Mykoちゃん、Cたん


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スマートウォッチの色々☆

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2013.09.13|shiozawa

最近耳にするようになりました“スマートウォッチ”。

スマートフォンと連携していろんなことができるとのことで各社の製品をご紹介☆

ソニー製スマートウォッチ“< Sony SmartWatch 2 SW2 >

sony2

、画面が1.3インチから1.6インチに防水 IP57 にも対応します。Bluetooth 通信の他に、NFC センサーを搭載することで Android 4.0 以降のスマートフォンとの非接触通信が可能。

初期状態で、スマートフォン着信通信、テキスト、電子メール、Facebook、Twitter、カレンダー、天気、アラート、ニュース、リモート音楽プレイヤーなどのアプリが搭載されており、発売時点で約200のアプリが利用可能になるとしています。

2013年9月以降日本を含めた世界各国で発売予定。価格情報はまだ出されていませんが150ドル(約15,000円)前後で販売されると見られています。

 

 

デザインはポップでなじみやすいデザイン。

Xperia スマートフォンなどと連動可能とのことでAndroidを搭載しているから、基本的なことはこれ一つでできそうです。

そして価格も手ごろです。

 

サムスン製<Galaxy Gear>

確認すべきメッセージを受信した場合は、携帯電話やタブレットを取り出すと、Smart Relay機能によって、Galaxyデバイスのフルサイズのスクリーンに必要なデータがすぐに同期される。

Galaxy Gearでは、音声操作による通話が可能だ。さらに、音声によってメッセージを作成したり、アラームやスケジュールを設定したりできるほか、ディスプレイで天気を確認できる。

内蔵の1.9MPカメラで、写真や10秒の720p動画も撮影できる。

通話もできるというはなかなかの優れもの。

デザインもなかなかスタイリッシュ。

 

ソノスター製スマートウォッチ<Sonostar>

http://www.youtube.com/watch?v=6imvnZt9GLY

 

クアルコム製「Qualcomm Toq」

 

「COOKOO」

こちらの商品は一風変わっていて普通の時計のように見えます。

しかし、電話やメール、SMSなどの着信を知らせる機能があり、さらに時計側からスマートフォンを操ることでカメラ撮影やFacebookのチェックインを行うことができるなかなかの優れものです。

イメージ的には、スマートフォンをサポートしてくれる時計といった印象です。

 

こちらの商品は意外と今注目されている商品☆

Nissan Smartwatch Concept  「NISMO WATCH」

「NISMO WATCH」は、省電力無線「Bluetooth Low Energy」を利用し、NISMO仕様の車に接続する。平均速度や燃費、交通状況などのテレマティクスや運転データなどを表示。

さらに心拍数モニターも搭載されており、運転者の心拍数が高過ぎると警告を行う。

またフェイスブックやツイッターなどのSNSの投稿も確認できる。

現段階ではコンセプトモデルだが、将来的には心電図や脳波、体温のモニタリング機能の搭載も検討しているという。

 

http://www.youtube.com/watch?feature=player_detailpage&v=PQyVETP1VfQ

なんと、自動車メーカーの日産製スマートウォッチ

デザインが他のスマートウォッチと比較して群を抜いて斬新☆

さすが自動車メーカーといった印象です。

機能はとっても特徴的で自動車走行中に確認したい機能を中心にSNS投稿もできれば十分です。

 

 

ちなみスマートではないですが 腕時計型の携帯電話(PHS) が約10年ほど前に存在していたそうです。

その伝説的な製品がこちら。

 

セイコー製腕時計型PHS <WRISTOMO>

しかも、WRISTOMOは日本で市販された唯一の腕時計型携帯電話で2003年5月に発売。

まさに伝説です。

 

上記のとおり、スマートウォッチはコンセプトも各社かなりバラバラで

今が一番楽しいところですが、市場としてはこれからかなといった印象です。

そしてこちらが今後の世界市場規模予測です。

まだまだこれからといった感じですが、

2016年には年1億台になるとの見方もあるようです。

これからは時計屋さんと携帯ショップの区別が付かなくなりそうです。

 

ありがとうございます。

マイカーならぬマイエアー?

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2013.09.07|saito

こんにちわ!齋藤です!

※ICON公式HPより

どうでしょう?ラジコンではありません。

今、ICON社で開発中の「ICON A5」という飛行機。

手軽に乗れる飛行機をというコンセプトのもと2004年頃から開発を行っていたようで、

かなり実用に近い段階まで来ております。

※ICON公式HPより

コクピットは、さながら高級スポーツカーの様なデザインで、スタイリッシュ!

※ICON公式HPより

空も水もOK!2人乗り仕様の小型機です。

ちなみに販売予定価格は$139,000 (約1,000万円)との事。

この機体を操縦するには、もちろん免許が必要で、アメリカ内では連邦航空局が定めるSport Pilot License (SPL)が必要。

日本の場合は自家用操縦士免許が必要。

また、免許の取得には航空身体検査合格、航空無線通信士を含み実技40時間以上が必要となり、1年程かかる。

費用は約400万円。

 

※youtubeより

 

ちょっと羽が開くシーンがマクロスのOPっぽくて、テンションあがります!

マイカーならぬマイエアーな時代が近づいて来てますね!楽しみです。

ありがとうございます。

空気中から水を作る☆

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2013.09.06|shiozawa

ジメジメした日本の夏。

当然、ジメジメするということは湿度が高いということ。

そして、空気中に多くの水分を含んでいるということですね。

 エアコンの冷房をつけると当然のように室外機のホースから水がちょろちょろと流れます。

つまり電気で水を作る事(空気中から得る)ができるわけですが

もっと乾燥した水が不足した地域でよりたくさんの水分を空気中から取り出すことができたら、世界中の水不足が解決するのではないでしょうか。

ということで今日は“空気中から水を作る”をテーマにたテクノロジーネタでまとめてみたいと思います。

                

■空気中の水分を飲み水に変えるシステム:MITが開発 <2013/9/4>

空気中の水分を飲み水に変える高効率なシステムが開発された。

雨はほとんどないが海からの濃霧が発生するチリの地方で大型施設をつくれば、そこに住む人々の需要を満たせると計算されている。

マサチューセッツ工科大学(MIT)の研究チームが、チリの研究者の協力を得て、空気中の水分を集めて飲み水に変えるシステムを開発した。

 

 

このシステムは、従来の同様のシステムと比べて最大で5倍効率がいい

空気中の水分を集めて水に変える技術は、新しいものではない。

17カ国以上ですでに、飲み水を空気から作り出すのに利用されている。

こうしたシステムは、通常、テニス用の大型ネットに少し似た網(ポリオレフィン製の不織布でできた網)を使用する。

世界で最も乾燥した地域で空気中の水分を集めて生き延びている特殊な植物や昆虫からヒントを得た技術だ

引用:WIRED.JP

通常より5倍も効率がいいということで砂漠地帯でも水が取れるとはかなり期待ができます。

そんな技術にヒントを与えてくれたのは虫です。

ナミブ砂漠の甲虫のようです。

この甲虫は、年間降水量がわずか1.3cmというナミブ砂漠だけに生息しているが、硬い羽(鞘翅)の表面で、海風から水を集めて生き延びている。

鞘翅の表面は微小な凹凸で覆われていて、その頂点部分が水を引きつけ(親水性)、横の部分が水をはじく(疎水性)。

海風が吹いてくる方向に向かって羽を広げて湿った空気を受けることにより、最終的には直径15~20ミクロンの小さな水滴が背中に溜まり、口に向かって流れ込む仕組みになっている。

生物を模倣することで生み出された技術は意外に多いようです。

また、全く異なった視点から開発された技術はこちら。

■空気から水を抽出。電源は風力から

フランスのEole Water社では、空気中の水蒸気を凝縮して飲料水を作る装置を開発。

現在UAEのアブダビ市郊外、ムサファ地区でテスト中だ。

Eole WaterのMarc Parent氏が空気中の水蒸気から飲料水を作ることを考案したのは、およそ15年前。

エアコンの排水に発想を得たものだという。
Parent氏は研究を重ね、風力発電装置に組み込むことで外部電源を必要としない「WMS1000 wind turbine」を開発した。稼動に必要な風速は最低7m/s。

 


ムサファでは1日に最大800リットルの飲料水を生産できているという。
集められた水は紫外線処理を含む5段階の処理を経ることにより、WHOの飲料水水質ガイドラインをクリアしているとのことだ。 

引用:eole water

 

こちらの技術こそ冒頭のエアコンの排水をヒントにした技術。

今回紹介した技術はどちらも、基礎の部分はすごく単純なものです。

それを日々、磨き上げる事で新しい可能性を生み出しているのかと思います。

 

世界の特に発展途上国で発生している水不足問題

水の豊富な日本ではなじみの薄く、実感する事がほとんどない問題です。

 

中央、東南アジアと特にアフリカで水不足が顕著なのがわかります。

また、人口にして約9億人つまりは世界の7人に1人は安全な水を手にする事が出来ていないとのことです

さらにはこれからも人口はどんどん増えていき、それに伴い必要とされる水も比例して増えていくと考えられます。

現に世界各国で水不足が発生しております。

ところが、地球にある水、はたまた大地に降り注ぐ水の量は変わりません。

限りあるパイの中から水を作り出すにはやっぱり人間の知恵が必要です。

人間の知恵である最新技術を駆使して、今までには手に入れられなかった環境から水を獲得する技術がいっそう必要になります。

どんな水の少ない環境でも空気はあります。

空気から水が取り出せてかつ安価でできるようになることで貧しい人にも手に届くものになるはずです。

そんな最終終着駅まで早くたどり着くことを願っております。

ありがとうございます。

 

これからもっと“センサ”が増えていきます

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2013.08.30|shiozawa

ほとんどすべての家電製品製品に入っているセンサ”。

もちろん、携帯電話や冷蔵庫、パソコン、テレビ、洗濯機、ありとあらゆるものです。

センサ”はセンサでもにもいろんな種類があり、

温度を測定するものや、光を検出するもの、平衡感覚を検出するものやスピードを検出するものなどなど。

そんな、もはやなくては生活のできない“センサ”の最新動向や将来性についてご紹介。                    

まず最初にセンサの可能性を示す記事を紹介☆

「センサー1兆個の世界」目指すプロジェクト、米国で始動   2013/7/9

米Fairchild Semiconductorは、米University of California, Berkley校などとともに、毎年1兆個規模のセンサーを使う社会「Trillion Sensors Universe(1兆個のセンサーが地球を覆う世界)」を目指すプロジェクトを立ち上げる。

newclipstanfordwallpaperweb

 2013年10月に米Stanford Universityでキックオフ・イベント「Trillion Sensors Summit」を開催。

日本を含む世界中から参加メンバーを集めて活動を本格化させる。

1兆個のセンサーは、現在の世界需要の約100倍に当たる。

世界中の人間が1人平均で毎年150個のセンサーを消費する規模だ。今はセンサーが無縁のものにまで装着し、あらゆるものにICT(情報通信技術)の恩恵をもたらす世界を想定しているという。

 例えば錠剤一つひとつにセンサーを内蔵し、患者が飲んだら体内から無線で信号を飛ばせば、より確実な治療が実現する。

プロジェクトの参加メンバーは、米政府の補助金を得て産官学プロジェクトへ発展させることも検討している。

引用:日経新聞

ありとあらゆるものにセンサを付けて情報を得ましょうと言うプロジェクト。

たしかにセンサで検出した情報を有用に使えばより一層役に立つ可能性を秘めています。

今回のプロジェクトに参加予定の企業は

Fairchild, HP, Intel, TI, Qualcomm, Google, Intel, Avago, John Deer, Bosch, ST Micro などなど

世界的にも有名な大企業が積極的に参加するようです。

そして、これからプロジェクトに参加する日本企業も色々とわかってくるかと思います。

 

でも、“センサ”っていまいちわからないな” ということで、一例をご紹介。

■「耳が光って血糖値をお知らせ  ―4ヶ月以上長期埋め込み計測に成功!―」 <2011/08/03>

東京大学生産技術研究所と技術研究組合BEANS研究所は、血糖値に応じて光の強度を変えるハイドロゲルをファイバー状に加工し、マウスの耳に4ヶ月以上埋め込み血糖値を計測することに成功した。

20110802

引用:東京大学

この例はは一目で血糖値がわかるセンサ。
通常、何もなければ人にはあまりわからないことをより簡単に確認できるようにするのがセンサです。

そして次に非常に注目されていて、私自身も大きな可能性を感じる、最新のセンサについてご紹介。

■見えてきた「バンソウコウ・センサ」、1枚1000円で貼るだけ

 2013年7月5日、東京ビッグサイトで開催された「ナノ・マイクロ ビジネス展」で、進行中の国家プロジェクト「社会課題対応センサーシステム開発プロジェクト」の成果と計画について紹介するセミナーが開かれた。

絆創膏のように貼るだけでセンサ・ネットワークを構築できるセンサ・モジュールの開発経緯が明らかになった。

 

センサ・モジュールのイメージ。グリーンセンサネットワーク研究所のデータ

 

このプロジェクトは、無線通信機能と自立電源機能を搭載したフレキシブルなセンサ・モジュールと関連技術を開発するもの。

センサ・モジュールは、対象物に絆創膏のように貼って、周囲の環境をセンシングしてデータを無線で送信する。

コストは1000円程度である

設置が容易かつ低コストなので、工場、オフィス、店舗などに、大量に敷設しやすい。

今回のセミナーでは、新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)と共同開発している実施主体の技術研究組合 NMEMS技術研究機構のグリーンセンサネットワーク研究所などから発表があった。

センサ・モジュールは、高集積MEMSセンサを実装したフレキシブル・アンテナをフレキシブル蓄電・発電デバイスと重ねた構造である。

寸法は、絆創膏と同じ程度の2cm×5cmで、厚みは最も厚い部分で1mm程度である。現在は、要素技術を開発中であり、プロトタイプを2014年3月に完成させる予定だ。

引用:Tech-On

たった1000円程度で、そこ空間にある情報をキャッチできる。

そして、もっともすぐれた点はやはり、“自立電源”。

だから一生使えて実に有用です。

これは国家プロジェクトと言うことで世界に拡散できる可能性を感じるものになっています。

そもそも、日本はセンサの開発が世界トップクラス。

多くの企業がセンサを開発・販売していますので、経済復活の一つの種として大きく育てばいいなと感じます。

ありがとうございます。

頭の中が色々わかる“脳スキャン”

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2013.08.23|shiozawa

人間の“”の中を探る、そんなことは不可能と思っていましたが

最新の研究では、

人間が考えている事を外側からかなり正確に読み取ることができるようになっています

この外側から脳内を読み取ることを脳スキャン”というようです。

そんな脳スキャンの研究結果をいくつか紹介☆

 

目で見ている文字を脳の活動から読み取ることに、ある研究チームは成功したそうです。

脳スキャンで「見ている文字」の解読に成功  <2013.8.22>

オランダにあるラドバウド大学ナイメーヘン校の研究チームが、被験者の脳内の知覚情報を「解読」することに成功した

形状認識とアルゴリズムのトレーニングを組み合わせ、人間が文字を見たときに生じる機能的磁気共鳴画像(fMRI)の信号の変化を理解するよう、アルゴリズムに学習させる方法を用いたものだ。

「これは知覚を解読しているといっていい」と、『Neuroimage』誌に近く発表される研究の共著者であるマルセル・ファン・ヘルフェンは述べている。

今回用いられた手法は、視覚刺激を後頭葉においてとらえるというもの

後頭葉は、脳の後部にある視覚処理の中枢であり、この場所と網膜における情報は1対1の対応関係を保つ。

「視覚空間におけるピクセル(画素)は、皮質においても同じようにマッピングされる」と、ファン・ヘルフェン氏はWired UKの取材に対して述べた。

簡単にいうと、網膜上のピクセルは、後頭葉においても同じ相対的位置を占めるということだ。

引用:WIRED.JP

これはとっても面白いお話です。

目で見たものがそのまま脳内の“後頭葉”で

目で見た位置と同じ位置関係で反応する

まるで写真を脳内にコピーしたかのようです。

上の画像は

研究では、被験者をfMRIスキャンにかけた状態で、画面にぱっと現れる一連の文字を見せた。

筆跡がいろいろに異なる手書きの文字「B」「R」「A」「I」「N」「S」を表示し、それを見たときの後頭葉の反応をfMRIによってモニターした。

まさにその、モニターに表示された結果です。

文字として正確に読み取ることができるようです。

 

 そしてこちらのニュースも脳の中の情報を外部から読み取る事が出来た一例です。

「植物状態」患者と意思疎通に成功:脳スキャンを活用  <2013.8.21>

12年間にわたって無反応とみなされてきた患者であっても、脳で行われている活動をスキャンすることで、意思疎通ができることが示された。

植物状態 意思疎通

「JAMA Neurology」誌で発表されたこの研究では、重篤な脳損傷により長期間無反応だと考えられてきた3人の患者(1人は、植物人間状態にまで陥っていると考えられていた)が、実際には外部からの指示を理解していることが示された。

論文では、彼らがそれをどのようにして示したか詳しく述べられている。

[「植物状態」は、脳の広範囲が活動出来ない状態にあるが、辛うじて生命維持に必要な脳幹部分だけは生きている状態を指す]

論文の主著者である西オンタリオ大学脳心理研究所のロリーナ・ナシ博士は、リリースで次のように述べている。

「私たちは今回初めて、植物状態と診断された患者が、自分の注意を向ける先を変えることで、自分に意識があることを伝え、他者と意思疎通を図ることができることを明確に示した」

引用:HUFF POST

外部的な見た目と簡単な脳波だけでは脳死状態かが実はわかっていなかったということを示しています。

ということは、本当は脳死ではなかった人も脳死の判定を受けていた可能性があるということも考えられます。

ちょっと恐ろしくも感じる研究結果です。

ただし、身体的な理由で意思疎通が難しい人とのコミュニケーションには大変役立ちそうです。

次は人間以外の動物に利用した場合の研究結果です。

■「イヌの思考」を脳スキャンで調査  <2012.5.7>

イヌの脳をfMRI(機能的磁気共鳴画像)装置でスキャンし、イヌが「何を考えているか」を研究する試みが進んでいる。

『Public Library of Science One』に掲載される予定の研究論文では、イヌの脳において、報酬を期待するときに活性化すると予測される領域が、実際にその通りだったことが実証され、fMRI(機能的磁気共鳴画像)装置によるイヌの研究が論理的に実行可能であることが示されたと述べている。

論文の主著者であるエモリー大学の神経科学者であるグレッグ・バーンズは、普段は人間の意思決定における脳の様子(日本語版記事)を研究している(日本語版記事)。

バーンズ氏によると、認識研究の動物モデルには、こうした研究で一般的に用いられるサルよりも、イヌのほうが優れている可能性があるという。

サルにとっては、人間がたくさんいる実験室は異常な環境だが、イヌにとっては人間と一緒に過ごすことは自然な環境だからだ。

引用:産経新聞

人間のみならず、他の動物も考えた時に活性化する脳の位置さえわかれば読み取ることができそうです。

特に犬は人間と接する事の多い動物なので私もとても気になります。

この犬はいったい今何を考えているのかなと。

                                     

他には犯罪予知に使えるのではないかといった例です。

■最新の脳スキャン技術を使うと犯罪を予知できるらしい   <2013.04.25>

ニューメキシコ州のアルバカーキにある、非営利のMind Research Networkの神経科学者ケント・キール氏と、その共同研究者は、釈放直前の男性受刑者96人を対象として研究を行いました。彼らは、受刑者達に、迅速な判断を要したり衝動的な反応を抑制しなくてはならないコンピュータータスクを与え、その間の脳の様子を機能的磁気共鳴画像(MRI)でスキャンしたのです。

このスキャンでは、意思決定や共感、また情動等の認知機能に関わっているとされる前帯状皮質(ACC)の動きに注目しました。

そして、出所後に、彼らがどのような生活を送るのかを追ったのです。

調査対象者の中で、迅速な意思決定をするタスクでACCの活性が低かった者は、年齢や薬物、またアルコールの乱用、精神病等、他のリスク要因を確認した上で、出所後にも犯罪を犯し逮捕される可能性が高かったという結果が出ました。

そして、ACCの活性ランキングの下半分に位置した男性は、あらゆる犯罪の再逮捕率が2.6倍、非暴力犯罪での再逮捕率は4.3倍という数字となりました。

昨今、どのようにすれば脳イメージングスキャンで未来の行動を予測出来るのかということが研究されており、今回紹介したものは、その中の最新のものです。

しかし、fMRIに依存する研究は、その信頼性に議論の余地があります。数年前のことですが、死んだサーモンの脳をfMRIでスキャンしたところ、活動しているとマシンが読み取ったことがありました。

引用:GIZMODO

脳スキャンの結果で犯罪の再犯率がわかってしまうというのも、未然に犯罪を防止する事ができるといった点では有効化もしれません。

ただ、気が付かないうちに犯罪防止のマークが自分にもかかっていたらと考えると不安な思いもあります。 

脳スキャンの技術が進めば進むほど、被験者がどんなことを考えているかが正確に読み取られるということですから、

“犯罪者の脳内を探ることができれば、その事件の真相が読み取ることができる”

そんな、映画のような時代が来るかもしれません。

今後の研究の進歩が楽しみでもありますが少々怖さも感じます。

ありがとうございます。

 

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