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21世紀の「仕事!」論~パイロット編~
2011.02.17|iwamura
ということで、仕事中(!)にほぼ日さんを見てウットリしてしまっておりました。
21世紀の「仕事!」論より。前回は「テレビマン」でしたが、今回はパイロットネタ。
男の子はみんな大好きであろう。
敦澤 はじめてコクピットに座ったのは
パイロット訓練生だったとき。
その日は天候が悪く、小雨がぱらついていて‥‥。── ええ、ええ。 敦澤 雲が、低く垂れ込めていました。 ── ‥‥はい(なぜかドキドキしている)。 敦澤 厚い雲の中って、昼間でも光が入ってこない。 で、そんな薄暗いところから
とつぜん、雲の上の世界へ出たんですが‥‥。── いかがでした‥‥か? 敦澤 ここは天国かと。 ── ははーっ! 敦澤 あのときの雲は‥‥そうですね、
おそらく
高度3000メートルくらいだったかと
思うんですけれども。── ええ、ええ。
敦澤 ピッカピカの良い天気で‥‥。 ── 遮るものが、何にもないわけですもんね。 敦澤 真っ白な絨毯のうえを
スーッと滑っていくような感じです。── ‥‥気持ちいいでしょうねぇ。 渡辺 気持ちいいです(キッパリ)。
── 誰もいない、何もない世界‥‥。 敦澤 そうですね。 高度3000メートルくらいまでは
鳥が飛んでたりしますけど。── へぇ、鳥って、そんなに高いところまで。 敦澤 あとは、蜘蛛がおしりから垂らした糸を
時速300kmを超えるような
ジェット気流に乗せて
太平洋を横断するなんて話も
あるようですが‥‥。── バルーン・スパイダーというやつですね。 敦澤 さすがに見えないので。 ── ‥‥小さいですしねぇ。 敦澤 でも、ミッキーマウスさんには
たまに会うかなぁ。── ミッキーマウスさん? 敦澤 ええ。 ── すみません、ミッキーマウスさんと言うと、
あの世界的に有名な
「ミッキーマウス」さんですか!?敦澤 はい。 ── ええーーーっと‥‥。 敦澤 あはははは、すみません(笑)。いえね、ほら、ディズニーランドなんかで
お子さんが手を離してしまった‥‥。※ほぼ日刊イトイ新聞さんより抜粋(部分)
「体験談」はいいよなあ。
ほぼ日さんとほぼ同時期に、別のウェブサイトでもめちゃくちゃブックマークされていたページがあったのだが、それもパイロットさんのモロ体験談。「マッハ(音速)を超えるってこんなかんじ」By三菱重工さんのウェブページよりこちら。
高度40000フィート速度0.95マッハこれが音速への入り口です。
左手のところにあるレバー(スロットル)を最大パワー位置にします。
戦闘機の場合、最大パワーは2種類あります。(謎笑)
1つは、エンジンの最大回転数を得られる位置です。民間機などでは離陸の時などに使われます。戦闘機乗りは、「BUSTER」と呼びます。しかし、戦闘機のエンジンにはさらにその上があります。(笑)
この位置は、エンジンの回転数はそのままで、エンジン排気口にさらに燃料を流し込みます。これによって、燃料流量は2倍になり推力が1.5倍ほどになります。これを「GATE」と呼びます。これに伴い、飛行機は急激に加速を始めパイロットを座席に押し付けます。燃料流量計が読み取れない速さで増加していきます。昇降計が小刻みに上下に震え始め、高度計も何を示そうか迷い始めます。
次の瞬間、突然高度計が激しく回り始めて大気の状態をモニターしている、エアーデーターコンピューターが計算が追いつきませんと警報を出します。しかし、目を速度計に移すと機体が音速を超えたことを何も無かったかのごとく平然と示しています。
これが超音速への第1歩です。50年ほど前まではここまでが人間に許された最大速度でした。多くの勇敢なパイロットたちは壁の向こうを覗いても帰らぬ人になっています。
しかし、現在はスロットルさえ前に出せば誰でも簡単に訪問できる世界になりました。音速を超えた飛行機は益々元気になって加速を続けます。後ろを振り返ると、濃紺の空に自分が引いてきた飛行機雲が白い1本の線としてくっきりと見えます。コックピット内もちょっと静かな気がします。何しろ、音より速く飛んでいるのですから!(笑)
機体近傍に目を向けると、自分の横に衝撃波が立っているのが観察できます。それでも、飛行機はさらに加速します。※三菱重工さんHPより抜粋(部分)
「衝撃波」
はこんな感じか?
さて、それでは高度一万メートルどころではない、
マッハの壁どころではない、
時速28000キロで高度350キロを周回する、日本人パイロットが船長に決定という嬉しいニュースこちら。
【ワシントン共同】宇宙航空研究開発機構は米東部時間16日(日本時間17日)、宇宙飛行士の若田光一さん(47)が2013年末から6カ月間、国際宇宙ステーションに長期滞在すると発表した。最後の2カ月間は日本人で初めてステーションの船長として、長期滞在の指揮を執る。
若田さんは「任務の重大さをかみしめている」とのコメントを発表した。
若田さんは日本時間17日午前10時から、普段、訓練をしている米テキサス州ヒューストンと都内の同機構事務所をテレビ会議システムでつないで記者会見する。
※47ニュースより抜粋(部分)
自分はパイロットではないけれども。
しかし、「まだ見たことのない世界」を見に行きたい、といつも思っています。
そんな仕事が、できたらいいですね。
オナニー事件
2011.02.08|iwamura
―――思い起こせば、7年前。
楽天でブログを始めた日のことを思い出します。
あのとき僕がブログを書くきっかけになったのも
「自宅に帰ったら椅子の上に巨大なウンコあった」
という出来事でした。(実話です)
(もしこのブログが続くようであれば、あの出来事については
もう一度詳しくお伝えすることもあるでしょう)
あの椅子にこんもりと盛られた巨大なウンコを見たとき
「この出来事を誰かに伝えなければならない」
そんな使命感に駆り立てられ
無我夢中でキーボードを叩きました。
そして今、
僕はまさにあのときのような使命感に駆りたてられながら、キーボードを叩いています。
事の発端は、
僕がアマゾンで本を買ったことにありました。
今回、僕はブッダ関連の本を数冊買ったのですが、
その本と一緒に
エロ漫画を買ってしまったんですね。
いや、これも僕が悪いというより100%アマゾンが悪いんですけど、
「水野敬也さんにお勧めの本があります!」
とか勧めてくるんですよね。
さらに
「この本を買った人はこんな本も買ってます!」
とか勧められると、ついついそっちも見ちゃうんですよね。
で、僕の趣味はエロ漫画収集なわけじゃないですか。
むしろ本業はそっちみたいなとこあるじゃないですか。
分かる人にしか分からないと思うんですけど
「ANGEL世代」のど真ん中じゃないですか。
それで中学生の当時からずっと今に至るまで
世のエロ漫画というものに目を光らせてきている僕は
もう、分かるんですよ。
タイトル、装丁を含めた作品全体から発せられるオーラで
そのエロ漫画がどれくらいのクオリティなのか。
具体的に言うと、どれくらい抜ける代物なのか、
つまりは、
「抜ける」かどうか「見抜ける」男なんです。
で、今回買ったエロ漫画なんですけど、
ある作家の、初の単行本で
その作家については知りませんでした。
つまり、予備知識がほぼない状態で、
そのエロ漫画を買えるか、買うに値するか。
ちなみに、エロ漫画好きって言いましても、
やたらめったら買うわけじゃないんでね。
「エロ漫画ソムリエ」としてのプライドがありますから。
「外す」という行為はお金だけの問題じゃない。
僕の審美眼に関わる「心の死活問題」なんですよ。
そこで、1つだけあったアマゾンのレビューを食い入るように読んで
(4回ほど読みました)
そのレビューが内輪の人の書いたものなのか、そうでないのか
感情的になりすぎていないか、マニアックになっていないか
レビューをしている自分への陶酔はないか
それらの情報を整理分析した結果、
「GOだ」
と判断して、買ったわけですよ。
そんなにまでして買ったエロ漫画を差し置いて
誰がブッダ読めるんだって話じゃないですか。
それができたらもう悟り開けてるよって話じゃないですか。
だから速効でアマゾンのダンボール開いて
エロ漫画にまっしぐらに向かいましたよね。
そしたら、まあ、
「さすが、俺」
でした。
「見事、俺」
でした。
ちょっと早めの
「俺、オブ・ザ・イヤー」
でした。
まあ、完璧な当たり作品だったんですよ。
ただこういうことを書くと
「お前、タイトル教えろよ」って言われるんですけど
それは言えません。言えるかボケ。
こっちは良いエロ漫画にたどり着くまでにどれだけの金額と労力使ってるんだって話なんですよ。
エロ漫画ソムリエとして有料メールマガジン発行したいくらいの勢いなんですよ。
(※ただこういうこと書くと「水野の本の印税は全部エロ漫画に消えてる」みたいなこと言う人がいるんですけど、僕は車とかも持ってませんし、趣味も全くありませんし、寄付もしてるし、エロ漫画は基本中古品なんで、ってなんで俺がわざわざここで言いわけせんといかんの?
いいじゃない、水野頑張ってんだから! エロ漫画くらい買わせてあげなよ!)
ま、というわけで漫画のタイトルは教えられませんが、
著者の方には直筆の手紙を送ろうと思ってます(マジで)。
こういうの大事なんですよ。
エロ漫画っていうのは、
はっきり言って、消費者の質も良くないですから。
アマゾンのレビューとか見てると、
分けわからんところホメたり、
良いところをけなしたりしてますから。
著者はそういうの見てますからね。
ダメな客に潰されたエロ漫画家何人も見てきてるんですよ、こっちは。
だからちゃんと直筆で
「主人公の男性が最初インポであるという設定にしたことによって
ここでの女性の行動にリアリティが出ていて素晴らしい」
「ここですぐに女性が感じ始めず、ぎりぎりまで抵抗したのは素晴らしい」
などと書くのです。
たぶん、通常のエロ漫画家の消費者たちはここまでやらんと思うからね。
良質なエロ漫画市場は、今後も水野が支えていきますよ。
まあ、というわけで
アマゾンのダンボールを開いて2分後にはズボンを降ろしていましたよね。
そしたら事務所の僕の部屋がノックされて、
Hっていう名前のアシスタントが入ってきて
僕は必死にズボンを引き上げたのですが
まあ、作品が素晴らしかっただけに、
その世界に没入していた僕は
完全にタイミングが遅れまして、
そしたらHもおどおどしながら
「今日飯僕作りますんで」
とか言って僕もズボン上げながら
「た、頼みます」
とか言ったんですけど、
もう空気がピリピリ来てるんですよ。
つーか、エロ漫画がそのまま机の上に出しっぱなしになってるんですよ。
僕はこのとき直感しました。
「あ、これは完全に見られたな」と。
―――僕、今年で35歳なんですよ。
しかも、見られた相手、親じゃないですよ。
アシスタントですよ。
事務所でオナニーするような男のアシストを、誰がしたいんだって話じゃないですか。
最初は
■ オナニーを見たHを口止めする
ということも考えました。
しかし、これは大きな危険が伴うということが分かりました。
というのも、秘密というのはゆくゆくはバレるものですし、
なによりこの口止めという行為を含めてバレてしまったら
「水野は部屋でオナニーをしていて、さらにその事実を隠蔽しようとした」
という、巨大な恥の上にさらに巨大な恥を塗り重ねる、もう、恥のスカイツリーですよ。
しかし、
しばらくすると
僕は、この問題が単なる恥ずかしさだけにとどまらないことに気づいたのです。
現在事務所では、今、僕だけ個室を割り当てられており、
他のスタッフたちは全員大部屋にいます。
そして僕たちは
「心地良いスパルタ」
をスローガンに
できるだけ長時間頑張ることを目標に仕事を続けてきました。
そして、
「部屋でオナニーする」という行為は
この信念に完全に反することになります。
すると、事務所の士気が下がり、
みんなが仕事をしなくなり
ゆくゆくは事務所が経営できなくなっていくということも
全然起こり得るのです。
オナニー倒産です。
僕は―――考えました。
その事態を防ぐために、
考えに考え抜きました。
まだ抜いてないのに、考え抜きました。
そして、一つの結論に達しました。
それは、過去の偉大な人たちすべてがこの選択をしたであろうと思われますが、
それは、
「正直に話して謝罪する」
ことでした。
変に取り繕おうとせず、間違っていたことを認めて謝罪する。
これしかないと考えたのです。
そして、それはHが他の人に言う前に、
自分の口から言わなければならないと考えました。
そこで僕はすぐに
「みんな集まってほしい。今から大事な話がある」
と事務所のスタッフ全員を集めました。
今までこんな風に皆を集めたことはありませんでしたので
事務所には緊迫した空気が漂いました。
1年以上事務所に来ているOが泣きそうな顔で言いました。
「もしかして、事務所、閉鎖とかですか?」
僕は言いました。
「それを防ぐために、みんなに集まってもらったんだ―――」
そして、僕はみんなの前で正座をし、拳を膝の上で握りしめました。
どうしてこんな年になってまで、
こんな恥ずかしい思いをしなければならないのか。
こういう思いをしたくなくて
俺は、ひたすらに頑張ってきたのではなかったか。
しかし、どれだけ小さくても、悪の火種は摘み取っておかねばならない。
それが、永続的に繁栄するための唯一無二の方法なのだ―――。
僕は自分にそう言い聞かせながら、震える声で言いました。
「実は……先ほど……部屋でオナニーしてました。すみませんでした――」
するとHが言いました。
「あー、そうだったんですか?」
―――え?
「いや、俺、水野さんの部屋入るの初めてだったんで、どこに座ってるかも分からなくて」
―――は?
「言われなきゃ分かんなかったですー(笑)」
茫然自失となった僕は、
ふらふらとした足取りで部屋に戻り、
椅子に座って頭を抱えました。
一体、これ、何?
一体、この出来事は何だったのか。
意味の無い逡巡。
そして、意味の無い告白。
神は一体、何の意図があって僕にこんなことをさせたのか。
ひたすら考え続けました。
すると、そのとき、頭の中で声が聞こえてきたのです。
「ブログ、書きなさいよ」
声は続きました。
「どうせスタッフ全員にバレちゃったんだから、
みんなにバラしちゃいなさいよ。
そしたら、いつか、君もこう思えるかもしれないよ。
『ああ、あのときオナニー見られたって勘違いして良かったな』って」
このとき、姿は見えませんでしたが、
僕にはこの声の主が誰なのかはっきりと分かりました。
ブッダです。
まだ1行も本を読んでませんが、
というかブッダの本は現在もアマゾンのダンボールの中に置き去りにされたままですが
あれは、間違いなく、ブッダからのメッセージでした。
そんな神の啓示を受けたこの日を記念して、
ブログを再開させていただこうと思います。
今後ともよろしくお願い致します。
※水野敬也のブログより抜粋
と、いうことであまりに面白く、そして嬉しかったので全文抜粋してしまった。
水野氏は「夢をかなえるゾウ」の原作者として有名ですが、「義務教育に恋愛を!」と叫ぶ恋愛体育教師水野愛也としても有名です。
彼のブログや数カ月に一度届くメルマガを非常に楽しみとしていた小生としては、昨今の彼の沈黙が気がかりではありました。
※実は「ゾウ」の舞台とか個人的に観に行ったりしてたもんなあ。。
昨今、この辺の書評で言われることも、「続けること」と「やめないこと」。
長友も明治大学補欠でも諦めなかったんだもんなあ。20年以上も諦めてない。
弊社の毎日エントリーも4年目に突入です。
今日も1日頑張ります。
※おまけ~恋愛体育教師「水野愛也」~
※おまけ②
※おまけ③
今年も横浜は最下位だな
2011.02.02|umiushi
昨日、2/1からプロ野球12球団がキャンプインしました。
特に初日は「野球選手にとっての正月」なんて言われますが、連覇や巻き返しに各球団気合が入っております・・・
と、言いたいところなんですが、しょっぱなからこんなニュースが。
移籍の渡辺直“横浜の洗礼”置いてけぼりに
期待の新戦力がまさかの置いてけぼりを食らった。昨年12月に楽天から移籍した横浜・渡辺直人内野手(30)が、チームとともに沖縄入り。しかし那覇空港で思わぬ災難に見舞われた。
空港ロビーで行われたキャンプ地・宜野湾市主催の歓迎セレモニーもつつがなく終了。ナインは拍手に包まれながらバスに乗り込み出発した。その5分後だ。 到着ゲートを出て、バスロータリーに1人姿を現した渡辺は「あれっ、行っちゃったの?セレモニーは?終わったの?えっ、置いてけぼりじゃん」とがくぜん。 小さな手提げカバンと小型キャスターバッグを引きながら、ロータリーを右往左往。その表情は見事に引きつっていた。
渡辺選手といえば、前所属の楽天では今年から選手会副会長に決まっていたのにトレードされてですね、
楽天3選手号泣更改…渡辺直トレードで
(画像は小物です)うつむいた表情で会見場に現れた鉄平は、自身の契約更改にはほとんど触れず「直さんがああいう形でいなくなっちゃって、僕も悔しくて…」と涙。渡辺のト レードに至った経緯説明を球団に求めたことを明かした。ともに自主トレを行い、人間的にも「師匠」と慕っていた渡辺の突然の移籍劇に、寡黙な男も声を震わ せた。
また、気丈に振る舞った草野も親交の深かった渡辺の話題に我慢できなかった。「僕の中では言葉を発したくない。『頑張れ』だけで十分でしょう…アイツは」と、話すのが精いっぱいだった。
倍増更改の嶋も、何度も涙をぬぐった。「同期としていろいろ僕が悩んでいるときに声をかけてくれて」。田中、永井と豊作ぞろいだった06年入団組。社会人を経て最年長だった渡辺は、まさに兄貴分的存在だった。
こんだけの主力が惜別のコメントを出してる、否、思わず出しちゃうような選手だったわけですよ。
おっさんの星、山崎武司も
「(渡辺は)出すべき選手ではなかった」
(画像は中日時代のものです)
そんな選手にこの仕打ちかい、と。
もうこれはチームとして何がなんだか。しかし当の本人は
渡辺直 置いてけぼりの原因は横浜と楽天のしきたりの違い
(前略)「楽天の時はいつも、荷物を預けていたからね。その習慣で…」。 野球道具など大型の荷物はすでに現地へ発送済みだが、横浜では小型荷物はそのまま機内へ持ち込むのが選手の習慣となっている。
そんなしきたりを知らず、心機一転のキャンプでいきなり味わった移籍先ならではの珍事。「こんなの初めて。ナイススタートっすね。逆に目立っちゃったな」と苦笑するしかなかった。
ええ人や・・・(涙)
こうなったらいつもの辛口ファンサイトにご登場願いましょう。
1998年の横浜日本一を知る身としては、慨嘆に堪えないニュースでございます。
ジャパネットたかたのひみつ。
2011.01.29|iwamura
たかた社長これは似過ぎ(笑)。
ジャパネットたかた社長のものまねをする芸人、ビューティーこくぶが「ジャワネットたかな」として、ジャパネットたかた社長と共演するCMがありました。CMは、ビューティーこくぶがジャパネットの宣伝をしていると高田社長が登場し、一緒に宣伝するというものです。
※ジャパネットたかた公式HPより抜粋(フトコロ広いな)
ほかにはこんなのもあります。
※これはジャパネットたかたとはカンケイないのだが、ここまであからさまにパクられる企業もなかなかない。。
静かな週末にすみません。
でも元気になっちゃうインタビューサイトを発見したので。。。
そうです!ジャパネットたかた社長、高田明氏による九州大学ベンチャービジネスラボラトリーの起業家セミナー講演の様子を発見。以下抜粋。
感動を伝える
昔と違って携帯電話やネットで容易にコミュニケーションを取れるようになったが、その分会話が減り、表情が減ったという。「言葉を伝えても感動を伝えなければ意味がない」。これはテレビ通販も同じだという。感動が伝われば、ラジオ(通販)でも高額のテレビが飛ぶように売れていく。
髙田氏は、パソコンのスペックを説明をするときも分かりやすく、噛み砕いて説明する。それが、顧客に自分の言葉で伝えていくということになる。ラジオ/テレビショッピングは原稿がないという。原稿がないのはプロポーズも同じで、それが想いを伝えるということにつながる。
信頼度について言葉を変えて繰り返し話す髙田氏。熱く語るから、ついつい衝動買いしてしまう客も多いが、金額に見合う品質の商品であれば、衝動買いであっても満足してもらえるという。
テレビショッピング番組でのあのハイテンションは演技でもなんでもなく、「想いを伝える」「感動を伝える」事を実践したら自然とあのテンションになっていくそうだ。
※N-Stylesさんより抜粋
たかた社長は、いろんなところで上記のように「感動を伝えることの重要性」を繰り返しおっしゃっています。
下記は東京ITニュースさんのたかたさんインタビュー動画なんだけれども、「好きな人とだけ繋がればいいというネットの負の部分=若い世代が、感動をいろんな人に伝えることが苦手になってきているのでは。」と発言されていますね。
(ただネットやITを批判するのではなくて、具体的にITのヨワイだろう部分~たかた社長が大事にしたい部分~を的確に指摘するあたりが素敵。)
ITってヨクワカラナイ。怖そう。
高機能家電って難しそう。
対して、この人やジャパネットの安心感ってものすごく「アナログ≒カンタン」なところを前面に押し出しているところではないか。
もちろん、アフィリエイトもやられたりしているみたいだが、基本的に老若男女への理解って、「平べったい画面は綺麗に見えます」「ボタンひとつ押せば録画できますよ」「面倒な古いテレビは5万円で下取りします」っていう、難しいこと言わないところなんだろうなと。
企業家のインタビュー記事やインタビューってムツカシイことが多いんだけれども、上記講演でも、youtubeでも全く難しいこと言ってない。極めてシンプル。
あとは、ジャニーさんも任天堂の岩田さんもそうだけれども、成長企業の社長さんは、自社の商品をこよなく愛しているし、どんなに偉くなっても現場(のネタ)に頻繁に出るという点で共通しているように思う(笑)。
自分のやっていることを愛し、いつまでも楽しんで仕事を続けたいものです。
仕事っぽい話ですみません。みなさんよい週末を。
アメリカで新種のエビラもといザリガニ発見
2011.01.25|umiushi
生き物の新種、というと、深海だの熱帯雨林だの、まあ大多数の方にとっては非日常の環境から発見されるものですが、まるでメーテルリンクのように、新種が足元に転がっていた、というお話。
2倍のサイズ、巨大な新種ザリガニ
新種のザリガニ「バルビカンバルス・シモンシ(Barbicambarus simmonsi)」はアメリカ南東部で一般に見られるザリガニのほぼ2倍の大きさで、遺伝学的に最も近い種はロブスター並みの大きさにまで育つこともあ る。2009年以降、数件の目撃報告があり、今回のショールクリークでの徹底調査となった。
でかいよう!
・・・ていうか、もはやロブスターと何が違うんだコレ。
じつは気になって調べてみたんですが、
ザリガニ(蝲蛄,蜊蛄)( Crayfish )は、ザリガニ下目内の淡水性のグループの総称。
分類学的には単一のタクソンではなく、現生のものはザリガニ上科とミナミザリガニ上科に分類される。
——–
ロブスター(Lobster)は、狭義にはエビ目(十脚目)・ザリガニ下目・アカザエビ科(ネフロプス科)・ロブスター属(Homarus)に分類される甲殻類2種を指す。
もともとロブスターとザリガニって似たようなもんなんですね。例えるならヒトと類人猿くらいの違い(意味)ですか。確かに見た目もそっくりです。
それにしても、アメリカ人が「でかい!」って言うんだから、本当にでかいんでしょうね(偏見)。
見つけた方によりますと、
新種のザリガニを発見した水生生物学者チームの一人で、イースタン・ケンタッキー大学で生物学を教えるギュンター・シュースター教授は声明で、「アメリカ は毎年数百万ドルもの助成金を交付して、生物学者をアマゾンや東南アジアなど世界各地へ派遣して生物多様性の調査研究を行っている。しかし皮肉なことに、 国内での同様な調査への助成金はごく限られている。国内にも調査するべき地域がまだ数多く存在しているのだが」と述べている。
はて、こういう話、どっかで。
スパコンで2年連続受賞
長崎大准教授、低価格部門スーパーコンピューターの分野で最も権威のある賞の一つとされる米国の学会の「ゴードン・ベル賞」を、長崎大の浜田剛准教授(情報工学)のチームが2年連続で受賞した。浜田さんが25日、文部科学省で発表した。低価格で高性能なスパコンを選ぶ価格性能部門での受賞。長崎市の出島にちなんで名付けた同大のスパコン「DEGIMA」で達成した。(後略)
なんでも、パーツは秋葉原でそろえた(そろう)とか。つまり理屈のうえでは、別注しなくても市販パーツだけで誰でもスパコン作れちゃうわけですよね。
秋葉原と言えば、
ソ連が崩壊したあとでKGBのスパイやってた人が
秋葉原のラジオデパートを見て「俺、昔はこの部品一個手に入れて運ぶために命削ってたのに、
何だよぉこんなとこで大量に、しかも安すぎ」って泣き出しちゃったって話だけど、本当かな。
なんて話もあります。さすが世界に名だたるアレな街。
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閑話休題。
最低のコストで最高の結果、といえば、高校の理科で出てくると思うんですが、
なんてのは鼻血が出るほどエレガントな仕事ですね。やっぱりお金は大事です。でも無いなら無いで・・・
・・・うーむ、どうしても斜に構えたオチになりそうなので、本日もまとまらないままフェードアウトいたしまする。