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うどん県の件。
2011.11.03|iwamura
父はうどんが好きであり、日曜日の昼など、よくゆでたうどんにそのままショーユと少々のお酢をかけ回し、ズバズババンと食っていたことを思い出す。
あれははあれで、「釜あげ」と「ぶっかけ」の合いの子だったと思うのだが、当時流通していた小麦粉ねんどふうフニャチンうどんでは、幼き小生のハートをつかむことはできなかった。
「うどんなんて小麦粉のカタマリだろ」
だが、その思いは、本家香川のうどんを初めて口にした瞬間に、角砂糖や筑豊のボタ山よりもあっけなく崩れ去り、以来、昨今の都内における「讃岐うどん屋さん開店ラッシュ」も、熱いマナザシをもって、これを見つめるものである。
香川の名物「さぬきうどん」をPRしようと、高松空港の手荷物の受取所で、器に入ったうどんのサンプルがベルトコンベヤーで流れてくるユニークな取り組みが始まり、到着客を楽しませています。
荷物と一緒に流れてくるのは、生卵を混ぜて食べる「釜玉うどん」と、天ぷらをのせた「天ざるうどん」の2種類のサンプルです。うどんの器はそれぞれ直径およそ30センチで、特産の庵治石が使われています。高松空港ビルの山下幸男社長は「少しでも多くの人にこのうどんを見てもらい、『香川に来たのだな』と喜んでいただければ」と話していました。
※NHKニュースより抜粋
自分のカバンを心待ちにするあの空間で、流れてくるうどん。
キセノンやギリシャのネタで忙しいNHKさんより、今年一番ハートウォーミングなネタであった。
空港だと小生はラスベガスでもその遊び心に感動したことが在った。
【ラスベガス空港では空港内にスロットマシーンが設置されています】
※全日空ウェブサイトより
「にっぽんは はいりぐちから さくらかな」
とは、かの高名な小林一茶大先生の句であるが、空の港、街の入り口としての空港にうどんが回る「うどん県」の徹底ぶりに、感服し、嬉しかったので、取り急ぎご報告した次第です。
2chでは叩かれておるこのへんも、エンタテインメント扱うなら、アソビゴコロを全面に押し出した運営管理が望まれるものと考えます。
60億も国の金(みんなの金)使うなら、ビビって大事に使う必要もまた半分。普通なら考えられないような、攻めた使い方するのも、また半分。
ファンドって増やすためにつくるものでしょ。と、文化の日に提言してみる。
以下、冒頭うどんに戻ってうどん県PRムービーです。ムービーのできの良しあしではなくて、本プラン責任者のかたの、闘う勇気に乾杯です。
さて、日本の誇る「食文化」うどんでも、昼は食いにでましょうかね。
カテゴリ:未分類
ジオフロント
2011.10.29|saito
こんにちわ!
齋藤です。
さてさて、題名を聞いて何を思い浮かべたでしょうか?
某大人気アニメ「エ○○ンゲリオン」(特に意味なく隠してます)でも
出ててくる単語です。
ジオフロント
広義には地下空間の総称、狭義には地下に作られた都市、およびその都市計画のことを言う。名称はウォーターフロントをもじったもので、地下の(geo)開拓線(front)の意味。
※wikipediaより抜粋
ということで、地下都市について今日はちょっとしたニュースをご紹介!
超「深」層ビル、地下300mの巨大な建築物
超高層ビルは、限られた土地を有効に活用することができる反面、歴史ある景観を破壊してしまう弊害もあります。メキシコの建築家Esteban Suarez氏は、高層ビルの利便性を持ちながら、街並みを崩さない、逆ピラミッド型の超深層ビルをデザインしました。
これがSuarez氏が提案する「アース・スクレイバー」。その深さは地下300メートルにおよび、65階建のビルに相当するとのこと。
逆ピラミッドのようなイメージですね。
下記の画像は、上からのぞき込んだ時のイメージ画像。
のぞき込んだ時のイメージ。
中央部は空洞で、周囲にショッピングエリアなどの施設が設けられます。
ガラス張りの天井によって自然光を採り入れ、地下でありながら豊かな緑地を備えています。
「アース・スクレイバー」はメキシコシティの中心部への建設を構想しているとのこと。下の画像は候補地の現在の様子。
首都メキシコシティはアステカ王国時代に「テノチティトラン」と呼ばれる巨大な都市でした。これにちなんで、地上から10階層分はアステカの文化を保存する博物館が設けられるそうです。
「アース・スクレイバー」の構造模型。
メキシコシティでは歴史ある景観の保存を目的とし、
地上8階以上の建物の建築を制限する条例を施行しています。
Suarez氏は、景観を破壊しない建築物として「アース・スクレイバー」は最適な構造だと語っています。
あまりにも突飛なデザインの「アース・スクレイバー」ですが、もし実現すれば単にスペースの問題を解決するだけでなく、メキシコシティの新たな象徴として、世界中から観光客を誘致する目玉にもなるはず。耐震性などに問題が無いようであれば、土地の問題に苦しむ日本でもひとつの参考にすることができそうです。
なんか、わくわくしてきますね。
日本の地下鉄もなかなか「ジオフロント」っぽいものがあります。↓
というよりダンジョンか。
地上の土地が枯渇しつつある先進国の次の手は、地下。
※地形を変えるという意味では、だいぶ大きな影響が出そうですが・・・・
ありがとうございます。
TPPのおけるアメリカの真意。
2011.10.28|shiozawa
アメリカとニュージーランドは
日本を中心とした極東アジアをつぶすためにTPP参加を促している
と言った内容の公文がウィキリークスにより公開されました。
■「米国外交公文から読む 本音と現実 上」 5月19日付記事
ニュージーランド外交貿易省のマーク・シンクレアTPP首席交渉官は
「TPPが将来のアジア太平洋の通商統合に向けた基盤である。もし、当初のTPP交渉8カ国でゴールド・スタンダード(絶対標準)に合意できれば、
日本、韓国その他の国を押しつぶすことができる。それが長期的な目標だ」
と語った。(米国大使館公電から)
公電は、内部告発ウェブサイト「ウィキリークス」が公表。
ニュージーランドの当局者らへの取材と合わせて分析した結果を報告する。
引用:日本農業新聞でも、5月19日付記事「米国外交公文から読む 本音と現実 上」
詳細は日本農業新聞に5月19日付記事に記載されているのでぜひ呼んでほしいです。
これを聞くとぞっとするのは私だけでしょうか。
表には出さないアメリカの本当の顔がよく伺えます。
それにしても
今後の日本の存亡に関わるかもしれない事なのにもかかわらず、
この公電をほとんど取り上げないメディアは理解不能です。
しかし、野田首相は相変わらずこんなこと言ってますし、
■首相「TPPで農業つぶれぬ」=輿石氏、参院民主研修会で明かす
・参院民主党は18日、福島県二本松市で研修会を開催した。輿石東幹事長(参院議員会長)は
あいさつで、環太平洋連携協定(TPP)交渉への参加問題に関し、野田佳彦首相が13日に 会談した際に
「TPPで日本の農業を駄目にする発想なんて持つだろうか。世界経済の流れの中で農業を再生し、全世界に発信していく」
と述べ、TPP参加と農業再生の両立は可能との 認識を示したことを明らかにした。
首相は同県内の視察の合間に研修会に参加。東日本大震災からの本格復興策を盛り込んだ2011年度第3次補正予算案や復興特区設置法案などに触れ、「一日も早い成立が復興事業を一日も早く執行させる。参院が力を合わせて支えてもらいたい」と早期成立へ協力を求めた。
どういう根拠があって“農業はつぶれない”と言っているのだろうか?
どんなにアメリカから圧力をかけられても潰さないだけの立派な名案を持っているのでしょうか?
ぜひ、その名案を公表してほしいです。
ちなみに先ほどの記事に関する内容を掲載していたYahooや Livedoorは10日もたっていないのにこの件を削除しています。
Yahooニュース(10月18日) リンク
Livedoorニュース(10月18日) リンク
おかしいですね。
アメリカとニュージーランドの真意を公開してくれた“ウィキリークス”。
しかし、この新しい世界のジャーナリズムといっても過言ではない“ウィキリークス”がこのままだと今年一杯で活動停止してしまうかもしれません。
もちろん、潰しにかかっているのはアメリカです。
■機密情報公開サイト「Wikileaks」が年末にも情報公開停止、資金が枯渇状態
24日にWikileaks創設者のジュリアン・アサンジが会見を開き、「金融封鎖に反撃すべく、寄付をして欲しい。このままではWikileaksは新年を迎えることができない」という声明を発表するに至りました。
アメリカ軍がバグダッドで民間人を殺害する動画をはじめ、ケニアの政治腐敗を突いたクロールレポート、アイスランド金融危機に関するレポートなど、これまで隠されてきた機密情報をリークしてきた情報公開サイト「Wikileaks(ウィキリークス)」。
その活動内容は心当たりのある権力者にとっては非常にやっかいなものとなるため、有形無形の圧力がかけられてきました。
特にここ1年間は金融関連の締め付けが強く、アメリカの主要な金融機関やVISA、マスターカード、PayPalなどが停止され、寄付の95%以上が遮られる事態となっています。
このため、新たに別の手段での寄付を求める呼びかけがスタートしました。
状況はかなり深刻で、もしも寄付が集まらないようであれば、年末にも活動停止となる見込みです。
引用:Gigazine
都合の悪いジャーナリズムは、間接的に潰すされることがよくわかります。
ウィキリークスは来年には一体どうなってしまうのでしょうか。
私は世界が経済だけでなく秩序もどんどんと不安定になっているように感じます。
ありがとうございました。
2社のiPhone 4Sを徹底比較
2011.10.22|saito
こんにちわ!
齋藤です!
弊社では、だれかが話題にすると思って、書いていませんでしたが、
書かれる気配すらないので、齋藤が書いてしまいます。
“サクサク感”はKDDI、メール機能はソフトバンクといった意見が多い両社の
状況を徹底比較していきましょう。
まずは、料金体系
料金にはソフトバンクの強みがある。ソフトバンクの『パケットし放題フラット』は、一般的なケータイと同額の4410円と非常にアグレッシブな設定だ。
KDDIは、パケット定額の『ISフラット』が24ヵ月間、月額4980円になる。一般的なスマホよりは安くなるが、ソフトバンクと比べると月額570円高い。『プランZシンプル』で時間限定のau網内定額は実現したが、ソフトバンクの『ダブルホワイト』に相当するプランがないのも、一部のユーザーの目にはデメリットに映るかもしれない。
またソフトバンクは、iPhone 3G/3GSからiPhone 4Sへ機種変更する場合、分割支払金の残金を無償にする“実質無償機種変更キャンペーン”を行なう。これによってMNP流出を防ぐ構えだ。
料金では、ソフトバンクにやや軍配があがる。
ただ気になるのは、やはり通常使用にどれぐらいの差があるのかといったところ。
どんどんいきましょう。
ネットワークの信頼度ではKDDI
まず、ネットワークに関しては、やはりKDDIに一日の長がある。iPhone 4のCDMA方式は“EV-DO Rev.A”のみで、auのiPhone 4Sは下り最大3.1Mbpsとなるが、スループットは決して低くなく、エリアも広い。試しに手元にあるRev.A端末(非スマートフォン)で速度を計ってみたが、平均して1Mbps以上を記録していた。
一方、現行のiPhone 4はソフトバンクの7.2Mbpsを利用できるが、実際には1Mbpsを切ることが多い。ソフトバンクのiPhone 4Sは下り最大14.4Mbpsに速度アップしているとはいえ、同じHSDPAのカテゴリーが上がっただけのことで、劇的な改善は見込めないだろう。スマートフォンの利用者がソフトバンクに比べ少ないうえに、駅のホームなど、人が密集しやすい場所をピンポイントで調整してきたKDDIの努力が功を奏した格好だ。
やはりここは、KDDIの方が安定して繋がりやすいといった面では軍配が上がるところ。
ソフトバンクの電波問題は引き続きといった状況だ。
『iPhoneにもっと「つながり」を』のフレーズは、裏付けがあってこそ。
サービスでは、ソフトバンクが強い
KDDIはサービス面でも、ソフトバンクへのキャッチアップが必要だ。KDDIはCメールの送受信やキャリアメール、緊急地震速報には対応したが、MMSは検討中とのこと。CDMAの仕様上、音声とデータ通信を同時にできないのもデメリット。ソフトバンクに積み重ねてきた経験がある。
総合して考えると、現時点では、ネットワークへのつながりやすさで選ぶならKDDI、料金やサービスで選ぶならソフトバンクに軍配が上がる。対策も講じているため、ソフトバンクからの流出が激増するとは考えにくいが、今までと比べれば、売れ行きが分散する可能性はある。いずれにせよ、業界の勢力図は、来年にかけて徐々に変わっていきそうだ。
今まで、ソフトバンクでiPhoneを使っていたユーザーには、これが一番ネックだと思われる。
ネット中やアプリを使っている最中に着信が来てしまうとKDDIのiPhoneは通信が途切れてしまう。
KDDIでは、iPadなどのiOS搭載端末やMacのユーザーとテレビ電話を楽しめる「FaceTime」には対応していない。
テキストメッセージを交換できる「iMessage」も非対応。
これらの機能は「ソフトウエアアップデートでいずれ対応させる」(KDDIの田中孝司社長)とは明言しているが、
早急に対応させない事には、致命的だ。
メールについて、15分間隔で自動チェックする仕様のため、リアルタイムにメールを受信できないことがある。
メール機能を開けばすぐに確認できるが、タイミングによっては相手が送った直後に受信することもあれば、15分後になることもある。
これでは、初期のiPhone問題とかわらず、すでに解消された状態に慣れているソフトバンクユーザーには、厳しい。
さらにKDDIは音声通話をしながらデータ通信ができない。
「相手と通話しながら地図を調べる」あるいは「通話しながらネットで調べ物をする」といった使い方はできない。
スマホとしては、こういった機能は、使えて当然なので、デメリットでしかない。
上記をふまえたうえで、現状は、まだまだソフトバンクのが有利と感じる。
ただ、KDDIが問題を解決をした場合、通信網の広さや安定した通信をすぐに改善する事は、
厳しいため、一気に形勢逆転する可能性もある。
iPhone5が出る頃には、勢力図が変わっているかもしれませんね。
ありがとうございます。
準国産の旅客機“ボーイングB787”
2011.10.14|shiozawa
最新のボーイング社製旅客機“B787”が先日の9月28日に羽田空港に到着しました。
■ボーイング787初号機、羽田に到着
全日空が次世代の主力機と位置づける中型新旅客機「ボーイング787」(ドリームライナー)の納入1番機が28日朝、ボーイング社工場のある米ワシントン州エバレットから羽田空港に到着した。
全日空は世界で初めてB787を運航する「ローンチ・カスタマー」となる。
米国からのフライトを担当した早川秀昭機長は「この歴史的フライトに参加できて大変光栄であり、感動しています。
この機体はとても素直で旋回したいと思えば思った通りに旋回できる感じ。客席も窓が広くなるなど快適性が増している」と説明したうえで「ぜひ、みなさんも搭乗して体験してみてほしい」と話した。
B787は長さ約56メートル、主翼の幅が60メートル。同級の767-300ERよりも長さが2メートル、翼幅で13メートルとやや大きく、長距離用の777-200ERよりは長さが6メートル小さく、翼幅はほぼ同じ。
座席数は約180席(国際線長距離用)~約260席(国内線用)。
長距離国際線仕様
引用:YouTube
何か映画で出てくる未来の乗り物のような内装で、中型機のわりに結構広そうに見えます。
この飛行機、紛れもなく米ボーイング社の製品なのですが、
とにかく日本企業の部品を数多く使用している飛行機のようです。
機体製造における日本メーカーのシェアはボーイング社の35%と同じ35%。
その機体製造の35%は富士重工業、川崎重工業、三菱重工業の3社が担当しているようです。
<富士重工の中央翼>
<川崎重工の前部胴体(中央の円筒)>
<三菱重工の主翼>
そして注目すべき点がもう一つ。
東レの炭素繊維。
今回のボーインク787の機体は金属ではなくて繊維で作られているそうです。
下のような糸が飛行機のボディを形成する素材なんだそう。
<板状に加工される前の炭素繊維>
■ボーイング787のつくりかたは東レの繊維を“オーブンでチン”!?
一般的な航空機の機体は、アルミ合金(ジェラルミン)でできている。
だが787は、機体重量の半分以上が「炭素繊維強化プラスチック」(CFRP)で構成される。
炭素繊維は比重が鉄の4分の1しかないのに強度は10倍で、アルミに比べても大幅に軽量化できる。
787は、このCFRPを大量に採用して機体重量を軽量化したこと等により、燃費を同クラス比で20%改善できるという。
この787向けの炭素繊維を、全量提供しているのが東レだ。
東レというと繊維メーカーの印象が強いが、一次構造材のCFRP供給元としてボーイングに認定されているのは、世界で唯一東レだけ。世界市場でも東レがトップだ。
引用:ASCII.jp