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横須賀といえば海軍カレー
2010.05.07|shiozawa
まずはこちらをどうぞ。
2010/04/30
本日のレシピ(サーモンとイカのゴマ風味)を更新しました。2010/04/23
本日のレシピ(ポークカレー)を更新しました。2010/04/16
本日のレシピ(豆板醤炒め)を更新しました。
相も変わらずメシの話ですが、どこのサイトの更新履歴でしょうか?
それとも息子のケンタロウ?
いえいえ。
答え。
・・・海上自衛隊!! (レシピページはこちら)
船上生活の少ない楽しみの一つといえば、メシ。
わたくしumiushiもたまに船に乗るのでよく分かります。
カレーの出来がいまひとつの日は艦内の空気が険悪になるなんて話も聞きます。
ちなみに陸自も空自も、トップページにこんな情報はありません。海自ではいかにメシが大事か分かろうかと言うものです。
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じつは先日三浦半島の付け根あたりに行ったのですが、どうしても
横須賀=海軍=カレー
という方程式が頭をよぎってしまうのですな。
しかし海自を海軍というのも語弊があるかもしれません。英語名称は
Japan Maritime Self-Defense Force
・・・うーむややこしい。知り合いの外国人なぞそのものズバリ”Japan Navy”などと言っていたし、あまりこだわらないようにしよう。
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ご飯の話から徐々に不穏な話題になってまいりました。
不穏といえば、自衛隊に難癖つける人もいますが、以下の話をご紹介したく思います。
広島の平和集会にゲストとして呼ばれた自衛隊員に浴びせられた言葉
市民「自衛隊は無くすべきだと思いますが、自衛隊員の○○さんはどう 思いますか?」
市民「自衛隊が有るから軍事的緊張が発生する、憲法違反だから自衛隊は無くすべきだと思います、自衛隊員の○○さんはどう思いま すか?」
そこで自衛隊員の返事、俺はこの言葉をこれからもずっと忘れないと思う自衛隊員「そう言う人達も守るのが、 自衛隊です」
・・・本物の防人(さきもり)を見た気がする。もういっちょ。
2年前旅行先での駐屯地祭で例によって変な団体が来て私はやーな気分。
その集団に向かって一人の女子高生とおぼしき少女が向かっていく。少 女「あんたら地元の人間か?」
団体「私達は全国から集まった市民団体で・・・云々」
少女「で、何しにきたんや?」
団体「憲 法違反である自衛隊賛美につながる・・・云々」
少女「私は神戸の人間や。はるばる電車のって何しにここまで来たかわかるか?」
団体 「・・・・?」
少女「地震で埋もれた家族を助けてくれたのはここの部隊の人や。
寒い中ご飯作ってくれて、風呂も沸かしてくれて
夜は夜で槍持ってパトロールしてくれたのもここの部隊の人や。
私は、その人たちにお礼を言いに来たんや。
あんたらにわかるか?
消防車が来ても通り過ぎるだけの絶望感が。
でもここの人らは歩いて来てくれはったんや・・・・」最初、怒鳴り散らすように話し始めた少女は次第に涙声に変わっていった。
あまりにも印象的だったのではっきり覚えて いる。
団体は撤退。
彼女は門をくぐった時に守衛さんが彼女に社交辞令の軽い敬礼ではなく直立不動のまま敬礼していた。
・・・最後の日本語が変なのは勘弁しといてやる。
ピュリツァー賞を初受賞した ネットメディア「プロバブリカ」の実力
2010.05.01|iwamura
さて、大上段に構えてしまいましたが、特筆すべき記事を見つけましたので、メディアの責務であると痛感しアップします。
朝日新聞の1面トップに、新興インターネット企業配信の署名記事がそのまま載るだろうか。日本では時期尚早だろうが、アメリカは違う。
2009年7月12日、有力紙ロサンゼルス・タイムズ(LAタイムズ)の1面トップに「患者が苦しんでいるなか、悪徳看護師がのさばる」という異例の長文記事が出た。記事は1面から中面へ続き、計4ページぶち抜きで掲載された。
この記事を書いたチャールズ・オーンスタインとトレーシー・ウェーバーの2人は、実はLAタイムズの記者ではない。ニューヨークに本拠を置く非営利団体(NPO)、プロパブリカ所属だ。同社は2007年10月設立で、印刷媒体を持たないネットメディアである。
※現代ビジネスより抜粋(部分略)
整理してみよう。
まず「A」として、プロパブリカが「新興ネットメディアである」ということ。
そして「B」として、プロパブリカが「ピュリツァ賞を受賞した」ということ。
上記「A」及び「B」から三段論法として「ネットメディアが堂々とメディアとしての地位を確立した」という結論が導き出せるのである。
以下は補強論に過ぎないが、場所はアメリカでのことである。第四の権力(司法、立法、行政法に次ぐ権力)、つまり「ウォッチドッグ・ジャーナリズム(権力のチェック機能)」としてその地位が認められるメディア最先進国での、これは純然たる事実である。
「これはすごい」ことである。世界は動いていると感じざるを得ない。
さて、ここで「ピュリツァー賞」についても学んでみよう。
ピューリッツァー賞(ピューリッツァーしょう、Pulitzer Prize)は、新聞等の印刷報道、文学、作曲に与えられる米国で最も権威ある賞である。コロンビア大学ジャーナリズム大学院が、同賞の運営を行っている。
必要とされるのほ、「卓越したdistinguished」ものであること。ピューリッツァーの残した言葉は「ザ・ベスト」であった[3]が、絶対的な基準を設定するのは不可能だという議論が起こり、妥協して卓越したという表現に落ち着いた。
※wikipediaより抜粋(部分略)
特集写真、及びニュース速報写真の受賞例だが、一度は見たことがあるだろう。
しかし、今回のプロパブリカの受賞が、上記写真報道と違い、「調査報道」での受賞であったことが特筆すべき点である。
「ネットメディアか印刷メディアかという図式で見てはいけない。カギは、経験豊富なジャーナリストを雇い、重要なテーマを掘り下げて取材させる体制にあるかどうか。この点でプロパブリカは非常に恵まれている」
それを象徴するのが、フィンクが書いた「生死の決断」だ。何しろ、1本の記事を完成させるためだけに、足掛け2年間、計40万ドル(約4000万円)もかけたのだ。
と、言うことなんですね。そして、この豊富な資金源の源は、お上(官製)ではないのです。
40万ドルのうち半分はニューヨーク・タイムズ・マガジンがデスク作業や事実確認、写真撮影という形で負担し、残りの半分はプロパブリカの負担だ。プロパブリカは慈善財団「カイザー・ファミリー基金」からの寄付も新たに集め、フィンクの給与や出張費に充てた。共同プロジェクトとはいえ、取材・執筆はフィンク単独であり、「生死の決断」は彼女1人による署名記事だ。
「報道の責務」を守るために、金を出す団体(人物)が在る。そして、その資金で命をかけて報道に生きる担当(人物)がまた、在る。天晴である。
翻って我が国はどうか。
こんな人が日本の総理なのか。
有権者の多くに「Anyone but LDP(自民党以外なら誰でもいい)」という気分を与えてこんな政権の出現を招いてしまった我々の責任は、誠に重いどころか、敢えて言えば万死に値すると痛感したことでした。
なんという不誠実で狡猾な総理かと憤りに震えました。
「昨年の12月に現行案(辺野古沿岸埋立て案)に決めておけばどんなに楽だったか。しかしそれで一時的に日米関係が良くなったように見えても、(結局それは完成せず)かえって日米の信頼を損なうことになる。」
この答弁は一体何なのでしょう。
「どんなに楽だったか」などとどうして言えるのか。
この卑劣さは、断じて許しがたいものです。※石破茂ブログより抜粋(部分略)
多くは申しますまい。石破元大臣がおっしゃられている。
だが、あえて末筆に。
こと、メディアに関して、日本は幼稚すぎるかも知れない。「ネットメディアがメディアとして認められる」から、はるか後方を歩くレベルである。なんだこれ。
アメリカが全てにおいて優れているわけではないが、やはりメディアに関して、彼の国が漸進的であることは認めざるを得ない。
彼の国メディアに対し、多少の羨望を抱きつつ、しかし、自分に、弊社メディアでできることは何なのか、考えた末、本日のエントリーとなりました。
GWの最中に、乱筆乱文、最後までお読み頂けた諸兄へ、感謝の念をお伝え致します。
そして、そんな「あなた」と、一緒に日本と世界の未来を考えたいと存じます。
いつも弊社サイトご訪問、ありがとうございます。これからも宜しくお願い申し上げます。
変身!
2010.04.16|shiozawa
もう、そのまんま。
確かに、これ以上の正義の味方はおるまい。そして下の
声優
動物園の飼育係
消防士
体育の先生
お医者さん
現役警察官の「小さい頃のゆめ」からすると、確かに「ヘンシン!」であるな。
元祖「変身」
(なんでライダー2号なんだよ?という方はこちら)
僕の本業(?)も明かさないでヒトの事言うのはなんですが、
警察官って、「なろうとしないとなれない」職業じゃないですか。
(いや何でもそうですけど、公務員だし特に)
しかも「社会的に、いてもらわないとすごくこまる職種」でもあるわけですよ。
一部にアレなヒトがいるのも確かですが、僕は小さい頃の「おまわりさん」の安心感が根底にあるので、「みなさん、お仕事お疲れ様です」とともに、「これくらいのシャレっ気があるのも余裕が見えていいな」と思います。
ちなみに応募締切は4/20火曜日だそうです(さりげなく宣伝してフェードアウト)。
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それにしても、前回の千葉県警の募集ポスターは
コレ。まあ、ふつう・・・でもないか?ちょっとさかのぼって
こんなのも・・・
誰がコピー作ってるやら、年々パワーアップしとるぞ千葉県警・・・
Googleマップから北朝鮮が消滅?
2010.04.13|shiozawa
Google earthが登場したころは、各国の防衛機密らしき施設までバッチリ写ってて問題になったりしてました(主に写された側で)。
このようにインターネットにおけるグローバル化と、既存のいわゆる「国」という単位は相いれないものもあります。
ただし何が悪いとかではなく、技術革新があまりにも急すぎるからでしょうね。
Googleといえば、最近では中国撤退がニュースとなってましたが、またスゴイことになってますね。
Googleマップから北朝鮮が消滅? ネットで話題に
「Googleマップ」の表示から、北朝鮮の地図が一切なくなっていると、ネットで話題となっている。
そのものズバリの内容です。
あんまり事情が想像つかないというか、世の中知らないほうがいいこともあるので深入りはしませんが、壮絶な画であることは確かです。
グーグルについてはここ最近、中国からの撤退が注目を集めていたが、“政治とネット”、あるいは“企業と国家”との衝突を巡る動向の1つとして、今後のな りゆきが注目される。
なお北朝鮮だけでなく、グルジアや中国の一部地域なども、じつはGoogleマップで地図が表示されない状態だ。両モードを切り替えて使う機会は少ない と思われるが、「地図」と「写真」を切り替えて各国を表示させると、意外な発見があるかもしれない。
記事によると、グルジアも同様とのことですが、
グルジアってどこじゃい。
グルジアは、西アジア北端、南カフカース地方に位置する共和国。旧ソビエト連邦の構成国のひとつで、1991年に 独立した。首都はトビリシ。ヨーロッパに含められることもある。
カフカース山脈の南麓、黒海の 東岸にあたる。北側にロシア、南側にトルコ、アルメニア、アゼルバイジャンと隣接する。古来より数多くの民族が行き交う交通の要衝であり、幾たびもの他民族支配にさ らされる地にありながら、キリスト教信仰をはじめとする伝統文化を守り通してきた。また、温暖な気候を利用したワイン生産の盛んな国としても知られる。
うーむ、やっぱりちょっと危ない国なのか・・・と思っていたら続報が。
※4月12日19時45分付記
Googleマップチームは公式ブログを更新し、今回の件について言及した。投稿された最新記事によると「Google マップには、様々な国の地図情報が掲載されていますが、中には十分な地図情報が入手できないため、ほとんど情報を掲載していない国がいくつかあります。今 回、話題になっている朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)もその例で、Google マップは地図情報の提供を開始して以来、残念ながら、一度も地図情報を掲載したことはありません」
やっぱり外交上、とか、そういう理由なのだろうとは思いますが、北朝鮮で思い出す映像といえばこちら。
喜び組
・・・ではなく、
夜のアジア
ゴビ砂漠、タクラマカン砂漠、チベット山岳地帯、などなど、自然の厳しさゆえ人がいないから暗いんだな・・・
と思って眺めていると、わたくしたちの日本の隣に不自然な暗黒地帯が。
文明が進んでればいい、とは申しませんが、進もうとしたのに進んでないのは問題ではないかと思います、はい。
このキャッチコピーがいろんな意味で実感できる画像はそうそうないですよ。
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さて。
こういう話は書いてて体力使うので、本日の野球ネタでおひらき。
頼みの松井沈黙、エンゼルス高まる依存度に逆転負け
対照的に開幕7試合で2本塁打5打点をマークしている松井の人気は高まるばかり。チーム名をもじった「ロサンゼルス・ゴジラ・オブ・アナハイム」など、新 ニックネームも次々と生み出されている。
チームメートのハンター外野手は、“クワイエット・アサシン(静かな殺し屋)”を推奨する。「オレがキャンプ中に松井につけたニックネーム。物静かだ が、好機では必ず相手を仕留める松井にぴったりのクールなニックネームだ」
“アサシン assassin”って、覚えづらいスペルですね。使う機会があるかどうかはともかく。
しかし一発で覚える方法があるのです。
“ass- ass- in”と分解すればあら不思議、一生忘れないでしょう。
Assの意味がわからないよい子は、誰にも聞かないで辞書で調べてください。
宇宙開発事業と幸福論~はやぶさ動画より学ぶ~
2010.04.10|iwamura
と、いうことで、今週はドッキングもありましたね。
今国際宇宙ステーションには2人の日本人が行っています。ぼくら子どものころは信じられなかったな。
(※しかし相変わらず野口さんの毎日の写真いいよな。)
事業仕訳の関係で、宇宙開発予算がガッチリ削られました。
いたし方ないことではあると思う。理想や未来よりも、パンが大事な時もある。
それでもやっぱり、宇宙ステーションに2人も(もちろんnasaやjaxaも狙ってやっているんだろうけれども)送りだしている日本のような技術大国の責務は、日経新聞社説に言われるまでもなく、腹が減っても米百俵であり、未来の種モミを食ってしまうだけではいかんと思うのだ。
※このじいちゃんやられちゃうんだよな(「北斗の拳」より)。
6月に、2003年に打ち上げられた人工衛星「はやぶさ」が地球に帰還します。7年かけて、小惑星ITOKAWAから物質サンプルを持ち帰ることを目的としています。
この「はやぶさ」。何度もぶっこわれて、何度も通信が途絶えて、「さすがにもうだめかも!」を繰り返しつつ、しかしそのたびに奇跡の(計算された)復活を遂げて地球周回2万キロ軌道に入りました。
その過程を描いた以下動画。これは熱すぎる出来だ!(1分過ぎからトラブル続出)
真田△(さなださんかっけー)!「こんなこともあろうかと!」これはトリハダだなー何度見ても。
※しかも先日発表されたjaxaの再突入計画書がめちゃくちゃカッコいいので、これは企画書サンプルとして保存しちゃってください!ムダがない!
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人間の共通の幸福感について考えることがあります。
それって「達成感」であり、その達成感を得るための「未来を見据えた努力の過程そのもの」ではないか。
サンプルの有無ではない、事業仕訳なんかでは全然ない。今苦しくても、未来を考え、挑戦し続ける過程が宇宙開発事業であって、人生であり、人類のあゆみそのものではないのか。
幸せの為に生きるのではなく、未来を見据え、困難を乗り越え生きることそのものが、幸福であると私は考えます。
はやぶさにはサンプルが積まれていると信じますし、これからの日本の、宇宙開発事業の未来も、私は信じたいと思います。
「ケッ そんなところに まいたって みのるわけねえだろ」
「みのるさ…。下に あの老人が 眠っている」