HOME >
宇宙の渚
2011.11.15|iwamura
高校時代「ナギサ先輩」という極めて美人な先輩がおり、彼女は新体操部のキャプテンで、県大会で優勝するなど、もはや我々後輩君たちにとっては「あこがれ」を通り越して「神」だったわけですが、「渚」という、海と陸、空気と水の優しい境界線の呼び名は、美しく神秘的な彼女の演技とともに、今でも私の中で、日本語の美しさを再認識させるものとなっています。
さて、NHKスペシャル「宇宙の渚」が先日放送されて、宇宙ステーションからの生放送等が話題になりましたが、その時の映像を個人的に編集したものが、海外のウェブサイトでアップされているのを見つけました。
NHKの超高感度カメラによる映像は、確かにtvで観たものよりも若干ハデ目ではあるが、しかし肉眼でみたらこっちに近い見え方を、ひょっとしたらするかも知れないなあ、とも思い、アップです。
1. Aurora Borealis Pass over the United States at Night
2. Aurora Borealis and eastern United States at Night
3. Aurora Australis from Madagascar to southwest of Australia
4. Aurora Australis south of Australia
5. Northwest coast of United States to Central South America at Night
6. Aurora Australis from the Southern to the Northern Pacific Ocean
7. Halfway around the World
8. Night Pass over Central Africa and the Middle East
9. Evening Pass over the Sahara Desert and the Middle East
10. Pass over Canada and Central United States at Night
11. Pass over Southern California to Hudson Bay
12. Islands in the Philippine Sea at Night
13. Pass over Eastern Asia to Philippine Sea and Guam
14. Views of the Mideast at Night
15. Night Pass over Mediterranean Sea
16. Aurora Borealis and the United States at Night
17. Aurora Australis over Indian Ocean
18. Eastern Europe to Southeastern Asia at Night
※Earth | Time Lapse View from Space, Fly Over | NASA, ISSより抜粋
いやー、しかしサスガにここまで明るくはないだろうと。
でもいつか許されるなら、この目で地球を見てみたいですね。
NHK宇宙の渚、2012年4月より、またシリーズ放送予定だそうです。
※つーか、nhkは10月からの「グレートサミッツ」も激ヤバであり、チェックが必要だ。
最近仕事が途切れなくて(とてもありがたいことです)、心を整理したくなり、ちょっと宇宙をと思いました。
今日もがんばりますー。
2社のiPhone 4Sを徹底比較
2011.10.22|saito
こんにちわ!
齋藤です!
弊社では、だれかが話題にすると思って、書いていませんでしたが、
書かれる気配すらないので、齋藤が書いてしまいます。
“サクサク感”はKDDI、メール機能はソフトバンクといった意見が多い両社の
状況を徹底比較していきましょう。
まずは、料金体系
料金にはソフトバンクの強みがある。ソフトバンクの『パケットし放題フラット』は、一般的なケータイと同額の4410円と非常にアグレッシブな設定だ。
KDDIは、パケット定額の『ISフラット』が24ヵ月間、月額4980円になる。一般的なスマホよりは安くなるが、ソフトバンクと比べると月額570円高い。『プランZシンプル』で時間限定のau網内定額は実現したが、ソフトバンクの『ダブルホワイト』に相当するプランがないのも、一部のユーザーの目にはデメリットに映るかもしれない。
またソフトバンクは、iPhone 3G/3GSからiPhone 4Sへ機種変更する場合、分割支払金の残金を無償にする“実質無償機種変更キャンペーン”を行なう。これによってMNP流出を防ぐ構えだ。
料金では、ソフトバンクにやや軍配があがる。
ただ気になるのは、やはり通常使用にどれぐらいの差があるのかといったところ。
どんどんいきましょう。
ネットワークの信頼度ではKDDI
まず、ネットワークに関しては、やはりKDDIに一日の長がある。iPhone 4のCDMA方式は“EV-DO Rev.A”のみで、auのiPhone 4Sは下り最大3.1Mbpsとなるが、スループットは決して低くなく、エリアも広い。試しに手元にあるRev.A端末(非スマートフォン)で速度を計ってみたが、平均して1Mbps以上を記録していた。
一方、現行のiPhone 4はソフトバンクの7.2Mbpsを利用できるが、実際には1Mbpsを切ることが多い。ソフトバンクのiPhone 4Sは下り最大14.4Mbpsに速度アップしているとはいえ、同じHSDPAのカテゴリーが上がっただけのことで、劇的な改善は見込めないだろう。スマートフォンの利用者がソフトバンクに比べ少ないうえに、駅のホームなど、人が密集しやすい場所をピンポイントで調整してきたKDDIの努力が功を奏した格好だ。
やはりここは、KDDIの方が安定して繋がりやすいといった面では軍配が上がるところ。
ソフトバンクの電波問題は引き続きといった状況だ。
『iPhoneにもっと「つながり」を』のフレーズは、裏付けがあってこそ。
サービスでは、ソフトバンクが強い
KDDIはサービス面でも、ソフトバンクへのキャッチアップが必要だ。KDDIはCメールの送受信やキャリアメール、緊急地震速報には対応したが、MMSは検討中とのこと。CDMAの仕様上、音声とデータ通信を同時にできないのもデメリット。ソフトバンクに積み重ねてきた経験がある。
総合して考えると、現時点では、ネットワークへのつながりやすさで選ぶならKDDI、料金やサービスで選ぶならソフトバンクに軍配が上がる。対策も講じているため、ソフトバンクからの流出が激増するとは考えにくいが、今までと比べれば、売れ行きが分散する可能性はある。いずれにせよ、業界の勢力図は、来年にかけて徐々に変わっていきそうだ。
今まで、ソフトバンクでiPhoneを使っていたユーザーには、これが一番ネックだと思われる。
ネット中やアプリを使っている最中に着信が来てしまうとKDDIのiPhoneは通信が途切れてしまう。
KDDIでは、iPadなどのiOS搭載端末やMacのユーザーとテレビ電話を楽しめる「FaceTime」には対応していない。
テキストメッセージを交換できる「iMessage」も非対応。
これらの機能は「ソフトウエアアップデートでいずれ対応させる」(KDDIの田中孝司社長)とは明言しているが、
早急に対応させない事には、致命的だ。
メールについて、15分間隔で自動チェックする仕様のため、リアルタイムにメールを受信できないことがある。
メール機能を開けばすぐに確認できるが、タイミングによっては相手が送った直後に受信することもあれば、15分後になることもある。
これでは、初期のiPhone問題とかわらず、すでに解消された状態に慣れているソフトバンクユーザーには、厳しい。
さらにKDDIは音声通話をしながらデータ通信ができない。
「相手と通話しながら地図を調べる」あるいは「通話しながらネットで調べ物をする」といった使い方はできない。
スマホとしては、こういった機能は、使えて当然なので、デメリットでしかない。
上記をふまえたうえで、現状は、まだまだソフトバンクのが有利と感じる。
ただ、KDDIが問題を解決をした場合、通信網の広さや安定した通信をすぐに改善する事は、
厳しいため、一気に形勢逆転する可能性もある。
iPhone5が出る頃には、勢力図が変わっているかもしれませんね。
ありがとうございます。
二度もドツかれて横倒しになってしまった天王星
2011.10.13|umiushi
みなさんおはようございます、umiushiです。
いきなりですが、本日は太陽系のお話など。
太陽系といえば、わたくしなんぞもセーラームーン直撃世代でして、アニメ放映当時も
なんて不毛な議論を弊社社長としたこともありますが、関係なかったですね。
というわけで閑話休題、というか本題。
天王星、傾いた自転軸の謎が明らかに
天王星は1回の巨大衝突ではなく、2回の連続する大きな衝突により今のような横倒しに傾いた自転軸を持つに至ったとする、新たなコンピューター・シミュレーションの結果が発表された。
惑星系の誕生なんて実験しようのない話ですが、そんなときこそシミュレーション。というわけでコンピュータシミュレーションによって天王星のあれこれを再現した、というニュースです。
わしらの地球も含め、惑星は太陽の周りをまわっている(公転している)わけですが、自分自身も回転してる(自転)ために、一日というか昼夜が生まれるわけです。その軸たる自転軸は傾いておりますね。
(方位磁石の磁場とはまた別。ああややこし)
地球の場合は公転面に対して約23度傾いてて、ちょうどいい塩梅の緯度にある日本などは四季が生まれたりするわけです。
傾いて回ってるコマを想像するとわかりやすいですね。
ところが天王星はこれが黄道面(太陽の赤道ですな)に対して約98度も傾いているわけで、コマの例えだととっくに倒れてるはずです。だからちょっとイメージしづらいのですが、
こういうこと
だと思ってください。(超テキトー)
——–
だがしかし、これは他人事ではないのです。
地球もたとえば誕生直後は火の玉だったわけで、そのときの状態を
マグマオーシャン
なんて無駄にかっこいい呼び方します。というか、地球も一度ものすごいブチかまし食らったことがあって、
らしいですね。うーむ。
とはいえ地球にぶつかりそうな天体は、今のところウン100年後に一個あるかもしれない、くらいだそうなので、まずは安心ですね。
——–
ところで月といえば、ヒロインたるセーラームーン派の奴はあんまりいなかった気がします。
みんな水星に流れたせいだとか諸説ありますが、省略したまま終わるのです。
9月末にさらりと発表された福島原発の重大ニュースまとめ
2011.10.04|iwamura
ということで、またもや原発ネタで申し訳ないのだが、ニュースとして入手して、捨ておけない話題でもあるので。
①原発敷地外で初の「プルトニウム」検出
30日、原発敷地外で始めてプルトニウムが検出されたと文部科学省の発表があった。
場所は北西に約45キロメートル離れた飯舘村のほか、双葉町、浪江町の6カ所。日本経済新聞
http://s.nikkei.com/pbXU1J以下が特徴と人体への影響。
・「天然ではほとんど存在しない放射性物質」
・「本来遠くまで飛びにくい元素」
・「核分裂を起こして膨大なエネルギーを出すため核兵器の材料にもなる」
⇒イザ!
・「プルトニウム238の半減期は87年、239は2万4千年」
つーか、プルトニウムが検出されてしまった事実は、なんだかtvのニュース等でもさらりと流され過ぎているが、これは完全に人災であり、それこそ2万4千年先まで、我々は子孫に頭を下げ続けなくてはならない。
②そしてストロンチウムも検出。
30日、プルトニウム検出の知らせと同時にストロンチウムの検出も発表された。
ストロンチウムの沈着量は原発の20キロ圏内と北西で高い傾向。最も高かったのは双葉町の5700ベクレル。計測史上最大の数値を記録している。
asahi.com
http://bit.ly/oCpTUO以下は特徴と人体への影響
・「人体に入ると骨に沈着する」
・「水溶性のため植物等に蓄積しやすい」
・「白血病や骨髄腫などの原因となる」
・「半減期は29年」
※NAVER まとめより抜粋
むむぅ。。。
そして、チェルノブイリの放射能汚染について25年以上研究しているロシアの科学者、アレクセイ・ヤブロコフ博士のコメントを拾って今日は締めようと思う。
彼の発言も、ワシントンで3月25日に記者会見していたのだが、小生も全く知らなかった。
参ったな。なぜマスコミは報道しないのかな。やっぱり電力や利権の問題なのかな。
※小生の意見展開が疑心暗鬼であれば、ご指摘をお願いしたいです。疑心暗鬼なら、それにこしたことはない。
旧ソ連で1986年に起きたチェルノブイリ原発事故について、人や環境に及ぼす影響を調べているロシアの科学者アレクセイ・ヤブロコフ博士が25日、ワシントンで記者会見し、福島第1原発事故の状況に強い懸念を示した。博士の発言要旨は次の通り。
チェルノブイリ事故の放射性降下物は計約5千万キュリーだが、福島第1原発は今のところ私の知る限り約200万キュリーで格段に少ない。チェルノブイリは爆発とともに何日も核燃料が燃え続けたが、福島ではそういう事態はなく状況は明らかに違う。
だが、福島第1はチェルノブイリより人口密集地に位置し、200キロの距離に人口3千万人の巨大首都圏がある。さらに、福島第1の3号機はプルトニウム・ウラン混合酸化物(MOX)燃料を使ったプルサーマル発電だ。もしここからプルトニウムが大量に放出される事態となれば、極めて甚大な被害が生じる。除去は不可能で、人が住めない土地が生まれる。それを大変懸念している。
チェルノブイリ事故の最終的な死者の推定について、国際原子力機関(IAEA)は「最大9千人」としているが、ばかげている。私の調査では100万人近くになり、放射能の影響は7世代に及ぶ。
セシウムやプルトニウムなどは年に1-3センチずつ土壌に入り込み、食物の根がそれを吸い上げ、大気に再び放出する。例えば、チェルノブイリの影響を受けたスウェーデンのヘラジカから昨年、検出された放射性物質の量は20年前と同じレベルだった。そういう事実を知るべきだ。
日本政府は、国民に対し放射能被害を過小評価している。「健康に直ちに影響はない」という言い方はおかしい。直ちにではないが、影響はあるということだからだ。
=2011/03/27付 西日本新聞朝刊=
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/233873
おそろしい。
おそろしいよ、原子力。原発。
もちろん賛成反対の二元論で決着がつくような問題ではない。
各国、各者利権が入り混じり、エネルギー問題は時に国家間の戦争まで起こるような、人類にとって極めてセンシティヴかつ、欲望に直結した問題であるのだ。
その是非を考えるのは我々ひとりひとり。
ただ、事実として、上記のような報道がなされているということは、我々日本人は日本人としての責務として、知っておく必要があるだろう。
ひ孫のそのまた孫まで、影響が残るという説は、重すぎると感じたので。
※関連エントリー
文科省発表の放射能飛散地図が拡大の一途をたどる件について。 | Pocketworks : Idea Portal
文科省発表の放射能飛散地図が拡大の一途をたどる件について。
2011.09.29|iwamura
ということで、表題のとおりなのだが、地震から半年を過ぎる現在、それでも我々は大本営発表を、頭を垂れながらラジオで聞くしかない、という現状なのかもしれない、というおハナシ。
まずは文部科学省発表、4月27日の飛散マップ。
ごらんのように、福島県のいわゆる「30キロ圏内」に限定されたかのような、当時良く我々が目にした地図がそこには存在していた。
asahi.com(朝日新聞社):福島県内の放射線量、詳細な汚染マップ作成 文科省 – 社会
さて、次。
以下は5月6日、ゴールデンウィーク最終日に文部科学省から発表されたデータ。
しれっと「80キロ圏内」。
福島市にまでその汚染が及んでいる、という事実を福島県民のみなさんが初めて公に認識する日となった。
航空機計測もとに「地表汚染マップ」 日米共同で制作
ポイントは
「日米共同で制作」というところかもしれぬ。
さて、そして下記は8月29日発表地図データ。「100キロ圏内」。
ついに、福島県外までの汚染を文部科学省が発表した日。
このときは初の「土の汚染」を調べたものであり、信憑性の高いデータとなっていた。
asahi.com(朝日新聞社):セシウム汚染土壌マップ発表 文科省、原発百キロ圏内 – 社会
さて、そして昨日9月28日、ついに汚染マップに関東地方が堂々の登場です。
次回発表時はついに東京地方がお目見えか。
asahi.com(朝日新聞社):セシウム飛散、250キロ以遠にも 群馬の汚染地図公表 – 社会
測定方法や単位の相違等、突っ込みどころは満載であるのだが、ここで言いたいことはそんなことではなくて、大本営発表が時を追うごとに「実は戦況は悪化していた」という「伝え方」になっているという事実である。
我々はインターネットというツールを用いるようになって、「テレビのニュースなんか見なくても情報は精査して得られるんだもんね」とか、「インターネットニュースはスピードが一番だよね」とか言っちゃっているが、はたしてそれは事実だったのかと。
未だにお上の握る情報、発表に、我々国民は左右されているのではないのか、という警鐘を本日は鳴らしてみる。
それでは、地震直後の海外メディアにおける「日本放射能汚染地図」一覧も合わせてご確認を。
肝が冷える。
これからされるであろう、差別と闘っていかねばならない件。 | Pocketworks : Idea Portal
原発のエントリーばっかりで申し訳ないなあ。
でも、関連エントリーも以下記しておきます。
そうなんだよな。俺たちはいいけど、俺たちの子どもには申し訳ないとしか言いようがないんだよな。