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世界一周に象徴される、夢の達成に必要不可欠なこと。
2011.06.16|iwamura
先日、古川聡さんの記事を書いたのだが。
彼のTwitterを見ていて、思うところがあった。
Astro_Satoshi 古川聡(JAXA宇宙飛行士)
みなさま温かい応援のお言葉、ありがとうございます。力をいただけています。打ち上げまで14時間余り。約5ヶ月半宇宙で仕事をしてきます。みなさまの熱い気持ちと一緒にいきたいと思っています。それでは、いってきます!
「みなさまの温かい応援」なんだよな。
そして、話題は急転直下。
この女のコもいい顔してるよな。
【5月15日 AFP】ヨットによる世界最年少の単独無寄港、無支援の世界一周を目指して前年10月にオーストラリアのシドニーから出航した16歳のオーストラリア人少女、ジェシカ・ワトソンさんが15日、シドニー港のフィニッシュラインを越え、世界一周を達成した。
ワトソンさんは15日午後2時(日本時間午後1時)の少し前、明るいピンク色のヨットに乗って、シドニー港のフィニッシュラインを横断した。
「数時間しか眠れなかったけど、今は興奮していると思う」と最終地点に到着目前のワトソンさんは語った。
認定機関の「世界帆走スピード記録評議会」は最年少記録カテゴリーを廃止したため、ワトソンさんの記録は公認されない。しかし、事実上の単独無寄港、無支援による世界一周の最年少記録達成だ。
※AFPBBニュース(15/5/2010)より抜粋(部分)
16歳か。年齢も関係ないわけではないが、「ひとり」で、大したものだと思う。
昨今、「ひとり」の冒険モノの本にハマっていて、よく読んでいる。
本を読まない人でもワリと気軽に入れるのが、以下2冊であろう。
表紙開いての中表紙から熱い。
「植村直己さんにささげる。」
高校生時代、喧嘩して停学中だった野口さんは植村直己さんの本を読んで、人生の目標を山に据える。
そして、エベレストをはじめとした7大陸世界最高峰への史上最年少登頂記録達成(当時25歳)。
でも、エベレストも2年連続失敗して、3年目の成功だったんだよな。
この本は少年院で真っ先にボロボロになる本(みんなが読み過ぎて)として有名です。
さて、山の次は海に話を戻します。
野口さんにおける植村さんのように、白石さんにおける師匠も偉大。
「多田雄幸」さん。彼も世界一周ヨットレースで優勝経験者。
そんな多田さんに白石さんは高校生時代に弟子入り。彼のサポートを務めながら、ヨットを学ぶ。
しかし、自身が過去優勝経験もした世界一周ヨットレースの最中、師匠多田さんは自ら命を絶ってしまう。
最も尊敬する師匠の突然の死。
白石さんはそれを克服し、師匠が乗っていた船で、史上最年少ヨット単独無寄港世界一周を達成する。
やっぱり当時25歳。そしてやっぱり2回失敗で3回目の挑戦。
熱すぎるんです。
さてそして、これらを読んで気がつく事は、やっぱり夢の達成や冒険そのものも凄いんだけれども(彼ら自身の努力ややってることは当然凄いんだけれども)、当時25歳で金も全く持たなかった彼らを、支えてくれた人たちがいたのだという事実。
彼らが「みんな」に応援された事実。「みんな」に愛された事実。
そこに尽きる。
上記2冊にも、冒険の記録とともに、彼らの感謝の言葉がいたるところに散りばめられていて、読んでいて何度も泣きそうになるのだ。
冒頭のワトソンさんも、宇宙飛行士の古川さんも、カッコイイし偉大だ。
だが、舟やロケットをつくり、彼女に彼に、操縦の手ほどきをし、地上からサポートをし、スポンサーになり、応援してくれた人は、1人や2人ではなかったと思うのだ。
さて、お話を本に戻そう。
白石さんのお師匠さんの多田雄幸さんの本も熱い。
超ハイテンション。ヨットが楽しくて楽しくてしょうがないっていう本。
彼の周りもきっと元気が出ただろうし、彼もやっぱり「愛された人」「応援された人」なんだなってわかる本。
あとがきから彼の感謝の言葉を抜粋。
そんなこんなで危険はあったけれど、私が風の力を利用して10万キロに及ぶ楽しい旅ができたきっかけは、偉大な冒険家植村直己さんに出会ったからで、知らず知らずのうちに触発され、また励まされたおかげです。
そして故郷長岡の八幡神社の奉納相撲で一回も勝ったことの無い、か弱い私が、多くの人の支持と力の盛り上がりのお陰で、なんとか完走できたうえに、優勝までするとは、奇跡的としか言いようがありません。
ここに数え上げたら気が遠くなるほど多くの方にお世話になりました。感謝いたします。
植村さんは冬のマッキンリーに登ったまま帰ってきませんでした。私の心にポッカリ穴があきました。私はこの塞がることの無い穴から洋々と拡がる海を見つめ、凝縮する世界ではなしに、自由に拡がる世界を絵に描けたらなあ、と夢見ている現在です。
多田さんが資金繰りに苦しんで、世界1周を諦めそうになった時に、真夜中タクシーを飛ばして、金を貸しに来てくれて、「最後までがんばれ」って励ましてくれたらしいんだよな。
植村さん、やっぱり熱いよな。
さあ、野口さん、白石さん、多田さんが敬愛する、日本が生んだ大冒険家、植村直己さんの本がこれだ!
※タイトルが既に熱いです。
野口さんが不良少年から一夜で登山家を目指したように、日本の冒険家が、すべからく神のように崇める植村さん。
この本にはその秘密の全てが書かれている。
と、思ってページをめくるのだが、冒頭から「神」はこうおっしゃる。
もう一度言わせてもらうが、本当にこれは自慢できるような話ではないのだ。
もしこの話に、みなさんが、崇高なアルピニズムの真髄といったようなものを求めているとしたら、先に謝ってしまうが、私は失格に決まっている。
くうぅ。。。
カッコイイのだ。
兎に角カッコイイのだ。
だが、アルピニズムの真髄はないかもしれないが(ありますが)、「夢を達成するための真髄」については、「神」の言葉がちりばめられています。
植村さんの、感謝の言葉が、散りばめられている本です。
夢を持つことやそれに向かって努力することは、ベースとして当たり前に重要だと思います。
ただ、本当に大きな夢をかなえる為には、仲間に愛され、多くの人の応援を得ることが必要不可欠なんだと思います。
ひとりはみんなの為に。
みんなはひとりの為に。
それらを、今日ご紹介した本は教えてくれます。
この4冊で10年寿命が延びると思う。
会社を休んででも、読むべき「愛」の本たちだと思います。
AKB48の新センター“あいみ”!?「アイスの実」新CMオンエア!!
2011.06.15|iwamura
先日の選抜総選挙で感動と驚きを与えてくれたAKB48に早くも新展開!
7人のメンバーが出演するグリコ「アイスの実」の新CMがオンエアされる!
本CMのセンターは、“あっちゃん”でも、“ゆうこ”でも、“まゆゆ”でもなく、何と新メンバーの江口愛実(えぐちあいみ)さん!
※こちらが江口さん!
6月20日(月)から全国でオンエア開始される新CMは、アイスの実「アイスのくちづけ」篇!!
本CMには、江口さんほか、板野友美さん、大島優子さん、篠田麻里子さん、高橋みなみさん、前田敦子さん、渡辺麻友さんの6名が出演している!
彼女達の画面いっぱいのアップに、思わずドキッとしちゃいそうな内容だ!!
気になるCMはこちら!
先日、雑誌のグラビアデビューしたばかりにも関わらず、早くも“センターデビュー”を飾った江口さん!
しかし、ネットでは江口さんは実在しない!CGである!などの議論が活発化しています!
その理由は下記にある!
①名前が「江崎グリコ 一口フルーツジェラート アイ(愛)スの実」である。
②プロフィールの誕生日(2月11日)が同社の創業記念日。
③顔のパーツで、目が前田さん、鼻が板野さん、口が篠田さんにそっくり。
④身長・スリーサイズ(1メートル52、B82W55H81)は大島さんと全く一緒。
上記のように謎は深まるばかりである!
また、産経ニュースでは下記のようにまとめている。
グリコの広報IR部によると、新CMがウェブ上で先行公開された14日に「数十件の問い合わせが寄せられた」という。
「CGで作られた人物なのか?」というサンケイスポーツの取材に「現時点ではお答えできません」とし、「話せる時期がきたらウェブ上などでお知らせします」と意味シンな答え。
集英社は20日発売の次号で続報を掲載予定という。
AKB48の運営会社AKSは肯定も否定もせず「20日以降に詳細について明らかにします」と話しており、近く“真実”が明らかになる。
※引用元:産経スポーツ
そして、見どころはもう一つ!秋元康さんが本CMのために書き下ろした新曲「アイスのくちづけ」こちらも楽しみな本作!
江崎グリコのWEBサイトでは先行公開もスタートしているので、ひと足早くチェックしてみてください!
村上春樹さん:カタルーニャ国際賞スピーチ原稿
2011.06.14|iwamura
ということで、6月11日の反原発デモがすごかったようです。
「どーなのよ?」
という部分もあるが、やっぱりこういうのは民衆の声、力が重要な変革のファクターにはなるだろうから、どんどんやっちゃってください。
そして選挙もいこうね。
ただ、原発は賛成反対の二元論では落とし込めないほど、複雑怪奇なエネルギー利権マミレの世界ではあるのだ。
やっぱり遠い国でやれビンラディンがやられたけどあれはコラでまだ生きているとか、
でもあの人はそもそもCIAの職員みたいな人でしょとか、
あるいは撤退したと見せかけた米軍が今度はリビアで増えていないかとか、
チュニジアで起こった革命はエジプトは計算外だったけど、本当の狙いは元々リビアだったとか、
上記は全部ネタの域を出ないものではあるものの、結局「エネルギーと血」というものは、切っても切り離せない関係なわけで(上記は石油利権がらみではあるけれども)。
エネルギーは、その是非や正義かそうでないかだけで、始めたり、止められるような問題ではない。
と、理解したうえで。
村上春樹先生のカタルーニャでの授賞式の文章が美しかったので以下抜粋です(1/3くらいに抜粋しています)。
「非現実的な夢想家として」
残念なことではありますが、今日は少し深刻な話をしなくてはなりません。
ご存じのように、去る3月11日午後2時46分に日本の東北地方を巨大な地震が襲いました。
地震そのものの被害も甚大でしたが、その後襲ってきた津波はすさまじい爪痕を残しました。
今回の大地震で、ほぼすべての日本人は激しいショックを受けましたし、普段から地震に馴れている我々でさえ、その被害の規模の大きさに、今なおたじろいでいます。無力感を抱き、国家の将来に不安さえ感じています。
でも結局のところ、我々は精神を再編成し、復興に向けて立ち上がっていくでしょう。それについて、僕はあまり心配してはいません。我々はそうやって長い歴史を生き抜いてきた民族なのです。いつまでもショックにへたりこんでいるわけにはいかない。壊れた家屋は建て直せますし、崩れた道路は修復できます。
ここで僕が語りたいのは、建物や道路とは違って、簡単には修復できないものごとについてです。それはたとえば倫理であり、たとえば規範です。それらはかたちを持つ物体ではありません。いったん損なわれてしまえば、簡単に元通りにはできません。機械が用意され、人手が集まり、資材さえ揃えばすぐに拵えられる、というものではないからです。
僕が語っているのは、具体的に言えば、福島の原子力発電所のことです。
みなさんもおそらくご存じのように、福島で地震と津波の被害にあった六基の原子炉のうち、少なくとも三基は、修復されないまま、いまだに周辺に放射能を撒き散らしています。
十万に及ぶ数の人々が、原子力発電所の周辺地域から立ち退きを余儀なくされました。畑や牧場や工場や商店街や港湾は、無人のまま放棄されています。そこに住んでいた人々はもう二度と、その地に戻れないかもしれません。
なぜこのような悲惨な事態がもたらされたのか、その原因はほぼ明らかです。原子力発電所を建設した人々が、これほど大きな津波の到来を想定していなかったためです。何人かの専門家は、かつて同じ規模の大津波がこの地方を襲ったことを指摘し、安全基準の見直しを求めていたのですが、電力会社はそれを真剣には取り上げなかった。なぜなら、何百年かに一度あるかないかという大津波のために、大金を投資するのは、営利企業の歓迎するところではなかったからです。
また原子力発電所の安全対策を厳しく管理するべき政府も、原子力政策を推し進めるために、その安全基準のレベルを下げていた節が見受けられます。
我々はそのような事情を調査し、もし過ちがあったなら、明らかにしなくてはなりません。その過ちのために、少なくとも十万を超える数の人々が、土地を捨て、生活を変えることを余儀なくされたのです。我々は腹を立てなくてはならない。当然のことです。
しかしそれと同時に我々は、そのような歪んだ構造の存在をこれまで許してきた、あるいは黙認してきた我々自身をも、糾弾しなくてはならないでしょう。今回の事態は、我々の倫理や規範に深くかかわる問題であるからです。
ご存じのように、我々日本人は歴史上唯一、核爆弾を投下された経験を持つ国民です。1945年8月、広島と長崎という二つの都市に、米軍の爆撃機によって原子爆弾が投下され、合わせて20万を超す人命が失われました。
僕がここで言いたいのは、爆撃直後の20万の死者だけではなく、生き残った人の多くがその後、放射能被曝の症状に苦しみながら、時間をかけて亡くなっていったということです。
広島にある原爆死没者慰霊碑にはこのような言葉が刻まれています。
「安らかに眠って下さい。過ちは繰り返しませんから」
素晴らしい言葉です。我々は被害者であると同時に、加害者でもある。そこにはそういう意味がこめられています。
そして原爆投下から66年が経過した今、福島第一発電所は、三カ月にわたって放射能をまき散らし、周辺の土壌や海や空気を汚染し続けています。それをいつどのようにして止められるのか、まだ誰にもわかっていません。これは我々日本人が歴史上体験する、二度目の大きな核の被害ですが、今回は誰かに爆弾を落とされたわけではありません。我々日本人自身がそのお膳立てをし、自らの手で過ちを犯し、我々自身の国土を損ない、我々自身の生活を破壊しているのです。
何故そんなことになったのか?
理由は簡単です。「効率」です。
原子炉は効率が良い発電システムであると、電力会社は主張します。つまり利益が上がるシステムであるわけです。
そして気がついたときには、国民がよく知らないうちに、地震の多い狭い島国の日本が、世界で三番目に原発の多い国になっていたのです。
そうなるともうあと戻りはできません。既成事実がつくられてしまったわけです。原子力発電に危惧を抱く人々に対しては「じゃああなたは電気が足りなくてもいいんですね」という脅しのような質問が向けられます。原発に疑問を呈する人々には、「非現実的な夢想家」というレッテルが貼られていきます。
そのようにして我々はここにいます。効率的であったはずの原子炉は、今や地獄の蓋を開けてしまったかのような、無惨な状態に陥っています。それが現実です。
原子力発電を推進する人々の主張した「現実を見なさい」という現実とは、実は現実でもなんでもなく、ただの表面的な「便宜」に過ぎなかった。それを彼らは「現実」という言葉に置き換え、論理をすり替えていたのです。
それは日本が長年にわたって誇ってきた「技術力」神話の崩壊であると同時に、そのような「すり替え」を許してきた、我々日本人の倫理と規範の敗北でもありました。我々は電力会社を非難し、政府を非難します。それは当然のことであり、必要なことです。しかし同時に、我々は自らをも告発しなくてはなりません。我々は被害者であると同時に、加害者でもあるのです。そのことを厳しく見つめなおさなくてはなりません。そうしないことには、またどこかで同じ失敗が繰り返されるでしょう。
「安らかに眠って下さい。過ちは繰り返しませんから」
我々はもう一度その言葉を心に刻まなくてはなりません。
我々日本人は核に対する「ノー」を叫び続けるべきだった。それが僕の意見です。
我々は技術力を結集し、持てる叡智を結集し、社会資本を注ぎ込み、原子力発電に代わる有効なエネルギー開発を、国家レベルで追求すべきだったのです。核に対するアレルギーを、妥協することなく持ち続けるべきだった。核を使わないエネルギーの開発を、日本の戦後の歩みの、中心命題に据えるべきだったのです。
しかし急速な経済発展の途上で、「効率」という安易な基準に流され、その大事な道筋を我々は見失ってしまったのです。
我々は夢を見ることを恐れてはなりません。そして我々の足取りを、「効率」や「便宜」という名前を持つ災厄の犬たちに追いつかせてはなりません。我々は力強い足取りで前に進んでいく「非現実的な夢想家」でなくてはならないのです。(バルセロナ共同)
※毎日jpより抜粋(部分)
「地獄の蓋は開かれてしまって、その蓋はまだ閉じられていない。」
電力が足りる足りない以前に、これが圧倒的な現実なんだよな。みんな深夜にお笑いバラエティ見てる場合じゃないんだぜ。
【放射能漏れ】「東電の不作為は犯罪的」IAEA元事務次長一問一答+(1/2ページ) – MSN産経ニュース
【もんじゅ】 落下装置の引き上げは「工学的に不可能」であることが判明 : 【2ch】コピペ情報局
この辺をチェックしつつ、下記ニュースには拍手を送りたい気分ではある。
関電株主、原発からの撤退を 総会に提案 – 47NEWS(よんななニュース)
簡単じゃない。単純な二元論じゃない。
それでもしかし、正しいと思うことをちゃんと実行していくことは、未来への責務だよな。
古川宇宙飛行士:遅咲きの47歳、あこがれの宇宙へ
2011.06.09|iwamura
ということで、古川宇宙飛行士47歳、ソユーズ打ち上げ成功おめでとうございます。
34歳までお医者様ですな。
古川聡飛行士(47)が8日朝、ロシアのソユーズ宇宙船で宇宙へ飛び立った。順調なら10日朝には国際宇宙ステーション(ISS)とドッキングし、5カ月半の長期滞在が始まる。古川さんの主要な使命が、長期滞在による人体影響を解明する「宇宙医学」の実験だ。
飛行士へ転身して13年目の初飛行は、日本人飛行士では最も「遅咲き」。
「気を利かせて日本語で説明をしてもらっても分からず悔しかった」。
訓練が本格化した03年、古川さんはロシアで受けた宇宙船に関する講座で、基礎的なことが理解できなかった。35歳直前まで東大病院の外科医だった古川さんにとって、宇宙への道のりは平たんではなかった。
当時は「04~05年ごろには宇宙へ行けるはずだった」。だが03年2月に起きた米スペースシャトル「コロンビア」の空中分解事故が、初飛行を遠のかせた。
シャトルは05年に再開したが、日本実験棟「きぼう」の建設が最優先され、医師である古川さんに活躍の場はなかなか与えられなかった。
「ベンチ裏で出番を待ちながら素振りをしていた」。中学~大学時代、野球部だった古川さんは数年前の自分をこう例えてみせた。今月6日の会見では「つらい時期だった」と本音ものぞかせた。
47歳での初飛行も、日本人飛行士では最高齢。
現地で母浩子さんは「本当に長かった。それでも、どんなものでも記録を持っていることはいいことです」と笑顔で語った。「keep smiling! あきらめない」。古川さんの好きな言葉を染め抜いたTシャツを着て、息子の夢がかなう瞬間を見守る。
※毎日jpより抜粋
ちょっと朝から泣きそうです。
長かったよなあ。
でも、ミッションは10日にISS(国際宇宙ステーション)とドッキングしてからが本番。
今までのフラストレーションを、実験他宇宙での精力的な活動に向けてほしい。
こういう人生も、あるんだなと思う。
さあそれではお待ちかね打ち上げ映像です!
ソユーズは基本3人乗り有人で飛ばすか、2トンぐらいの荷物を飛ばすときに使う小型ロケットです。
予算も50億円程度で一発飛ばせるって聞いたことがある。一発900億と言われるスペースシャトルに比べてだいぶエコではあるよな。
言ってみれば普通車で宇宙に行く感覚に近いのかもしれない。
一方シャトルは大型トラックだよな。
7人乗れるし、重い荷物(20トン以上)も運べる。
シャトルは、ISSの建設には無くてはならなかったロケットだとは思う。ただ、ISSもほぼほぼ出来上がりつつあるこの7月、ついに退役です。
※デカすぎるんだと思う。やっぱり。
さあそして、いやがおうにも期待が高まるのが、中型トラックな我らがH-ⅡBロケットでしょう!
16.5トンまで運べちゃうぞ!
H-IIBロケットの主な任務は、ISSに物資を輸送する質量約16.5トンの宇宙ステーション補給機(HTV)を高度約300kmの軌道に打ち上げることです。HTVは、ISSに宇宙飛行士の生活に必要な物資、ISS内の定期交換機器、実験装置・実験用サンプルなどの研究用資材を運びます。
- 宇宙ステーション補給機(HTV)
- ※jaxa hpより抜粋
いやーカッコイイゼjaxaのサワヤカかつ淡々とした説明文書(笑)。
やっぱり日本はいろんなところで頑張ってると思いますよ。
あんまりニュースになってないけど、宇宙で「医療研究」やってくれる古川さんや、今後のシャトルに代わる輸送ロケットとしてのHⅡ-Bは、ジャパンテクノロジーの象徴であり、日本の誇りだと思います。
今日も、日の丸は心の中に、頑張りたいと思います。
そしてやっぱり今年は種子島いきたいなあ。
私たちは皆生まれながらにファッショニスタ。
2011.06.06|☆KAYA☆
月曜日は☆KAYA☆です。
近年SNSが普及し、一人一人がメディアのように
情報を発信する時代だと言われています。
それがファッションになると、一人一人がファッショニスタで、
商品やコーディネイトを発信しているって知ってました?
まず、【 ファッショニスタ 】とは何なのか。
今やそんじょそこらの芸能人よりも知名度があるかもしれないファッショニスタ。ファッション雑誌はこぞってファッショニスタネタに力を入れてる。といってもファッショニスタ自体が分からない。そんな人は読んでみてみて下さいね!
ファッショニスタとは新しい造語で一般的に、ファッションに敏感な人達のこと。ファッションのセンスがあって、実際にかなりの労力をおしゃれにつぎ込んでいる。特に、ファッションライターや、バイヤーなどファッションの業界に携わる人達のことを指す場合が多い。
実際ショーの最前列に座るファッショニスタ達はとっても目立っていて、ファッションセンス抜群の美人さんなんだって。そりゃそうです。 『VOGUE』『BAZAAR』『ELLE』などの有名誌のエディターさん達だそうですよ。その模様はこちらに詳しく載ってます。⇒AntFein「気になる!ファッショニスタ達」 (引用;知的にステキ。)
ファッショニスタとは大きなくくりで、その中には
もちろん有名ファッション雑誌編集者たちやスタイリスト、
その部類だと考えて間違いありません。
また最近一番新しいファッショニスタというのが【 ファッションブロガー 】
ただブログをやっている女の子ではなく、
その条件は一般人であり、しかしながら有名人である事。
日本でも人気のある世界のブロガーを紹介します。
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Cory Kennedy (コリーケネディ)
彼女が日本でも話題になったのは2年近く前の事。
当時彼女はただの高校生だった。しかしただ者ではなかった。
ありとあらゆるセレブpartyに出没!!
仲良しはオルセン姉妹、リンジーローハンなど有名セレブばかり。
partyスナップを中心に活躍する有名カメラマン、
コブラスネイク(当時の彼氏)は、コリーの写真をブログに掲載すると
ヒット数が爆発的に上がる事に気づき、そこに目をつけたファッション業界や
メディアたちが彼女を雑誌の表紙に起用した。
高校生ながら、収入源はブログ。月50万円ほどが
自動的に入ってくると彼女はインタビューで応えている。
アメリカと日本のハーフで少し日本語も話せる彼女。
肩書きはブロガー、モデルでも、女優でもない。
彼女独自のファッションスタイルや写真の取り方が
多くのファッション雑誌で注目され、日本でも大人気に!!
日本のさまざまなファッションpartyや
記者会見などにもゲストで呼ばれるほど現在注目されている。
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というように、何故だか今女の子達はコリーやルミ達に憧れ、
自分のコーディネイトを写真に撮り、それをwebで発信したがっている。
「おしゃれさん」だと認めてもらいたいのだろうか。
無法地帯なので、誰か認めてあげるシステムを作って欲しい!笑
そんな中、ただコーディネイトを投稿するだけのSNSが日本で人気を集めている。
その名も【 fukulog 】(フクログ)。
株式会社ハニー・エンターテイメントが運営するソーシャルファッションサイト「fukulog(フクログ) http://fukulog.jp/ 」が今年2月に開設したばかりのfukulog公式Facebookページ( http://www.facebook.com/fukulog.jp )におきまして、「いいね!」を押したファン数が早くも10,000人を突破し、現在も順調にファン数を増やしています。fukulog公式Facebookページでは、fukulog本サイトに投稿された日本のリアルなコーディネートなどを英語で定期的に発信しており、ア ジア圏のユーザーを中心に約4ヵ月で10,000人以上のファンを獲得するに至りました。これは日本のファッションおよびfukulogが海外からも注目 されていることの表れであると考えられます。これにもとづきfukulogでは、本サイトの多言語対応などを順次進めていく予定です。
また、2009年10月のサイト開設から1年8カ月に満たない今年5月末時点で、投稿されたコーディネートの総数が30,000件を突破しました。 fukulogには現在、日本全国のユーザーから1日あたり約70~100件近くのコーディネートが投稿されています。fukulogの掲げる「日常の普 段着コーディネートがリアルタイムで見られるサイト」が少しずつ実現されてきています。(引用;Value Press)
fukulogの強みは情報量の数!!
男女やジャンル問わず多くのコーディネイトが常に投稿されている。
おしゃれだと思うコーディネイトにイイね!をつけたり、
web上でコンテストも行われている。
参加者は有名スタイリストや読者モデルはもちろん。
ほぼ全てが一般人である。
このfukulogから、次のコリーやルミのようなファッショニスタが
生まれるかもしれない。メディアは要注目すべき!!
今のところ個人的に”ひと際目立つファッショニスタ”がいないのが
fukulogが今後成長すべきところではないだろうかと感じている。
このSNSは大衆的なのが良いところなのだが、
有名ブロガーたちのようにエッジが効いていない。
ただ、男性には、可愛い女の子の写真を見るというだけで
楽しめるサイトかもしれない。
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ちなみにこのようなサイトの本家本元といえるのが
スウェーデン発の【 Bloglovin’ 】というサイトではないだろうか。
「bloglovin’」は、ブログの更新情報を一度に閲覧できるサービスを提供しているサイト。ユーザーが好みのブログを「bloglovin’」に登 録することで、それらブログの更新情報を知らせてくれる。またサイト内では、ライフスタイルやファッション、デザイン、アートなど様々なカテゴリ別に登録 されており、そのなかから自分の好みのブログを登録することができる。現在では1週間に100万ユーザーが利用する人気サイトだ。(引用;fashionsnap.com)
世界中のファッションブログが集まるサイトで、
人気投票をして行くというものなのだが、
どれでも良いので1つ見て欲しい。そのレベルの高さ!!
まずブロガーたち自身がスーパーモデルのようで、
写真はVOGUEが編集したのかと思うほど美しいものばかり。
(ファッションブロガーの基本は、コーディネイトも写真も
全てプロではない自分たちで行っている事が前提。)
そんな中世界一のブロガーを決めるコンテストが開催した。
ユーザー投票によって決定する「bloglovin’ AWARDS 2011」が、2月13日にアメリカ・ニューヨークで開催された。ファッショニスタに支持されているスウェーデンのウェブサービス 「bloglovin’(ブログラヴィン)」が主催する同アワードは、全6部で構成。会場にはScott Schuman (スコット・シューマン)やBryanboy(ブライアンボーイ)らノミネートされたブロガーたちが一堂に介した。ノミネートされたブロガーの中には、日本でも人気のブロガーが多数。「ベスト・ストリート・スタイル」の最優秀賞には国内でもファンの多いScott Schuman(スコット・シューマン)の「The Sartorialist」、「ブロガー・オブザイヤー」「ベスト・パーソナル・スタイル」では世界で最も有名な読者モデルと称されるRumi Neely(ルミ・ニーリー)の「FashionToast」が輝いた。(引用;fashionsnap.com)
私たちは皆生まれながらにファッショニスタとして情報を発信している。
さらに雑誌と違いその情報はより身近で、真似しやすい。
もはやファッション雑誌はいらないのではないだろうか。。。