HOME >
なにこれ面白い!~「きんこん土佐日記」~
2010.12.02|iwamura
完全にネタなんですが、強きをくじき地元を介(たす)く、素敵なオモロ漫画を発見したのでご紹介。
これでも、正真正銘「高知新聞」の4コマ。
※下部画像、NHK「竜馬伝」最終回の暗殺シーンでの「まさかのテロップIN」
報道のNHK内でも論議は在ったのだろうが、これはつらいよなあ。
それでは参りましょう。
下部、坂本竜馬の故郷、土佐は高知新聞の逆襲。
これはすごい!(笑)
地方紙とか全国紙とかのレベルではもはやないですね。和が国における、第四の権力最右翼であるNHKに対し、さすが土佐藩やるなあ。正真正銘のいごっそうであります。
ほかにもいっぱいあったのでご紹介。
これいちばんすき(笑)。
ばあちゃんなんて「ピエー」だぜ!
さてさて。
※以上「2chニュー速ブログ」より抜粋(部分略)
これなんて「ちょっとどうしましょうか」のレベル。
ゴリゴリのいごっそうだー。
金婚を迎えたよしき、くにえを軸に孫のたくみを交えた3人が引き起こすほのぼのとした笑いのある日常を描いた4コマ漫画。土佐弁でのおじいちゃんとおばあちゃんのとぼけた掛け合い、幼い孫の意外な利発さ、辛口発言が好評とされる[2]。また、2007年8月23日に連載1000回(単行本4巻収録)を達成した。
※wikipediaより抜粋
とのことである。
⇒web版(毎週日曜更新)も連載中。5巻もウェブで売ってます。
土佐の高知か!行ってみたくなったぜよ!
伝説のキャバ嬢が結婚!!
2010.11.15|☆KAYA☆
今週も頑張りましょう!月曜日は☆KAYA☆です。
さて、このニュースはみなさんも耳にしたのでは?
立花胡桃妊娠7カ月、ハワイ挙式「幸せ」
サンケイスポーツ 11月13日(土)7時52分配信
キャバクラの舞台裏を描いた自伝小説で作家デビューし、TBS系「サンデージャポン」(日曜前10・0)でも活躍中の元カリスマキャバ嬢、立花胡桃(くるみ=29)が7月7日に大手芸能プロダクション取締役(42)と入籍、現在妊娠7カ月であることが12日、分かった。2人は米ハワイで同日(現地時間11日)、挙式。参列したモデルの蛯原友里(31)や押切もえ(30)らから祝福を受け、「ただ、ただ幸せです」と大感激した。(引用「;Yahoo!Japanニュース)
今日は解説いたしましょう。
彼女がいかに。。。伝説か。。。
立花胡桃(たちばな・くるみ)
1981年11月7日生まれ。埼玉県春日部市出身。A型。
18歳の時にスカウトされ、キャバクラ勤務を始める。最初は地元、大宮で働いていたが、後に歌舞伎町に進出。 在籍した店では常に不動のNo.1の座に君臨。非道なまでのオラオラ営業で、「女ヤクザ」の異名をとり、ピーク時の週給は200万円(月収800万円)。1晩で1000万円という売上を叩き出したことも。歌舞伎町から六本木の高級キャバクラに移籍した後も、変わらずNo.1のまま、伝説を創り続ける。カリスマキャバ嬢として、テレビ(TBS系『中居正広の金曜日のスマたちへ』『ランク王国』)や雑誌など、様々な メディアにも取り上げられた。(引用;新刊.jp)
「女ヤクザ」とまで呼ばれた彼女が、この度、結婚した。。。
18歳から26歳までキャバ嬢として活躍した彼女は、
08年に引退、09年には彼女の処女作となった自叙伝「ユダ」が
出版された。ちなみにこのタイトル、イエス・キリストを裏切るユダを、
男(客)を裏切り、騙すキャバ嬢だった自分と重ねたと言われている。
著書の内容は、一言で言うと「エゲツナイ!!」
彼女が働いていたころの歌舞伎町は、
闇金バブルとあいまって、賑わっていた。
そんな中、埼玉県大宮から出てきた弱冠20歳の女の子が、
歌舞伎町の数あるキャバクラの中でもトップクラス店で
不動のNo,1になり、もはや同業者で知らない人はいなかった。
挨拶代わりに嘘をつく、客を騙す、借金させる、下心を金に換える・・・・・・
(引用;著書「ユダ 情上巻」より)
著書の中で、キャバ嬢として売れるためのテクニックも、
彼女は細かく、実践的、実用的に書いている。
”キャバ嬢、立花胡桃”は、他のキャバ嬢と何が違っていたのか?
スバ抜けた美しさ、スバ抜けたスタイルの良さ。。。ではない。
彼女は客の性格や外見、煙草の銘柄からネクタイのブランドまで、
細かなデータを全て、毎日の出勤の度に記録した。
”キャバ嬢だって、毎日コツコツ一生懸命働かないと稼げない”
伝説のキャバ嬢、立花胡桃がそう教えていた。
おそらく、彼女はキャバ嬢から芸能界に転職できた、最初の成功例であろう。
今では、雑誌「小悪魔ageha」のおかげで、何人かの
元キャバ嬢が、メディアでも活躍するようになった。
・ 桃華絵里(ももかえり)通称:ももえり
株式会社Mortyの代表取締役として彼女自身のプロモーションと
多数の洋服や雑貨などのアイテムを販売している。
・ 荒木さやか
株式会社GRS社長という肩書きの他、モデル、DJもこなす。
ちなみに龍が如く3,4に本人役で出演している。
立花胡桃に続くようにして、ももえりや荒木さやかが
メディアで華々しく活躍し、それを見た中高生が
「キャバ嬢になりたいと憧れる」
なんと中高生の将来なりたい職業の上位に
キャバ嬢が上がっているという。。。
(おそらくほとんどの親は泣くだろう。。。w)
話はそれたが、キャバ嬢→結婚→離婚→水商売に出戻り
が多いので、是非立花胡桃さんには
末永くお幸せでいてほしい☆
立花は現在7カ月で来年2月上旬に出産予定。年明けから産休に入り、産後は体調と相談しながら仕事復帰の時期を決めるという。チャペルで行われた挙式と披露宴には蛯原、押切、女優の加藤あい(27)ら約50人が参列。立花は、挙式で蛯原がデザインした純白のウエディングドレス、披露宴では押切が手がけた濃いピンクのカクテルドレスを披露。途中、サプライズで歌手のクリスタル・ケイ(24)が登場すると、新婦の感激は頂点に達した。(引用:Yahoo!Japanニュース)
↑ えびちゃんがデザインしたウェディングドレス☆
主題歌つきの小説が発売!
2010.11.08|☆KAYA☆
今週も新しい週が始まりましたね、☆KAYA☆です。
活字が大嫌いな私ですが、唯一大好きな作家さんがいます。
作家・コラムニスト。1981年生まれ。
NY、フロリダでのアメリカ生活をへて、上智大学外国語学部卒業。著書には小説『11センチのピンヒール』、『パープルレイン』(ともに小学館)、20代女性独特の恋愛観、セックス観を描いたエッセイ『さいごのおとこ』、『タバコ片手におとこのはなし』(ともに講談社)、夢を叶えるまでの7年間を綴った『Tokyo Dream』(幻冬舎)など多数。2009年6月に小説『グリーンライト』(小学館)が発売。(引用;TSUTAYA online)
Lilyが書くのは恋愛、セックス、女の友情、ファッション、音楽。
私は初めて彼女の本を読んだ時、
「日本のSex and the Cityのキャリー☆」と思った。
SATCを知らない人のために言うと、彼女が今まで執筆してきたものは、
書店に並ぶ、数々のウサン臭い「HOW TO 恋愛本」とは違う。
「愛されたいから恋を繰り返す、正解なんてわかんないよ。
恋愛相談は女友達に。。。」というリアルなガールズトーク。
リアルだからこそ、共感できる。そして何より過激。
(心臓の弱い草食男子の方はご注意ください。)
最近では彼女自身が結婚し、母親になった事もあり、
結婚、妊娠、出産、育児について書かれたものもある。
出産のときには、自身のTwitterに「陣痛なう!!」
とつぶやき、それは伝説的となった(笑)
さて、またLilyの小説が発売されます☆
これは、小学館のサイトFAnetで連載されていたもので
今回、書籍化されることに決まったそうだ。
ストーリー
お嫁さんになることを夢みる大学1年生のエミリ。人気スタイリストのアシスタントとして働く彩。恋人、彩とのマンネリ期にエミリと出会った孝太。3人が、本当に伝えたいことを呑み込むようにして唇を噛み締める度に、すれ違ってゆくそれぞれの想い。3人の視点から綴る、1つの恋。(引用;こぼれそうな唇)
それに伴い、サイン会が行われるそうです♪
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
LiLy『こぼれそうな唇』発売記念サイン会
(会場:SHIBUYA TSUTAYA7階特設会場)
2010年11月21日(日)
13時~15時(終了予定)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
11月1日(月)午前10時より、イベント参加券を
SHIBUYA TSUTAYA6階BOOK売場カウンターで販売開始します!
先着100名様に、書籍代の1,365円(税込)で販売。
※ご購入者には、サイン会当日書籍をお渡し(オリジナル特典も!)【詳細】
★参加人数 先着100名様
★参加券1枚につき、ご本人様1名のみご参加いただけます
★参加券は、電話でのお取置きも対応します
連絡先は、03-5459-2000 6階書籍販売フロア です
お取置きされた方は、イベント当日の昼12時までにご購入ください
★おひとり様1会計で1枚のみの販売です
★サインには、かならずお客様の名前を入れさせていただきます
★参加券を当日お忘れの場合ご参加いただけません
★当日は、参加券番号順に整列していただきます
★会場での写真撮影や録音・録画はご遠慮ください
★係員の指示に従っていただけない場合は、参加をご遠慮いただきます(引用;BLOG;こぼれそうな唇)
この、小説、何がすごいって本なのに主題歌がある事!!!!
あたらしーーーーーーーーーーーぃ☆
主題歌を歌うのは、レーベルを移籍したばかりの歌手Sowelu。
Sowelu
リズムゾーン移籍第一弾アルバム
『Love & I. ~恋愛遍歴~』(2010.12.1発売) 収録曲
『こぼれそうな唇 feat. Mummy-D』
左)[CD+DVD]RZCD-46652/B ¥3,990(tax in) 右)[CD]RZCD-46653 ¥3,059(tax in)今回、Soweluさんのニューアルバムの作詞全般を、LiLyさんが担当。
さまざまな恋愛のシチュエーションを描いた全10編の「アイのカタチ」を、堂珍嘉邦(CHEMISTRY)、ISEKI(キマグレン)、KG、MIHIRO~マイロ~、三浦大知、Mummy-D(RHYMESTER)、RYO-Z(RIP SLYME)、SHUHEI(エイジアエンジニア)、VERBAL(m-flo)の9 組の男性アーティストと本気で恋愛(コラボレーション)し、表現。さらに10曲目には、初めてSoweluさん自身が作詞・作曲を手がけた今作唯一のソロ曲「My Love is…」も収録されています。(引用;BLOG:こぼれそうな唇)
Soweluさん、ヌードです!!!!
そしてヒューチャリングはKing of StageことRHYMESTER
からMummy-D様☆
このPVが泣けるんです。。。私も先日見て、
ポロポロ。。。ポロ、ポロポロと、泣いてしまいました。
「オトコにしか満たせない、オンナのすき間…。愛が欲しくて、恋ばかり、繰り返す。」をコンセプトにした今回のアルバムは彼女の決意を示すかのように大胆なものとなった。ジャケット写真でセミヌードを披露しているだけでなく、収録曲「Love & I.~NEVER~ コボレソウナ唇 ~ココモソコモ…~」のミュージックビデオでは、濃厚なキスシーンや、車の中での濡れ場、ベッドシーンと、大胆なラブシーンに挑戦している。同PVは現在、ユーチューブで公開されているが、公開後の2日間で再生回数は20万を超えた。(引用;meVIREsa )
エッッッロ!!!!って思いますよね?
Soweluちゃんの新たな魅力満載です☆
では、なぜ小説に主題歌がつくかと言うと。。。
なぜ、小説に、本に主題歌がつくの?と思われるかもしれません。
実は…小説『こぼれそうな唇』は、iPhone、iPad用アプリとして、リリースされます!
アプリには、主題歌として『こぼれそうな唇 feat. Mummy-D』が入っているのです
(そのほかにも特典がありますので、お楽しみに)
書籍とアプリ、どちらも楽しみにしていてくださいねまた、アルバム『Love & I. ~恋愛遍歴~』は2形態で発売、CD+DVD版の付属DVDにはミュージックビデオやメイキング映像に加え、Sowelu×LiLyの恋愛対談も収録されます
書籍とあわせて、こちらもチェックしてください(引用;BLOG;こぼれそうな唇)
小説がアプリになって、さらに主題歌もついちゃうなんて!
あたらしーーーーーーーーーーーーぃ☆
【CD】
01. NEVER feat. VERBAL (m-flo)
02. こぼれそうな唇 feat. Mummy-D (RHYMESTER)
03. Snow again feat. 堂珍嘉邦 (CHEMISTRY)
04. Make It Last Forever feat. MIHIRO ~マイロ~
05. 年下の君に feat. 三浦大知
06. Very First Christmas feat. SHUHEI (エイジア エンジニア)
07. ここもそこも… feat. KG
08. マンネリズム feat. RYO-Z (RIP SLYME)
09. 誓いの紙 feat. ISEKI (キマグレン)
10. My Love is…
-BONUS TRACK-
11. The moment I saw you with Sowelu / SOFFet
12. HOT BODY / S’capade feat. Sowelu
13. I am GHOST -孤独な人生- ft. Sowelu / G
14. 君を想うよ… feat. Sowelu / Quadraphonic
【DVD】
[MUSIC VIDEO]
「Love & I.」
~ NEVER ~ こぼれそうな唇 ~ ここもそこも… ~
[MAKING映像]
「Love & I. ~恋愛遍歴~」ジャケット撮影~MUSIC VIDEO撮影
[Girls’ Talk with LiLy]
『こぼれそうな唇』 本は11月18日発売
SoweluさんのNewアルバムは12月1日発売です!
“オトコにしか満たせない、オンナのすき間・・・。
愛が欲しくて、恋ばかり、繰り返す。”
ズルいかな、複雑で。でも本当は、バカみたいに、単純で。
甘い恋の先にある、本物の愛を、探してる。
なかなか見つからなくて繰り返す、私の恋愛遍歴、歌にのせて。by LiLy
田中角栄と論語~父は子の為に隠し、子は父の為に隠す。~
2010.11.06|iwamura
さて、出てしまったものはショーガナイ。例の「尖閣のやつ」です。
中学生時代、飯島愛さんの裏ビデオ以来の衝撃の映像こちら(2分過ぎに突撃開始)。
(2010/11/5)追記:オリジナルの動画が削除されたので、他の人の複製に差し替えました。
さらに消されていた場合は、コチラからご覧ください。YouTube – 本当の尖閣 海上保安庁1.flv
YouTube – 本当の尖閣 海上保安庁2
YouTube – 本当の尖閣 海上保安庁3
YouTube – 本当の尖閣 海上保安庁4
YouTube – 日本の尖閣 海上保安庁5.flv
YouTube – 本当の尖閣 海上保安庁6経緯はまったくわかりませんが、これが本物だとするならば、日本と中国の両国を大きく揺るがす映像になることは間違いなさそうです。
追記:
尖閣ビデオ流出か ネット動画サイトに投稿 映像6本で約44分「本物と思う」と海保幹部 内部が関与? (1/2ページ) – MSN産経ニュース
【尖閣ビデオ流出問題】野党議員「政治家に対する役人のテロか」 – MSN産経ニュース
asahi.com(朝日新聞社):尖閣沖の衝突ビデオ? 動画サイトに流出
尖閣の衝突画像、ネット流出=海保が確認、国会提出分以外も※らばQさんより抜粋
さて、祭りはこれぐらいにして。
個人的に、今回の映像を流出させた奴は死ね!
というのが、小生の個人的見解である。
無論、子供じみた突撃や、漁船のアンテナが多すぎる件について、言語道断であることは間違いないとしても、だからと言ってこの映像を公開し、両国間で歩み寄りつつある現状を「蒸し返し」てどうする。
日中国交正常化を実現させた、故田中角栄さんの愛を一身に受けて政治家として成長したドン小沢。
政権取得と同時に、胡錦涛国家主席へ民主党議員握手大会へと赴いたドン小沢。
そんな小沢センセイとしては、論語における「父は子の為に隠し、子は父の為に隠す。」という、法律よりも、家族の愛が優先するという彼の正義に基づいて、中国の落ち度を隠してあげようとしていたのだと思う。
党を挙げてね。
楚の国の葉(しょう)公が孔子にこう語った。「われわれの村に正直一方の者がおります。父親が自分の土地に入ってきた他人の羊をちょろまかしたところ、正直者の息子が証言し、父親は有罪になりました」。ところが孔子は、「われわれの村の正直者はそれとは違う」とやり返し、「父は子の為に隠し、子は父の為に隠し、直きこと其の中に在り」と語った。父親は子供が犯した罪を隠し、子供は父親の犯した罪を隠す、それこそが本当の正義なのだ、というのである。
今日の刑法に慣れ親しんだわれわれにはとても考えられないことだが、「父は子の為に隠し、子は父の為に隠す」という孔子の言葉は、後世においてもそれほどまでに大きな力として作用したのである。このことは、今も東洋人の思考法に何らかの影響を残していると考えていいかもしれない。
※中外日報より抜粋(部分略)
そうなのだ。「田中角栄~小沢一郎と受け継がれた中国への愛を台無しにした流出愉快犯出てこい。」と、おれはいま言いたいのだ。
映像を流すことが、父を、子を、役人に差し出すことが、この場合正義ではない。
長い目で見るべきだ。お隣さんなんだから。
というわけであるから、ここはいっちょ、小沢センセイの大師匠、故田中角栄さんの日中国交正常化のち、帰国直後の自民党本部での演説を引用しようと思う。
「裏切り者!」「辞めちまえ!」「このアカ(共産主義者)が!」怒号が飛び交う中演説は始まる。そしてそれを鎮めた彼の名スピーチ。涙が出ます。
怒号の中を田中は颯爽と演壇に向かっていった。その体からは他を圧する磁気が放たれている。
演壇に立った田中は全員をにらみつけるようにして話し始めた。
「日中国交正常化をなし遂げていま私は帰国しました。党の中にいろいろ議論のあることは承知しております。相手との間には隔たりもありました。途中で帰ろうと思ったこともありました。」
怒号は次第に収まり、みなが田中の言葉に耳を傾ける。
「しかし、中国は動かすことのできぬ隣国であります。いかに体制が違っていても、日本との関係がどうであっても、隣の大国であります。そのことは永遠に変わらないのです。中国が嫌だからと言って引っ越すわけにはいかない。しかるに、そのような国といさかいがあっても、政府間で話し合えるルートがないのではどうにもならないではありませんか。
中国は大変な人口を抱える大国であります。毛沢東や周恩来が権力を掌握しているいまがチャンスなのです。中国とは良いことでも悪いことでも話し合えるようにする。何でも物を言えるようにする。私は決断して国交正常化に踏み切ったのです。」
演説が終わると誰も粛として声を上げる者はいなかった。舞台の袖に座っていた木内は、体の震えが止まらなかった。訪中に同行したが、この瞬間の感動が最も強烈に焼きついた。
※田中角栄~その巨善と巨悪~より抜粋(部分略)
小学校卒の学歴で、投獄経験もはねのけ、ここまでやった男がいた。
日本中に公団住宅を設け、各都道府県にテレビ局をつくり、高速道路、ガソリン税、新幹線を造った男は、今の日中関係の「はじまり」をつくった男でもあったわけなのだ。
流出もいい。そういう正義もあるだろう。
だが、お隣さんとの末永いお付き合いを、我々が望むなら。
家族のような、細かいこと気にしない、愛し愛される関係を我々が真に望むのなら。
その答えは必然と導きだされるように思うのだが、どうだろうか。
アフリカに行ってきました~サファリ@ケニア~
2010.10.19|iwamura
アフリカに行ってみたい、と思ったのは、いつごろからだったろうか。。。
おそらく、このへんの本を小学校1年生の時にむさぼり読んで、遠い未来の目標に据えていたような気がする。
日々の業務を行い、深夜に消しゴムのカスなど拾っていたおれ(と同居人)は、突如として、「カモメが飛んだ!」と叫び、ケニア航空KQ861便にスバヤク飛び乗り、一路アフリカを目指したのであった。
ケニア空港。いきなり滑走路の向こうはサバンナ。そして、双眼鏡を覗く同居人が不審な発言をするのである。
「滑走路の向こう。。。遠くのアレ。。。キ、キリン?!」
「んなワケねーだろー?」
ホントでした。
そして、サファリカーで一路、初日に目指したのは「アンボセリ国立公園」。どーしてもキリマンジャロが見たかったのであります。
サファリカーこんな感じ。輸入日本中古車。「湘南波物語」ってサーフショップのステッカー残ってた。
ドライバーのジミーは顔が怖いが運転も怖いという、日本刀のようにエッヂの利いたアフリカンであった。
さあスタート!
まだこの辺は舗装されてますね。ダッシュボードの「ジミー」の手書き文字が「キャンドルジュン」ぐらいシュール。
治安はあまり良くはないみたいで、街に白人とか皆無。
国立公園に近い田舎町はこんなかんじ。
でも、サファリは治安とかカンケーないもんね。でも「どうぶつたくさんいるので、車からは出ないでね」とのこと。
いやー、テンションあがってきた。
そして。。
!
まずはオーストリッチ。
ガ、ガゼルー!そしてガゼルの向こうのでっかいやつはトーゼン
そおなんです。
ぞおさんでありますね。
※おとなしいから近くまで行っても全然へーき。
そして今回一番たくさん見たのこいつ。
なんか「食われ役」って感じの哀愁ただよっててイイぜ「ヌー」!
とにかくヌーはその数が圧倒的。右の地平線から左の地平線まで群れが続いてたりして、それってちょっと想像の外だった。
そしてこの群れは。。。
しまうまさんです。シリがきれいだったなー。
しかし、おれは何も10日間も仕事を休んで、シマウマさんのシリを見に来たわけではないのであった!
見たかったのは
①「サバンナに沈む夕日(できれば動物のシルエットつき)」
②「ライオン」
③「キリマンジャロの雪」
なのである。
※下記は小生のアフリカ行く前の勝手なイメージ
しかし、時期は乾季から雨季への移行期であり、
①「夕日はこの時期、雲が多くてビミョウかもよ」
②「ライオンとか肉食獣は、そもそも見れないこと多いよ」
③「曇ってるから、キリマンジャロもトーゼン見えないもんね」
という当日であり、おれは自分の運命を呪ったものである。
呪ったのであったが。。。
なんか太陽のエネルギーで雲吹っ飛んできたぞ!
そして、まさか、
まさかの、、、
おお!なんだこのでっけー夕日は!!
うっかり理由もなしに涙がでる。なんでだ!?なんでだーーー?!
と、ここでムセンが入るのだ。
サファリカーは多分東京都ぐらいの広さの国立公園に30台ぐらい走り回っているんだけれども、みんなで情報共有して、レアな肉食獣とかが出ると、「ドコドコ区画に出たぞ!」みたいな連絡を取り合うわけです。そしておれはこの時、ムセンが「シンバ!(ライオン)」と言ったのを聞き逃さなかった。
そして!
おお!う、美しい。。。
やはり、ネコ科の動物は、しなやかで美しいのう。連射してしまった。。。
そして、そうこうするうちに、夕日はさらに美しくなっておったのだよ。
これはヤバい!
ビバ山崎豊子!沈まぬ太陽!
そして、まさかまさかの、、、
夕日とゾウのシルエットが、今ここに!
時間と角度を変えてもう一発いってみましょう。
もうダメだ。。。
泪どころではない、おしっこをもらしてしまいそうだ。。。
そのときである。ドライバーのジミーが叫ぶ。
「AKI!キリマンジャロの雲が晴れてるぞ!」
「マ!マジかー!!!」
おおぉぉぉぉぉ。。。。。。(ハラから出た声にならない声)
もう、日本に帰ってもいい。
もう、おれはこれ以上立っていられない。何も考えられない。。。
「でっかいなアフリカ」。
それが、初日夕刻の小生感想でございました。
※2日目以降の件は、またタイミングを見てご報告いたします。