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「宇宙(そら)へ。」が早く観たい件。
2009.08.25|iwamura
「宇宙へ(そらへ)。」が公開されました。これはROCKETWORKS的には社を挙げて観にゆかねばなるまい。
今回の映画は、ひとつには映像がホンモノであり、とにかくカッコ良さそうだ、ということがひとつ。
やはり、映像の美というか、「CGじゃないけどスゴい映像、映画」というものは昨今少なくなってきており、そういった意味では、単なる映画好きとしても、下記ベン・ハーや、トップガンを上回る迫力が映画館で待っていると、個人的に踏んでいるのだ。
がしかし、映像の感動だけではなくてですね、たとえば5日前の韓国、中央日報社説「宇宙へむかった夢をあきらめない」(北との和解ネタに隠れてしまっていたが、これも熱かったのだ)が結構すきで。
昨日午後5時に予定されていた初の宇宙ロケット「羅老(ナロ)」の打ち上げが直前に中止された。羅老宇宙センターは打ち上げまで7分56秒を残した時点で発射中止命令を下したと発表した。私たちは宇宙で行く道がどれほど険しいか改めて実感した。
羅老はこれで7度も打ち上げを延期している。しかし振り返ってみると、どこの国も簡単には宇宙へ行けなかった。世界9カ国のスペースクラブ(自国のロケットで自国から人工衛星を打ち上げた国)会員国のうち、最初の打ち上げで成功したのはロシア・フランス・イスラエルの3カ国だけだ。世界的に最初の打ち上げ成功率は27.3%と非常に低い。米国でさえ最初の打ち上げに失敗し、日本は4度も苦杯をなめた。ブラジルは3回連続で発射体が爆発するという経験をしている。
今は打ち上げ中止に失望するより、成功させるために万全を期する時だ。私たちはもう一度、科学者と技術陣の奮闘を期待する。「眠れば夢を見るが、眠気に勝てば夢がかなう」という言葉がある。最後まで緊張感を緩めず問題を見つけだし、打ち上げを成功させてほしい。「羅老」はもはや単なる宇宙ロケットではない。私たちの夢であり希望だ。宇宙に向かった私たちの夢は決してあきらめられない。
※中央日報より抜粋
そうなんですよ。科学や技術の結晶であり、夢なんですよ。
ここに用いられた技術が、医学や他分野にも将来的な貢献を。。。などと、通り一辺倒な理由づけなんてしない!
でも、「できなかったことができるようになる」ということを繰り返し、愛を紡いで繋げてきたのが、我々人類の歴史であり、「善」であると信じていたいのです。
今日も、努力を続けましょう。ゆっくりでいいから。
メッセージ発信の主役は?
2009.08.24|iwamura
既にニュースなどでも取り上げられていますが、民主党が地方の遊説において、2枚の日の丸を組み合わせて党のシンボルマークを作りました。そして、それに対して麻生総理が突っ込むという事態が発生しました。(既出で申し訳ございません。まだご覧になっていない方はぜひご覧ください。)
どなたが、どのような目的で、上記の動画をアップしたのかは分かりません。ただ、テロップやBGMなどから想像するに、民主党にあまり良い印象を抱いていない人なのでしょう。
民主党の反対勢力か、ただの愉快犯か。どちらにせよ、今回の選挙戦を戦い抜く上で、ソーシャルメディアの存在は無視できないものと言えるでしょう。
その、ソーシャルメディアを用いた選挙戦で有名なものといえば、アメリカのオバマキャンペーンがあります。
たとえば、オバマスピーチに感激を受けたミュージシャンたちが、自発的に集まり、応援のミュージックビデオを作成し、YouTubeで流したりしました。
また、マケイン側からオバマ側に対して非難広告が出ると、複数の支持者が別個に、24時間待たずに反撃のムービーを作ったりしていました。
(こちらは、マケイン側の動画です。”Yes,We Can.”を文字って”No,You Can’t.”)
つまり、“政党そのもの”ではなく、”その政党の支持者”が、自分が使えるメディアを駆使してメッセージを発していたのです。
話は戻りますが、日本においても、同様のことが始まるのかもしれません。
ソーシャルメディアを無視できない時代というのは、つまり、メッセージ発信の主役が、企業や団体から個人の生活者に、徐々にシフトしてきた時代と言えるでしょう。
釣ったバスを彼女に自慢しに行く途中でパクられたでござる の巻
2009.08.21|umiushi
外来種問題にも色々ありますが、今一番ホットなのはマングースです。
100年ほど前、
ハブに咬まれる事故が後を絶たんのう・・・
→海外にはコブラすら食い殺すマングースっちゅうのがいるらしい
→それいただき。輸入しちゃう
→ハブを食わず、他のいたいけな固有種を狙うマングースたち
「浅知恵」という言葉がこれほど当てはまる事例もそうあるまい、と思わせる悲劇です。
だいたいマングースは昼行性、ハブは夜行性なんだから、どこで出会うんだよ。
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それでも、これはまだよかれと思ってやったことです(※)。もっと単純に
このサカナは引きが強くて釣りがおもしれえ!
という大バカアメリカンな発想で持ち込んだのが、ブラックバス。もはや説明の必要もない外来種です。
椎名さん曰く「ワタをとってセリを詰めて焼くと美味い」そうですが。
僕個人としては、レジャー用に隔離した池なんかで釣る分には、いいんじゃないかと思いますが、外来種問題にからんだ悲劇がこちら。
釣ったブラックバスを車に=「彼女に見せたかった」、男逮捕-奈良県警
特定外来生物のオオクチバス(ブラックバス)を生きたまま車に運んだとして、奈良県警吉野署は19日、特定外来生物法違反容疑で大阪市生野区生野東の電気工事士中田盛央容疑者(42)を現行犯逮捕した。容疑を認め、「釣った魚を彼女に見せたかった」と供述しているという。
オオクチバスは特定外来生物に指定されており、生態系を壊す恐れがあるため、運搬や飼育が同法で禁止されている。県警によると、生きたバスを運んだとして、逮捕されたのは全国でも珍しいという。
逮捕容疑は、同日午前11時10分ごろ、奈良県下北山村の池原ダムで釣ったオオクチバス2匹を生きたまま、水を張ったクーラーボックスに入れ、車に運搬した疑い。
同署によると、池原ダムはバスの釣り場として有名で、中田容疑者は、18日から彼女と釣りに来ていたという。
こういう法律はもっと周知しろよ・・・
釣った魚を持ち帰って逮捕されるって、意味がわからんぞ。この中田さんも分かってないと思うけど、聞いてるこっちもよく分からん。
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そして職務だから当然かもしれないけど、こんなマイナーな法律を把握してた警察官すげえ。なんというか、
・・・もとい、
日本の警察力は世界一ィィィィ!
の片鱗を見た気がする。
(※)善意の愚者が最も始末におえない、なんて申しますねそういえば。
日本国旗が「切り刻まれた」件と、日本の未来について。
2009.08.18|iwamura
まあ、日本国旗が「切り刻まれた」というよりは、だれだろうなあ、これやっちゃったの(笑)。
ホントに「ザ・有頂天ホテル」の正月ロビーのシーンみたく、「謹賀新年」が「謹賀信念」になっちゃってたってレベルの話だと思うんですけどね。上げ足とられたな~民主。
さらに意地悪な動画はこちら。
鹿児島県霧島市で8日に開かれた民主党の衆院選立候補予定者の決起集会で、2枚の「日の丸」を切り貼りして、民主党旗として掲揚していたことが分かった。集会には小沢一郎代表代行も出席しており、「切り貼りした国旗」は民主党のホームページにも一時掲載されていた。
麻生太郎首相が17日に行われた日本記者クラブ主催の党首討論会でこの事実を指摘し、「国旗を切り刻むとはどういうことか。信じたくない。とても悲しく許し難い行為だ」と批判した。
民主党の鳩山由紀夫代表は「そんなけしからんことをやった人間がいるとすれば大変申し訳ない。それは国旗ではなく、われわれの神聖なマークなので、きちんと作られなければいけない話だ」と述べた。
※MSN産経ニュースより抜粋
おもしろいから載せてしまったけれど(笑)。
いいかげんな仕事する「ちょっと残念な」担当者のうっかりミスだろ。自殺とかするなよ。
そんなことより!おれはやっぱり!
そんなことよりもさあ、19歳北限の海女「美咲ちゃん」のことが気になるのだ!
これはかわいすぎるだろ!今朝の段階では、はてぶのブックマーク数もこっちのが勝っていたなあ(笑)。っていうか、これはすっぴんなのか?!
やっぱり頑張ってる人応援したくなるよねえ。人の足引っ張るよりもぜんぜんさ。もちろん、国旗切り張りするなんて言語道断だけれどもさ。
※でも、ウェットスーツは着た方がいいと思いますよ美咲ちゃん。。。
さあ!今日も我々も、波高い荒海へ飛び込んで行きまっしょい!!
日本の未来は、我々ひとりひとりの若者が、飛び込み創っていくべきもの、であるはずだ!!
それでもオバマ大統領はカッコいい
2009.07.31|iwamura
ということで、こんなニュースが先週末にあったのだが。オバマカッコわりいと。
大リーグオールスター戦(14日)で、始球式を行ったオバマ米大統領のファッションが“おばさんジーンズ”と米国内で揶揄されている。オバマ大統領は21日、TV番組に出演し、「期待を裏切って申し訳ない」と異例の謝罪をしている。
オバマ大統領は米NBCのニュース番組「Today」に出演し、ジーンズについて問いただされる事態に発展。「私は少し時代遅れなんだ。買い物が嫌いだし。あのジーンズがはきやすいんだ」と説明した。
「大統領はタイトなジーンズで決めた方が格好良く見えるとおっしゃる方には、申し訳なかった」と異例の謝罪までするはめになっていた。
※ZAKZAKより抜粋(部分略)
。。。
まあ、「ジーンズ発祥の国」において、「大統領そりゃないよ!」はワカる。だってここまで世界的にヒットした商品ってちょっとないんじゃないかな?その国のトップとして。
でも、オバマさんはスーツカッコいいから、ジーンズまでカッコよかったらちょっとコワいですけどね。これぐらいが丁度よくてかわいらしいのでは(笑)。
と、思っていた矢先!
やっぱオバマ大統領超カッコいい!俺は抱かれてもいい!なニュース(こちらは今週頭にネットですごかった)!
自分の家の鍵を忘れ、鍵を開けようとしていた黒人の教授を逮捕し、手錠をかけた白人の警察官を『愚かな行動をした』stupidと発言し、白人から猛反発を受けたオバマ大統領。
この事件、もうカンカンガクガク米国中、ふたつに割れて大騒ぎだった。
警察にしてみれば、あやしい人物が家の鍵を開けようとしていたので逮捕した、と職務の正当性を主張する。
黒人教授は、自分の家に入りたかっただけ。もしも自分が白人なら、手錠までかけ逮捕しただろうか、と疑問を投げかける。黒人はいつも犯罪者として扱われる、と。そこでオバマ大統領がとった行動。
報道官の定例会見を待っていた報道陣の前にオバマが突然現れた。わたしの言葉の選び方が、啓発よりむしろ騒動を呼んでしまい、残念だ。
驚く記者たちを座るよう促し、説明をはじめた。
直接、教授と警察官のそれぞれに電話をかけたこと。
この人種の問題は、地方の問題ではないこと。
未だに決して無視できない問題であるということ。そして、オバマ大統領は続ける。
これはよい機会なんだ。お互いネガティブに騒ぐのではなくお互いの言い分に耳を傾けることにしよう。と。
そして最後に、教授と警察官をホワイトハウスに招いて、3人でビールでも飲みながら話そうと提案したことを明かした。
記者たちは一瞬あっけにとられた。その次の瞬間破裂するような笑い声。
※犬も歩けば渋谷にあたる「オバマ大統領の問題解決能力」より抜粋(部分略)
これはね、できんよ。カッコいいよ。
迅速な「直電」がまずあり、
⇒謝罪と未来の話がカッコよく
⇒まあ飲も飲も
日本の政治家さんで「抱かれてもいい!」と思う人が俺はいるだろうか、と思うとき、イチマツの寂しさが、俺の足元を駆け抜けるのだ。
保険改革問題で揺れに揺れ、失業率も10%を超えそうだと言われるアメリカ。それでも支持率60%ってすげえな。
夢見る人に、人はついて行くんだろうな。
総選挙か。
政治家さんに熱さを求めるなら、まずは自分から熱くなってみることが大事である気もしています。