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エレーニン彗星
2011.05.21|saito
齋藤です!
今回はこんな話題。
【ホワイトハウスが文書を発表「エレーニン彗星衝突の危険あり 」】
ええ!!
衝突ですか!?
とビックリした方、最後までお付き合い下さい。。。
エレーニン彗星(Elenin彗星、Comet Elenin) が現在太陽系の中心に接近してきているという。この情報に伴いホワイトハウスは対策をはじめる模様。
ホワイトハウス科学技術政策局長官John Holdren氏は「現在地球に接近している小天体から地球をまもる計画(protecting the United States from a near-Earth object that is expected to collide with Earth) 」を発表した。
計画名長い。。
そして、そのまま。。。
エレーニン彗星
Comet C / 2010 X1(Elenin彗星、Comet Elenin) は2010年12月10日にLeonid Eleninによって発見された。
2011年3月11日におきた東日本大震災を引き起こした原因はエレーニン彗星の引力だといわれる。この日エレーニン彗星と地球と太陽は一直線上に並んだ。
現在のエレーニン彗星の位置はまだ地球から離れている。しかし刻一刻接近しており、今年9月26日ごろエレーニン彗星は地球と太陽の間を通ると予測されている。
この時もエレーニン彗星と地球と太陽はもう一度一直線上に並ぶ。しかしこの時は3つの天体の距離は小さく地球が受ける引力の影響は東日本大震災の比ではないという。
とんでもない話ですね。
あの地震が、彗星のせいだと言われており、9月26日頃にはさらに接近し、
今回の比ではない現象が起きるそうです。
なんだか、映画みたいな話です。
実際にどういった軌道なのか?
NASAの写真をお借りしてみたいと思います。
※水色の点がエレーニン。
水色と青の線が予測軌道です。
2011年3月11日
たしかに一直線です。
偶然なのでしょうか?
2011年9月26日前後
この時は、水星と月も並んでいます。
これは、本当に何かあるのか?。。。。。。
と思ってNASAのWEBページを良く見たところ
Comet Elenin should be at its brightest shortly before the time of its closest approach to Earth on Oct. 16 of this year. At its closest point, it will be 35 million kilometers (22 million miles) from us. Can this icy interloper influence us from where it is, or where it will be in the future? What about this celestial object inspiring some shifting of the tides or even tectonic plates here on Earth? There have been some incorrect Internet speculations that external forces could cause comet Elenin to come closer.
最接近したとしても3500万kmも離れており、影響を与える心配はない。
インターネットでは、憶測が飛び交っていると否定をしています。
そして、今日になりこんな記事も出ていました。
※コメントをしているのはこの方。
彗星研究の専門家、国立天文台(東京)の渡部潤一教授。
「10月接近の彗星が衝突。誰がこんなデマを流したのか」
衝突の心配「まったくない」距離
渡部教授によると、エレーニン彗星が最接近した時でも、地球からの距離はざっと3000万キロ。地球に衝突云々を心配するようなものでは「まったくない」そうだ。同程度に地球に近付く彗星は「毎年、年に数個はある」。ちなみに、地球と月の距離は変動もあるが概ね38万キロだ。太陽までは概ね1億5000万キロ。
エレーニン彗星は小規模で、夜空でも肉眼でみつけるのはまず無理のようだ。
心配する必要はないらしい。
なぜこのような憶測が飛び交ったのか?
ホワイトハウス文書は「小惑星の危険」
専門家が完全に否定した「エレーニン彗星の地球との衝突」だが、では「ホワイトハウスが文書を発表」という話はどこから出たのだろうか。はっきりしないが、どうも以下のような経緯とみられる。エレーニン彗星発見前の10年10月に、ホワイトハウスが米議会に「地球に衝突する可能性のある小惑星の発見に注力する必要がある」などとするレポートを出していて、これが混同されたようだ。彗星とこのレポートに触れた米ブロガーのうがった推測を、日本語で紹介する人がさらに誤解・誤訳した可能性もある。
早とちりのようである。
ただ、絶対に安全と言われていた原発の事故しかり、
絶対にないとは言い切れない事がたしかにこの世に存在すると
私は思います。
果たして、火のない所に煙はたたない話なのか?
気になるところです。
そして!彗星の衝突といえばこの映画!
エアロスミスの歌が最高です。
「アルマゲドン」~I Don’t Want To Miss A Thing ver,~
今後とも宜しくお願い致します。
地震とufoの関連性について。
2011.05.12|iwamura
東日本大震災から2カ月。
なんだか最近、「地震×ufo」のyoutube動画を目にすることが多い。
直近のyoutubeで一番興味深かったのは下記。ブクマ数もハンパではなかった。
「朝日新聞に電話して! UFOだよ。
ほら、UFO! 読売新聞!」※上記youtubeより
いやーフィクションだとしたらよくつくられた動画だ。
しかし、やっぱり信憑性としてカタいのは「新聞」なんだなー。
その他、例えば福島原発でのufoはこんな感じ。
1分34秒目ですね。
これはカメラのブレ説も否定できないが、有名な動画にも実は映り込みが激しい。
さてその他。
海外メディアは下記のように結構頻繁にufoについて取り上げている様子。
人も死んでないし、ネタとしてはセンセーショナルなんだろうな。
☆Alien-Extraterrestre? UFO / OVNI-JAPON – (ORIGINAL HD) Terremoto / Earthquake – Tsunami – 2011
そしてもう一発。
これも元はNHKだな。
☆UFO = GOKU sighting 1 above Japan tsunami earthquake 480p
ufoは「Unidentified Flying Object」(アンアイデンティファイド・フライング・オブジェクト)の略であり、
「なんだかワカらん飛行物体」=「ufo」でよいのだし、実は自分は結構目撃経験のある人間であるから、ワリと拒否反応は無い。
ただ、今回の地震について、「兵器説(HAARP)」までいっちゃうと、デマを通り越して、どうにもオカルトくさくていけない。
ufoが地震前後によく見られるというのは定説でもあるが、
やっぱり、ufoは未来の我々の子孫が、過去を学習する為に飛んできているのだ、地震を研究に来ているのだ、くらいのファンタジーで留めておきたいものである。
そして。
現代に生きる我々は「ファンタジー」じゃなくて「リアル」を生きているわけで。
2ヶ月目。ちょっと感動したニュース下記。
やっぱり地に足つけて行かんとね。
「飲み物、売ってまーす」。 がれきの山が広がる宮城県南三陸町の道路脇で、 1軒のコンビニエンスストアが営業を再開した。 店舗は小さなテーブル一つ。 店員は家族5人とその友人たちだ。 再開したのは志津川地区で15年前から営業を続けてきた「セブンイレブン志津川天王前店」。 オーナーの渡辺隆さん(48)は 「少しずつ、できることからやろうと思って」と段ボールで作った「営業中」の看板を掲げる。 2カ月前、津波で店舗は根こそぎ流された。数日間途方に暮れたが、 「家族5人はみんな無事なんだ」と思い直し、再開を決意した。
店員は妻と3人の子どもたち。
店舗前の駐車場に小さなテーブルを広げると、力が湧いてくるような気がした。 冷蔵設備を備えた小型トラックを借り、隣接する登米(とめ)市の系列店から 仕入れた商品を午前10時から午後4時まで販売する。 http://www.asahi.com/national/update/0511/TKY201105110210.html
やっぱり当ブログとしてはこっちだよな。
小生も連休明けで、「眠い」だとかやれ「疲れた」だとか、大変申し訳なかった。
本日も元気に頑張ります。
「狼と安心料」…原発関連の安全神話とメディアコントロール
2011.05.10|iwamura
ということで、WSJ(ウォールストリートジャーナル)でも報道されたようです。
中部電力、浜岡原発の全面停止を決定。
海江田万里経済産業相は9日、政府による浜岡原子力発電所(静岡県御前崎市)の運転停止要請を中部電力が受け入れたことについて会見し、浜岡原発に大規模津波が襲来するおそれがあるとの切迫性という特別な状況を踏まえたとし、他の原発は切迫した状況にないと説明した。文部科学省などの調査で、30年以内に大規模地震が発生する確率が8割以上と高いことを重視したとしている。
※ロイターより抜粋
「他が大丈夫」かどうかはわからないけれども。
そもそも、今回はいわゆる
「狼が来るぞー!」(原発反対論者)
「来ないじゃねえかよ」(一般市民)
という図式が
「狼が来るぞー!」
「ホントに来た!」
というものになってしまっていたのであるが、しかし、狼がもっとも来そうな村の、しかも狼が飛び越えられそうな柵しかない牧場が一時閉鎖されるのは、これは大きな前進ではないだろうか。
以下、切込隊長ブログで表題の件、アカデミックに書かれていたので以下抜粋。
「嘘をつく子供」
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%98%98%E3%82%92%E3%81%A4%E3%81%8F%E5%AD%90%E4%BE%9B嘘をつく子供(反原発知識人)が「狼が来るぞ」(原発は危険だ)という。それなりの騒ぎ(安保、反核運動)になったのだが、狼は来ない(原発には何事も起きない)。何度も騒ぎを起こしているうちに、村人は嘘をつく子供の言葉をあまり信じなくなった。
ある日、嘘をつく子供の言うとおり、狼が本当にやってきた(原発が爆発して、放射性廃棄物が巻き散らかされた)。村人の大事な羊は喰われてしまう(大地が放射性物質に汚染される)。
物語はここで終わるが、現実はここから始まる。
なぜ、嘘をつく子供は嘘になったのか。
警鐘を鳴らしても、現実化しなければそれへの対策は徒労に終わる。我が国の反原発運動はいろいろと意義もあったが反政府運動と結びつくなどして国民からの運動への信頼を得ることはついにできなかった。
一方で、狼は来ない派の村人は、狼は来ない前提で羊を飼った。柵を立てたり歩哨を置いたりして狼が来る対策をするコストよりも、村人に狼は来ないと信じさせるコストのほうが安く上がり、多数派を作りやすかったのだろう。
しかし、現実には狼は来た。
結果的に、反原発知識人の物言いが当たったわけだが、なぜ反原発運動は東京電力や経済産業省の体質を変えるに至らず、最悪の結果になってようやく振り向かれるような事態になったのか。
本来の外部的なチェック機能はマスメディアの役割でもある。充分機能しただろうか。
「川端幹人氏(riversidecry)による電力会社の広告についての発言」
http://togetter.com/li/124748個人的には、東京電力が大口スポンサーなのは事実として、テレビ各局の報道に東電の報道を押し留めるような圧力をかけ放題だとは思わない。
それ以上に、東京電力の抱えていた他の問題、例えばもんじゅの件なんか最適だと思うが、政府関係者やマスコミの人にとってはほとんど暗黙の諒解になっているほどヤバい話である。
でも報じられない。
何故か。
報道を行って、仮に東京電力から異議をぶつけられて、あるいは巨額の訴訟を起こされたとき、耐えられるだけの証拠集めができるのかというハードルだ。調査報道の限界の部分があるのだろうと思う。
ネット時代になって、大きな事件を扱う体力がなくなって、むしろ社会の自浄作用は失われ、脊髄反射のような論説で一喜一憂する傾向が顕著になった。
で、本来の嘘をつく子供は昔ながらの手法でまた左翼同士が団結して、反核を御旗に反政府運動と連結してしまって収拾がつかなくなり始めている。
※切り込み隊長Blogより抜粋(部分)
「狼が来たらまずいから、この牧場は閉めよう」と叫ぶことは重要。
来る可能性は、高いムラなのだから。
ただし。
「狼が来るかもしれない牧場の閉鎖問題」は、反政府運動と結託しての、消費税反対や国旗掲揚反対、総理大臣交代と一緒に叫ばれるものであってはならないのだ。
本当に危険な狼出没可能性の話は、皆の耳に届かなくてはならない。
届かない叫びが「嘘」と処理されてきたのが我が国の歴史だった。
それでもしかし。
今回まずひとつ、危険度の高い牧場が閉められた。
大きな、前進であろう。
小出裕章氏のプルサーマル発電批判がわかりやすすぎる件。~憲法記念日の今日に~
2011.05.03|iwamura
ということで、先日のエントリーでも取り上げました京大小出助教が、ガチでプルサーマル批判(というか冷静な考察)している動画を発見しました。
もちろん、推論は多いにしろ、7分26秒からの彼の意見展開はとても解り易いので、飲み会ネタに、みなさんも一緒にお勉強。
小出「プルトニウムというのをつくりだして、」
小出「それを高速増殖炉という特別な原子炉を動かすことによって」
小出「またそれを再処理という特別なことをしなければいけないのですけれども、ぐるぐるぐるぐるこのサイクルをまわすことで、核分裂性のウランに比べて60倍ぐらいまで原子力の資源が増えるだろう、というそういう夢を描いたわけです。」
小出「しかし高速増殖炉というのは実は実現出来ていないのです。」
小出「世界的にも実現できていないし、日本でも、もんじゅという実験のがまあ潰れてしまったという、そういう状態。ところがこのサイクルを動かすというのが、原子力をやってきた人たちの夢だったわけですから、プルトニウムをとにかく産み出して、渡したいと思ってた。」
小出「どのくらいそのプルトニウムをつくったかというと、今現在の日本という国がもってしまったプルトニウムというのは、長崎原爆をもし作ることに使うならば2000発もできてしまうというくらいの量になっている、わけです。」
小 出「こうなると国際的な関係から見て大変な疑惑を受けるということになります。日本というのは高速増殖炉やるといってたけど実際にはできていな い、それなのにプルトニウムだけはふところにいれちゃった、いったいどうするのだ。」
小出「それで、今現在こういう状態にあるわけですけれども、しょうがないので、プルサーマルで燃やしてしまおうということを考えた。」
小出「これはもともと、これは必要だったのではなくて、原子力をやろうとしていた人たちの夢が破れてしまったから、どうしようもなくて今追い込まれてしまってる道なのです。」
※【プルサーマル公開討論会(佐賀県):平成17年12月25日】より抜粋(部分)
原子力発電でできる残りカス=プルトニウム。
残りカス(プルトニウム)をさらに核融合させて発電するのが=高速増殖炉
⇒無限に原子力を利用できるぞー!
でも、「高速増殖炉はまだできてない」ので、
(しかし、プルトニウム=核ミサイル材料、を持ち過ぎていると世間体もマズいので。)
通常原子力発電所でのウランとプルトニウムのハイブリッド発電=プルサーマル、でプルトニウムを消費、と。
⇒握りつぶされた安全余裕。
⇒プルサーマル原子炉爆発(福島原発3号機)
⇒いまここ。
なんだか普通のご飯と自分のうんこを一緒に食べてるイメージなんだよな。プルサーマルって。
そりゃお腹も壊すだろ!と。
これを、「普通の灯油ストーブ(通常原子炉)に、ガソリンを突っ込むようなものだ」と評した方もいらしたわけで。
危険やリスクを理解したうえで、その実施を考えたい。
どうしても原発反対であれば、我々は反対を訴える政治家を国会に送り込めばいい。
我々の意思を「A」と、
政治家や国の利権や思惑、というものを「B」とします。
なんとなく「B」がいつも強大で偉ぶっているから、我々「A」としては、「最近の日本のBはダメだ。」など諦めてしまいそうになるが、実はそうではない。
主権は我々「A」のほうにあるわけで、「A」は「B」を気に入らなければ、いつでも選挙で全て入れ替えちゃうことだってできるのです。
そして、「A」は「B」を使って、「憲法」「法律」改正の力も持ちえるのです。
簡単だ。
今がダメなら改めるしかない。
我々の未来は、我々が決め無くてはならないのだ。
今日も未来を信じて、前に進みたいと思います。
※だからやっぱり選挙は大切ですね!
「白雪姫の毒リンゴは日本産」について
2011.04.28|saito
「白雪姫の毒リンゴは日本産」
皆様、初めまして!
齋藤と申します。
以後、お見知りおきを。
重い内容ではございますが、お付き合い下さい。
【ニューヨーク=柳沢亨之】在ニューヨーク日本総領事館は21日、国際紙インターナショナル・ヘラルド・トリビューン(IHT)が同日付の論説面に掲載した一コマ漫画が日本産食品への不安をあおりかねないとして、同紙の親会社ニューヨーク・タイムズに抗議した。
漫画は、「日本の放射線」の見出しが付いた新聞を手にした白雪姫が、おばあさんが持つリンゴを虫眼鏡で見て、「ちょっと待って。あなたは日本から来たの」と尋ねている。総領事館側は、ニューヨーク・タイムズ社のIHT担当編集長に「日本産食品は検査済み。米当局も安全を認めており、遺憾だ」などと口頭で申し入れた。
編集長は「重く受け止める」と述べ、パリのIHT本社と対応を協議する考えを示した。漫画は中国英字紙から転載されたとみられる。
※YOMIURI ONLINE より抜粋。
これ、皆様はどう思われましたでしょうか?
私は、妙に納得してしまいました。
日本で、報じられている内容以上に海外では、日本は危険だと認識されています。
海外の政府が自国民の退避勧告をするなど、日本では、大げさすぎるといった声もあがっていましたが、
海外にいる方には、実際の状況を見れるわけもなく、そう思われても仕方ない状況ではあります。
透明性ある原発事故情報を 米紙編集局長、日本に注文
米有力紙ウォールストリート・ジャーナルのロバート・トムソン編集局長が22日、都内の日本記者クラブで講演し、福島第1原発事故に関する日本政府や東京電力の対外情報発信について「より正確で透明性がなければならない」と注文を付けた。
トムソン氏は、福島原発64 件からの放射性物質漏れなどの情報を正確に開示することが、海外64 件メディアの冷静な報道や日本を訪れる外国人観光客数の回復、海外での日本産食品への信頼維持につながるとの認識を示した。
今回の事故で原子力エネルギーの役割についての議論が世界中で起きているとして「東電は事故に関する可能な限りの情報を提供すべきだ」と指摘。ドイツやロシア、米国での将来の原子力に関する重要な決定に対しても、東電が責任を負っていると強調した。
菅直人首相の対応に関しては、首相のリーダーシップというのは危機の中でこそ形作られるとした上で「国民が指導者に多くを期待するのは当然だ」と述べた。
トムソン氏は1989年から94年まで英紙フィナンシャル・タイムズの東京特派員を務めた。2008年から現職。(共同)
上記記事の通り、もっと国内にも国外にも正確かつ最新の情報を流して欲しいと
誰もが思っていると思います。
また、残念でならないのは、日本国内でも被災者の方々への
差別が起きている事です。
※以前、弊社社長もこの事に触れておりました。→日本人である我々は、これからされるであろう、差別とも闘っていかねばならない件。
海外から見れば、同じ日本です。
せめて、同じ国の仲間として、手を取り合っていく事が大切なのではないでしょうか?
※下記、赤字の部分、重要です。
悲劇の渦中にありながらつつましやかな被災者の姿が国内外の人々の心を打つ一方、心ない差別やいじめに苦しむ被災者がいる。福島ナンバーの車が落書きされたり、「どけ」と言われる。ホテルへの宿泊を拒否される。避難している子どもが「放射能がついている」といじめられる。全体から見れば少数かもしれないが、根拠のない差別は厳に戒めなくてはならない。
そもそも放射能とは放射性物質の持つ放射線を出す能力のことである。福島第1原発の近隣地域に住んでいたからといって現在健康に影響が出るほど放射線にさらされたわけではない。屋外に長い時間いて服や車に微量の放射性物質が付着したとしても洗い流せば問題はない。まして人から人へ「放射能が感染する」ことは科学的に起こり得ない。レントゲン検診やCTスキャンを受けた人から放射性物質がうつることがないのと同じだ。
放射線は目に見えず、においもない。原発から大量の放射性物質が漏れるという危機も国内では経験がなかった。復旧が進まないことへいらだちが募り神経過敏になるのはわかるが、「未知のリスク」から身を守るためには何よりもまず正しい知識を持つことだ。茨城県つくば市は福島県からの転入者に対して放射線量検査を求める措置を決めたものの、抗議を受けて撤回した。自治体や学校などは率先して正確な知識の普及に努めるべき立場であることを改めて指摘しておきたい。
大地震、津波、原発事故という人類が経験したことのない危機にさらされながら、私たちは情報発信の成熟化や社会連帯を何とか見いだそうとしているようにも思う。長期化するこれからが踏ん張りどころだ。
未だにtwitter上などでも、過剰な内容がつぶやかれています。
日本を元気にするために風評被害にも負けず、
一人一人が自分を持って前向きに良い国にしていきたいですね!
また、書いた内容を覆してしまうようですが、差別ばかりではない事も知って頂きたい!
この動画ぐっときます。。。
ライジングサン!
今後ともよろしくお願い致します!