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岡田監督むちゃぶり⇒今野『闘莉王のマネ』⇒森本『南アフリカの歌?』
2010.07.02|iwamura
ということで、久しぶりに鬼のようなブックマーク数の動画を発見したので掲載。
これはテレビ等では結構流れているのか?
これは、モトネタの説明が必要ありですね。
あきらかにこれだな(笑)。
岡田監督のむちゃぶりや、今野さんのモノマネで、駒野さんも笑顔だったのが、印象的だった。
中澤さん(写真上段中央)も大分爆笑していたな。
(※ちょっと笑い過ぎだけどな)
岡田 僕もたくさんのチームを作ってきましたけど、その中でも1、2を争う素晴らしいチームだと思っています。
ピッチの中でも日本の代表として、日本人の誇りをもって、脈々とつながっている日本人の魂をもって戦ってくれた。この選手たちを本当に誇りに思います。それとともに、こういう素晴らしい選手たち、スタッフと一緒に仕事ができて本当に幸せだなと思っています。
――応援してくれた子供たちにメッセージを
岡田 代表選手たちにも同じことを言ってますが、これからサッカー人生、それ以外でも、いいときばっかりじゃない。いいときもあれば悪いときもある。でも悪いときというのは必ず、それがその人に必要だから。何のためかといったら、次に成長するため。そういう意味でうまくいかなくなったり、風が吹いたときに、簡単にあきらめない。そして絶対にネガティブにならないで立ち向かっていく勇気、そういうものを今回この選手たちが示してくれた。子供たちにはぜひ、つらいこと苦しいことがあっても、簡単に逃げずに、この代表チームの選手たちのように見せてほしい。
※yahoo sportsさん日本代表帰国インタビュー全文より抜粋(部分略)
もちろん、賛否はあるというか、オシム前代表監督も言われるように、批判的に厳しく選手を育てることも大事。
確かに、ワールドカップ敗退で歓喜している国に、ベスト4は厳しい、とする論理も理解できる。
だがそれでもしかし、最後まであきらめず闘うことができた彼らを、今は尊敬し讃えたい。そして、諦めず闘えた彼らには、個人プレーの欧州クラブサッカーとはまた別の、「一致団結力」という名の「友情」があったのだと信じたい。それがにじみ出た、記者会見だった。
最後に、モノマネされた闘莉王さんと、モノマネした今野さんが一緒にインタビューに答える動画を発見したのでアップです(ワールドカップ出場決定時)。
自分たちの高校時代とか、思い出すような、いい記録動画。
人生は、くじけそうになるから、励まし合ってやっていきたい。
さて!金曜日!魂とチームワークで乗り切る週末と致しましょう!!!
あ~言っちゃった【達川光男編】
2010.06.18|shiozawa
昨日、ひさびさに野球話、しかもセのファンにはあんまり触れてほしくない話をしてしまいました。
ストイックに優勝を目指すのはもちろん美しいのですが、僕のようにフマジメなファンになると、どうしてもこういう「おもろいおっさん」も好きなわけです。
故意死球なぞ
他球団選手のクセなぞ
関根さんといい、色々ブチ壊したな・・・
————-
もとい。’80~’90初頭の広島カープの要、達川光男さんであります。
少年期が黄金期とかぶるためか、またその球団のスタイルから、30代の野郎どもには広島人でなくとも結構カープファンがいますよね。
そんな彼の魅力(?)満載の動画がこちら
現役編(もしくはリアル狼少年)
解説者編(オリジナルはこちら)
ちょくちょく津田がたとえに出てくるのがもうね・・・
ささやき戦術の是非はともかく(※)、憎めないというか面白い人ですな。
(※)例えばノムさんは結構いろんな人怒らせてる。達川もたまにやらかしたらしい。ちなみにノムさん弟子の古田はささやかない。
何が言っちゃったかって、カープ公式サイトにて
【1980年代の3選手】達川光男(たつかわ・みつお)(54)
▽話術が際立つ守備の要
スピードとパワーでプレーの個性を競うプロの中で、球団史で唯一、そこに話術とパフォーマンスも加えて個性を際立たせた。
打席では投球が手に当たっていなくても死球をアピール。わざわざ手袋を外す芸の細かさと必死さがこっけいで、真剣勝負のグラウンドに笑いを誘った。 「ムードメーカー的存在で頼りになる。広島弁も愛せる」と廿日市市の60歳女性。「達川節」は人気だった。
・・・(コメント不能)
「はやぶさ」「ワールドカップ1勝」など、熱く素晴らしいニュースが続いておりますが、ちょっと息抜きというか、勝負師の別側面を御紹介してみました。
はやぶさの残してくれたもの~勇気一つを友にして~
2010.06.15|iwamura
はやぶさ、帰還致しました。勇気と愛の大冒険であった。
※既出(宇宙開発と幸福論~はやぶさ動画より学ぶ~)だけど、何度見ても涙が出るのでアップ。
だめだ。熱すぎる。やはり泣いてしまう。
そして下記も、ホロリと、良かったんだよな。
※twitpicより
重い画をすみません。
でも、これはずるいけど、泣きそうだったので。
さて。
大気圏突入で消えてなくなったはやぶさ本体ですが、カプセル放射後の3時間をかけ、残るエンジンのパワーを振り絞って、地球方向にカメラを向け、撮影した最後の写真がこちら。
うわもうだめ。こっちは本当に泣いた。
この写真、デスクトップにしてしまいました。はやぶさ。。。
事業仕分けにて、今年度予算の概算請求17億円に対し、充てられたのは3000万。それってさあ、という思いに駆られて書いたのが前出の記事だったのだが、大臣たちも手のひらを返したように「今回の成功を受け、11年度予算は検討したい。」と繰り返す。
これはしかし、大臣たちが「現金なやつら」ではなくて、はやぶさが彼らにそう言わせたのだ。はやぶさが残した、功績なのだ。
さあ、そして11日、このタイミングでJAXAより発表されたニュースがこれ!
宇宙ヨット:イカロスの帆広がる
宇宙航空研究開発機構(JAXA)は11日、燃料なしに太陽の光の圧力を受けて飛行する宇宙ヨット「イカロス」が帆を広げることに成功したと発表した。現在、地球から約800万キロ離れた宇宙を金星に向かって飛行している。宇宙ヨットの航海は地球周辺以外で世界初。
イカロスは5月21日、金星探査機「あかつき」と一緒にH2Aロケットで打ち上げられた。帆は14メートル四方で、髪の毛の太さの10分の1という極薄の樹脂製。1円玉の5分の1の重さに当たる光の圧力を受けて進む。
※毎日jpより抜粋(部分略)
ロウでかためた 鳥の羽根
みるみるとけて 舞い散った
翼うばわれ イカロスは
墜ちて生命を 失った
だけどぼくらは イカロスの
鉄の勇気を うけついで
明日へ向かい 飛びたった
ぼくらは強く 生きて行く
勇気一つを 友にして
「いいね、くだらないの。がんばってね。」by TAKESHI KITANO~ドロドロのカルマの中で~
2010.06.11|iwamura
「アウトレイジ」公開前のオオモノ監督に「コケる芸を習う!」とするサイトが大爆発していたので、ご紹介。
「大物監督にインタビューすることになってさ、壇上に上がるときのズッコケる芸を教えてもらおうと思うんだけど…」デイリーポータルZWebマスター・林さんからそんな話を聞いた。
…ズッコケる芸って、監督に話通ってんですか?
「宣伝の人によると、気が乗ればやってくれるかもしれない、って社長が言ってたって。」
通ってない!やばい、死ぬかもしれない。
(大北 栄人)
※デイリーポータルZさんより
世界のKITANOにズッコケ芸を!!!
「これはすごい」!!!
上記サイト、基本的には、映画宣伝を十二分におもんぱかったサイト作成になってはおるのだが、彼の「くだらなさ」をきちんとフィーチャーしている点が、「ビートたけし」を深く理解しているな、というつくりだったので、なんだかフツーに感動してしまったのでした。
「暴力映画なんて屁みたいなもんだよ」
―ヤクザ映画ってカッコイイ!と思ってしまったんですが、同時に、あ、不謹慎かも、と思ってもしまうんです。今そんなヤクザ映画離れした世代にバイオレンスをぶつける不安はありましたか?
まあ「今度の暴力映画で社会に対する影響は?悪影響があると考えませんか?」って海外でもよく聞かれるんだけどね。
よく答えるのは「逆に言うと、愛と感動の映画が社会に対してどれだけいいことしたんだ」って。暴力映画よりも圧倒的に数が多いのに、相変わらずベトナム以来、アフガンもなにもイラクもなにも、あんなめちゃくちゃなことが起きてんのに、映画の影響がどこにあるんだよ、って。
だから暴力映画なんて屁みたいなもんだよ、って言ったらみんな納得してたみたいだけど。映画にそれほど期待してちゃいかんよ、って。
これは、映画を愛し、映画をを創ったことのある人の、発言だな。
「映画は、映画だろ。」
一般人が言ったら刺される。
。。。小生も大好きなのです。北野監督。
小学生時代(中学生だったかな?)一番最初に、この人のコワさというか、力強さと言うか、人間臭いカルマみたいなものを感じたのは、「その男凶暴につき」「ソナチネ」だった。
そして、それらバイオレンス映画は、「キッズリターン」という形へと昇華し、系譜的には、「Brother」というパワーアップ形体となり、今回の「アウトレイジ」へと受け継がれたわけで。
やっぱり好きなんですよね。
ゲロしたり、泣いたり、汗かいたり、血が流れたり。
それって、みんなやってることだし、人類の避けえない歴史の痛みだと思うから。
そういうカルマを、隠さず全面に押し出す、彼の侠気が、好きなんだなあ。
上記サイトインタビューにても、「動画エンドの黒塗りのクルマがカッコイイ」等コメントが見られるが、だが、それでも「バイオレンス映画なんて屁みたいなもん」と言い切る北野監督、インタビューでは、しっかりズッコケ芸も披露&正調コマネチのやりかたも指導。
このヒトのふり幅のデカさが、そのまま人類共通のふり幅であって、世界基準の共感に繋がっているのだと思う。
「いいね、くだらないの。がんばってね。」
インタビュー最後の、彼の言葉が、深すぎますね。
やるしかねんだよな。
いい悪いじゃない。人にくだらないって言われたっていい。信じたこと、がんばるしか、ねんだよな。泣いても血反吐はいても、どんなに汚くったっていい。ドロドロのカルマの中で、それでもしかし、おれたちは、生きてくしか、ねんだよな。
南アフリカ共和国におけるワールドカップ開催について。
2010.06.10|iwamura
さて、南アでのワールドカップ開催について、やれ治安がどうだとか、各種タブロイド誌が書き連ねているのを目にするが、まあハッキリ言って、残念である。
世界が一つになるイベントを前にし、水を差すようなことを言いすぎてはイカン(インフォメーションの域を超えたネタ報道にするなとだけ言っておく)。
さて、南アワールドカップと言えば、もちろん明日11日開始の大イベントであるが、当ブログにおいては、1995年に開催された南アワールドカップにも注目したい。
ラグビーのワールドカップです。優勝国は、開催国、南アでした。
30代の小生は、中学時代の歴史、地理において、「アパルトヘイト」という言葉を習いました。
南アにおけるネイティヴは、ビーチでもバスでも、至るところで隔離されていた時代がリアルにありました。
1989年ごろのダーバン市内の海岸で掲示された非白人立ち入り禁止の看板。英語、アフリカーンス語、ズールー語で併記
撮影・提供:John Mullen
中学生時代の小生は衝撃を受けるとともに、当時貿易を積極的に行っていた日本国民が「名誉白人」という不名誉な栄誉を与えられていることに関しても、フクザツに気持ちが悪く、申し訳がなかった。
しかし、1994年、民主活動指導者だった、「ネルソン・マンデラ」氏が、30年の牢獄生活から抜け出し、選挙にてネイティヴ初の大統領に選出されました。
当時は丁度ワールドカップ前年。南アはもともとラグビーは強かったのですが、白人たち主導による「スプリングボクス」というチームがあったんですね。アパルトヘイト時代の国旗そのままのユニフォームデザイン。
もちろん、ネイティヴは猛反対。「スプリングボクスなんか撤廃だ!」「人種差別の象徴を残すな!」
当然の論理。
でも、マンデラ大統領、チームの存続を決定します。ユニフォームも代えない。
「白人の愛するものを奪ってはならない。彼らはもはや敵ではない。仲間である。彼らを許し、今は、国を一つにする時なのだ。国を一つにする為には、奇跡(優勝)が必要だ。」
彼の掲げたスローガン。
「ONE TEAM ONE COUNTRY」
そして、奇跡は起こります。
上記「インビクタス~負けざる者たち~」監督はクリント・イーストウッド。主演はモーガン・フリーマン(ネルソン・マンデラ大統領)。ミリオンダラー・ベイビーの黄金コンビ、戻ってきました!
昨今のイーストウッドさんは、硫黄島といい、グラン・トリノといい、いい映画をつくるなあ。
インビクタス、見逃した諸氏へ朗報、7月11日DVD発売です。
「国家」「努力」「友情」「スポーツ」「勝利」「ドキュメンタリー」
人類にとってロマンチックな要素が満載の映画です。涙が、止まらなかった。
サッカーワールドカップに合わせ、南アフリカ共和国に思いを馳せてみるのもよいでしょう。
そして、今いろいろドタバタしている「俺たちの国家」も、今回のワールドカップで、一つになれたらいいな、と思っています。