HOME >
週刊ポスト「水嶋ヒロ(本名:齋藤智裕)受賞は八百長」の余波と今後。
2010.12.25|iwamura
今日も香ばしい記事を拾ってしまったので、またまた切込隊長ブログよりご紹介。
これは「センセーショナルな事件」であるとともに、「非常によくできた販売戦略」であって、しかし、戦後処理が大変。
いずれにせよ、買った人はヤられているし、こんなふうに記事にしてしまうワタクシめもヤられている側であることを認めた上で、下記まず抜粋。
小説本編よりも周辺事態のほうが格段に面白い本件でありますが、表題週刊ポストの記事に抗議し拳を振り上げたはずのポプラ社で社員の民忠が下がって叛乱、受賞レースでっち上げ&八百長のネタを各所に持ち込んで炎上という二次災害に発展しております。
本件の何が面白いのかというと、まず小説がどうしようもないほど面白くないこと、その割に舞台装置が豪華で、しかも本がしっかり売れてしまったので、貧乏純文業界の声のでかい人たちが激怒して騒ぎが拡散しているという状況そのものがコメディであり、まさに時事アートだともいえるクオリティの高さにあります。
売れればいいのかという批判が一杯出てますけど、基本的には、本を売りたいのであり、その本の中身がいかにクズであろうともマーケティングさえしっかり立っていればモノは売れるという覇道を突き進んでいるという点で、売れない本を出している凡百の出版社や著者は遠吠えに過ぎないよねえという。
問題は、この手のマーケティングを「騙し」と感じて不快に思った人がどれだけ多く、その後のポプラ社のビジネスにどれだけ響くのかということでありましょう。
※切込隊長ブログより抜粋(部分略)
これは上記ブログにも引用されているが、こういうことですね。
。。。
まあしかし、売れてしまったものは仕方がない。
問題は、山本さん(隊長)も言うように「ポプラ社の信頼性への影響」と、そしてもう一つは「水嶋氏の今後」だろうな。
出版社なんて体力もあるし、どっち転んでも大丈夫なんだろうけれども、芸能界辞めた一個人にとってこれは大変。
これがもし、「芸能界から駆落ちしたはいいけど、嫁さん病気でその治療費がどうしても必要なんでしょ」という誘惑に駆られてしまっただけという話だったり、テスト的に「お前だったら失敗してもいいからやってみろや」だったりしたら可哀想だよな。
前回の海老蔵さんのときも、尖閣ビデオ流出のときも書いたが、こういうときは「誰が得して誰が損してるか」でその背景が見えてくるような気がするのだ。
まあ犯人探しはこの稿の目的ではない。
いずれにせよ、麻薬でも破局でも借金からでも、結局立ち直る人間は立ち直る。どうせ本当の水嶋氏を知るのは、嫁(絢香氏)含めた家族と、あと親友が数人だけだろ。
いやこれは悪口とかじゃなくて、実際自分もそうだし、そもそも人間なんて本当に近くの親友や家族以外、「その人間のホント」なんて見ずに、好き勝手言ってくれちゃうんだから、そんなのほっといて、嫁と一緒に今はただ踏ん張って見せろや。病めるときも伴に支え合う為に、芸能界蹴ってでも、一緒になったんだろうが。
というわけで、絢香×コブクロで「あなたと」
どんな孤独も自由も羽にして あなたに会いに行く
壊れそうな心の隣には あなたと描く未来
どんな些細な痛みも分け合って あなたと歩けたら
途切れそうな心を抱きしめて あなたのそばに居たい
明日もそばに居たい※「あなたと」amazonこちら
いい歌ですね。
若い二人、頑張ってくれ!俺も頑張る!
そして、みなさまにおかれましても、メリー☆クリスマス。
今年も、あと1週間。
大事な人の笑顔の為に、がんばりませう!
夢を乗せて☆ ~リニアモーターカー~
2010.12.17|shiozawa
現在開発中の“リニアモーターカー”の道が正式に決まったようです☆
「夢の超高速鉄道」がいよいよ動き出す。
国土交通省の交通政策審議会小委員会が15日、リニア中央新幹線整備計画の土台となる中間とりまとめを行い、東京-名古屋を一直線に結ぶ「南アルプスルート」を正式に選定した。
JR東海は2014年度にも着工し、27年に東京-名古屋、45年に大阪までの全線開業を目指す。“政治介入”を排除したことで、計画はスムーズにまとまったが、全線開通必要な9兆円を同社がすべてまかなう民間単独の巨大事業だけに課題も山積している。
引用:産経ニュース
一旦道が決まったので一歩前進!
でも、民間単独と言う事でお金のリスクをすべて民間に任せるのにはがっかりですね。
国はお金はかかるけど付加価値に大きい事にはことごと消極的です。
今回決まったのは下のCルート“南アルプスルート”です。
引用:ケンプラッツ
弊社社長の出身地“飯田市”は今回決定したCルートの中間駅になる
可能性が高いとの事!
私としても親近感が沸き、非常にうれしいです(^^)
今でも中央高速道路を八王子から大月方面に向かっている時に
リニアモーターカーの実験場の駅が見えますね(^^)
あれを見るたびに少しわくわくします。
そして次の表がこの3ルート候補の内訳表です。
引用:Gigazine
この表を見ますとどう考えても今回決定した南アルプスルートが良いですね。
東京~大阪間の所要時間は67分で、最も早いですし
その他の費用もほとんど一番安いです!
一番安いといっても約9兆円ですが(笑)
この“リニアモーターカー”
歴史は意外と深く日本のリニアモーターカー研究開始は1962年のようです。
その歴史の簡単なまとめです。
1974年4月 浮上テストに成功
1978年2月 HSST-01 無人走行で307.8キロ達成
1978年5月 HSST-02 公開試乗開始(川崎市東扇島で)
1985年3-9月 HSST-03 科学万博(つくば市)で展示走行 61万人
1986年4-10月 HSST-03 交通博(バンクーバー市)で展示走行 47万人
1987年3-5月 HSST-03 葵博(岡崎市)で展示走行 9万人
1988年3-5月 HSST-04 埼玉博(熊谷市)で展示走行 24万人
1989年3-10月 HSST-05 横浜博で初の営業運転 126万人引用:われら科学の子
もうすでに約40年。
大阪までの全面開通が2045年といってますから80年計画です☆
しかし、
実は世界でリニアを研究してるのは、日本とドイツだけ。
ある意味これだけ苦労をして開発しているわけで、需要さえあれば
すごくいいビジネスになるのではないかと思います☆
現にドイツ製の“上海リニア”がありますし、世界を見れば需要はあるはずです。
引用:youtube
この上海リニアは最速で431km/hもでるそうです。
ですが、
日本(JR東海)で開発中のリニアモーターカーは
JR方式(マグレブ)は超伝導というのを使っており、ドイツ方式(トランスラピッド)
とは違うようで“理論的にはいくらでも加速出来る”そうです!
物価がやたらと高くなってしまった日本。
薄利多売では新興国にはどう考えてもかないません。
単価の高いインフラビジネスに国レベルでもっともっと注力して進めるなど
したほうが、初期投資が大変でもビジネスモデルとしては未来が開けると
私は感じます☆
日本の将来を乗せてどんどん加速していってほしいですね(^^)
ありがとうございます☆
FIFAワールドカップ2018年はロシア。2022年はカタールだってよ。~各国招致用プレゼン動画を検証してみよう~
2010.12.04|iwamura
と、いうことで、みなさんもニュースでご存じの通り、サッカーワールドカップ、2018年はロシア、2022年はカタールで決定だってよ。
う~ん、ニュースで聞いた時には「釈然としない感120%」「オイルマネーの成果じゃねえの?」とか思っていた小生だったが、下記各国プレゼン動画を見ていると、なるほど「一番勢いがあった」のはロシアのものであり、「はじめてを見たい」と感じたのはカタールのものだったのかもしれぬ。
日本のものも悪いとは言わないが、ちょっと「う~ん、だから?」なのかもしれない。
オリンピック招致とかワールドカップ招致って、やっぱり「俺もそこ行ってみたい!」っていかに思わせるか、っていう最大の観光承知というか。地上における最強のプレゼン合戦というか。
それでは行ってみましょう!まずはロシアとカタールから。
☆2018/2022 FIFA World Cup – Russia – “Get Ready”.
なんかちょっとカッコいいんだよな。多分一番カッコよかったのがロシア。
しかもこんなにアツい国だったのか!負けるな坂の上の雲!
☆world cup 2022 will be in QATAR Hide and Seek – English
金かけてますね!
今っぽいんだけど、確かに、「他のどの国にもない感」をゴージャスに出してきました。アラブの王国ワールドカップは、VIPな感じにもてなしてくれそうかも(と期待させる何かがある)。プリンスもアフリカででかいクルーザー乗り回してたしナア。
☆FIFA world cup Japan 2022 [208 smiles] 日本の提案する2022年次世代ワールドカップ
悪くないけど、サッカーと本質的に関係ないというか、ロシアとカタールの方がわくわくする。
☆Korea’s 2022 WorldCup Bid Video
同じことは韓国にも言える。「空港が多い!」とか、サッカーに関係ないんだよなー。自動翻訳機や交通の便でサッカーは面白くはならんのですよ。
☆”Bring It to Our Country” U.S. World Cup Soccer Bid narrated by Morgan Freeman
モーガンフリーマンは声だけかな?オーストもキッドマンを使っていたが、「芸能人」「有名人」でもない。作り方は今風だとは思ったけれど、なんだかパソコンのCMみたいだ(失礼)。
☆Mexico World Cup 2018 or 2022
メキシコはオリエン出てなかったのかな。
テキーラとかマラカスとかメキシコ帽の「勢いだけ」で創りこんじゃってよかったのに!だってそれがメヒコ!なわけでしょう?
☆Australia’s 2018/2022 World Cup Bid Video
なんか可もなく不可もなくで、会議で一番寝るタイミングのパターン。
他国も多いんだけど、「過去のワールドカップやオリンピックの実施経験」も本質的には関係ないし、むしろ招致活動的にはマイナスでもあるかもしれない。
☆FiFA WORLD CUP 2018-2022 Belgium&Netherlands
もっと「サッカー全面におし出し」てもいいのになあ。
ファン・ロンパウ(欧州大統領)のプレゼンテーションは7時のニュースで十分です。
☆England 2018: England United. The World Invited.
「インターネット動画専用」ですか。
これもテンションの上がりきらないヨクワカラナイ映像であるよ。
さて、でも個人的に、カタールより行きたくなったのはここ。
☆FIFA World Cup 2018/2022 Spain & Portugal Bid Official Video
わくわくするプレゼンムービーだと思うのだ。絶対面白そうだと思うのだが、なんでダメだったんだろ。決定2都市に比べて弱いとすれば、「想像がついてしまった」という点だろうか。。。
その未完成な部分も含め、「はじめての開催都市」にかけられるわくわく感は大きい。想像がついてもつまらない。
また、欧州や南米でなく、サッカーを広める目的による、サッカー途上国での勇気ある開催を、わたしは人類の優しさとして評価したい。
日本も韓国も、2002年は勇躍の年であったし、あそこからの2国のサッカーの成長はそれを裏付けるものであると信じる。
オイルマネーもブラックマネーももちろん可能性としてあったとしても。
それでもやっぱり究極は「そこ行ってみたい!」と思わせるかどうか。
ソウイウプレゼンヲ ワタシモヤリタイ。
※動画「TVウォッチBlog」さんより
カテゴリ:soccer|アジア|アド|スポーツ|プロモーション|人物|企画|伝統|動画|地域|政治|海外|環境|発言|経済|芸能|音楽
夢見る翼を宇宙へ!これが世界初の宇宙旅行で実際に搭乗する航空機だ~by Virgin Galactic~(動画あり)
2010.11.27|iwamura
ということで、飛行成功から1カ月余経ってしまったニュースなのですが、これは夢のある話なので遅いも早いもないと思い掲載。
Image credit: Virgin Galactic
ヴァージン・ギャラクティック社(Virgin Galactic)は10月10日、宇宙船「スペースシップツー(=VSSエンタープライズ)」に人を乗せ、母船「ホワイトナイトツー(=VMS イブ)」から切り離し、初の単独飛行試験を行ったと発表した。
スペースシップツーは上空約1万3700mでホワイトナイトツーから切り離され、自由滑空し、再びモハーベ空港に着陸した。スペースシップツーに人を乗せて、単独飛行したのは今回が初めて。
ヴァージン・ギャラクティック社の宇宙旅行は早ければ2011年頃に開始される予定となっており、スペースシップツーを載せたホワイトナイトツーは、約1万8000m上空まで上昇した後、スペースシップツーを切り離す。切り離されたスペースシップツーはロケットエンジンを点火し、一気に高度約110kmの宇宙空間へ上昇する。6名の乗客は約5分間の無重力を体験でき、丸い地球を眺めることもできる。
F1ドライバーのミハエル・シューマッハ選手やルーベンス・バリチェロ選手、デザイナーのフィリップ・スタルク氏、イギリスの物理学者スティーヴン・ホーキング博士らが同宇宙旅行を予約しているほか、日本人として、小僧com株式会社の代表取締役会長兼社長である平松庚三氏、外資系IT企業勤務の稲波紀明氏ら3人も参加する予定となっている。
■VSS Enterprise Completes First Manned Glide Flight | Virgin Galactic
http://www.virgingalactic.com/news/item/vss-enterprise-completes-first-manned-glide-flight/※sorae.jpより抜粋(部分略)
1960年代から2007年まで、100km以上の高さの宇宙に到達した飛行士は448人しかいない。ヴァージン・ギャラクティックは毎年これを超える人数の観光客を宇宙空間に送り込むことになる。
※wikipediaより抜粋(部分略)
い、行きたい。
俺もいつの日か必ず、丸い地球を眺めてみたい。
でも、これがんばれば生きてるうちにぜんぜん行けそうだぞ!!!
ということで、初の単独飛行に成功した「スペースシップツー」の雄姿をどうぞ!
これはカッコイイ!「人間っていいな。」
日本においては、クラブツーリズムさんの「宇宙旅行クラブ事務局」が窓口(名前がほのぼのしててイイね!)。
ファウンダーシート(2011年から飛行開始の先着100名)は既に満席であるが、貸切フライト定員6名様と、乗合の一般枠はまだ販売中のようである!
がんばって、日々働き稼ぎたいと思います!!!
やっとレアアースが届きそうです☆
2010.11.26|shiozawa
尖閣諸島の領有権問題が原因でストップしていた“レアアース”が
久しぶりに中国から日本に届きそうです☆
■レアアース、船積み2隻が中国出港 大畠経産相が情報確認
大畠章宏経済産業相は24日、閣議後会見で、中国からの日本向けのレアアース(希土類)輸出で、荷を積んだ船2隻が現地の港を出港したことを確認したと明らかにした。経産相は「他の船も検査が終わり次第、出港できると期待をしている」と述べ、正常化が進んでいるとの認識を示した。
との事。
レアアースは特定の元素のことをさしており以下の周期律表上で
赤く示した元素です。
昔学校で習いましたね。 周期律表☆
“スイヘーリーベーボクノフネ ~ ~”
レアアースたちは周期律表の後の方ばっかでこの暗記方法で私には
到達できなかった元素たちです(^^)
何でこのレアアースとやらが日本に来ないと困るのかと言うと
現代の工業製品を中心とした多くの物に使われいるのです。
引用:Yahooニュース
テレビや車に蛍光灯!!
なくては困る物ばかりですね☆
こんなに重要な材料ですが現在は
“ 中国が世界の生産量の9割以上を握っている”のです。
引用:wiki
なんでこんなに中国が独占状態になってきているかというと中国は
レアアースの産出できる地層が他の産出国に比べて浅く
安価で供給できるために
1990年以降は怒涛の勢いで産出率を伸ばしたようです。
このままでは“工業大国日本”としては中国に尻尾を握られたような状態です。
そこで最近の日本の動きをみてみると「脱中国」のうごきが加速しているようで
双日、豪からレアアース 10年間、日本の年間需要の3割を確保
大手商社の双日が、オーストラリア西部の鉱山から日本の年間需要の3割に相当するレアアース(希土類)を長期契約することで合意したことが24日、明らかになった。
引用:SankeiBiz
原発2基、日本受注 レアアース共同開発も 日・ベトナム首脳が合意
菅直人首相は31日午前(日本時間同)、ベトナムのグエン・タン・ズン首相とハノイ市内で会談し、同国が進めている原子力発電所2基の建設を日本が受注することで合意した。
ベトナムでのレアアース(希土類)の探査、開発、精製を両国が共同で行うことでも一致した。
引用:SankeiBiz
他にも他にも(数年前ですが)
住友商事は09年末にカザフスタンで国営原子力公社と合弁会社を設立。
ウラン抽出後の鉱石からレアアースを回収し、年3000トンを来年から生産する。
三菱商事もブラジルの鉱山の開発に参画、ディスプロシウムなどの権益の20%を確保している。
引用:SankeiBiz
日本の商社各社も頑張っているようです☆
ただ、新しい供給先を探すだけでなく
“レアアースの代替品での開発”
も今後の日本の頑張りどころですね☆