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8月5日。 新しい探査機が火星に到着予定☆
2012.07.20|shiozawa
本日はリアルタイムな宇宙ネタです。
約2週間後の8月5日に「新しい探査機が火星に到着」するようです。
その探査機の名前は“キュリオシティ”。
“キュリオシティ”のイメージ写真
米航空宇宙局(NASA)の火星探査用宇宙船「マーズ・サイエンス・ラボラトリー(MSL)」に搭載された探査機「キュリオシティ」は8月5日夜(米国時間)、火星に着陸する予定だ。
キュリオシティは自動車サイズの原子力車両で、その目的は火星で過去および現在の生命の痕跡を探すことだ。
現在、技術者が火星の表面に送り込めるロボットとしては最大であり、宇宙空間からの降下を成功させるためには複雑に入り組んだ項目を完璧にこなす必要がある。
「これは、これまでにNASAが行ってきた遠隔ミッションでも最高に難しいものだ」と、NASAの科学ミッションを担当する副責任者であるジョン・グランズフェルドは、7月16日に行われた記者会見で語った。
引用:WIRED JP
火星に到着して調査するのもドラマティックな冒険ですが、
「火星に到着する」瞬間にも大きな感動が生まれそうです。
その到着というミッションの壁が実に複雑で難しい。
《Challenges of Getting to Mars: Curiosity’s Seven Minutes of Terror》
作業が何段階もあって、見るからに成功率が低そうです。
余談ですが、
キュリオシティが火星に着陸する際の「恐怖の7分間」を、誰もが体験できる無料ゲームが「Xbox」に登場しています。
この着陸シーンで思い出したのが(かなり昔なのですが)、
1997年に“マーズパスファインダー”という名前の火星探査機が火星に無事到着した時の事。
http://www.youtube.com/watch?v=LnFg1hXdVSk&feature=player_detailpage
“エアバッグ”でポンポンと跳ねながら火星に着陸するのがとっても特徴的で画期的に感じました。
エアバッグのほうが低予算で簡単に着陸できそうですし、なぜ今回はこんな複雑で難しい方法で着陸するんだーと思ったのですが、
こちらの画像を見てすぐに納得です。
《Curiosity》
今回の探査機「キュリオシティ」はとにかくでかい。
左の開発者と比較しても、普通の車よりデカいんではないでしょうか。
約1トンもの重さがあるらしく、ここまででかいとエアバッグは無理かもしれません。
それに比べてエアーバッグで着陸した“マーズパスファインダー”は
《Mars Pathfinder》
重量10kg、サイズは長65cm、幅32cm、高さ48cm
重量差は100倍。
これではしょうがありません。
エアバッグでは抑えられない衝撃になってしまいます。
それにしても、
約15年間でこれだけ大きなものを運んで調査できるようになったと考えると、つくづく技術の進歩に感心してしまいます。
近年、新興国の発展により今まで以上に宇宙の開拓が進んでいます。
宇宙が持つ無限の可能性。
それは万国の人たちが共通に持つ好奇心。
“自身の将来への夢や希望”と重ねて、ついつい想像してしまう。
だから宇宙は人を魅了し続けるのではないでしょうか。
8月5日の探査機「キュリオシティ」の火星着陸。
大成功を期待しています。
詳しく見たいようでしたらこちらのサイトをどうぞ。
ありがとうございます。
君は「のぶニャがの野望」を知っているか。
2012.07.17|iwamura
ということで、あの世界的に有名なyahoo!モバゲー戦国ねこ武将合戦ゲーム、「のぶニャがの野望」とはこんなゲームです。
のぶニャがの野望(のぶにゃが の やぼう)は、コーエーテクモゲームスが開発、DeNAが運営する、無料オンラインゲーム(ブラウザゲーム)である。2012年現在、日本国内においてはYahoo!モバゲー(PC)版、Mobage(携帯電話、Androidスマートフォン)版向けに提供されている。また、台湾・香港・マカオ地域においても『信喵之野望』の名でサービス開始することが予定されている[1]。
※wikipediaより
「信長の野望」の登場武将が全部ねこちゃんという、愛すべきにゃんにゃんなゲームなのでございます(実際にプレイしてそのにゃんにゃんぐあいを是非ご体験ください)。
というか、wiki最後の部分、「台湾でも開始することが予定されている」についてだが、既にサービスは開始されており、実は日本のユーザーと同じかそれ以上に、会員さんが増えているようなのだ。
また先々週は「台湾ベストオンラインゲーム大賞」金賞を受賞した、当ゲームプロデューサー「廣重演久」が羽田に凱旋帰国するなど、実は台湾においてはしばしばTVスポットも打たれる程の、大人気作品となっておるわけですね。
※プロデューサーの廣重の名前検索で台湾のサイトがヒットしまくる。
そんな「のぶニャがの野望」リアル体感型ゲーム×としまえんです。
コーエーテクモゲームスとロケットワークスが、ソーシャル戦国シミュレーションゲーム『のぶニャがの野望科』をテーマにした体感型ゲーム「のぶニャがの野望 としまえん‐夏の陣‐」を8月4日(土)、5 日(日)の2日間、遊園地“としまえん”にて開催すると発表した。
『のぶニャがの野望』は、コーエーテクモゲームスがYahoo! MobageとMobageにて提供中のソーシャル戦国シミュレーションゲーム。今回行われる「のぶニャがの野望 としまえん‐夏の陣‐」は、クリエイターズチーム「PK シアター」の演出のもと、参加者が実際に“ねこ武将”となり、知力・体力をフルに使って天下統一を目指すという内容になっており、前半はクイズに答えて兵糧ポイントを集め、アイテムを購入し、後半はそのアイテムを駆使して合戦を行うという二部構成になっている。
優勝したチームには、限定特典「織田家ニャ紋入りの特製手ぬぐい」がプレゼントされるほか、東西二つに分けられた勢力で優勝したチームと同じ勢力に属している参加者には、シリアル付き特製カード「おミーちの方・宝」がプレゼントされる。
同イベントのチケットはローソンチケット及びイープラスにて発売され、さらに前売り券を購入した人には特製カード「木下とうキティろう・珍」のゲーム内シリアルがイベント当日会場にてプレゼントされる。
※yahoo!ニュースさんより
おお!ドラゴンクエスト25周年イベントぶりのyahoo!ニュースさんはやっぱり嬉しいです。ジャイロゼッターコミック第1巻がでました市村龍太郎プロデューサーからも「お!廣重と岩村だったのか!」とのメッセージ。
そうなんです(笑)。
そして、今回の制作は天才役者集団の「PKシアター」。フジテレビ「逃走中!!」を、それこそホンから現場の一切のオペレーションまで仕切る彼ら。
そんな彼らの創り上げるゲーム、論より証拠、下記youtube!番組予告です!
プロデューサーの廣重は、上記市村と一緒に、旧エニックスの同期です。
真面目で大きい人柄から、前職にては、いつも大変な仕事の引き受け役を担うことの多い、最後の砦的な仕事をする男でありました。それはまるで在りし日の、全日の馬場社長のようなポジションではなかったか、と思うことがございます。
インターネットゲームの、中国での制作、販売。
先人のいない仕事です。まだまだ、黎明期でした。
10年。
20代のころから積み重ねたものが、またひとつ花開いた瞬間なのだと思います。
映像撮影日当日、プロデューサー御自らビニールシートでカッパをつくり、のぶニャがさまへのご献上のワンシーンも。
愛ある、愛されるのぶニャがさまです。
あなたも歴史の証人に、なるしかない!
チケット情報こちらになります。
(台湾公演情報も、いずれ当サイトにて発表したいぜぃ。:すぎちゃんふう)
世紀の大発見「ヒッグス粒子」! ヒッグス粒子って
2012.07.06|shiozawa
今日はちょっと難しめですが、すごく大きな発見があったのでご紹介。
つい先日の7月4日にジュネーブで
“世紀の大発見”と言っても過言ではない“神の粒子”の発見の発表がありました。
その粒子とは“ヒッグス粒子”。
http://www.youtube.com/watch?v=e6RiiHa_RRk
■ヒッグス粒子発見、その意味と今後
「見つけたと思うが、どうだろうか?」。
現地時間7月4日午前、スイス、ジュネーブの会場を埋めた聴衆を前に、欧州原子核研究機構(CERN)の所長ロルフ・ホイヤー(Rolf Heuer)氏はこう問いかけた。
CERNが運営する大型ハドロン衝突型加速器(LHC)で実験を行っている2つの研究チームが、
“神の粒子”とも呼ばれるヒッグス粒子を、あるいは、ヒッグス粒子であることが有力な未知の粒子を、それぞれ99%以上の確実さで発見したという発表の場だ。
とのこと。
神の粒子ということで、実に神々しい言われ方をする粒子なのですが、
その粒子の何がどうすごいのか
ということで、その説明については以下の通り。
長らく見つかっていなかったヒッグス粒子は、
この宇宙の物質が質量を持つ理由を、ひいては銀河が、惑星が、そして人間が存在し得る理由を説明し、それによって物理学の「標準理論」の最後のピースを埋めることになるかもしれない。
「われわれは発見した。ヒッグス粒子とみられる新たな粒子を観測した」と、ホイヤー氏はセミナーの席上で述べた。
このセミナーには、1960年代にヒッグス粒子の理論を発展させた4人の人物が出席していた。
その中に、理論の提唱者であるピーター・ヒッグス(Peter Higgs)氏が発表を聞きながら涙をぬぐう姿が見られた。
すべての物質が誕生したのはこのヒッグス粒子があったからだ
そうです(理論ですが)。
その理論を簡単に説明したのが以下の通り。
具体的には、
宇宙が誕生したビッグバンの直後はすべての粒子は光のスピードで動いていましたが、数億分の1秒後には動きが遅いヒッグス粒子が他の粒子を動きづらくして、その動きづらさが質量となり、物質を誕生させたという理論。
なんとこの理論、
48年前も昔に英国の理論物理学者ピーター・ヒッグス氏(83)が提唱したとのこと。
こちらが、ヒッグス氏。
提唱したヒッグス氏自身も今回の発見に驚いているあたりがちょっと面白いです。
そんな、宇宙誕生直後に生まれたとされるヒッグス粒子は
いかにしてをつくりだすことができたのでしょう?
ビックバンのような環境を作り出せるのは案の定、とんでもなく巨大な施設で作り出されていました。
CERNが運営する大型ハドロン衝突型加速器(LHC)という巨大施設。
想像を超えた巨大施設で円周は27km。
今回の発表では「新しい粒子の発見した」とまでで、本粒子の細かい“現象”等の調査はほんの始まりのようです。
この研究が進めば、
どのようにして今の宇宙が誕生したのかといった壮大な疑問の手がかりが見つかるかもしれません。
宇宙の謎の解明、期待しております。
ありがとうございます。
豪華アーティストがエリザベス女王をお祝い。
2012.07.02|☆KAYA☆
月曜日は☆KAYA☆です。
今年は、何と言ってもイギリスの年!!
エリザベス女王即位60周年を記念して、記念コンサートが行われたそうです。
皆さんご存知でした?何と言っても顔ぶれが豪華すぎる!!!!
英国時間6月4日(月)夜、英エリザベス女王の即位60周年(The Diamond Jubilee of Queen Elizabeth II)を祝う祝賀行事(6月2日〜5日)の一環として、ロンドンのバッキンガム宮殿にて音楽コンサート「Queen’s Diamond Jubilee Concert 2012」(クイーンズ・ダイヤモンド・ジュビリー・コンサート2012)が開催され、英音楽界のレジェンド、元ビートルズ(The Beatles)の英ポール・マッカートニー(Sir Paul McCartney)、英エルトン・ジョン(Sir Elton John)をはじめ、英人気若手アーティスト、ジェシー・J(Jessie J)、シェリル・コール(Cheryl Cole)、エド・シーラン(Ed Sheeran)らの他、米音楽界のレジェンド、スティーヴィー・ワンダー(Stevie Wonder)に、米ウィル・アイ・アム(will.i.am)、豪カイリー・ミノーグ(Kylie Minogue)等の世界的スーパースターが集結し、フルオーケストラ曲からポップにロック、R&Bと、その多彩な豪華ライブ・パフォーマンスでエリザベス女王の即位60周年を祝いました。
どんなアワードでさえこんな豪華なメンツは集まりません!!!!
英BBC放送局と英国民的人気バンドテイク・ザット(Take That)のフロントマンでリード・ヴォーカリストのゲイリー・バーロウ(Gary Barlow)がおよそ2年をかけて満を持して送り出した「ダイヤモンド・ジュビリー・コンサート」は3時間以上に渡りBBC1で生中継。その特設野外会場には、抽選で選ばれた市民を含む約2万人の観客が集まった他、バッキンガム宮殿とトラファルガー広場を結ぶ大通りザ・マルには、複数の大型スクリーンが設置され、約25万人の市民がイギリス国旗を手に集まり、イギリス国民がその音楽とともにエリザベス女王を祝福しました。
オープニングは兵隊さんの格好をしたフルオーケストラから始まります。
1曲目はイギリス出身のロビー・ウィリアムズ。
Black Eyed Peasのウィル・アイ・アム × ジェシーJ
ギャレス・マローン(Gareth Malone)指揮のもと、ザ・コモンウェルス・バンドのフルオーケストラをバックに、ゲイリー・バーロウがミリタリー・ワイフ合唱団(Military Wives Choir、»『英軍兵士の妻らが贈るMilitary Wives Choirデビューアルバム『In My Dreams』が全英チャート第1位に』)と共に今週全英総合アルバム・チャート第1位を記録したエリザベス女王即位60周年記念アルバム『Sing
』収録テーマソング「Sing」を披露しました。
オーストラリア出身、43歳になったカイリー・ミノーグ。
2012年からはイギリスに移住しているんですって!
呼吸器感染症で入院していたエルトン・ジョンが復活。
エリザベス女王即位60年の軌跡特別映像をU2の「Beautiful Day」にのせて。
若かれし頃の女王、お美しい。。。
スティーヴィー・ワンダー
ラストはやはりこの人、オリンピック閉会式でも演奏が予定されている
ポール・マッカートニー
出演者一同、英国王室関係者、エリザベス女王がステージに上がり、
チャールズ皇太子に寄る感動的なスピーチ。
私の祖父ジョージ6世が急死しこの世を後にしたとき、私は3歳でした。突然にそして予想すらできず、あなたと私の父の生活が後戻りができないほどに変わってしまったとき、あなたはまだ26歳という若さでした。
一つの国として、この日は私たちが感謝を捧げる機会です、ずっとひとときも離れず私たちのそばにいてくれたあなたと私の父に。その利他的な責務と務めに、そして英国人であることに誇りを与えてくれたことに感謝の意を捧げます。
BBC1で生中継されたこのエリザベス女王即位60周年祝賀コンサートは、最高瞬間視聴者数1690万人(平均視聴者数1470万人)を記録、今年イギリスで放送された全て番組(※)の中で最も高い最高瞬間視聴者数を記録したことが報じられています。
※2012年1月〜6月4日。
(記事)”Peak audience of 16.9million – making concert the most-watched programme so far this year” on Mail Online
ウィリアム王子とケイトさんのロイヤルウェディング、
エリザベス女王即位60年を記念した式典を通して、
イギリス人が母国を愛している事が強く伝わりました。
日本も、国民の絆が強まるような、お祝い事が欲しいですね。
今年はまだまだイギリスから目が離せません!
マイケルのヒット曲で構成されるミュージカル日本上陸。
2012.06.25|☆KAYA☆
月曜日は☆KAYA☆です。
しつこいですが、マイケルの事について書いてみようと思います。
私達が史上最高のエンターテイナー”マイケル・ジャクソン”を亡くしてから
早3年が経とうとしています。(2009年6月25日死去。)
1968年に当時飛ぶ鳥を落とす勢いだったモータウンレコードと契約を果たした
5人兄弟の黒人少年達は、デビュー曲「I want you back」以降、
ヒットを生み出し続け、最年少だったマイケルは以後40年間
エンターテイメントの世界で生き続け、エンターテイメントの中で亡くなっていった。
そんな伝説的な人物だからこそ、死後尚、彼の楽曲で金儲けされる事が多い。
そんなとき私はいつも考える「マイケルは喜んでいるのだろうか。」
彼の遺作となったドキュメンタリー映画「THIS IS IT」を
見た事がある人なら分かるだろうが、マイケルはどのアーティストよりも
完璧主義で妥協を許さない。(音が一音ずれているだけで、
ピッチ(曲の早さ)が原曲と少し違うだけで、すぐに気づき、やり直す。)
「THIS IS IT」を拝見出来た事に、私達は感動し更にマイケルへの愛を深くしたが、
マイケル本人は、リハーサル段階の不完全なステージを見て欲しいと
望んだのだろうか。いや決して望んでいなかったはずだ。
また今年、マイケルトリビュートの意を込めたミュージカルが公開される。
スリラーライブ
Powered by翻訳
マイケル・ジャクソン(Michael Jackson)とジャクソン5が残した数々のヒット曲で構成されるダンス・ミュージカル『スリラーライブ』。9月29日から日本公演がスタートする本作の公式サイトが本日オープン。同時にチケット先行予約がスタートしています。
<スリラーライブ>
●9/29(土)〜12/9(日)
マイケル・ジャクソン「スリラー」待望のミュージカル公演!遂に日本初上陸!!
・・・ってこのキャッチ・コピーどう思いますか? 私はてっきり、ブロードウェイ発のビデオ版スリラーのミュージカルだと思いましたよ。えっ? いつのまに舞台化されたの・・・と、あせってbroadway.comにアクセスし、どこの劇場でやっているのか調べました。 ・・・が、無い・・・そんなのやってないーー。で、落ち着いて、ネット検索で情報収集・・・。結局、英国発のダンスショーみたいです。
このブログは2010年にも同じタイトルの舞台が日本上陸した際に
ファンの方が書かれたブログです。
注目すべきが「ビデオ版スリラー」それはあの伝説的なPVのこと?
調べてみると、違いました。
オリジナルアルバムとしての『スリラー』は、1982年のクリスマス・シーズンに出ています。『Making Michael Jackson’s Thriller』は、それから1年後の83年クリスマス・シーズンに全米で発売。ほどなく日本でも字幕付きでVHSとLDが出ました。短編映画として、 世界各地で劇場公開もされました。
古い作品ですが、DVDで安く再販されるといいのにな!と、強く思います。当時もものすごく売れたビデオでしたが、今だって、間違いなくエキサイティングな内容です。
こ のビデオに収録されているのは、スリラー本編と、いわゆる「メイキング映像」。今でこそ、ミュージック・ビデオの舞台裏を見せるという手法は当たり前のも のとなっていますが、この時代、「たかが音楽ビデオ」でそれをやる、しかもパッケージ化して商品化したり、映画館で上映してお客さんがたくさん入るという 状況が、どんなに画期的なことだったか。全体で60分あるこのビデオ。年のわりにおそろしくあどけない表情のマイケルが息子のように監督 ジョン・ランディスに甘える姿や、二人のインタビュー、文字通り身体を張って狼男に変身するマイケル(あのコンタクトレンズはハッキリ言って超、目が痛 い!けどマイケルは頑張る!)、CGなどの特撮技術が無い時代のモンスターたちが今でも十分に通用する芸術へと昇華される過程が収められています。
普段着でリハーサルをこなすマイケルのなにげないファッションセンスや、ジョン・ランディスの頼もしい感じ、恋人役のオーラ・レイちゃんの可愛らしさ、現場の活気と楽しさ、とにかくツッコミどころ、驚き所満載。
当時これを観た人たちがどんなに衝撃的な驚きに包まれたか、今は想像するしかありませんが、四半世紀以上も経った現在見ると、リアルタイムではない世代にとっては、「違う意味」での驚きというのも、けっこうあると思います。
ジョン「ちょうど休暇で妻子とロンドンに来ていた。そこでマイケルから電話があって、思わず叫んだよ、『マイケル・ジャクソンって、ジャクソン5の?』
マ イケルの電話は、ロンドンとLAの時差が8時間だから午前2時だ(笑)。彼は尋ねた、『僕のスリラーという歌を知っていますか』って。『あぁ、もちろん』 と答えたが、(本当は全然知らなかった、というジェスチャーをする)・・・『ビート・イット』や『ビリー・ジーン』は知っていたんだけどね。」『スリラー』がなぜこれほどまでにタイムレスでクラシック、永遠の命を得たのか、よく分かる素晴らしいメイキング映画です。
この内容が映画化され、さらに舞台化された物が
ファンの方がブログで言っている「ビデオ版スリラー」というもの。
しかし今回はそれでもない!ということ。公式HPによると
イギリス人クリエーターによる作品のため、
ファンの方が「英国発ダンスショー」と言っていた理由。。。
やはり、マイケル=アメリカ!ですからね。
マイケルのヒット曲を使い、いろんな会社といろんな人が
それを用いた作品作りをしているのだと改めて痛感。
マイケル本人が出演するステージ以上に、
この世には最高のステージは無いのに、
(それがもう実現しないのが本当に悲しい。)
彼の出演しないステージを見るのは楽しいのだろうか。。。
しかし、楽曲の素晴らしさと振り付け師とダンサーが
一流なのは言うまでもなく、それだけで価値はありそう!
2009年のThriller Liveより。