HOME >
よげんのしょ/中国人は電気リンゴの夢を見るか?
2009.04.26|iwamura
表題からブレードランナーですみません。電気リンゴはAppleのことです。。。(どうでもいいけどトップページすげえな。これ、アプリ10億ダウンロードってことでしょ?~下記画像)
日本が草なぎくんネタに沸いている現在より5年前、「Appleがアメリカで開始したiTunesMusicStoreは、きっと日本でもスゴイことになるだろう。」と予言しているヒトがいて。
そのかたのブログを読み、現在の日本の音楽市場が「そのとおり」になっていて、トリハダものだったのだが。
最近、アメリカではまだほとんど無名に近い(Kill BillのBGMに取り上げられ注目され始めていましたが)布袋寅泰が、iTunesMusicStoreのトップページにピックアップされたあと、ロックアルバムチャートでいきなり6位になった事でもわかるように、iTunesMusicStoreではレーベルの大小、インディーズとメジャーの差どころか国境さえも関係ありません。
リスナーは30秒の試聴やプロモーションビデオなどで気に入った曲を見つけ、1曲99セントで購入します。アルバム内の曲でも1曲ずつ購入することができます。もちろん、お気に入りのアーティストがアルバムを通して聴くことを強く望めば、リスナーはアルバム単位で購入することを惜しみはしないでしょうけれども、これからアルバムという考え方は変わってしまう可能性があります。
またMTVがそうであったように、iTunesMusicStoreにはプロモーション用の音源や映像がたくさん集まってくるでしょう。しかもそれらは、さまざまなレーベルがただで提供するのです。そうなってくれば音楽業界におけるiTunesMusicStoreの地位は不動のものとなるでしょう。
これ、2004年の記事なんですが(すげー)。
全部その通りというか、予言を超える勢いだな、恐るべしアップル。iphone/ipod!
しかし!!!
日本が草なぎくんネタに沸いている間に、こんなニュースが!!!
中国政府がデジタル家電などの中核情報をメーカーに強制開示させる制度を5月に発足させることが23日、明らかになった。
制度は、中国で生産・販売する外国製の情報技術(IT)製品について、製品を制御するソフトウエアの設計図である「ソースコード」の開示をメーカーに強制するものだ。中国当局の職員が日本を訪れ製品をチェックする手続きも含まれる。拒否すれば、その製品の現地生産・販売や対中輸出ができなくなる。
これどうするんでしょうね。
Appleとしては、本体のソースコードを開示してでも、アプリや曲が売れた方が儲かるのだろうか。
交渉さえうまくいけば、ハードじゃなくて、ソフト(コンテンツ)売買が主流の時代には移行していくんだろうな。飲まざるを得ないし、飲んでも中身で勝負していく「時代」なんだろうな。
そもそも、ソースコード開示しなくても、中身バラせば近しいところまではワカっちゃうんだろうし(ってそれは素人の考えですか?)。
因みに去年の夏は、中国政府はやはり強制的にiTunesMusicStore接続遮断したりしていたようだが、彼ら(中国政府)へのロイヤリティも考えると、そんなことばっかりもしてらんないだろうから、大丈夫じゃないかな。
今回の件は、著作権問題と同じように、現代人がさからえない「時代」の流れを感じます。
と読む、iwamuraの予言はあたるだろうか(笑)。予言でも何でもなくて、「現在の話」ですよね。
みなさんはどう思いますか。
ぼくは中身のある日曜日にする為に、仕事に逆らって遊びに出ますー!!!
美のイデア~「Doveのキャンペーンがやっぱり好きやねん」な件。
2009.04.22|iwamura
エラソーなことを言っても、「広告」に乗っかった文章を書くのであるから、あくまで「広告」の域は出ないかもしれないが。
でも、やっぱDoveいいなーってちょっと感動したから一筆。
——————————————
古代プラトンは。
「イデア論」を展開した。
物事には永遠不変な、完全たる「本質」がある。
例えば薔薇の、その形や色、匂いや名前の響き、それら全ては「イデアの影」であるとする。目に見えてる薔薇の美は、ホントの薔薇じゃあない。ト、言う。
しかし、唯一本質である「薔薇の美のイデア」は、目に見えなくとも、目に見える薔薇の向こうに、必ず存在するのだ、という考え方ですね(だれか間違ってたら教えて)。
そおなんですよ。薔薇の美は、見てくれじゃあない。オラもそう思う。
そしてDoveが、2006年に米国PR大賞を受賞したキャンペーンがこちら。「本当の美しさ」キャンペーン。
ちょっと古い話なんだけれども、昨日ちょうど、
「日本の女性は、美しくない。」(ユニリーバ ダブ)VS「日本の女性は美しい。」(資生堂TSUBAKI)
というウェブサイトを見つけて、「あー、おもしろいな。」と。
ユニリーバのブランド「Dove(ダブ)」が、女性の美を再定義するという大胆なテーマに挑んだ「リアルビューティー(本当の美しさ)キャンペーン」を展開するにあたり、「本当の美しさ」について生活者と語り合うキャンペーンサイトをプラットフォームにして、YouTube で公開したバイラルムービーや、ワークショップ等の様々な生活者とのコミュニケーションを統合し、大きな効果を発揮した
これと真っ向から対立する手法で、大ヒットしたのが資生堂の「TSUBAKI」だ。2006年、この新しいメガブランドの立ち上げに、豪華女優陣を CM モデルとして競演させた。
※「日本の女性は、美しくない。」(ユニリーバ ダブ)VS「日本の女性は美しい。」(資生堂TSUBAKI)より抜粋(部分略)
本当の美しさって、女優さんの美しさではなくて。
ひとりひとりの女性の中の、輝ける「イデア」でしかないでしょう。みんな美しいんです!
ってキャンペーンですね。
そーなんだよなー。Doveは、「年齢にとらわれない美しさ」とか「体験者のBuzz(口コミ)レポート」とか、好感が持てるんだよな、手法が。個人的に。
おれの好きなひとも、やっぱり世界で一番美しいと、俺なんかは思うわけですよ(笑)。
みなさんそうでしょう。それこそがイデアであり、「美」ですよ。
Doveさんは2006年のキャンペーンだけれども、50億円(TSUBAKI広告費)の資生堂さんに負けない、バイラル広告だなあやっぱり。
もの言う人々、民衆ひとりひとりのエネルギーは、やっぱりルイ14世、及びマリー・アントワネットをひっくり返してしまったわけで。
そういう、バイラルや口コミを使った、一般の女性諸氏の、「真実の美しさ、ガンガンみんなで言ってっちゃうぞ!」な「やり方」、おれは好きだなあ。
※そして最後に、例のカンヌ広告祭で最優秀作品賞受賞したムービー。
この作品の最後には、“No wonder our perception of beauty is distorted.”(私たちの美しさの認識が歪められるのも、不思議なことではありません)というメッセージが表示される。このエンディング・メッセージは、2004年に Dove が始めた「リアルビューティー・キャンペーン」のメッセージである。
「見た目の美しさ」なんてさ、簡単に作れちゃうし、簡単に、歪められるんだぜ。
本当の美は、リアルビューティは、あなたの中にあるんだぜ!なDoveがやっぱり一歩進んでてカッコいい。
今日も世界は美しいな!な週中水曜日!
本日もがんばって行きまっしょい!!!!!
DO you have a HONDA?~HONDA インサイトほしいス~
2009.04.01|iwamura
Yes! I have a HONDA!!
小生、バイクは3台乗り継いだ全てがHONDAであり(現状も)、Shinichiro ArakawaのWINGTシャツも所有するというスジガネイリのHONDAユーザーであるのだが!
今朝、素敵なCM動画を発見し。皆さまにご紹介したい次第です。。。
☆Honda’s Let It Shine commercial
これいいなあ。やさしくて。完全にイメージだけど。
このクルマ、今相当売れてるみたい(1か月で18,000台!)。
最近我が家族のウラギリモノの妹はNISSANを買ったようだが、彼女よりは、「確かにプリウスよりも安いが、オプション付けると250万は越えるから、まだ一般の『若い人向け』とは言えない。」
という厳しいコメントも聞かれたのだが、しかしインサイトの広告ウェブサイトがきっちり作り込まれていて、ムービードラマなんか、だいぶ「背伸びしない視点」「カッコつけでなくて」「HONDAぽくて」好感が持てるのだ(詳しくはトライバルメディアハウスの八木さんブログで説明されているので、そちらを是非ご覧いただきたい)。
小生がHONDAを好きなのは、本多宗一郎さんの考え方によるところが大きい。
ここでそれを書き始めるときりがないのだが、いつかは空へ(昨今はロボット(エヴァンゲリオンみたくなってるが大丈夫だろうか)にも力を入れられているが)!という思いのこめられたHONDA WINGのマークそのものが、彼の夢そのものであって、俺はバイクは100%HONDAであるが、もう屈するしかない、本多宗一郎大先生のHONDA DREAMなのでありました。
☆日本郵政もカブ(完全電動版)受注に動いているらしいぞ。
☆ガスボンベ耕運機もカッコいい!小生はこのレベルなら鍬でいくが(笑)。
クルマ購入を考えないことはない昨今なのであるが、ボルボもTOYOTAもカッコいいんだけれども、俺はやっぱりHONDAから離れられないな。。。
と思った春の夜の夢なのでありました。
☆ホンダ スーパーカブ CM [Do you have a HONDA?]新聞配達編(コレ大好き☆)
ROCKET社長は本日もHONDAで出勤!本日も夢に向かってはばたきます!
富野由悠季先生と下村脩先生に学ぶ/がんばれ若者な件。
2009.03.24|iwamura
と、いうことで、朝からガンダムの富野先生と、ノーベル賞の下村先生に気合を入れて頂いたのでご紹介。
人気アニメ「機動戦士ガンダム」の生みの親の富野由悠季監督が22日、西武新宿線上井草駅前に立つ「ガンダム像」の1周年記念講演を、杉並区立井草中学で行った。富野監督は「仕事でもさんざん見ているので、正直早く撤去してほしい。ただ最近はかんに障らなくなってきた」と愛憎入り混じった複雑な胸の内をのぞかせた。
今後、ガンダムを再び手がけるかについては「死ぬまでに要請があれば考えるし、それは義務だと考えているが、年寄りのエゴやごう慢さが出てしまうので、自分から手を挙げないという努力をしている。」と話した。【立山夏行】
※毎日jpより抜粋(部分略)
相変わらずすごいオヤジです(笑)。
ただ、これ、まとめると
「ガンダムもうやらないんですか?」
「つーか、俺はやりたいけどガマンしてんの!オメエら(若いやつら)おもろいの創れや!」
ということだと思います。
そしてもうおひとり。下村先生。
オワンクラゲに含まれる緑色蛍光タンパク質(GFP)の発見でノーベル化学賞を受賞した米ボストン大名誉教授の下村脩博士(80)が23日、東京都内で記者会見した。
下村博士は17年間で85万匹ものオワンクラゲを捕獲し、GFPを発見した。「偶然が重なって発見できた。ただ自分が知りたいこと、解決したいことに対して最大の努力をした、ということでしょうか」と謙虚に振り返った。
今の日本の研究者については「はっきり言って努力が足りない。面白いことでも少々難しいと、やろうとしない。やろうという元気がない。リスクを冒したくないのだろう。若手でも尻込みする人が多い」と苦言を呈した。
今後の生活については「ノーベル賞をもらわなかったら、発光きのこを研究したいと思っていた。今は(多忙で)絶望的だが、1カ月ぐらいのんびりできたら研究したい」と意欲を見せた。
※msnサンケイニュースより抜粋(部分略)
これも、富野先生と一緒だよなー。
「若手のくせに、はっきり言って元気ないやつらが多い!わたしはまだまだやりますが!」
ですよね。これって。。。
「すげえすげえ」は大事ですよ。尊敬する人を尊敬するって大事ですよ。
でも、自分も、まず自分を尊敬してあげて、頑張る!
そして、いつか、自分以外の人が、自分を尊敬してくれるような生き方、若い俺達がせずに、誰がやるんだ!「申し訳なかったです!先生!俺、頑張ります!!!」
な火曜日!
俺たちが、やるんだ!
今日もがんばっていきまっしょい!!!!!
佐世保バーガーを食べてきた
2009.03.19|umiushi
わたくし流行に遅れまくるクセがあるのですが、初めて食べました佐世保バーガー。
佐世保、と聞いても「軍港の街だな」「城島健司の出身地だな」くらいの知識しかないので申し訳ない。しかし
佐世保は1889年以降、旧日本海軍の鎮守府のある都市として栄えた。1945年の終戦後、それらの基地施設を活用するため米海軍が進駐した。米軍属相手に飲食店、バー、キャバレーを営む日本人も多く、そういった時代背景からハンバーガーが出されるようになったと推測される。朝鮮戦争による特需で、佐世保が好景気に沸いた1950年前後、米海軍よりレシピを教わり作ったのが始まりとする説もある。初めて佐世保で手作りハンバーガーを作った店がどこなのかは定かではない。
というわけで、諸説あるにしろアメリカ海軍の存在が関係しているようなので、あながち外れてはいなかったですね。
でも出不精なわたくしのこと、佐世保に旅行したわけじゃなくて、東京で食べたんですが、
世界一おいしいものを作って、世界中の一人ひとりに、
“人解きの口腹(ひとときの幸福)”を感じてもらいたい…
という気持ちから、ここまでこだわりぬきました。
佐世保バーガーとは?佐世保バーガーの誕生秘話、佐世保バーガーのおいしさの秘密に迫ります。佐世保バーガーのことをよく知ってから食べると、おいしさ100倍!
是非、今までにないハンバーガーの新しい食感と、
全ての素材が一体となって口の中に広がる舌妙な味のバランスをお楽しみください。
さて、肝心のお味のほうですが、
お肉がうまい。
「潰して食べてください」との注意書きが貼ってあり、実際持ってきてくれるときも、そのように言われたのでやってみました。なんでも、肉汁がソースとからみあって美味しいんだとか(言われなくてもこんな分厚いハンバーガー、そのままじゃかじれませんがな)。
あえてもういちど言います、
パティそのものがうまい。
そして他の具も問答無用です。
目玉焼き(卵焼き)がうまい。
写真は焼きはじめの状態ですが、完成品の火加減が絶妙で、「黄身が流れ出さない半熟」をキープ。
また、ベーコンってふつうは薄切りですが、
ここのは文句無い「厚切り」ベーコン。
とはいっても自己主張をしすぎない厚さに抑えられていて、ベーコン密集エリアをかじったときのみ、濃厚な肉のコクみが出てまいります。
流行りものには斜にかまえてしまう天邪鬼なわたくしなのですが、これは美味しい。
————————-
そういえばトルコライスも長崎でした。
やはり港町はいいものが揃いますね。というか、やるな長崎県。