これは三拍子そろっており私はぜひほしい商品です。
これら2点の商品はオムロンからの商品ですが、
“睡眠計”といえば、もともとは最近食堂で有名になりました“タニタ”のようです。
そのタニタが発売した最新の睡眠計がこちら
■タニタ、ネット対応型の業務用睡眠計を開発
タニタは、睡眠の状態を計測し、インターネットを利用して計測データの遠隔管理が可能な睡眠計「スリープスキャン(SL-511)」を開発した。
業務用途を想定しており、介護・見守りサービス事業者やホテル、運送事業者などを主なターゲットとする。
2012年8月1日にモニター出荷を始め、同年10月上旬に販売を開始する予定である。
マット型のセンサー本体を寝具の下に敷き、利用者が寝具の上に乗ると自動的に計測を開始する。
利用者が寝具から離れると計測を終え、無線LANを介して自動的にデータが専用サーバーに転送される。
サーバーでは、データを受信すると解析を始める。
解析結果(睡眠ステージ、睡眠点数、タイプ判別など)は、利用者や管理者が同サーバーにアクセスすることで確認できる。
引用:日経新聞
こちらの商品は商用の睡眠計ですね。その分、測定精度もグッと高そうです。
目的は安眠ルームの提供であったり、医療介護用として見守りに使用するなどのようです。
これらのように爽やかな睡眠・起床を提供する“睡眠計”。
しかしこれらを使ってもなかなか起きれない人はこちらの商品などどうでしょう。
■ナンダクロッキー(アークトレーディング)
アラームが作動するとテーブル(高さ60センチ以下)から落ちて不規則な動きで走り回り、起きて捕まえるまで止まらない。壁にぶつかると目まいを起こしたように回転したり、早口で話すようなアラーム音を出したりと、愛嬌(あいきょう)のあるロボットのようにふるまう。
走り回らない目覚ましとしても使える。アラームを止めても数分後に再び鳴らすことで寝過ごしを防止する「スヌーズ機能」や、暗所で時刻を確認できるバックライトを備える。
これは、起床時に暴れまわって起こすタイプ。
とにかく、どう起きるも人それぞれ。
自分に合った最高の起床を手に入れたいですね。
ありがとうございます。
TOYOTA×ジオン
2012.09.01|saito
こんにちわ!
齋藤です。
さてさて、自分は、兄の影響で、「ガンダム」が好きです。
さらに、頭文字Dの影響で、車も好きです。
ここまでで、ピンときた方!同類です☆
トヨタとジオンが夢のコラボ シャア専用『AURIS』お披露目
トヨタ自動車は8月25日、キャラホビ2012の会場にて、フルモデルチェンジした『AURIS』のコンセプトカーを発表。
なんと、機動戦士ガンダムに登場するキャラクター『シャア・アズナブル』をコンセプトにカスタムしたモデルをお披露目した。なお、本コンセプトカーの販売は未定とのこと。
ガンダムのシャア専用機といえばこれ!
赤い彗星シャア・アズナブルかっこよすぎです。
そして、実際の車のデザインが、こちら!!
シャア専用らしい、つや消しのレッドを基調としたデザイン。
TOYOTAマークがジオン公国のマークに。
マフラーは、モビルスーツのバーニア部をイメージしているとの事。
シャア専用機の特徴でもある角も健在。
中まで、ジオン公国。
もちろん起動スイッチ部も!
また、コンセプトデザイナーの松本氏を交えたトークでは、池田氏が「私が乗るということは3倍の性能が出るのだな?」とシャアの声で聞くと、
松本氏は「3倍のスピードが出るとシャア大佐がスピード違反で捕まってしまうので……通常版の『AURIS』と同じ性能です」と申し訳なさそうに答えるシーンも見られて会場を沸かせた。
古谷氏は連邦バージョンもつくってほしいと松本氏に要望。連邦バージョン車に乗り、池田氏のシャア専用車といっしょにゴルフに行きたいと語った。
細部まで、こだわり抜いた一切手を抜いていないデザインに脱帽です!
ちょっと一度でいいから乗ってみたいのですが。。。。
こういった、本気の痛車もありですね☆
ありがとうございます。
IT化ではたして農業は復活するか?!
2012.08.31|shiozawa
泥臭くてあまりよいイメージのない“農業”。
国内の自給率はたった39%(平成23年度)で60%以上が輸入品。
そんな農業ですが、
これからの“農業”に明るい希望や将来性を感じている企業や人々がいるのでご紹介。
■富士通、業界初の農業クラウドを開始!ITで農業効率化
富士通は先月、ITを活用して農業経営を効率化させる業界初のクラウドサービス「Akisai(秋彩)」を今年10月から開始すると発表した。
農業の生産現場にタブレットやスマートフォンなど扱いやすい端末を持ち込み、ITで生産の効率化や流通の管理を行うというコンセプトだ。
Akisaiは富士通が今後展開していくクラウドサービスの1つ。
開発の背景には現在の日本の農業経営が大きく変化していることがある。
農林水産省の発表によると、農作物や畜産を含めた国内の農業生産額はピークの1990年(13.7兆円)に比べて2009年では9.5兆円に減っている。
その一方、09年の農地法改正で企業の農業参入が活発化。
改正後1年半で参入企業数は改正前の2倍の840に増えたという。
農業人口の6割以上は65歳以上で高齢化が問題となっているが、
実はこの10年間で39歳以下の若手の就農は増加している。
とくに農業法人の若手雇用が増えている。
つまり、日本の食生活は若手の多い農業法人を中心に伸びていくだろうというのが富士通の見通しで、そこにITを導入していこうというのが今回のサービス開始の理由でもある。
引用:IZA
IT技術を利用する事で、作物の生産効率を向上し、さらに販売まで円滑に行えるようにする。
なるほど、納得です。
農業IT化についてもう一例。
■農業IT化で激突 人材育成の富士通、新型センサーで挑むNEC
情報技術(IT)を駆使し、ものづくりのノウハウを移転する農業支援事業で、NECと富士通がしのぎを削っている。
かつてパソコンや半導体で覇を競った両社のアプローチはやや異なる。
海外市場もにらむ勝敗の行方は、3年もすれば見えてくるのではないか。
独立行政法人、宇宙航空研究開発機構(JAXA)の人工衛星に載せる新型のハイパースペクトルセンサーの製造が間もなく始まる。
衛星は2015年にも打ち上げ予定で、センサーは13年度中に完成させる。
このセンサーを農業関係者が注目している。
光を185にも分けて地上の画像を細かく分析できるので、小麦や稲などの生育状態が衛星画像で詳しくわかるためだ。
独立行政法人の農業環境技術研究所も「収穫時期が的確に判断できる。
増産につながるだけでなく、作物の品質が高まる」と期待を寄せる。
NECも農業などの衛星データの利用をにらみ、利用者を交えてセンサーの仕様を詰めてきた。
飛行機にセンサーを搭載して牧草地などを撮影、農家が求める牧草の種類を衛星から見分ける技術を採用した。
開発を統括するNEC東芝の稲田仁美技術本部光学センサグループ・エキスパートエンジニアは「185にバンド幅を均一に分光できるのは当社だけ」と胸を張る。
勝山良彦エグゼクティブエキスパートは「今後は農作物分析に適した波長を詳しく分析できるセンサーも開発したい」と次を見据える。
引用:日経新聞
このセンサーを使用することで人工衛星から農作物の発育情報などが的確にわかってしまうということですね。
富士通とはまた異なる方法で作物を効率的に生産する手段です。
素晴らしい。
そんな大企業もビジネス市場として注目している農業ですが、
上記にありましたとおり、農地法改正で農業従事者が増加しており、
特に39才以下の若手が増えているというのは将来性を感じるうれしい話です。
“近年、若い農業従事者が増えた”と聞いてふと感じたのがテレビ番組の
THE鉄腕DASHのDASH村。
伝統的な農業や畜産がとても新鮮で、見ていてワクワクする番組です。
こういった番組が若い農業従事者を誕生させているのではないかと感じます。
さらに、現在こういった制度もあります。
■青年就農給付金 (45歳まで)
新規就農される方に、農業を始めてから経営が安定するまで最長5年間、年間150万円を給付します。
引用:農水省
詳しくは農水省のHPまで。
こういったサポートが農業に興味のある若者の背中を後押ししてくれます。
将来もし日本が“TPP(環太平洋戦略的経済連携協定)”に参加する事になりましたら、今以上に安価な輸入品が入ってくるでしょう。
それに対して、国産で対抗するには
“いかに効率よく生産できるか”
にかかっています。
人件費をより使わずに生産性を高めるのにITは不可欠。
さらにこういったIT技術は海外輸出もきっとできると思います。
まずは日本でしっかり技術を育てて、自給率アップに貢献してほしいです。
期待しています☆
ありがとうございます。
シャープ頑張れ☆ ~苦境の今だから応援~
2012.08.24|shiozawa
この不景気で、経営が厳しい企業がここ最近特に増えました。
主観的ですが特に気になるのが
家電メーカーの“シャープ”。
最近発表されました
大規模なリストラ、さらには追加のリストラ人数の上積み、外資系企業との提携や株の売却などなど。
ひじょうに厳しい状況に置かれていることを強く感じます。
そんなシャープがこの苦境を乗り切り、完全復活してもらいたいという願いを込めて今日、紹介します。
まずは最近の現状です。
■シャープ、人員削減8000人超に=再建へ上積み―海外4工場の売却模索
経営が悪化しているシャープが検討中の人員削減が、国内外で計8000〜1万人規模に上積みされる見通しとなったことが21日、分かった。同社は不振のテレビ事業の立て直しを急いでおり、メキシコや中国など海外4工場の売却を模索。
それらの売却に伴い、人員の圧縮も今月2日に発表した5000人規模から大幅に膨らむ方向だ。
約1万人のリストラ。
よってシャープの社員数が6万人程度なので、6人に1人が解雇されるということ。
比にしてみると、特にその苦しさがよくわかります。
では今回の業績不振を引き起こした原因はなんだったのであろうか? ということですが、その結論は以下の通り。
■シャープ:5000人削減 「液晶一本」弱みに
液晶パネル事業が極端な不振に陥ったシャープは2日、約5000人の人員削減に踏み切ると発表した。
経営改善のために人件費など固定費圧縮が不可欠と判断したためだ。
同社はこれまで「液晶のシャープ」を掲げ、人材や資源を液晶事業に集中投資して成長してきたが、液晶の市況が悪化するとそれが逆に弱みとなり、人員の余剰感につながった。
奥田隆司社長は「液晶一本足」からの脱却を誓うが、液晶に代わる収益の種は乏しく、復活の道のりは険しい。
引用:毎日JP
確かに、2000年代より前のブラウン管テレビが主流の時代、シャープといったらあまりパッとしないブランドのイメージでした。
しかし“液晶テレビ” の時代に入ると、「AQUOS」ブランドで大成功。
とくに「亀山モデル」が大人気だったことをよく覚えています。
しかし、あっという間に液晶テレビの価格大下落。
まさか、その当時は液晶テレビに頼りすぎたために業績不振になるとは思ってもいませんでした。
また、太陽電池や携帯電話も、シャープといえばいつも市場を先行したイメージがありましたが。
やはり、超円高や外国企業との価格競争がが原因でしょうか。
ちょっと悲しい話が続いておりましたので、
“今もシャープらしく新しい製品開発に挑戦しているんだ”ということで
シャープ製の最新商品のご紹介。
■シャープ、自動洗米できる炊飯器 回転翼を内蔵、「ビタミンや甘み成分多く」
シャープは23日、回転翼を備え自動洗米できるIH式炊飯器「ヘルシオ炊飯器」を発表した。
同社によると、回転翼を搭載した炊飯器は業界初という。天板部の液晶ディスプレーや操作ボタンの形状、内蔵している炊飯メニューの数などが異なる2モデルがあり、実売価格は7万~9万円。発売は9月20日を予定している。
新製品には、内ぶたの裏側に折り畳み式の回転翼を2枚装着。内釜にコメと水を入れ、炊飯前に回転翼でかきまぜることで自動洗米する。
手洗いで洗米した場合、ヌカだけでなくうまみ成分や栄養素を削り取ってしまう場合が多かった。
同製品で自動洗米した場合、ヌカだけを洗い流すことができビタミンB1などの残留量を増やせるほか、洗いムラも抑えられるという。
回転翼の速度は毎分150回、洗米の所要時間は30秒~1分間程度。
なお、洗米後はユーザーが水を捨て、改めて炊飯用の水を入れる必要がある。
引用:日経新聞
■シャープ、「3Dの首振り運転」で部屋の空気を攪拌する扇風機
シャープは、立体的に首振り運転する扇風機「プラズマクラスター扇風機 3Dファン PJ-B2CS」を、5月18日に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は22,000円前後。
本体サイズが260×260×510mm(幅×奥行き×高さ)という小型扇風機で、上下、左右の首振り運転を組み合わせた「上下・左右3次元自動首振り制御」を採用した点が特徴。
部屋の空気を立体的に攪拌することで、冷暖房時に偏りやすい冷気・暖気が循環できるという。首振り角度は上下方向は上が約90度、下が約10度。左右方向は各約90度。
引用:家電Watch
この2商品、ロングテールで爆発的ヒットは厳しそうなジャンルの商品ですが、
今一度こういった市場で形勢を立て直しつつ、新しい大市場を作るような商品開発にこれからも挑戦していってほしいです。
今や世界最強の企業“アップル”も90年代の中ごろはパッとしない時代がありました。
しかし、価格競争で勝ったわけではなく、“新しく楽しいもの作り”で成功したと感じます。
ですから、シャープも今一度現状を徹底的に見直して
かつての液晶テレビ「AQUOS」のような大ヒット商品で復活してほしいです。
ありがとうございます。